顔のスキンケアは気にしていても、体は同じボディソープで全身をまとめて洗っている。それで問題が出ないうちはいいのですが、乾燥や痒みが出てきたら見直す場所になります。
体は場所によって皮脂の量がまったく違います。1本で全身を同じように洗うのが合わなくなる理由はここにあります。
この記事でわかること
- 体の部位ごとの皮脂の差
- 洗浄剤の型と選び方
- 洗う場所を絞るという考え方
- 医薬部外品という選択肢
部位で皮脂の量が違う
| 部位 | 皮脂腺 | 洗い方 |
| 胸・背中の上 | 多い | 泡でしっかり |
| 脇 | 多い。汗腺も多い | 泡で。においの元 |
| 腕の内側・すね | 少ない | 湯で流す程度でよい |
| 足の指の間 | 蒸れる | 泡を通す |
すねや腕の外側は皮脂腺がほとんどありません。ここを毎日洗浄料で洗う必要は薄い。冬に痒くなるのはたいていこの場所です。
逆に胸や背中の上は顔のTゾーンに近いくらい皮脂腺が多い。同じ扱いにするのは無理があるということです。
洗浄剤の型
ボディソープもシャンプーと同じで、2番目に来ている成分が主たる洗浄剤です。1番目はほぼ水になります。
| 型 | 表示名の例 | 洗浄力 |
| 石けん系 | ラウリン酸Na、ミリスチン酸Kなど | 強め。弱アルカリ |
| 硫酸系 | ラウレス硫酸Na | 強い |
| アミノ酸系 | ココイルグルタミン酸Naなど | 穏やか。弱酸性 |
| ベタイン系 | コカミドプロピルベタイン | 穏やか |
石けん系はさっぱりしますが弱アルカリなので肌が弱酸性に戻る力が要ります。若いうちは問題なくても年齢とともに合わなくなることがある。
つっぱるかどうかで判断する
洗って10分後にすねや腕がつっぱるなら洗浄力が強すぎます。型を変えるか、洗う場所を絞る。
逆に夕方に体が脂っぽい、においが気になる。この場合は洗えていないか洗浄力が足りない可能性があります。
季節でも変わります。夏に合うものは冬には強すぎることが多い。1本を一年使う必要はありません。
洗う場所を絞る
全身を毎日洗浄料で洗う必要はありません。脇、足、陰部、汗をかいた場所だけ洗って残りは湯で流す。
これだけで痒みが減ることがあります。費用もかかりませんし、時間も短くなります。
汗をかいた日や運動した日は全身を洗う。日によって変えるという柔らかさがあると外しません。
医薬部外品のボディソープ
ボディソープにも医薬部外品があります。殺菌成分でにおいに働きかけるものと、肌荒れ防止の方向のものがある。
手元で調べた範囲では、キュレルのボディウォッシュはグリチルリチン酸ジカリウムを有効成分に持つ医薬部外品でした。荒れを防ぐ方向の設計です。
においが目的なら殺菌成分、乾燥や荒れが目的なら肌荒れ防止の有効成分。何を防ぎたいかで見る名前が変わります。
保湿成分入りをどう見るか
「保湿成分配合」のボディソープは洗い流すものなので、塗る製品ほどの効果は期待しにくい。
ただ、洗浄剤の刺激を和らげる方向には働きます。洗い上がりのつっぱり感が減るという実感につながることはあります。
それでも、風呂上がりに保湿剤を塗るほうが確実です。洗うものに保湿を期待しすぎないほうがいい。
泡で出るタイプ
ポンプから泡で出るタイプは泡立てる手間が要りません。泡が細かいので擦らずに洗いやすい。
ただし1回あたりの量が多くなりがちです。減りが早いと感じるなら押す回数を減らす。
液状のものを泡立てネットで泡にするほうが経済的ではあります。手間との兼ね合いになります。
香りをどう考えるか
ボディソープの香りは洗い流したあとにはほとんど残りません。香りを残したいなら別の手段が要ります。
香水や柔軟剤とぶつかることもあります。無香料を選ぶとそこを気にせずに済む。
浴室で香るのを楽しむという使い方もあります。それはそれで価値なので好みで選んで構いません。
固形石けんという選択
固形石けんは成分が単純で余計なものが少ないことが多い。価格も安い。
ただし弱アルカリなので乾燥肌には向かないことがあります。洗い上がりのつっぱりで判断する。
置き場所で溶けてしまうので水気を切れる場所に置く。使い方の手間は液体より少しかかります。
家族と共用するか
肌の状態は人によって違うので、合う洗浄力も違います。1本を共用していると誰かには強すぎることがある。
乾燥や痒みが出ている人がいるならその人だけ別のものにする。浴室に2本置くだけで解決することがあります。
子どもや高齢の家族がいる場合は特にそうです。皮脂の量が大人の男性とはかなり違います。
やらないほうがいいこと
| やりがちなこと | なぜ良くないか |
| ナイロンタオルで強く擦る | 角質が厚くなる。黒ずみの原因 |
| 1日に何度も洗う | 皮脂が落ちすぎる |
| 熱い湯で流す | 乾燥が進む |
| 全身を毎日洗浄料で | 乾く場所まで落とす |
1つ目は日本で特に多い習慣です。擦る必要はありません。泡を当てて流すだけで菌も汚れも十分に落ちます。
痒みや黒ずみが出ているならまずここを疑う。道具を変えるだけで変わることがあります。
先に知っておきたい短所
この記事の結論は「部位で分けて、洗いすぎない」というものです。特定の製品を勧めていません。
ただ、痒みや乾燥が出ている人の多くは洗いすぎが原因です。製品を替える前に洗う場所と回数を見直すほうが費用もかからず効きます。
それで足りなければ型を変える。この順番なら無駄が出ません。
つっぱる場所から見直す
体は場所によって皮脂の量が違います。すねや腕の外側は毎日洗浄料で洗う必要が薄い。
洗って10分後につっぱるなら洗浄力か、洗う範囲を見直す。洗浄剤の型はメンズ美容の基本ガイドにもまとめています。
※本記事はプロモーションを含みます

コメント