手は1日で何十回も洗われている|荒れる前に戻す考え方

手は、体の中で最も洗われる回数が多い場所です。食事の前、トイレのあと、外から帰ったとき、作業の合間。1日に何十回も洗浄剤にさらされている部位はほかにありません。

しかも他人に見られる回数も多い。名刺を出す、資料を渡す、グラスを持つ。荒れているとそれだけで印象に影響します。

この記事でわかること

  • 手が荒れる仕組み
  • 塗るタイミングが結果を決めること
  • 爪と甘皮の扱い
  • 荒れが進んだときの判断
目次

洗うたびに皮脂が落ちる

手を洗うと、汚れと一緒に皮脂も落ちます。皮脂は水分の蒸発を防ぐ膜なので、落ちるたびに乾きやすい状態になる。1日に何十回もそれが起きています。

さらに手を拭くときの摩擦、消毒用アルコールの蒸発、冬の冷たい空気。条件が重なる場所なので、顔より荒れやすいのは当然と言えます。

塗るタイミングで結果が変わる

ハンドクリームを1日1回、寝る前だけ塗っている人が多いのですが、それでは日中の何十回に追いついていません

効くのは洗ったあとすぐです。皮脂が落ちた直後に補うのが最も理にかなっている。全部の回で塗るのは無理でも、半分の回で塗れれば結果は変わります。

続かない原因は置き場所

置く場所効き方
洗面所洗ったあとすぐ塗れる
職場の机日中の回数を稼げる
鞄の中外出先で使える
寝室寝る前の1回だけ

1本を持ち歩くより安いものを3本置くほうが実行できる回数は増えます。取りに行く手間が続かない最大の原因です。

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ベタつきが嫌なら剤形を選ぶ

男性がハンドクリームを敬遠する理由の大半はベタつきです。ただ、剤形によって使用感はかなり違います

剤形性格
こってりしたクリーム保湿力は高い。寝る前向き
乳液状・ミルクすぐ乾く。日中向き
ジェルさらっとする。持続は短め
スプレー手を汚さない。量の調整が難しい

日中用と就寝前用で2種類を使い分けるのが現実的な解になります。日中はすぐ乾くもの、寝る前は重いもの。

医薬部外品という選択肢

ハンドクリームには医薬部外品のものがあります。荒れを防ぐ有効成分が入っているという意味です。

手元で調べた範囲では、アラントインとビタミンE誘導体の2つを有効成分として持つ製品もありました。荒れ防止と血行の両方を狙った設計です。荒れが慢性化しているならこの枠から選ぶ価値があります。

爪の周りが割れる

ささくれは、爪の周りの皮膚が乾いて裂けたものです。そこが乾いている合図なので、ハンドクリームを塗るときに指先まで伸ばすと減ります。

引きちぎるのは避けたい。深く裂けて出血したり、そこから炎症になったりします。爪切りやハサミで根元から切るのが安全な処理です。

甘皮は押し戻さない

爪の根元にある甘皮は爪の生え際を守る蓋です。見た目を整えるために押し戻したり切ったりするとそこから菌が入りやすくなります。

やるとしても風呂上がりの柔らかいときに軽く整える程度。清潔にしておくことのほうが形を整えるより優先されます。

爪の長さと形

爪は短すぎても長すぎても問題が起きます。深爪は皮膚を巻き込みやすく、長いと汚れが溜まる。

指先の肉と同じくらいの長さで、角を落としすぎない形が巻き爪を防ぐとされます。両端を短く切り込むと肉に食い込みやすくなります。

水仕事と手袋

洗い物や掃除で長時間水と洗剤に触れるなら、手袋を使うのがいちばん確実です。塗るより防ぐほうが効きます。

ゴム手袋が合わない場合は中に薄い綿の手袋をする。蒸れによる荒れも防げます。手間はかかりますが荒れてから治すより早い。

荒れが進んだとき

ひび割れて出血する、痒みが強い、水ぶくれができる。こうなると化粧品の範囲を超えています

手湿疹として治療の対象になることがあり、保険が効きます。市販のハンドクリームを何本も試すより早く答えが出ることが多い。

物足りないところ

この記事の中身は「洗ったあとに塗る」だけです。特別な方法はありません

ただ、実行できている人は少ない。置き場所を変えるだけで回数は数倍になります。製品を替えるより回数を増やすほうが効くというのがこの部位の特徴です。

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季節での変化

冬は空気が乾いているうえ、お湯で洗う回数も増えます。荒れやすい条件が重なるので、塗る回数を意識して増やす時期になります。

夏は汗をかくので乾燥しにくいように思えますが、手を洗う回数は変わりません。ベタつきが気になるなら軽い剤形に切り替えて回数は維持するほうがいい。

消毒用アルコールとの付き合い

アルコールは蒸発するときに肌の水分も一緒に持っていきます。使う回数が多い人ほど荒れやすい条件が重なります。

だからといって使わないという選択は難しい場面もあります。使ったあとに保湿を足すという組み合わせで対処するほうが現実的でしょう。保湿成分入りの消毒剤もあります。

見られている場所という前提

手は、書類を渡す、グラスを持つ、画面を指す、といった場面で相手の視線に入ります

顔ほど意識されない場所ですが、荒れていれば分かる。爪が伸びていれば分かる。短時間で整えられるわりに印象に効く部位だと思います。

洗った直後に塗る

手は1日に何十回も皮脂を落とされています。寝る前の1回では追いつきません

洗面所と机と鞄に置いて、洗ったあとに塗る回数を増やす。それだけで結果が変わります。保湿の考え方は基本ガイドにまとめています。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

「かっこよくなりたい」を、ファッション・香水・美容・ガジェット・インテリア・仕事・健康まで丸ごと。大事にしているのは、実際に自分で買って使った"本音レビュー"——良い点も悪い点も包み隠さずお伝えします。テーマは「人生を豊かに生き抜く」。MEN'S EDIT を運営、YouTubeでも動画で発信中です。

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