定価の半額以下で買えるのは魅力ですが、現物を見られないぶん、外したときの逃げ道がありません。返品もできないことが多い。だから買う前に確認する項目が決まっています。
通販との決定的な違い
| 通販 | フリマ | |
|---|---|---|
| 返品 | 条件つきで可 | 原則不可 |
| 商品の状態 | 新品 | 個体差がある |
| サイズ表記 | 統一されている | 出品者の測り方次第 |
| 写真 | プロが撮影 | 出品者が撮影 |
| 保証 | メーカー保証 | なし |
最大の違いは、返品ができないことです。「思っていたものと違う」は返品の理由になりません。
だから確認は買う前に全部済ませる必要があります。後から取り返せない。
この前提を理解していないと、失敗が続きます。
出品者を先に見る
商品より先に、誰が売っているかを見ます。
出品者で見るところ
- 評価の数と内容(悪い評価の理由)
- 他に何を出品しているか
- 説明文の丁寧さ
- 写真の枚数と質
- 最終ログインの日時
評価の数が少ない人が危険というわけではありません。内容を読んで、対応が丁寧かを見る。
悪い評価の理由が「状態の説明と違った」なら要注意です。「発送が遅い」は許容できる範囲かもしれません。
最終ログインが1か月前なら、発送されない可能性がある。直近で動いている人を選んでください。
写真から読み取る
写真の枚数と内容が、そのまま信頼度になります。
| 写真の状態 | 読み取れること |
|---|---|
| 1〜2枚のみ | 隠したい部分がある可能性 |
| 全体と細部がある | 誠実に出品している |
| タグが写っている | 本物である可能性が高い |
| 暗い・ぼやけている | 状態が分からない |
| 公式サイトの画像のみ | 現物の状態が不明 |
公式の商品画像だけを使っている出品は避けてください。現物がどうなっているか分かりません。
襟、袖口、脇、裾。傷みが出やすい場所の写真があるかを見る。
無ければ、質問して追加してもらう。断られたら、そこで判断がつきます。
質問しておくこと
遠慮せずに聞いてください。答えないなら買わないほうがいい。
聞いておく5つ
- 実寸(肩幅・身幅・着丈・袖丈)
- 着用回数と購入時期
- 目立たない傷や汚れの有無
- 喫煙者・ペットの有無
- 保管の状態
実寸が書かれていない出品は多い。測ってもらえば、サイズの失敗は防げます。
匂いは写真に写りません。喫煙環境で保管されていたものは、洗っても落ちにくい。
「自宅保管品」と書かれている場合、何が入っているかは分かりません。気になるなら聞く。
質問への返答が早く具体的なら、その出品者は信頼できます。
買う場所が決まったなら、あとは選ぶだけです。
偽物を避ける
高額なブランドほど、模造品が出回ります。
| 兆候 | 考えられること |
|---|---|
| 相場より極端に安い | 模造品の可能性 |
| タグの写真がない | 確認させたくない |
| 説明が曖昧 | 本人も分かっていない |
| 新品未使用が大量 | 転売または模造品 |
| 購入店が答えられない | 出所が不明 |
相場の3割を切る価格は、理由を確認してください。納得できる説明がなければ避ける。
アプリによっては鑑定を挟む仕組みがあります。高額品なら、それを使う出品を選ぶ。
購入店とレシートの有無を聞くのも有効です。答えられない場合は慎重になったほうがいい。
買っていい品目・避ける品目
| 品目 | 向くか | 理由 |
|---|---|---|
| アウター・コート | 向く | 状態が分かりやすい |
| ニット | 条件つき | 毛玉と伸びを確認 |
| デニム | 向く | 経年変化が味になる |
| 革小物 | 向く | 状態が写真で分かる |
| 白いシャツ | 避ける | 黄ばみが写真に写らない |
| 靴 | 条件つき | 中の状態が分からない |
| 下着・靴下 | 避ける | 衛生上 |
白物は、写真では黄ばみが分かりません。特に襟と脇は、光の加減で隠れます。
靴は中敷きの状態を必ず聞いてください。外側がきれいでも、中がへたっていることがある。
届いたら一度洗うか、消臭してから着る。これは品目に関わらずやっておくと安心です。
価格の判断
安く見えても、実際に得かは計算が要ります。
比べるもの
- 同じ商品の売れた価格(相場)
- 新品の現在価格
- アウトレットにあるか
- 送料が含まれるか
- クリーニング代がかかるか
クリーニングに2,000円かかるなら、その分を上乗せして考える必要があります。
新品が値下がりしていて、中古とあまり変わらないこともある。その場合は新品を選ぶほうが確実です。
定価の半額以下で、状態が良く、新品では手に入らないもの。ここが最も価値のある領域です。
届いてからやること
受け取り評価をする前に確認します。
評価前にやること
- 写真と実物を照合する
- 実寸を測る
- 傷や汚れを全体的に確認
- 匂いを確認
- 問題があれば評価前に連絡する
受け取り評価をすると、取引が完了してそのあとの申し出が難しくなります。
説明と明らかに違う場合は、評価前に写真を添えて連絡してください。
アプリの補償の対象になることがあります。ただし期限があるので、届いた日に確認する。
値下げ交渉の考え方
交渉が前提の文化がありますが、やり方があります。
受け入れられやすい交渉
- 具体的な金額を提示する
- 1割程度に留める
- 即決できる姿勢を示す
- 丁寧な言葉で聞く
「お値下げ可能ですか」だけだと、出品者は答えにくい。金額を出すほうが早い。
3割引きを求めると、断られるうえに印象も悪くなります。
出品直後は下げにくく、1か月動いていないものは下げやすい。出品日を見てから交渉すると成功率が上がります。
安さだけで判断しない
半額で買っても、着なければ全額が無駄です。
現物を見られないので、「思っていたのと違う」が起きる確率は通販より高い。
だから、既に持っていて良さが分かっているものの買い足しや色違いが最も安全です。
初めての種類やブランドを試すには向きません。外したときに逃げ道がないからです。
それから、安いものを何点も買うより1点を確実に選ぶほうが結果的に満足度が高い。
送料と手数料は点数ぶんかかります。3点別々に買うと、送料だけで2,000円を超えることもある。
同じ出品者から複数買えるなら、まとめてもらう。そこで数百円の差が出ます。
あわせて読みたい
- 売る側に回るならフリマアプリで服を売るもどうぞ。
届いたものが違ったときは、返品と交換の記事もあわせてどうぞ。
おわりに
返品ができません。確認は買う前に全部済ませてください。
商品より先に出品者を見る。評価の内容と写真の枚数が判断材料です。
実寸・着用回数・傷・保管環境の4つは必ず質問してください。
白物と靴は状態が写真に写りません。品目で向き不向きがあります。
あわせて型落ちと旧モデルを狙う買い方、どこまで古いと困るかもどうぞ。
※本記事はプロモーションを含みます









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