寒い時期の雨は、濡れることそのものより体温を奪われるのが問題です。夏と同じ装備でいると、風邪をひく側に転びます。傘と上着の両方を見直すと、この時期の外出がかなり楽になります。
寒い時期の雨で起きること
夏の雨はすぐ乾きますが、冬は違います。
| 季節 | 濡れたあと | 主なリスク |
|---|---|---|
| 夏 | すぐ乾く | 不快感 |
| 秋 | なかなか乾かない | 体が冷える |
| 冬 | ほとんど乾かない | 体温を奪われる |
| 雪の日 | 溶けて浸みる | 足元から冷える |
冬は気温が低いぶん、濡れた衣類が乾きません。そのまま着ていると、体温を奪われ続けます。
だから優先すべきは「濡れないこと」ではなく「濡れても冷えないこと」です。
傘は大きさより風への強さ
冬は風が強い日が多いので、夏用の軽い傘だと使い物になりません。
| 構造 | 風への強さ | 重さ |
|---|---|---|
| 骨が6本 | 弱い | 軽い |
| 骨が8本 | 標準 | 中くらい |
| 骨が16本以上 | 強い | 重い |
| 裏返っても戻る構造 | 強い | 中くらい |
冬に使うなら8本以上がいい。6本のものは強風で骨が曲がります。
折りたたみを使うなら、裏返っても壊れない構造のものを選んでください。冬の突風では避けようがありません。
上着に求めるものが変わる
夏用の雨具は通気を優先していますが、冬は保温との両立が必要です。
冬の雨具に要るもの
- 水を通さないこと
- 内側が蒸れにくいこと
- 上に着られるか、中に着込めるゆとり
- フードがあること。傘が使えない日がある
3つ目が実用上重要です。厚着の上から着られないと、結局着ないまま持ち歩くことになります。
フードは軽視されがちですが、風が強い日は傘が使えません。
足元が一番効く
上半身が濡れなくても、靴が濡れると一日中冷えます。
| 対策 | 効き方 | 手軽さ |
|---|---|---|
| 防水の靴を履く | 確実 | 買い足しが要る |
| 防水スプレー | 中くらい | 手軽。効果は数日 |
| 靴に被せるカバー | 確実 | 持ち運びが要る |
| 替えの靴下を持つ | 応急 | 誰でもできる |
一番下は費用ゼロで効きます。濡れた靴下のまま過ごすのが一番冷えるので、職場で替えるだけで違います。
防水スプレーは効果が続かないので、雨の予報が出たら前日にかけておくくらいでちょうどいい。
備えておくもの
雨の日に慌てて買うと、選ぶ余裕がありません。先に用意しておくほうが結果的に安く済みます。
傘は職場に1本置いておくと、急な雨で買い足す必要がなくなります。
ビニール傘を買い続けるより、しっかりしたものを1本持つほうが結局安いです。
荷物を濡らさない工夫
自分が濡れなくても、カバンの中が濡れると被害は大きい。
持ち物を守る方法
- カバンの中に袋を1枚入れておく
- 電子機器は袋に入れる
- 書類は上ではなく中央に入れる
- 撥水のカバンでも底面は濡れる
4つ目が盲点です。撥水加工があっても、地面に置いた瞬間に底から浸みます。
床が濡れている場所ではカバンを床に置かないだけで防げます。
雪が降る地域での違い
雨と雪では対策が変わります。同じ装備では対応できません。
| 条件 | 傘 | 靴 | 上着 |
|---|---|---|---|
| 雨 | 有効 | 防水 | 撥水で足りる |
| みぞれ | 効きにくい | 防水必須 | フードが要る |
| 雪 | ほぼ無効 | 滑らない靴 | 防水と保温 |
| 凍結路 | 無関係 | 滑り止め必須 | — |
雪の日は傘より上着です。肩に積もるので、フードで防ぐほうが確実。
凍結した路面では、濡れないことより転ばないことが優先になります。
それでも困る場面
まず、雪の日は傘では対応できません。肩や足元から濡れるので、フードのある上着が要ります。
次に、風の強い日は傘が使えない。無理に差すと壊れるうえ、危険でもあります。その日は雨具に切り替えたほうがいい。
それと、通勤で自転車に乗る人は傘を差しての運転が禁止されている地域があります。雨具を用意しておくほうが確実です。
最後に、濡れた装備をどこに置くかも考えておいてください。職場に干す場所がないと、濡れたまま持ち歩くことになって結局冷えます。
それと、濡れた傘をカバンに入れないでください。中身が濡れるうえ、カバン自体も傷みます。傘袋を1枚持っておくと解決します。
最後に、寒い時期の雨は体力を奪います。濡れたまま過ごした日は、そのあと体調を崩しやすい。帰宅したらすぐ着替えて、温かいものを飲むところまでが対策です。それと、傘は消耗品です。骨が1本でも折れたものは風で一気に壊れます。危ないので、そうなったら買い替えてください。安い傘を何本も買い替えるより、しっかりしたものを1本長く使うほうが結局安く済みます。置き傘と持ち歩き用で使い分けるのが現実的です。職場に1本置いておくと、急な雨で買い足す必要がなくなります。折りたたみはカバンに入れっぱなしにしておくと確実です。重さが気になるなら、軽さより耐風性を優先してください。
あわせて読みたい
- 濡れた靴を乾かすなら靴乾燥機の記事もどうぞ。
- 足元から見直すなら冬の靴の記事もどうぞ。
まとめ
冬は濡れないことより濡れても冷えないことを優先してください。
傘は骨が8本以上。6本は冬の風で曲がります。
替えの靴下を持つだけで冷えがかなり減ります。費用ゼロで効きます。
※本記事はプロモーションを含みます









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