歯周病が気になり始めたとき、歯磨き粉は何を基準に選べばいいのでしょう。僕がまず候補に挙げるのは、クリーンデンタル トータルケアです。歯周病の予防に加えて、むし歯や口臭のケアまで1本で狙えるのが理由です。残りの4本も、炎症を抑える、成分を歯ぐきに届けるなど、歯ぐきへのはたらき方に違いがあります。
この記事でわかることは、次のとおりです。
- 歯周病ケアの歯磨き粉5本の、歯ぐきへのはたらき方の違い
- しみる歯やひきしめ感など、ほかの悩みとあわせた選び方
- 6歳未満の子どもと共有するときに気をつけたい3本
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
5本の違いは歯ぐきへのはたらき方
同じ「歯周病ケア」の歯磨き粉でも、歯ぐきに何をするかは商品ごとに違います。炎症を抑えるもの、殺菌とビタミンで歯ぐきを内側から強くするもの、生薬由来成分を歯ぐきに届けるものと、中身はさまざまです。5本を表にすると、違いがひと目でわかります。
| 商品 | 歯ぐきへのはたらき | ほかの特徴 |
|---|---|---|
| クリーンデンタル トータルケア | 歯槽膿漏(歯周炎)と歯肉炎の予防 | むし歯予防・口臭の防止・歯石の沈着を防ぐ |
| システマ ハグキプラス プレミアム | 歯ぐき組織の修復と糖化による炎症を抑える | 8つの機能をひとつに・高濃度フッ素1450ppm |
| 薬用シュミテクト 歯周病ケア | グリチルリチン酸モノアンモニウムが炎症を抑える | 歯がしみるのを防ぐ・高濃度フッ素1450ppm |
| ガム歯周プロケア ペースト | 歯周病菌の殺菌とビタミンEn&B6の浸透 | 高濃度フッ素1450ppm |
| ひきしめ生葉 | 生薬由来成分が歯ぐきに届き歯槽膿漏を防ぐ | 7種類の天然植物由来成分・高濃度フッ素1450ppm |
もう1つ、効能の言葉にも触れておきます。商品によって「歯槽膿漏」「歯肉炎」「歯周病」と書き方はばらばらです。クリーンデンタルは歯槽膿漏に(歯周炎)と言い添えていて、効能には歯肉炎の予防も並びます。シュミテクトの説明では、歯周病は歯肉炎と歯周炎の総称です。生葉の説明は歯槽膿漏、システマとガムの説明は歯周病という言葉を使っています。
下の枠は、5本の効能の違いを気になることごとに並べ直したものです。しみる歯のケアはシュミテクト、口臭の防止はクリーンデンタルと、歯ぐきのほかに何が入っているかで選ぶ1本が分かれます。
気になることから選ぶ
- 歯周病もむし歯も口臭もまとめてケアしたい → クリーンデンタル トータルケア
- 炎症を抑えつつ、いろいろな機能を1本に集めたいならシステマ ハグキプラス プレミアム
- 歯がしみるのもつらい人は薬用シュミテクト 歯周病ケア
- 殺菌とビタミンの両方で歯ぐきを強くしたい → ガム歯周プロケア ペースト
- ひきしめ実感のある和漢ハーブの香味が好み → ひきしめ生葉
むし歯や口臭までまとめてケアできる1本

クリーンデンタル トータルケア
第一三共ヘルスケアのクリーンデンタル トータルケアは、歯周病予防からむし歯予防まで、歯と歯ぐきをトータルにケアする薬用の歯磨き粉です。毎日の歯みがきで、歯と歯ぐきをまとめてケアしたい人に向けて作られています。
歯ぐきについての効能は、歯槽膿漏(歯周炎)と歯肉炎の予防です。そのうえで、むし歯の発生と進行の予防、口臭の防止、歯石の形成と沈着を防ぐはたらきまでカバーしています。歯石については、できるのを防ぐことと、歯に沈着するのを防ぐことの両方が書かれています。口の中を浄化して爽快にするはたらきも、効能の一つです。歯を白くする、タバコのヤニを落とすといった項目もあり、歯の見た目にかかわる効能まで入っています。
薬用歯磨きとしての販売名は「DS薬用歯磨きLb」です。
容量は50g・100g・150gがあり、ここで紹介しているのは100gです。香りはペパーミントタイプ。価格は1,080〜1,389円の幅で売られています。
歯周病予防とむし歯予防を別々の歯磨き粉に分けず、1本で済ませたい人に合います。
歯ぐきの炎症を抑える2本
歯ぐきの炎症を抑えると、はっきりうたっているのがシステマとシュミテクトです。炎症を抑える点は同じでも、一緒にケアできることが違います。システマは歯ぐき組織の修復まで、シュミテクトはしみる歯のケアまで見ているのが分かれ目です。
システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ
ライオンのシステマ ハグキプラス プレミアム ハミガキは、「8つの機能全部をひとつに」した薬用ハミガキです。中でも力を入れているのが、歯ぐき組織を修復し、糖化による炎症を抑えて歯周病を防ぐはたらき。炎症を抑えるだけでなく、組織の修復までうたっているのがシステマの説明の特徴です。
高濃度フッ素1450ppm配合で、中身はキラキラとしたパール色のペーストです。歯みがきのたびに目に入るものなので、見た目で気分を上げたい人に向いています。
香味は、ここで紹介しているフレッシュクリスタルミントのほかに、エレガントフルーティミントとロイヤルハーブミントがあり、好みで選べます。95gで728〜928円です。
歯ぐきのケアを軸にしながら、1本でいろいろな機能をまとめて取りたい人は、このシステマが合います。
薬用シュミテクト 歯周病ケア
ヘイリオンジャパンの薬用シュミテクト 歯周病ケアは、効能の見出しに「歯がシミるのを防ぐ」と「歯周病の予防」を並べた歯磨き粉です。
知覚過敏で歯がしみるのを防ぎながら、歯周病を予防する処方です。ここでいう歯周病は、歯肉炎と歯周炎の総称。歯ぐきの炎症を抑える成分として、グリチルリチン酸モノアンモニウムが入っていて、歯ぐきを健康に保つことが期待できます。
さらにムシ歯予防もうたっていて、高濃度フッ素1450ppm配合です。しみる歯のケアと歯周病のケアを、1本でまとめて済ませられます。
フレーバーは、さわやかでマイルドなダブルミントです。容量は95gで、価格は647〜726円。システマと迷ったら、しみる歯のケアが要るかどうかで決めると選びやすくなります。
知覚過敏で歯がしみるのを防ぐはたらきに、歯ぐきの炎症を抑える成分が加わった1本。歯のしみと歯ぐきの両方をケアしたい人は、まずここから候補にしてください。
成分を歯ぐきに届ける2本
歯ぐきそのものに成分を届けることをうたっているのが、ガムと生葉です。ガムはビタミン、生葉は生薬由来成分と、届けるものが違います。

ガム歯周プロケア ペースト
サンスターのガム歯周プロケア ペーストが目指すのは、ハグキを「内側から強く」して歯周病を予防することです。
そのために、2つのはたらきを組み合わせています。1つめは歯周病菌の殺菌。2つめは、ビタミンEn&B6がハグキの細胞に浸透すること。菌を減らすだけで終わらせず、歯ぐきの側にも手を入れるダブルのはたらきが、この1本の持ち味です。炎症を抑えることを軸にしたシステマやシュミテクトとは、ここがはっきり違います。
高濃度フッ素1450ppm配合のペーストで、容量は90g、価格は650〜823円です。
殺菌とビタミンの両方から歯周病を予防したい人に。歯ぐきを内側から強くするという考え方に納得できるなら、選んで損のない1本です。
ひきしめ生葉
小林製薬のひきしめ生葉は、正式には「生葉(しょうよう)ひきしめ実感タイプ」という名前の歯磨き粉です。「歯ぐきがキューッ」という言葉を添えているとおり、ひきしめ実感を大切にしています。
中身は7種類の天然植物由来成分配合。生薬由来成分が歯ぐきに届き、歯槽膿漏を防ぐことをねらっています。フッ素は高濃度の1450ppm配合です。味と香りは和漢ハーブの系統で、ミントの歯磨き粉とは違う方向から選べる1本です。
容量は100gで、メーカー希望小売価格は税抜1,155円。通販では792〜988円で出ています。
歯ぐきのひきしめ実感を求めるなら、この生葉を選んでください。
3本は6歳未満の子どもに使わせない
システマ ハグキプラス プレミアム、ガム歯周プロケア ペースト、薬用シュミテクト 歯周病ケアの3本には、6歳未満の子どもには使わないよう注意書きがあります。理由は、高濃度フッ素1450ppmを配合しているためです。シュミテクトは「使用させないでください」と、なかでもはっきりした言い方をしています。
システマとガムの注記は「お控えください」という言い方です。6歳未満の子どもがいる家では、この3本は大人専用として子ども用とは分けておいてください。
残りのクリーンデンタルと生葉も含めて、子どもに使わせる前には、パッケージの注意書きを一度読んでおいてください。
どれにするか決めたら
表と選び方の枠を見て、気になることに合う1本が決まったら、あとは毎日の歯みがきで使うだけです。それでも決めきれないなら、最初に名前を出したクリーンデンタル トータルケアから始めて、気になることが出てきたら別の1本に替える選び方もあります。
歯ブラシも一緒に見直したい人は、歯茎が下がるのを防ぐ電動歯ブラシの記事も読んでみてください。歯と歯のすき間の汚れが気になるなら、歯間ブラシのおすすめもあわせてどうぞ。
最後に、使い方で1つだけ覚えておいてほしいことがあります。ひきしめ生葉の特有の渋味についてです。これは歯ぐきをひきしめる働きによるもので、使用上の注意には、渋味を強く感じる人は少なめに使うよう書かれています。生葉を選んで渋味が強いと感じたら、量を減らして使ってください。
※本記事はプロモーションを含みます

コメント