先に結論です。電動歯ブラシそのものが歯茎を下げるわけではありません。下がる原因は押しつける力と、横にゴシゴシ動かす動きで、これは手磨きでも同じように起きます。
歯茎が下がる主な原因
- 圧のかけすぎ … 歯ブラシを歯茎に押しつける
- 横磨き … 大きく往復させて歯茎の際をこする
- 歯周病 … 炎症で歯を支える組織が減る
つまり選ぶときに見るべきは、ブラシの形でも価格でもなく、力の入れすぎを機械が止めてくれるかどうかです。この記事では、力の入れすぎを機械が知らせてくれる3本と、歯間を水で流す1台を取り上げます。
この記事を書いた人
30代前半メンズ、都内在住。大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業と、現在3社目です。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものを発信しています。
日々忙しいのでガジェットにはこだわっています。とくに時間が生まれるものや作業効率を上げるもの、それとデザインの優れたものが好きで、気になると買ってしまう性分です。
実際に自分の生活で使ってみて、元が取れたかどうかを基準に書いています。
電動歯ブラシで歯茎が下がるのは本当か

下がるのは「圧」と「動かし方」が原因
歯茎が下がった状態は歯肉退縮と呼ばれます。歯ブラシが原因になる場合、多くは強い力で押しつけながら横に動かしているです。毛先が歯茎の際に食い込み、少しずつ削れていきます。
電動歯ブラシは自分で動かさなくても振動や回転が働くので、本来は「軽く当てて待つ」だけで済みます。それでも押しつけてしまう人が多いのは、手磨きの癖がそのまま出るからです。
圧を知らせてくれる機種なら癖に気づける
各社とも、力が強すぎたときに知らせる仕組みを積んでいます。パナソニックは押しつけ防止センサー、フィリップスは過圧防止センサー、ブラウンはスマート押し付け防止センサーという名前で搭載しています。
呼び名は違っても、狙いは同じです。自分の力加減を、磨いている最中に知らせる。自分では気づけない力加減を、機械が代わりに教えてくれるわけです。
すでに下がっているなら歯科で見てもらう
鏡で見て歯の根元が黄色っぽく見えている、冷たいものがしみる。この段階なら、まず歯科で原因を確かめるのが早道です。歯周病が進んでいる場合は、道具を変えても止まりません。
僕も定期健診のたびに磨き方を指摘されてきました。3ヶ月に一度クリーニングに通うようになってから、健診での指摘は減っています。道具はその上に乗せるものだと考えています。
歯科でのホワイトニングを検討している段階なら、スターホワイトニングに通った記録もまとめています。
圧を管理できる4つ

モードを弱く落とせる:パナソニック ドルツ EW-DP36
ヨコ方向とタテ方向、2つの動きを組み合わせたW音波振動の機種です。ヨコが毎分約31,000ブラシストローク、タタキが毎分約12,000ブラシストロークで、歯間の汚れと歯の面をそれぞれ狙います。
公式が挙げている特徴は押しつけ防止センサーで、歯や歯茎への負担を減らす磨き方をサポートする機能として説明されています。モードはWクリーン・ノーマル・ソフトの3つ。歯茎が気になる時期はソフトに落として使えます。
付属ブラシは極細毛ブラシのコンパクトとラージ、それにクリーン&ホワイトブラシの3種類です。歯茎の際を狙いたい日は極細毛、着色が気になる日はクリーン&ホワイトと、本体はそのままでブラシだけ替えられます。本体は約110gと軽く、IPX7の防水なので風呂場でも使えます。
電池もちはフル充電でWクリーンモード約11日間、それ以外のモードなら約22日間。充電は無接点方式でフル充電に約1時間、2分間のクイックチャージにも対応しています。価格は17,000円台です。
価格を抑えて圧対策から入るなら:フィリップス ソニッケアー 3100シリーズ
ソニッケアーの現行ラインでいちばん基本的なモデルです。毎分約31,000ストロークの高速振動で歯垢をたたき浮かせ、ブラシヘッドの幅広い振れ幅で口の中の唾液の流れ(音波水流)を起こす仕組みを採っています。
注目したいのは過圧防止センサー機能が付いていること。圧を知らせてくれる機能を積んだうえで1万円を切る、この価格帯では貴重です。あわせてカドペーサー機能とスマートタイマー機能を搭載していて、口の中を区切りながら2分間を配分できます。
本体はスリムで軽量な設計です。機能を絞ってあるぶん操作は電源ボタンだけで、毎日の習慣にする分にはこれで足ります。ブラシヘッドはソニッケアー共通の規格なので、あとから歯茎向けのものに替えることもできます。
8,000円台から1万円ほど。圧の管理だけは外したくない、でも予算は抑えたいなら、まずここから始めるのが無理のない入り方です。
力加減を色で見たいなら:ブラウン オーラルB iO4
歯科のクリーニング器具から着想を得た丸型回転ブラシを持つのがオーラルBです。iOシリーズはリニアマグネティックシステムという磁気駆動を採用していて、iO4は独自の丸型回転に「遠心マイクロモーション」を組み合わせたモデルとして案内されています。
圧の知らせ方がいちばん分かりやすいのがこの機種です。スマート押し付け防止センサーがブラシ圧を色でガイドし、公式の言葉を借りれば強すぎ・弱すぎ・適切な力加減を「信号のように」教えてくれます。強すぎたときだけでなく、弱すぎるときも分かります。
丸型ブラシは歯を1本ずつ包むように当てられるので、歯と歯茎の境目に狙いを定めやすい形です。鏡を見ながらリングの色が緑に落ち着く位置を探すと、適正な力がそのまま体で覚えられます。
14,000円台。歯科で使われている形に近いものを自宅でも使いたいという人に合います。iOシリーズは上位機種もあるので、まずiO4で丸型が自分に合うか確かめる入り方もできます。
歯間まで流したいなら:パナソニック ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ55
こちらは歯ブラシではなく口腔洗浄器です。水流で歯間や歯周ポケットの汚れを流す道具で、歯ブラシと置き換えるものではなく、磨いたあとに足すものという位置づけになります。
EW-DJ55は超音波水流を採用していて、気泡を含んだ水流で歯間の汚れをはじきます。水圧は5段階で調整でき、記憶機能が付いているので毎回選び直す必要がありません。歯茎が弱っているときは弱い段階から始められます。
タンク容量は約200mLで、給水1回あたり超音波水流ノズルで約1分ぶん。コードレスの充電式で、約1時間のフル充電で約10分間使えます。本体はIPX7の防水なので、浴室に持ち込んでそのまま使えます。
付属ノズルは超音波水流・ポイント磨き・舌磨きの3本。本体は約276gです。歯茎が下がって歯間に隙間ができてくると食べかすが残りやすくなるので、そこを流せる道具は効いてきます。価格は17,000円台です。
4つを並べて比べる
圧をどうやって知らせてくれるかで並べます。モードで落とすか、色で見るかが分かれ目です。
| 機種 | 圧の知らせ方 | 価格 |
|---|---|---|
| パナソニック ドルツ EW-DP36W音波振動/3モード(Wクリーン・ノーマル・ソフト) | 押しつけ防止センサー | 17,500円 |
| ソニッケアー 3100シリーズ毎分約31,000ストローク/カドペーサー機能 | 過圧防止センサー | 8,693円 |
| ブラウン オーラルB iO4丸型回転+遠心マイクロモーション | ブラシ圧を色でガイド | 14,800円 |
| ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ55口腔洗浄器/歯ブラシに足して使う | 水圧を5段階で自分で調整 | 17,983円 |
歯茎が下がっているのが気になる段階なら、まずセンサー付きの1本に替えるのが先です。力加減が身についてから、水流で仕上げる順番がおすすめです。
道具より先に効く、3つのこと
今日から変えられること
- 持ち方を鉛筆持ちにする … 握り込むと自然に力が入る
- 動かさず、当てて待つ … 電動は自分で往復させない
- 3ヶ月に一度、歯科で見てもらう … 磨き癖は自分では分からない
特に持ち方は効きます。握りこぶしで持つのをやめて、鉛筆のように支えるだけで、歯茎にかかる圧は変わります。センサー付きの機種を使うと、この違いが感覚ではなく合図で分かります。
それと、電動歯ブラシに替えた直後は歯茎から少し血が出ることがあります。これまで毛先が届いていなかった場所に当たるようになったサインのことが多いのですが、2週間続いても収まらないなら歯科で相談してください。
まとめ
歯茎が下がる原因は電動歯ブラシではなく、圧と動かし方です。だから選ぶ基準は圧を機械が知らせてくれるかどうか。
モードを弱く落として使いたいならドルツ EW-DP36、予算を抑えるならソニッケアー 3100シリーズ、色で確かめたいならオーラルB iO4。歯間の汚れが気になるならジェットウォッシャー EW-DJ55を足す。この4つで、力加減を機械に任せられます。
まずは持ち方を変えることから始めてみてください。道具はそのあとでも間に合います。
磨いたあとのすすぎまで整えるならNONIO マウスウォッシュ、着色汚れが気になるならステインケア用の歯磨き粉もあわせてどうぞ。
※本記事はプロモーションを含みます

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