ソニッケアのシリーズ番号は、上がるほど「自分で決められる範囲」が広がる並び方をしています。2100から6100へ数字が増えるあいだに足されていくものは、大きく二つでした。モードがいくつあるか、そして強く押し当てたことを知らせてくれる過圧防止センサーが付いているかです。
この二つを軸に置くと、5機種はすっきり分かれます。過圧防止センサーを持たないのは2100シリーズだけで、3100シリーズから上はすべて搭載していました。モードが2つになるのはプロテクトクリーン プラスからで、強さの段階まで自分で選べるのは6100シリーズだけです。
番号が上がっても変わらない部分もあります。公式ページを並べてみると、2100シリーズにも6100シリーズにも同じ毎分約31,000ストロークという数字が書かれていました。2分で区切るスマートタイマーも、いちばん安い機種に最初から入っています。「安い機種は振動が弱いのでは」という不安だけで上位機へ飛ぶと、使わない機能に一万円以上を足すことになりかねません。
先に決め方の骨だけ置いておきます。押しつけの強さを気にしないなら2100シリーズ、センサーだけを足したいなら3100シリーズ、日によってモードを替えたいならプロテクトクリーン プラス以上、強さの加減まで手元で握りたいなら6100シリーズという分かれ方でした。ここから先は、その根拠を1機種ずつ確かめていきましょう。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
シリーズ番号が表しているのは、機能の「足し算」です
ソニッケアの番号は、性能の総合点ではありません。上位機になるほど手元で切り替えられる項目が増えていくという、足し算の並びでした。
足されていく順番には規則があります。まず過圧防止センサーが入り、次にモードが2つになり、最後に強さの3段階が加わります。この順番を先に知っておくと、自分がどこで止めればいいのかが見えてきました。
一方で、共通している部分は思っているより多いはずです。ブラッシングの中身を決める振動の速さは、公式ページで確認できた範囲では2100シリーズも3100シリーズも5500シリーズも6100シリーズも毎分約31,000ストロークと書かれていました。2分で止まるスマートタイマーも、5機種すべてに入っています。つまり「上位機のほうがよく磨ける」という言い方は、公式が出している数字の上では成り立ちません。増えるのはあくまで、磨き方の選択肢のほうでした。
ここを取り違えたまま予算を上げてしまう人が、正直いちばんもったいないと感じます。必要なのは「振動の強い機種」ではなく、「自分が使い分ける機種」かどうかの見極めです。
モード数と過圧防止センサーで、5機種を一枚に並べます
タイトルで約束した2点を、先に一覧にしておきます。仕様はフィリップスの公式製品ページで確認したもので、価格は記事作成時点の実売として見てください。
| 機種と価格 | モードと強さ | 過圧防止センサー |
|---|---|---|
| 2100シリーズ/6,259円前後 | モード切替なし・強さ設定なし | 非搭載 |
| 3100シリーズ/8,666円前後 | モード切替なし・強さ設定なし | 搭載。押しつけが強いと振動を自動的に抑えます |
| プロテクトクリーン プラス/12,800円前後 | クリーンとホワイトの2モード・強さ設定なし | 搭載。圧力を感知して振動で知らせます |
| 5500シリーズ/17,665円前後 | 2モード・強さ設定なし | 搭載。ブラッシングの振動が変化します |
| 6100シリーズ/22,887円前後 | 2モード×強さ3段階の6通り | 搭載。振動の変化に加えてライトリングが光ります |
2100シリーズ:モードもセンサーも持たない、いちばん軽い入口
下から順に見ていきます。2100シリーズは、この5機種のなかで唯一、過圧防止センサーを載せていない機種でした。モードの切り替えもなく、強さの設定もありません。電源を入れれば毎分約31,000ストロークで動き、2分でブラッシングが止まる。その一本道だけで作られています。
これを物足りないと読むかどうかは、その人の使い方しだいだと思います。手磨きから乗り換えたばかりの時期は、モードがいくつあっても結局ひとつしか使いません。使い分けが要るかどうかは、しばらく使ってみないと自分でも分からないものです。
そのうえで、正直に書いておきたい短所もあります。過圧防止センサーが無いということは、強く押し当てている自覚が無い人ほど、そのまま押し当て続けられるということでした。毛先が寝てしまう磨き方の癖は、機械が教えてくれないと気づけません。ここが上位機との、いちばん実害のある差になります。
価格は5機種でいちばん安く、6,259円前後です。ソニッケアという音波式の感触を、いちばん低い予算で確かめられる一台になります。まず自分に合うかどうかを試したい方は、ここから入るのが素直な順番でした。
3100シリーズ:モードは1つのまま、センサーだけが加わります
3100シリーズは、2100シリーズに過圧防止センサーだけを足した位置づけでした。公式ページには「ブラシにかけられた圧力が強いと感知した場合は、歯ブラシの振動を自動的に抑える」と書かれています。強く当てると勝手に弱まるので、押しつけの癖が頭ではなく手で分かる作りです。
モードは相変わらず1種類で、強さの切り替えもありません。振動は2100シリーズと同じ毎分約31,000ストロークで、スマートタイマーも2分。増えたのは実質センサー1点だけで、差額はおよそ2,400円でした。
この2,400円をどう見るかが、最初の分かれ目になります。強く当てるほどしっかり磨けている、と思ってきた人ほど、このセンサーは効きます。逆に、力加減にもともと自信がある方なら、ここは飛ばしてしまって構いません。
短所も書いておきましょう。モードが1つしか無い以上、日によって使い分けたくなった時点で買い替えの検討に入ります。上位機への乗り換えが前提になりやすい機種だと考えておいてください。
価格は8,666円前後です。過圧防止センサーの有無だけで機種を絞りたいなら、ここが最小構成になります。
プロテクトクリーン プラス:2つ目のモードが手に入る段
プロテクトクリーン プラスから、モードが2つになります。公式が挙げているのはクリーンとホワイトの2つで、日によって切り替えられる作りでした。ここが2100・3100系との、いちばん大きな線引きです。
過圧防止センサーも搭載しています。公式には圧力を感知して振動で知らせる方式と書かれていました。加えて、4つのセクションで磨き時間を一定の間隔で教えてくれる機能も入っています。奥のほうに時間を配れないまま2分が終わってしまう人には、この区切りがありがたいはずです。対応するブラシヘッドが幅広く挙げられている点も、あとから好みを変えたいときに効いてきます。
短所も正直に書いておきます。強さの設定は固定で、切り替えられません。モードが2つに増えても、その中での強弱までは自分で決められないという作りでした。強く当たる感覚が苦手な方は、ここで止めずに6100シリーズまで見たほうが後悔が少なくなります。
価格は12,800円前後で、ちょうど真ん中の位置にあります。モードの使い分けだけが欲しくて、強さの調整までは要らない方には、いちばん無駄の少ない選び方でした。
5500シリーズ:モードの数は同じで、電池のもちが書かれています
ここが、この記事でいちばん正直に書かなければいけない場所です。5500シリーズのモード数は2つ、過圧防止センサーも搭載されています。つまりタイトルで約束した2点だけで見ると、プロテクトクリーン プラスとの差がつきません。それでも価格はおよそ4,800円上がります。
では何が違うのかというと、公式ページに書かれている項目が増えていました。5500シリーズにはフル充電で約3週間使えるという記載があり、1日2回×2分での換算です。ペーサーは20秒ごと、スマートタイマーは2分と明示されていました。付属のブラシヘッドにはプレミアムクリーンが挙がっています。
出張や旅行で充電器を持ち歩きたくない方にとって、この「約3週間」という記載は地味に効きます。逆に、洗面所に置きっぱなしで毎日充電できる環境なら、ここに4,800円を足す理由は薄いはずです。同じ2モード・同じセンサーに対して、何にお金を払うのかがはっきりしている人向けの一台でした。
短所を挙げるなら、6100シリーズのような強さ3段階の切り替えはなく、モードは2種類までという点です。ここから先の細かい追い込みは、上の段に譲る作りになっています。
価格は17,665円前後です。上位機の作りに触れたいけれど、6100シリーズの価格までは出したくないという方の落としどころになります。

6100シリーズ:強さ3段階が加わって、組み合わせが6通りになります
5機種のなかで唯一、強さを自分で決められるのが6100シリーズでした。公式ページにはクリーンとセンシティブの2モード、そして3段階の強さ設定と書かれています。掛け合わせると6通りで、その日の気分や口の中の調子に合わせて手元で加減を変えられます。
過圧防止センサーの知らせ方も変わりました。振動が変化するだけでなく、本体のライトリングが光る視覚認識方式です。音や振動に気づきにくい方には、目で分かるほうが確実に届きます。ペーサーは20秒ごと、スマートタイマーは2分で、付属として挙げられているのはS2ジェントルプラスブラシヘッドでした。
短所として、流通の狭さがあります。楽天の公式ストアでは「公式ストア専用モデル」という表記が付いており、取扱店が限られていました。枝番は流通によって変わりますので、買うときは6100シリーズという括りで探して、モードと強さの記載を必ず確認してください。
価格は22,887円前後で、5機種の最上段になります。日によって弱めたいときがある方や、家族で1台を共有して好みが割れる家庭では、この6通りが効いてきました。
値段の順に機能が増えるとはかぎらない、という落とし穴
ここまで並べて見えたことを、ひとつだけ強調させてください。この5機種は、価格の順に機能がきれいに増えていくわけではありません。
いちばん分かりやすいのがプロテクトクリーン プラスと5500シリーズです。モード数も過圧防止センサーも同じで、差は電池のもちや付属ヘッドといった周辺の項目にありました。ここにおよそ4,800円を出す価値があるかどうかは、使う場所によって答えが変わります。洗面所に据え置きなら差は小さく、持ち歩く人には大きい。同じ商品でも、評価が人によって逆になる部分でした。
もうひとつ、価格そのものが動きます。今回挙げた金額は記事作成時点の実売で、セール時期には順番が入れ替わることもありました。3100シリーズよりプロテクトクリーン プラスのほうが安い瞬間は、普通に起こります。買うときは番号の大小ではなく、モードの数と過圧防止センサーの有無を見て、その条件を満たすなかで安いものを取るのが合理的です。
買う前に答えを決めておく2問
- モードを日によって替えますか。替えないなら2100シリーズか3100シリーズで足ります
- 強く押し当てる癖がありますか。あるなら3100シリーズ以上を選んでください
予算から逆算して、どこで止めるかを決めます
最後に、値段の側から決める道筋も置いておきます。1万円までなら2100シリーズか3100シリーズの二択で、分かれ目は過圧防止センサーだけです。1万円台前半でプロテクトクリーン プラスが入ってきて、モードの使い分けが手に入ります。1万円台後半なら5500シリーズ、2万円台まで出せるなら6100シリーズという並びでした。
ソニッケアの中だけで迷っているならここまでで足りますが、メーカーをまたいで見比べたい段階なら、パナソニックやブラウンも含めた電動歯ブラシのおすすめのほうが入口として合っています。横断で候補を絞ってから、この記事でシリーズ番号を決める順番なら回り道になりません。
歯ぐきの状態が気になっていて、そこを起点に機種を選びたい方は、電動歯ブラシと歯ぐきの付き合い方も先に読んでおくと判断がぶれにくくなります。
あわせて読む
- 電動歯ブラシのおすすめメーカーをまたいで候補を絞りたいときの入口
- 電動歯ブラシと歯ぐき歯ぐきの状態から機種を考えたいとき
番号で迷っている時間は、正直もったいないと感じます。モードを日によって替えるかどうか、押しつけの癖があるかどうか。この2問に答えるだけで、5機種は2つか3つまで絞れました。あとは、そのとき手が届く価格のものを選んでしまって構いません。
※本記事はプロモーションを含みます

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