舌ブラシはヘラ型かブラシ型かで、当たり方がまるで違う5本

上から見た白い歯ブラシが並ぶ様子

舌ブラシ選びでいちばん効いてくるのは、値段でも入り数でもなくです。ヘラが一枚だけのものと、細い毛先が並んだものとでは、舌に当たる感触も、汚れの落ち方もまるで別物になります。ここを決めずに買うと、口に入れた瞬間に合わないと分かって使わなくなります。

舌の表面には細かい溝があり、そこに白っぽく溜まるものが舌苔です。口臭の原因のひとつとされるもので、舌ブラシはこれを取り除くための道具にあたります。今回並べる5本は、この舌苔をどうかき出すかで作りが分かれています。溝に沿って浮かせるものと、面でこそぎ取るものの違いを見ながら、自分の舌に合う一本を選んでいってください。

価格は238円から1,320円まで開いています。同じ棚に並んでいて、この差が何から来ているのかは、パッケージを眺めているだけでは見えません。素材なのか、構造なのか、入り数なのか。そこも後半で分解しました。

先に結論だけ書いておきます。毛先が舌に触れる感触が苦手ならヘラ型、しっかりかき出したいならブラシ型か両面型、迷っているなら両面型を1本選んでください。この3択から入れば、大きく外しません。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

プロフィールを見る ▶ YOUTUBE

目次

舌への当たり方は、ヘラ型・ブラシ型・両面型で分かれます

形ごとの違いを先に整理しておきます。ここを読んでから各論に入ると、5本の並びが一気に見やすくなるはずです。

舌への当たり方向いている人
ヘラ型面でなでて浮いた汚れを送り出す毛先の感触が苦手な人
ブラシ型毛先が溝に入り込んで汚れを浮かせる溝の汚れが気になる人
両面型ブラシで浮かせてヘラで取る2段階どちらが合うか決めきれない人
数字は各商品ページの表記にもとづきます

もうひとつ、硬さという軸もあります。同じブラシ型でも、極細のやわらかい毛を使ったものと、しっかりした毛を並べたものでは、当たる強さがまるで違うわけです。えずきやすい人ほど、この硬さの軸を先に見ておいたほうが失敗しません。

なお、使う回数や当て方については製品ごとに書かれている内容が異なります。手元のパッケージや説明書きの記載に従ってください。

ヘラ型:毛先を使わず、面でなでて送り出す

NONIO(ノニオ) 舌クリーナーは、ブラシの毛が無い一枚ヘラのタイプです。舌の表面を軽くなでるように動かして、浮いた汚れを送り出す形になっています。ライオンのブランドから出ているヘラ型として、今回の基準に置きました。

ヘラ型の利点は、舌に触れる面が滑らかで、毛先のチクチクした感触が無いところにあります。舌が敏感な人や、ブラシを口の奥に入れると気持ち悪くなる人は、まずこの形から試すほうが続きます。洗うのも簡単で、水で流せば毛の間に汚れが残る心配もありません。

一方で、単純な構造ゆえの限界もあります。舌の表面の細かい溝に入り込んだ汚れは、ブラシ型と比べるとかき出しにくいと感じる人がいます。表面をならすには向いていても、溝の奥をほじる道具ではありません。

価格は3個セットで1,000円前後です。5本の中では最も高い数字に見えますが、1個あたりに直すと約333円で、後述するブラシ型の実質価格とほぼ並びます。まとめ買いなので、家族で分けたり、置き場所を分けたりする使い方もできます。

毛の感触が苦手だと自覚がある人は、ここから入るのが早道です。

NONIO(ノニオ) 舌クリーナー 3個セット

NONIO(ノニオ) 舌クリーナー 3個セット

参考価格 1,000円前後

毛が無い一枚ヘラのヘラ型です。舌の表面を軽くなでるように舌苔をかき出すタイプで、ブラシの毛先が舌に触れる感触が苦手な人向けです。ライオンの大手ブランドとしてヘラ型の基準にしましました。

ブラシ型:やわらかい毛で、力を入れずに済ませる

ピジョンタヒラ ハビナース ケアしてあげる舌ブラシは、ヘラを持たないブラシ型です。極細のやわらかいナイロン毛で、公式サイトでは持ち手がポリプロピレン(抗菌剤配合)、毛の材質がナイロンと記載されています。

この1本が他と違うのは、成り立ちです。もともと介助でのオーラルケア向けに作られた製品で、他人の口に入れる前提で設計されています。だからこそ毛がやわらかく、強い力をかけずに動かせる作りになっているわけです。自分で使う場合も、舌が敏感な人やえずきやすい人にはこの性格が効きます。

裏返せば、しっかり付いている舌苔には物足りなく感じる場合があります。他の4本が「毎日しっかりかき出す」設計だとすれば、これはやさしさで選ぶ1本。力を入れて落とすタイプの道具ではありません。

238円前後で、5本の中では最も安い部類にあたります。単品売りです。介助の現場向けに作られた1本がこの値段で手に入るのは、調べていて少しおどろきました。強くこすってしまう自覚がある人ほど、道具の側をやわらかくしておくほうが安全に運べます。

ピジョンタヒラ ハビナース ケアしてあげる舌ブラシ

ピジョンタヒラ ハビナース ケアしてあげる舌ブラシ

参考価格 238円前後

ヘラの無いブラシ型です。極細のやわらかいナイロン毛で、もともとは介助でのオーラルケア向けに作られた製品です。自分で使う場合も、力を入れずに済むので舌が敏感な人やえずきやすい人に向いています。他の4点が「毎日しっかりかき出す」設計なのに対し、これは「やさしさ」で選ぶ1点です。

両面型:ブラシで浮かせて、ヘラで取る2段階

形を決めきれないなら、両面型が現実的な答えです。片面のブラシで舌表面の凹凸に入り込んだ汚れを浮かせ、反対側のヘラで取り除きます。1本で2つの工程を持てるので、自分に合う当て方を使いながら探せる形です。

毎日のホームケアに置く標準機

サンスター GUM(ガム)歯周プロケア 舌ブラシ やわらかめは、公式サイトで「ブラシとヘラの両面仕様」と明記された製品です。同じく公式で、28mmの幅広ヘッドと180mmのロングハンドルを確認できます。毛の材質はナイロンで、販売店の製品仕様欄に記載がありました。

幅広ヘッドは、一度に触れる面積が広いという意味です。ロングハンドルは、口の奥まで届かせるときに手首の角度で無理をしなくて済むという意味になります。地味な差に見えて、毎日触る道具では効いてくる部分です。

引っかかりは手入れの手間でしょう。ブラシ部分に舌苔が絡みやすいので、使うたびに毛の間まで水でよく流す必要があります。ヘラ型に比べると、洗い残しが気になる人には向きません。

3個セットで798円前後。1個あたりに直すと約266円と、想定される価格帯のほぼ中央に収まります。家族分と予備を一度にそろえたい人には無理のない買い方です。歯そのもののケアと並行して考えたい人は、電動歯ブラシと歯ぐきの話も併せて見ておくと道具の役割分担が整理できます。

サンスター GUM(ガム)歯周プロケア 舌ブラシ やわらかめ 3個セット

サンスター GUM(ガム)歯周プロケア 舌ブラシ やわらかめ 3個セット

参考価格 798円前後

公式サイトで確認できた、ブラシ+ヘラの両面仕様です。かき出しブラシで舌表面の凹凸に入り込んだ汚れを浮かせ、反対側のヘラで取り除く2段階構造です。毛はナイロンです。28mm幅広ヘッド・180mmロングハンドルで持ちやすさを重視した「毎日のホームケア」向けの標準機です。

職場や旅行に、もう1本足すなら

貝印 舌クリーナー(ピンク) KQ-0191は、ブラシ面とヘラ面を両方備えた2way構造です。この構造は複数の販売店の商品説明で一致して確認しました。ただし、メーカーの公式オンラインストアには本品番の掲載が見当たらず、素材の公式な記載は確認できていません。そこは正直に書いておきます。安いから省いているとは限りませんが、買う側としてはもう少し公開されていてほしいと感じました。

型番とサイズは販売店の商品ページで確認でき、3×1×22cmと記載されています。22cmという長さは、両面型の中ではコンパクトな部類。ポーチや歯ブラシケースに一緒に入れやすく、職場や旅行に1本持ち歩く用途に向いています。

258円前後という価格も、サブとして買い足すには気楽な水準です。まず1本だけ試してみたい人の入口にもなります。

弱点は分かりやすいところにあります。単品売りなので、家族で分けて使う想定はしにくい形です。素材の公式記載が取れていない点も含め、メインの1本というより、2本目として持つほうが納得しやすいでしょう。

貝印 舌クリーナー(ピンク) KQ-0191

参考価格 258円前後

ブラシ面とヘラ面を両方備えた2way構造で、複数の販売店の商品説明で一致して確認しましました。貝印公式ストアには本品番の掲載が見当たらず、素材の公式記載は確認できなかったため『記載なし』として扱っています。22cmとコンパクトなので、旅行や職場に1本持ち歩く用途に向いています。

上位モデルは、素材と構造で差を付けています

SWAG(スワッグ) 舌ブラシ Tongue cleanerは、トリプルスクレーパーと97本のブラシを組み合わせた複合型です。取り外せるヘッド部分は哺乳瓶と同じTPE(熱可塑性エラストマー)素材、本体はポリプロピレンで、運営会社と併せて公開情報から確認しました。

ここまでの4本が「かき出す」か「なでる」のどちらかに寄っているのに対して、この1本はスクレーパーとブラシを同時に持たせた設計です。取り外せるヘッドという構造も、洗いやすさと交換のしやすさに効いてきます。

1,320円前後で、5本の中では最も高い1本です。初めて舌ブラシを試す人に薦めるには、正直ハードルが高い価格帯だと思います。すでに安いものを使ってみて、当たり方に不満が残った人が次に手を伸ばす先、という位置づけがちょうど良いところでしょう。

SWAG(スワッグ) 舌ブラシ Tongue cleaner

SWAG(スワッグ) 舌ブラシ Tongue cleaner

参考価格 1,320円前後

トリプルスクレーパー+97本のブラシを組み合わせた複合型です。取り外せるヘッド部分は哺乳瓶と同じTPE(熱可塑性エラストマー)素材でやわらかく、本体はポリプロピレンです。他の4点よりしっかりかき出す設計で、価格も含めて「本格的に対策したい人」向けの上位モデルとして1点だけ置きましました。

238円から1,320円まで、この差はどこに出ているのか

同じ用途の道具で価格が開くとき、差が出ているのはだいたい3か所です。今回の5本もその型に収まりました。

ひとつめは入り数。NONIOの1,000円前後もGUMの798円前後も3個セットの値段で、1個あたりに直すとそれぞれ約333円、約266円まで下がります。単品売りの貝印(258円前後)やピジョン(238円前後)と横に並べると、実質的な差はかなり縮まるわけです。1個あたりに直した数字を並べてみて、値札の印象がひっくり返ったのには正直おどろきました。棚の値札だけを見て高い安いを決めると、ここを読み違えます。

ふたつめは素材の情報が公開されているかどうか。GUMは公式サイトで両面仕様とサイズが、ピジョンは公式で持ち手と毛の材質が、SWAGは素材と構造が公開情報から確認できました。一方で貝印は、公式ストアに本品番の掲載が無く、素材の記載が取れていません。安い製品が悪いという話ではなく、確認できる情報の量に差があるという話です。

みっつめが構造の複雑さ。ヘラ一枚のNONIOがいちばん単純で、両面型で二役、SWAGのスクレーパーとブラシの組み合わせがいちばん込み入っています。構造が増えるほど価格も上がりますが、そのぶん洗う手間も増えるので、常に上位が正解になるわけでもありません。

値札の前に確かめる3点

  • 単品か、まとめ買いか(1個あたりに直して比べる)
  • 公式に素材や形状の記載があるか
  • 構造が増えるほど、洗う手間も増える

使い始めてから気づきやすいところ

買う前に読んでおくと、がっかりが減る部分をまとめました。

NONIOのヘラ型は、溝に入り込んだ汚れをブラシ型ほどかき出せないと感じる人がいます。GUMはブラシに舌苔が絡みやすく、毎回の洗浄が手間になります。貝印は単品売りで、素材の公式記載が確認できていません。ピジョンは毛がやわらかいぶん、しっかり付いている人には物足りない場合があります。SWAGは5本の中で最も高価で、最初の1本にするには重い買い物です。

そして5本に共通する話として、これらは口の中の汚れを取り除く器具であって、何かを治療するものではありません。舌の色や状態が長く気になる、痛みがある、といった場合は、道具を買い替える前に歯科や内科で見てもらってください。原因が別のところにあるなら、器具を替えても話が進みません。

強くこすれば早く取れる、という発想にも気をつけたいところです。道具の側をやわらかくしておくほうが、結果として続けやすくなります。口の中のケア全体を組み立て直したい人は、マウスウォッシュの選び方ホワイトニング歯磨き粉のほうも合わせて読んでみてください。

形を先に決めておくと、買い直しが減ります

5本を通して見ると、価格の上下より先に効いてくるのは形でした。毛先が苦手な人がブラシ型を買えば使わなくなりますし、しっかり取りたい人がヘラ型だけを選べば物足りなさが残ります。

ヘラ型か、ブラシ型か、両面型か。まずここを自分の口の感覚で決めてから、入り数と価格を見比べてください。合う形さえ先に分かっていれば、2本目からは値段とセット数だけで選べるようになります。引き出しの奥で使われないまま残る1本も、そこで減らせるはずです。

口まわりで続けて読みたいもの

※本記事はプロモーションを含みます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次