「あの人が使っている香水」という情報は昔から人気がありますが、旧ジャニーズ事務所の所属タレントに関しては、事務所が公式に発表しているものはほとんどありません。出回っているのは番組での発言を誰かが書き起こしたものが中心です。この記事では、その情報をどう読めばいいかを整理します。
情報の出どころは大きく分けて4種類
同じ「愛用」と書かれていても、根拠はまるで違います。まずここを分けられるようになると、読み方が変わります。
| 出どころ | 確からしさ | 注意点 |
|---|---|---|
| 本人が番組・ラジオで口にした | 比較的高い | いつの発言かで状況が変わる |
| 雑誌のインタビュー | 比較的高い | 企画上の紹介との区別が必要 |
| 共演者やスタッフが語った | 中くらい | 伝聞なので銘柄がずれることがある |
| 写真やファンの目撃 | 低い | 本人のものか確認できない |
上2つ以外は、参考程度に留めたほうがいいと思います。特に一番下は、そもそも確かめようがありません。
そしてどの段階であっても、所属事務所が公式に発表した情報ではないという点は共通しています。そこを踏まえて読んでください。
発言として広く伝えられているもの
ここでは、特定の場面での発言として長く語り継がれているものを挙げます。いずれも「そう伝えられている」以上のことは断定できません。
| 人物 | 香水 | 伝えられている経緯 |
|---|---|---|
| 木村拓哉 | シャネルの青いボトルの一本 | ラジオでファンに聞かれ「シャネルの青」と答えたと伝えられている |
| 山下智久 | ニコスのメンズ向けの一本 | 長く定番として名前が挙がる |
この2つは出回っている数が突出して多く、情報としての古さもあります。十年以上前の話が現在の愛用品として引用され続けている可能性は高い。
逆に言えば、これ以外の名前の多くは「どこで誰が言ったのか」が示されていません。一覧で20人分並んでいるような記事は、その点を確認してから読んでください。
名前が同じ数本に集中する理由
挙がる銘柄を並べると、驚くほど偏ります。これは好みが一致しているというより、条件の問題だと思います。
人前に立つ仕事で選ばれやすい条件
- 主張が強すぎない。近い距離で仕事をする相手の負担にならない
- 定番で長く売られている。急に手に入らなくならない
- 性別を選ばない。場面を選ばずに使える
- 香りが分かりやすい。周囲に説明しやすい
この条件は一般の職場にもそのまま当てはまります。だから「芸能人が使っているから良い」ではなく、条件が合っているから選ばれている、と読み替えたほうが役に立ちます。
自分の生活に同じ条件が当てはまるかどうかを先に考えてください。在宅中心の人と、毎日人と会う人では、選ぶべきものが変わります。
同じ香水を買う前に引っかかる点
名前を知って買いたくなるのは自然ですが、そのまま真似すると起きやすいことがあります。
先に知っておきたいこと
- 同じ理由で選ぶ人が多いので、確実に人と被る
- 定番は「知っている匂い」として認識される。良くも悪くも新鮮さは無い
- 肌質と体温で出方が変わるので、同じ匂いにはならない
- 十年前と処方が変わっている銘柄もある
2つ目は評価が分かれるところです。安心感につながる一方で、印象に残りにくくもなります。どちらを求めるかで判断してください。
4つ目は見落とされがちです。長く売られている香水ほど、原料の規制などで内容が調整されていることがあります。昔の評判がそのまま当てはまるとは限りません。
「共演者が語った」情報をどう扱うか
本人ではなく、共演者やスタッフが「いい匂いだった」と話す形の情報も多く出回ります。これは扱いが難しい種類です。
| 語られ方 | 分かること | 分からないこと |
|---|---|---|
| 「いい匂いがした」 | その場で香っていた | 銘柄 |
| 「◯◯を使っているらしい」 | 伝聞がある | 本人が確認したか |
| 「本人が言っていた」 | 発言があったとされる | 文脈と時期 |
| 「一緒に買いに行った」 | 具体性は高い | 現在も使っているか |
一番上は銘柄が特定できないので、そこから逆算した記事は推測です。「あの香りは◯◯に違いない」という書き方を見たら、根拠は無いと思っていい。
香りは記憶と結びつきやすい分、印象が強く語られがちです。ただ、印象の強さと情報の正確さは別物です。
定番3系統から自分の一本を決める
名前を追いかけるより、系統で決めたほうが早く着地します。挙がる銘柄はだいたい3つの方向に分かれるからです。
| 方向 | 印象 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 爽やか・石けん系 | 清潔感が最優先 | 職場で使う。初めての一本 |
| 落ち着いた木の系統 | 大人びて見える | 30代以降。会食が多い |
| 甘さのある系統 | 記憶に残る | 夜の場面。人と差をつけたい |
迷ったら一番上です。使う場面を選ばず、量を多少間違えても事故になりにくい。
逆に一番下は、職場では扱いが難しくなります。使うなら場面を限定する前提で考えてください。
自分がどれを求めているかが決まれば、その系統の中から予算に合うものを選べます。有名人の名前は、系統を知るための入り口として使えば十分です。
確かめてから決める
定番の香水は容量が大きく、合わなかったときの損が大きい。名前だけで決めずに、一度自分の肌で確かめる工程を挟んでください。
店頭で嗅ぐだけでは足りません。紙の上と肌の上では変化の仕方が違い、数時間たってからの香りのほうが実際に人が嗅ぐ匂いに近いからです。
本体を買うと決めたら、最初は小さい容量から。毎日の一本になると分かってから大きいものに移ってください。
話題になった香水ほど、店頭のテスターが荒れていて本来の香りが分からないことがあります。自宅で落ち着いて試せる方法も持っておくと確実です。
この記事で書けなかったこと
名前を挙げなかったタレントが大勢います。使っていないという意味ではなく、どこで誰が言ったのかを確認できなかったからです。
情報としては大量に出回っていますが、元をたどると同じ記事に行き着いたり、出典が示されていなかったりします。そこを断定して書くのは、実在の人物について事実でないことを書く可能性があるので避けました。
また、ここに挙げた2件も現在の話とは限りません。発言から時間がたっており、好みが変わっている可能性は十分にあります。
結局のところ、誰が使っているかは入り口でしかありません。体温も肌質も生活も違う以上、同じ香水が同じように香ることはない。名前で興味を持ったら、そこから先は自分で確かめてください。それが一番外さない方法です。
あわせて読みたい
- 買う前に確かめたいなら香水を試す方法の記事もどうぞ。
- 仕事で使うなら職場での香水の記事もどうぞ。
- 銘柄で迷うなら系統別の選び方の記事もどうぞ。
要点をもう一度
事務所が公式に発表した情報はほとんどありません。出回っているのは発言の書き起こしが中心です。
名前が偏るのは好みではなく条件。人前に立つ仕事で選ばれやすい条件が揃っているためです。
誰が使っているかと自分に似合うかは無関係。入り口として使い、最後は自分の肌で確かめてください。
※本記事はプロモーションを含みます

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