ランコム イドル は甘い香水が苦手な人にこそ似合う

白いシャツを着た爽やかな男性

「薔薇の香りは好きだけど、甘い人だと思われたくない」——フローラルの香水を前にすると、だいたいここで手が止まりますよね。ランコムのイドルは、その迷いにきれいな答えを出してくれる1本でした。結論から言うと、これは薔薇を清潔感として着るための香水です。実際に使い込んだ僕が、香りの正体と弱点、男性がつけるときの距離感まで正直に書きます。

この記事でわかること

  • イドルがどんな香りなのか、買う前にイメージできる
  • 体感でどれくらい肌に残るのか
  • 男性がつけるときの量と、外しやすい場面
  • 買える場所と、25mLの価格
LANCÔME(ランコム) イドル オー ドゥ パルファン 25mL

LANCÔME(ランコム) イドル オー ドゥ パルファン 25mL

参考価格 11,000円前後

ローズとジャスミンの清潔感ある甘さで、年齢を問わず日常に使いたい人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

結論:イドル は「アイロンをかけたばかりの白いシャツ」

一言で言うなら、アイロンをかけたばかりの白いシャツに薔薇を一輪置いた感じです。

香りを組んでいるのは、4種のローズアコードとジャスミン、そして爽やかなシプレーアコード。シプレーの中身はベルガモットとホワイトムスク、バニラです。文字にすると華やかですが、肌に乗ると花束にはなりません。むしろ、しっかり乾かした洗濯物のほうに近い顔で届きます。

僕が薔薇の香水を長いこと避けていた理由は、いま思うと三つでした。古風に見える、甘ったるい、年齢が上に見える。イドルはその三つをきれいに外してきます。薔薇の花びらの甘さより、茎を折ったときの水っぽい青さのほうが前に出るからです。ここがこの香水がいちばん賢いところだと思っています。

僕がこれを手放さない理由は、着る服を選ばないことです。白シャツにもニットにも、黒いセットアップにも同じ顔で乗ってくれます。香水の相性で今日の服を変えたくない日に、迷わず手が伸びる1本になりました。

先に弱点も書いておきますね。肌に寄るのが早いです。体感で4〜5時間くらいで、夜まで同じ強さを保ってはくれません。そして売り場は完全に女性側です。この二つを許せるかどうかで評価が割れます。

総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆

香りの良さ ★★★★★
薔薇を清潔感に振った作りが本当にうまい
色気 ★★★★☆
肌に近づいたときだけ艶が出ます
万人受け ★★★☆☆
薔薇が苦手な人には最後まで薔薇です
持続 ★★★☆☆
体感4〜5時間

ランコム イドル の基本情報

数字まわりを先に押さえておきましょう。

項目内容
ブランドランコム
商品名イドル オー ドゥ パルファン(Idôle Eau de Parfum)
容量 / 価格25mL:11,000円(税込)/50mL:18,700円(税込)/10mL:4,950円(税込)
香調ローズ(4種のローズアコード)/ジャスミン/シプレーアコード(ベルガモット・ホワイトムスク・バニラ)
系統フレッシュフローラル
数字は各商品ページの表記にもとづきます

容量が三段階あるのは、この香水を選ぶうえでかなり大きい利点です。いきなり11,000円を出すのがこわければ、10mLの4,950円から始められます。逆に気に入ったら50mLの18,700円に切り替えれば、mLあたりの負担も下がります。試す道と使い切る道の両方が用意されているわけですね。

僕がすすめたいのは25mLです。オー ドゥ パルファンは1回に使う量が少なくて済むので、25mLでも季節をひとまわりできます。香水は開けてから香りが動くものなので、大きすぎる瓶を抱えるより、使い切れる量を回したほうが最後までおいしく着られますよ。

買うときに気をつけたいのが売り場です。イドルには派生の香りがいくつも出ていて、名前のうしろに別の単語が付いた瓶が同じ棚に並びます。ここで紹介しているのはうしろに何も付かない「イドル オー ドゥ パルファン」なので、品番のA02300-LACか、容量の表記まで確かめてから買ってください。楽天にはランコムの公式ショップがあって、そこなら型番ごと確認できます。

LANCÔME(ランコム) イドル オー ドゥ パルファン 25mL

LANCÔME(ランコム) イドル オー ドゥ パルファン 25mL

参考価格 11,000円前後

ローズとジャスミンの清潔感ある甘さで、年齢を問わず日常に使いたい人向け。

香りをつくっている素材

イドルは、素材がひとつずつバトンを渡していくタイプではありません。薔薇・ジャスミン・シプレーという3つのかたまりが同時に鳴っている構成です。だから肌のどこに鼻を近づけても、同じ「洗いたての白シャツ」としてまとまって届きます。

3つの役割を分けると、こんな感じです。

4種のローズアコード:イドルの主役をまっすぐ張る

香りの表側を決めているのが薔薇です。それも一種類ではなく、4種のローズアコードを重ねてあります。薔薇の香水って、往々にして「造花の薔薇」か「薔薇の砂糖菓子」のどちらかに転びますよね。この香水はそのどちらにも行きません。

重ねた薔薇のうち、前に出てくるのは花びらより茎と葉の側です。切ったばかりの薔薇を花瓶に挿したときの、あの水と青さの匂い。あれが香りの真ん中に居座っています。だから華やかなのに、湿っぽくならないんですよね。

薔薇が主役の香水はほかにも持っていますが、多くは着る人の年齢を持ち上げます。イドルはそこが違って、若く見せるわけでも老けさせるわけでもなく、着ている人の年齢に素直に付いてきてくれます。ここが日常で使いやすい理由です。

ジャスミン:薔薇に体温と艶を足す

薔薇だけだと、香りは端正なまま人の匂いになりません。そこに体温を持ち込んでいるのがジャスミンです。

ジャスミンは、白い花の中でもとくに肌に近い匂いを出す素材です。イドルではこれが前に出てこないのがうまいところで、薔薇の輪郭のすぐ裏に張り付いています。存在に気づくのは、腕の内側に鼻を近づけたときくらい。近づいた人だけが受け取る艶が、ここで作られています。

色気に4を付けたのは、この設計があるからです。遠くから色っぽさを主張してくる香りではありません。手が触れる距離まで来た相手にだけ、ふっと温度が伝わる。個人的には、この慎ましさのほうがずっと効くと思っています。

シプレーアコード:全体を締めて清潔感をつくる

ベルガモットとホワイトムスク、バニラで組まれたシプレーアコードが、香り全体の背景です。この部分がイドルの性格をほとんど決めています。

ベルガモットは柑橘の苦みで薔薇の甘さを削り、ホワイトムスクは洗濯洗剤に通じる清潔さを敷きます。バニラはお菓子の顔をしていなくて、角を丸くするためだけに置かれている印象です。この三つが下にあるから、薔薇は甘い方向へ倒れません。

男性が着けても浮かないのは、ほぼこのシプレーのおかげだと思っています。薔薇とジャスミンだけなら花屋の香りで終わっていました。苦みと石けんの清潔さが混ざることで、シャツの襟元に置いても不自然にならない場所まで降りてきます。

Ryo

薔薇の香水を避けてきた人ほど、これで薔薇が好きになります。

正直な注意点

いいところばかり書いてもフェアじゃないので、気になる点を2つ挙げておきますね。

注意

① 体感の持続が4〜5時間。肌に寄るのが早く、夜まで同じ強さでは残りません
② 売り場も広告も女性向け。男性が店頭で手に取るには少し勇気がいります。香りそのものは性別で線を引く作りではありません

ひとつめは使い方でカバーできます。朝に着けたら、夕方にもう一度足す。これだけで印象が戻ります。オー ドゥ パルファンなので1回の量は多くいりません。むしろ足す前提で、1回を軽くしておいたほうが上手に回せますよ。

ふたつめは、男性にとってはけっこう現実的な壁です。ボトルの見た目も広告もはっきり女性側に寄っています。ただ、着けたときに周りが受け取るのは「洗いたてのシャツの匂い」なので、性別で咎められる香りではありません。気になるなら、楽天のランコム公式ショップで型番から静かに買ってしまうのが早いです。

合う人・合わない人

香りの好みははっきり分かれるので、正直に書きますね。

こんな人に合う

  • ✓ 清潔感のある香りを探している人
  • ✓ 甘い香水が苦手だけれど華やかさは欲しい人
  • ✓ 香水を性別で選ばない人

合わないかも

  • × 薔薇そのものが苦手な人

清潔感で選びたい人に向くのは、シプレーの苦みとホワイトムスクが、香りを石けんの側に引き寄せてくれるからです。会社でも家族の前でも、説明のいらない匂いに落ち着きます。

甘い香水が苦手な人にすすめられるのも同じ理由です。バニラは入っていますが、砂糖の顔をしていません。一方で、薔薇という素材そのものが苦手な人には最後まで薔薇です。ここだけは量を減らしても解決しないので、素直に別の1本を選んだほうが幸せになれます。

使う場所と時間

着けてからの残り方を、香りの強さの配分で書きます。素材の名前は出さずに、どれくらいの距離まで届くかで読んでください。

STEP 1|0〜30分

いちばん強く、腕を伸ばした先まで届く

顔の周りの空気がぱっと明るくなります

STEP 2|〜3時間

すれ違って気づかれるくらいの距離に収まる

室内でちょうどいい強さです

STEP 3|それ以降

肌の近くにだけ薄く残る

自分ではほとんど分からなくなります

場面ごとの相性はこうなります。

使う場面

仕事・オフィス清潔感の側に着地するので誰にも気を使わせません
夜デート近づいたときだけ艶が出る、静かな効き方をします
休日普段着でも気取って見えないのが強みです
真夏汗と混ざるとバニラの甘さが前に出るので量を減らしたいところ

男性が着けるときの量は、1プッシュを腰か太ももの外側が正解でした。首や手首だと薔薇が顔の高さで主張して、香水を着けていることが先に伝わってしまいます。下のほうに置けば、動いたときだけ立ち上がる形になって距離感がちょうどよくなりますよ。

服で言うと、白いシャツ、グレーのニット、黒いセットアップあたりがよく合います。革のライダースや厚手のスウェットには、香りのほうが上品すぎて浮きますね。季節は春と秋がとくに扱いやすく、空気が乾いている時期ほど薔薇の青さがきれいに出ます。

保管で中身は変わる

香水は置き場所で本当に変わります。柑橘と白い花を含む香りは光と熱に弱いので、ここは守ったほうがいいですよ。

置き場所と影響

直射日光の当たる窓際×光と熱で薔薇の透明感が濁ります
浴室・洗面所×湿気と温度差が中身を傷めます
暖房の近く×温度の上下をくり返すと劣化が早まります
カバンに入れての持ち歩き×25mLは持ち歩きやすい大きさですが、毎日温度差を浴びせることになります

うちではクローゼットの引き出しに、箱ごと立ててしまっています。光が届かず温度が動きにくい場所なら、それで十分です。買ったときの箱を捨てないでおくと、置き場所に悩まなくて済みますよ。

やりがちなのが洗面台の鏡の前に並べる置き方です。見た目は気持ちいいのですが、シャワーのたびに湿気と温度差を浴びせることになります。この香りは薔薇の青さが命なので、そこが濁ると別の香水になってしまいます。

口コミの読み方

ネットで見かける感想には、それぞれ背景があるんですよね。よく見る3つに答えておきます。

口コミの読み方

女性向けの香りに見える半分は本当売り場と広告は女性側ですが、香りの芯は薔薇の青さと石けんの清潔さです
他人と被りそう人気の裏返し出会う機会は多い香りです。ただ薔薇の出方は肌でかなり変わるので、隣に立っても同じにはなりません
甘い言葉の行き違いバニラは背景に置かれていて、前に出るのは薔薇の水気のほうです

「女性向けに見える」から答えていきますね。これは棚の話としては本当です。ただ、着けた人が周りにどう届くかは別の話で、イドルが残すのは洗いたてのシャツの匂いです。男性が着けて咎められる要素は、僕は見つけられませんでした。

「他人と被りそう」も気持ちは分かります。人気のある香りなので、街で出会うことはあるでしょう。とはいえ薔薇は肌の脂と相性がはっきり出る素材で、同じ瓶から出したとは思えないくらい人によって変わります。被りを心配するより、自分の肌でどう出るかを確かめたほうが早いです。

「甘い」という感想は、たぶんバニラという文字から来ています。実際に着けると、バニラは薔薇の角を丸めるためだけに働いていて、単独では顔を出しません。甘い香水を探して買うと、少し肩透かしを食らうかもしれませんね。

まとめ

イドルは、4種のローズアコードとジャスミンを、ベルガモットとホワイトムスク、バニラのシプレーアコードで締めたフレッシュフローラルです。薔薇を清潔感の側へ引っ張った作りなので、好きかどうかが着けた日のうちに決まります。

この記事のまとめ

  • 薔薇とジャスミンを、苦みと石けんの清潔さで締めたフレッシュフローラル
  • 体感の持続は4〜5時間。男性は1プッシュを腰か太ももに置くと距離感がちょうどいい
  • 10mL・25mL・50mLの三段階。試す道と使い切る道の両方が用意されている

薔薇の香水は女性のもの、という思い込みが僕にもありました。イドルはその線を静かに消してくれた1本です。棚の場所で判断せずに、一度自分の肌で確かめてみてください。着けた日の自分が、いつもより少しだけ整って見えるはずですよ。

LANCÔME(ランコム) イドル オー ドゥ パルファン 25mL

LANCÔME(ランコム) イドル オー ドゥ パルファン 25mL

参考価格 11,000円前後

ローズとジャスミンの清潔感ある甘さで、年齢を問わず日常に使いたい人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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