BBクリームは知っているが、CCとの違いが分からない。そういう人は多いと思います。ざっくり言うと、BBは隠す、CCは補正する。この記事では、どちらを選ぶべきかを整理します。
BBとCCは目的が違う
名前が似ているので混同されますが、設計思想が別物です。
| 項目 | BBクリーム | CCクリーム |
|---|---|---|
| 主目的 | 覆って隠す | 色を補正する |
| カバー力 | ◎ 高い | △ 低い |
| 厚み | やや厚い | 薄い |
| 自然さ | ○ | ◎ |
| 向く悩み | 赤み・色ムラ・毛穴 | くすみ・血色の悪さ |
CCは「隠す」より「見え方を変える」ものです。肌の上に薄い色の膜を作って、くすみや黄ぐすみを打ち消す方向で働きます。
だから塗った感が出にくい。メンズメイクだとバレたくないなら、こちらのほうが向きます。
逆にニキビ跡やシミをしっかり隠したいなら、CCでは物足りません。そこはBBかコンシーラーの仕事です。
色の種類と、何に効くか
CCクリームは色で選びます。ここが最大のポイントです。
| 色 | 打ち消すもの | こういう人に |
|---|---|---|
| グリーン | 赤み | 頬や小鼻が赤い |
| パープル・ブルー | 黄ぐすみ | 肌が黄色くくすんで見える |
| ピンク | 血色の悪さ | 顔色が悪いと言われる |
| イエロー・ベージュ | 全体のムラ | 汎用。迷ったらこれ |
補色の関係で打ち消す、という原理です。赤の反対がグリーン、黄の反対がパープル。
自分の悩みがどれか分からないなら、ベージュ系の汎用タイプから始めてください。色補正の効果は控えめですが、失敗もしません。
顔が赤くなりやすい人にはグリーンが劇的に効きます。ここは試す価値があります。
どちらを選ぶべきか
悩みから逆算すると答えが出ます。
| 悩み | 選ぶもの |
|---|---|
| ニキビ跡・シミを隠したい | BB、またはコンシーラー |
| 顔の赤みが気になる | CC(グリーン) |
| 顔色が悪いと言われる | CC(ピンク) |
| 毛穴を目立たなくしたい | BB、または毛穴用下地 |
| とにかく自然にしたい | CC |
| 何も分からない | CCのベージュ系から |
初めてならCCのほうが失敗しにくいと思います。薄づきなので、量を間違えても不自然になりにくい。
BBは効果が分かりやすいぶん、塗りすぎたときの違和感も大きく出ます。
両方を使い分ける必要はありません。自分の悩みに合うほうを1本持てば足ります。
塗る量と伸ばし方
薄づきの製品なので、量の感覚が変わります。
塗るときの3つ
- パール粒1つ分。CCは薄くてよい
- 顔の中央から外側へ伸ばす
- 重ねない。1回で決める
3つ目が大事です。CCは重ねてもカバー力は上がらず、色が濃く出て不自然になるだけです。
1回で足りないと感じたら、それはCCでは解決しない悩みだということ。コンシーラーを併用するほうが正解です。
色補正は薄いから効くという性質があります。厚くすると、その色がそのまま顔に出ます。
紫外線対策としても使えるか
SPF表記のあるものが多いので、確認しておきます。
| 場面 | CCだけで足りるか |
|---|---|
| 室内中心の日 | ○ 足りる |
| 通勤・短時間の外出 | ○ |
| 屋外で数時間 | △ 塗り直しが要る |
| レジャー・スポーツ | × 専用の日焼け止めを |
薄く塗るぶん、表示のSPF値どおりの効果は出にくいと考えてください。日焼け止めは規定量を塗って初めて表示性能が出ます。
日常使いなら十分ですが、屋外に長時間いる日は専用の日焼け止めを下に塗ってください。
落とし方
薄づきでも、落とす工程は必要です。
落とすときの3つ
- クレンジングを使う。洗顔料だけでは残る
- SPF表記があるなら特に丁寧に
- 落としたあと保湿する
「薄いから洗顔だけでいい」は間違いです。油分を含む製品は、界面活性剤を使わないと落ちません。
とはいえ強いクレンジングは肌に負担をかけます。薄づきのCCなら、ミルクタイプやジェルタイプの穏やかなもので十分です。
BBとCCを重ねてもいいか
併用について聞かれることが多いので書いておきます。
基本的に重ねる必要はありません。どちらも下地とファンデの役割を持つので、重ねると単純に厚くなります。
| やりたいこと | 正しい組み合わせ |
|---|---|
| 赤みを消しつつ隠す | CC(グリーン)→ コンシーラーで部分カバー |
| 色ムラを整えたい | CCだけで足りる |
| しっかり隠したい | BBだけ。CCは不要 |
| テカリを抑えたい | CCまたはBB → パウダー |
足りないと感じたら、重ねるのではなく部分的にコンシーラーを使う。これが厚塗りを避ける原則です。
全体に重ねると、質感が均一になりすぎて顔だけ別物のように見えます。
テカリを抑える組み合わせ
CCだけだと、脂性肌は数時間で崩れます。
持たせる3つ
- 皮脂を抑える下地を先に仕込む
- CCは薄く。厚いほど崩れる
- Tゾーンにパウダーを乗せる
3つ目を省く人が多い。CCは水分と油分を含むので、そのままだと皮脂と混ざって崩れます。
粉を乗せると表面が固定されて、持ちが変わります。量はごく少量で、Tゾーンだけで足ります。
顔全体に粉を乗せると乾いた質感になって、かえって不自然に見えます。
価格帯と選ぶ基準
CCクリームは価格の幅が広い製品です。
| 価格帯 | 違いが出るところ |
|---|---|
| 1,000円前後 | 色の種類が限られる |
| 2,000〜3,000円 | 色展開が増える。テクスチャが軽い |
| 4,000円以上 | 崩れにくさ・保湿力 |
まずは1,000円台で、色が自分に合うかを確認するのが確実です。CCは色選びが本質なので、高いものを買っても色が合わなければ無駄になります。
グリーンが効くのか、ピンクが効くのか。そこが分かってから価格を上げてください。
季節と肌状態で調整する
薄づきの製品なので、条件の影響を受けやすい。
| 条件 | 起きること | 対処 |
|---|---|---|
| 夏・皮脂が多い | 崩れやすい | 皮脂抑制の下地を先に仕込む |
| 冬・乾燥 | 粉が浮く | 保湿を先に。量を少し増やす |
| 日焼け後 | 色が合わなくなる | 濃いめの色に変えるか休む |
| 肌荒れ中 | 刺激になることがある | 無理に使わない |
肌が荒れているときは休むのが正解です。隠そうとして塗り重ねると、回復が遅れてさらに隠す必要が増えます。
そして日焼けすると肌の色が変わります。夏に色が合わなくなったら、無理に使わず日焼け止めだけにするという判断もあります。
ここは割り切りが要る
期待の方向を合わせておきます。
| そう期待しているなら | 実際のところ |
|---|---|
| 肌が白くなる | ならない。色ムラが整うだけ |
| ニキビが隠れる | 隠れない。コンシーラーの仕事 |
| すっぴんに見える | 近くで見れば分かる |
| 塗るだけで完成 | テカるならパウダー併用が要る |
CCは魔法ではありません。肌の色ムラを均して、少し明るく見せる。それだけです。
ただ、その「それだけ」が第一印象にはかなり効きます。顔色が悪く見えるという悩みには、確実に効く選択肢です。
あわせて読みたい
- しっかり隠したいなら、BBクリームの記事もどうぞ。
- 全体の順番は、メンズメイクの始め方の記事もどうぞ。
- 仕上げのテカリ対策は、フェイスパウダーの記事もどうぞ。
まとめ
BBは隠す、CCは補正する。目的がまったく違います。ニキビ跡やシミを隠したいならBBかコンシーラー、赤みやくすみを整えたいならCCです。
CCは色で選びます。赤みにはグリーン、黄ぐすみにはパープル、血色の悪さにはピンク。迷ったらベージュ系の汎用タイプから始めてください。薄づきなので失敗しにくいのが利点です。
※本記事はプロモーションを含みます









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