肩に白いものが落ちる。黒いシャツを着られない。この悩みは見た目に直結するので、気にしている人は多いはずです。
ただ、フケには2種類あり、対処が真逆になります。ここを取り違えると、良かれと思ってやったことで悪化します。
この記事でわかること
- フケの2種類と見分け方
- それぞれの原因
- 打ち手が真逆になる理由
- 皮膚科に行く目安
2種類ある
| 種類 | 見え方 | 主な原因 |
| 乾性フケ | 細かく乾いた粉。パラパラ落ちる | 乾燥。洗いすぎ |
| 脂性フケ | 大きく湿った塊。髪に貼りつく | 皮脂と菌 |
見分け方は簡単で、落ちるか、貼りつくか。パラパラ落ちるなら乾性、髪や頭皮に張り付いているなら脂性です。
色でも分かります。乾性は白く軽い。脂性は少し黄色っぽく、べたつきがあります。
乾性フケの場合
原因は乾燥です。角層が水分を保てなくなって、本来より早く剥がれ落ちている状態。
この状態で洗浄力の強いシャンプーを使うと、悪化します。足りていないものをさらに削ることになるからです。
| やること | 理由 |
| 洗浄力を落とす | アミノ酸系や糖系へ。硫酸系を避ける |
| 洗う回数を減らす | 毎日でなくてもいい。2日に1回でも |
| 湯温を下げる | 熱い湯は皮脂を落としすぎる |
| 頭皮の保湿を足す | 顔と同じように保湿する枠がある |
顔の乾燥と同じ考え方です。足す前に、削っているものを減らす。これで大半は収まります。
脂性フケの場合
こちらは皮脂と菌が関わっています。皮脂を栄養にして菌が増え、その刺激で角質が早く剥がれる。
乾性とは逆で、洗浄と菌のケアが必要になります。保湿を足しても改善しません。
| やること | 理由 |
| しっかり洗う | 皮脂を落とす。ただし擦らない |
| すすぎを丁寧に | すすぎ残しが悪化させる |
| 乾かす | 湿ったままだと菌が増える |
| 専用のシャンプー | 菌に働きかける成分が入ったものがある |
ただし、脂性フケが続く場合は皮膚科の領域に近くなります。市販品で長く粘るより、一度診てもらったほうが早いことが多い。
やってはいけないこと|よくある欠点のある対処
この悩みも、悪化させる対処が広まっています。
爪を立てて掻くのは最悪です。傷ができて、そこから炎症が広がります。痒いときほど、指の腹で押さえるだけにする。
ブラシで強く擦るのも同じ。フケを物理的に落とそうとすると、健康な角質まで削れて新しいフケの材料になります。
洗う回数を増やすのも、乾性の場合は逆効果です。種類を見分けずに「もっと洗おう」とするのがいちばんよくある失敗でしょう。
季節で変わる
乾性フケは冬に増えます。空気が乾き、暖房でさらに乾く。夏は問題なかった人が冬だけ悩むというのはよくあります。
脂性フケは夏に増えやすい。皮脂の分泌が増え、汗で湿度も上がるからです。
つまり一年中同じシャンプーでいいとは限りません。季節で切り替えるという発想を持っておくと、どちらの時期も対応できます。
シャンプー以外で変わること
フケの相談ではシャンプーの話になりがちですが、それ以外で変わることもあります。
すすぎの時間
シャンプーが頭皮に残ると、それ自体が刺激になります。洗う時間の倍すすぐ。これだけで収まる人もいます。
湯温
熱い湯は皮脂を落としすぎます。乾性フケが出ている人ほど、温度を下げるだけで変わることがある。
乾かし方
濡れたまま放置すると菌が増えます。脂性フケの場合は特に、ここが効いてきます。
帽子とヘルメット
長時間かぶると蒸れます。仕事で必要な場合は仕方ありませんが、外せるときは外して乾かす時間を作る。
| やること | どちらのフケに効くか |
| すすぎを長く | 両方 |
| 湯温を下げる | 乾性に強く効く |
| しっかり乾かす | 脂性に強く効く |
| 蒸れる時間を減らす | 脂性に効く |
皮膚科に行く目安
| 状態 | 判断 |
| 季節的に少し出る | 洗い方と乾かし方で対応できる |
| 赤みを伴う | 炎症が起きている。市販品では厳しい |
| 痒みが強い | 掻くと悪化する。早めに相談 |
| 顔や耳にも出ている | 頭だけの問題ではない。受診を |
保険の範囲で治療できることも多いので、シャンプーを何本も試すより費用としても安く済む場合があります。
周りに気づかれる前に
フケは、本人より周りが先に気づく悩みです。黒い上着を着る季節は特に目立ちます。
だからといって焦って強い製品を使うと、乾性の場合は悪化します。種類を見分けるのに数日かければ済むので、そこは急がないほうがいい。
当面の見た目だけなら、出かける前に肩を払う、明るい色の上着を選ぶといった手もあります。根本の対処と、当日の対処は分けて考えられます。
それと、フケが出ているときは整髪料の量を減らすのも手です。頭皮に付くと落としにくく、そのぶん洗浄力を上げることになるからです。
| 場面 | できること |
| 今日の見た目 | 肩を払う。明るい色の上着を選ぶ |
| 今週 | 種類を見分ける。湯温と乾かし方を変える |
| 今月 | 洗浄剤の型を替えて様子を見る |
| それでも続く | 皮膚科。市販品で粘らない |
流し残しが溜まる場所は首のケアの記事にまとめています。
まず種類を見分ける
乾いているか、湿っているか。それだけで打ち手が真逆になります。製品を探す前に、肩に落ちたものを見るところから始めてください。
洗浄剤の型についてはメンズ美容の基本ガイドにも書いています。
フケは、原因が分かれば対処そのものは難しくありません。難しいのは、見分ける前に動いてしまうところ。数日かけて観察するほうが、結果として早く収まります。
※本記事はプロモーションを含みます

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