20代は皮脂の量が多く、テカりやニキビが悩みの中心になりやすい時期です。そのため「しっかり落とす」方向に手が伸びやすいのですが、そこが逆効果になっていることがあります。何を足すかより、何をやめるかのほうが効きます。
この時期にやっておくと10年後に差が出ることも書きます。費用をかけずにできる範囲でまとめます。
この記事でわかること
- 20代の肌で起きていること
- 最低限そろえる3品
- 洗いすぎを止める意味
- 10年後に効いてくること
皮脂が多いのは一時的でもある
皮脂の分泌は思春期から20代にかけて多く、その後は徐々に減っていくとされます。つまりいま多いことはずっと続く前提ではありません。今の状態に合わせて選んだ製品を10年後も使い続けると、どこかで強すぎる状態になります。
この時期に「洗浄力が強いほど良い」という習慣を作ってしまうと、30代で乾燥が出てきたときに切り替えが遅れます。今の悩みを解きつつ、将来の習慣を作らないという両立が要ります。
テカりの原因が乾燥のことがある
皮脂が多いと感じて洗浄力の強い洗顔料を使い、化粧水も乳液も省く。すると肌は水分不足になり、それを補うために皮脂を出します。結果としてテカりが増えるという循環に入ります。
この循環に入っているかは、洗顔の10分後に確かめられます。つっぱるなら落としすぎです。皮脂が多いことと水分が足りていることは別なので、両方を見る必要があります。
そろえるのは3品
| 品 | 役割 | 省けるか |
| 洗顔料 | 皮脂と汚れを落とす | 省けない |
| 化粧水 | 水分を入れる | 省けない |
| 乳液 | 入れた水に蓋をする | 省くと化粧水が無駄になる |
| 日焼け止め | 将来のしみ・シワを防ぐ | できれば入れたい |
この3品に日焼け止めを足せば20代の基本形としては十分です。美容液やパックは目的がはっきりしてからで構いません。
洗顔の回数を減らす
1日に何度も洗うとそのたびに皮脂が落ちます。朝と夜の2回までが目安で、日中のテカりはあぶらとり紙やティッシュで押さえるほうがいい。
あぶらとり紙も使いすぎると同じ循環に入ります。1日に何度も取るとその分だけ出そうとするので、気になったときに1回程度にとどめる。
ニキビを潰さない
20代のニキビでいちばん問題になるのは跡が残ることです。潰すと炎症が深くなり、クレーターとして残る確率が上がります。
一時的な見た目と数年残る跡を天秤にかけると、触らないほうが得です。繰り返しているなら皮膚科で相談する価値があります。いま出ているニキビの治療は保険が効きます。
髭剃りの負担
毎日剃るようになるのがこの時期です。角層は毎日削られているので、剃ったあとの保湿を習慣にしておくと30代以降の荒れ方が変わります。
刃はこまめに替える。切れない刃で何度も往復するほうが肌への負担は大きくなります。数百円の差なので、ここをケチる理由はあまりありません。
日焼け止めが最も効く
しみもシワも、原因の大半は紫外線だとされています。20代から塗っている人とそうでない人の差は40代で出ます。
しかも日焼け止めは成分の議論をしなくても効きます。塗る量と塗り直しだけが問題で、いちばん確実で安い手になります。男性で塗る習慣のある人はまだ少ないので、差が付きやすい枠でもあります。
高い製品は要るか
この時期に高価格帯の製品を買う必要はあまりありません。肌の回復力が高いので、基本を押さえていれば大きな差は出にくい。
その分の予算を日焼け止めや替刃のような毎日使うものに回すほうが結果につながります。続けられる価格帯を選ぶことのほうが重要です。
生活習慣のほうが効く
| やること | 効き方 |
| 睡眠を取る | どんな化粧品より確実。数日で分かる |
| 枕カバーを週2回替える | フェイスラインのニキビに効くことがある |
| 顔を触らない | 無意識の摩擦と菌の移動を減らす |
| 水分を取る | 直接効くわけではないが土台になる |
20代は生活が不規則になりやすい時期でもあります。睡眠が肌に出るのが分かりやすい年代なので、ここを整えるだけで変わることが多い。
メンズ用でなくてもいい
メンズ向けと書かれた製品はさっぱりした使用感のものが多く、皮脂が多い人には合いやすい。ただし肌の側に男女の区別はありません。
乾燥が気になるなら女性向けの棚から選んでも問題ありません。成分と使用感で選ぶほうが棚の表示で選ぶより合理的です。
やらないほうがいいこと
スクラブで毎日擦る、拭き取り化粧水を強く使う、洗浄力の強い製品を重ねる。どれも短期的にはすっきりしますが、角質が厚くなる方向に働きます。
それと、複数の新製品を同時に始めるのも避けたい。合わなかったときにどれが原因か分からなくなります。1つずつ、2週間ずつ試すほうが確実です。
物足りないと感じる点
この記事の中身は「3品そろえて洗いすぎを止める」だけです。新しい製品の話がほとんど無いので物足りないかもしれません。
ただ、20代は基本を押さえるだけで十分に整う年代でもあります。足すのは、基本をやったうえで足りないと感じてからで遅くありません。
やめることから始める
20代は洗いすぎを止めるのがいちばん効きます。3品そろえて、日焼け止めを足す。それで基本は完成します。
この時期に作った習慣が10年後に出ます。順番の考え方はメンズ美容の基本ガイドに、製品の選び方はランキング記事にまとめています。
※本記事はプロモーションを含みます









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