コスメは贈り物として選ばれやすいのに、外す確率が高いものでもあります。肌に直接乗せるものなので合わなければ使ってもらえません。
香水やグルメと違って「好みが分かれる」では済まない部分がある。相手の肌の条件を知らないまま選ぶのが難しさの正体です。条件を絞り込む順番を整理します。
この記事でわかること
- コスメが外れやすい理由
- 知らなくても選べる範囲
- 避けたほうがいい3つ
- 予算ごとの現実的な選択肢
外れる原因は好みではなく肌の条件
相手が脂性なのか乾燥なのかで合う製品がまるで変わります。同じ乳液でも脂性の人には重く、乾く人には物足りない。ここは好みで埋められない差です。
さらに過去に何かで反応が出た経験があると特定の成分を避けていることがあります。本人しか知らない条件なので外から推測する方法がありません。
知らなくても選べるものがある
肌の条件に左右されにくい種類があります。手や唇に使うもの、洗い流すもの、道具の3つです。顔に長時間乗せないぶん外す確率が下がります。
ハンドクリームはその代表です。149品を数えたとき医薬部外品で有効成分を2つ持つ品は82品中4品でしたが、そのうち1つがキュレルのハンドクリームでした。アラントインと酢酸DL-α-トコフェロールという役割の違う2つを入れています。
避けたほうがいい1つ目、香りの強いもの
香りは好みがいちばん割れる要素です。149品では香料が入っていたのは24品で、全体の2割ほど。無香料のほうが多数派でした。
毎日使うものに香りが付いていると合わなかったときに使い切る前に止まります。贈るなら無香料を選ぶほうが外れの幅が小さくて済みます。
2つ目、清涼感の強いもの
メントールが入った製品は気持ちよさが分かりやすいぶん、苦手な人にははっきり苦手です。149品では3品に入っていました。
特に髭剃りのあとに使う製品に集まります。肌が薄い人には刺激になるので、相手の条件を知らないなら外しておくほうが安全です。
3つ目、狙いのはっきりした医薬部外品
特定の悩みに向けた製品は贈られた側が「そう見えているのか」と受け取る場合があります。ニキビ用やシミを防ぐ目的の製品はここに当たります。
効能があること自体は良いのですが、贈り物としては意図が伝わりすぎる。同じ医薬部外品でも保湿や手荒れ向けならこの問題は起きにくくなります。
予算ごとの現実的な選択肢
| 予算 | 向くもの | 理由 |
| 〜2,000円 | ハンドクリーム・リップ | 肌の条件に左右されにくい |
| 2,000〜4,000円 | 洗顔+道具 | 洗い流すので合わないが起きにくい |
| 4,000〜8,000円 | トライアルセット | 相手が自分で選び直せる |
| 8,000円〜 | ブランド指定のセット | 相手が既に使っている場合のみ |
金額が上がるほど相手の情報が必要になります。知らないなら安いほうが外しません。
相手が既に使っている場合
これは条件がまるごと変わります。同じブランドの別ラインを足すのがいちばん確実です。合うことが分かっているからです。
149品を見るとブランドごとに設計の方向がはっきり違いました。キュレルは102品中74品が医薬部外品、バルクオムは19品中3品。同じ方向の中で足すほうが噛み合います。
現物を贈らないという手
金額が大きい場合は相手が選べる形にするほうが結果として喜ばれます。肌に乗せるものは本人が決めるのが確実だからです。
ただしそれだと贈り物として味気ないと感じるなら、道具のほうを贈るという中間の手があります。洗顔ネットや髭剃り用の道具は肌の条件に左右されません。
区分を見ると相手の負担が分かる
医薬部外品は効能をうたえる代わりに使い方が決まっています。毎日続けることが前提の製品が多く、贈られた側からすると習慣を1つ足すことになります。
化粧品なら気が向いたときに使えます。相手にスキンケアの習慣が無いならこちらのほうが手に取りやすい。149品では医薬部外品が82品、化粧品が67品でした。
見分け方は簡単で、「薬用」と書いてあれば医薬部外品です。全成分が「有効成分:」から始まっているかどうかでも判断できます。
相手が男性か女性かで変わるか
肌の条件そのものに性別で決まる部分はありますが、製品の選び方は同じです。脂性か乾燥か、反応が出た経験があるか。見るところは変わりません。
違うのは髭剃りをするかどうかです。毎日剃る人は顔の下半分の条件が違う。剃ったあとに使えるものを選ぶと喜ばれる確率が上がります。
渡すタイミングも効く
季節の変わり目に渡すと使い始める理由ができます。秋口の乾き始めや春先の花粉の時期は肌の調子が動きやすい。
逆に真夏に重いクリームを渡すと使う季節が来るまで置かれます。置かれているうちに期限が近づくこともある。中身だけでなく時期も含めて選ぶほうがいい。
この選び方の物足りない点
外さないことを優先すると贈り物としての驚きが減ります。ハンドクリームは確かに外れませんが、印象には残りにくい。
それとここに書いた条件は相手をよく知らない場合の話です。普段から何を使っているか分かっているなら、条件を無視してその延長線上で選ぶほうが喜ばれます。
僕は一度相手の肌質を確かめずに乳液を贈って使われないまま棚に置かれているのを見ました。外さない側に寄せるようになったのはそれからです。
値段の中身については価格差の記事にまとめています。
決める順番
相手の使っているものを知っているか。知らないなら肌に長く乗らないものから選ぶ。金額を上げるなら相手が選び直せる形にする。
製品ごとの中身はランキング記事に、成分の読み方はメンズ美容の基本ガイドにまとめています。
※本記事はプロモーションを含みます

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