洗顔料に3,300円。ドラッグストアなら1,000円台で選べるものを、3倍出して買う理由があるのか。そこを確かめたくて資生堂メンのフェイス クレンザーを使いました。
結論から書くと、「洗い上がりの読みやすさ」に金を払う製品でした。毎日同じ結果になる、という一点で高い。
この記事でわかること
- 3,300円の洗顔が何を変えるのか
- 安い洗顔との差がどこに出るか
- ドラッグストアのもので足りる人
- 髭剃りとの順番
高い洗顔が何をしているか
洗浄成分そのものは、価格ほどの差はありません。差が出るのは洗い上がりのばらつきの少なさです。
安い洗顔料は、その日の皮脂量や湯の温度で結果が振れます。同じ量・同じ時間でも、朝はさっぱり、夜はぬるつく。この製品はそこが安定していて、毎日ほぼ同じところに落ち着きました。
| ブランド | SHISEIDO MEN(資生堂) |
| 商品名 | SHISEIDO MEN フェイス クレンザー |
| 価格 | 3,300円(税込) |
| 位置づけ | ブランド内でいちばん手を出しやすい価格 |
| 公式 | brand.shiseido.co.jp の SHISEIDO MEN カテゴリ |
全成分から読めること
| ミリスチン酸・ステアリン酸・ラウリン酸+水酸化K | この4つの組み合わせが石けんの土台。泡の弾力と、すすいだあとの切れの良さはここから来ている |
| ココイルメチルタウリンNa | アミノ酸系の洗浄成分。石けんだけより当たりが穏やかになる |
| グリセリン・ソルビトール | 水分を抱える側。洗浄成分と一緒に入っているので、流したあとに肌へ残る |
| セイヨウハッカ葉エキス・クララ根エキス・ツバキ種子エキス | 植物由来のエキス。3,300円という価格の内訳はここにも入っている |
成分は資生堂 公式サイトの全成分表示の表示による(化粧品)
「石けん+アミノ酸系」という組み方が、洗い上がりの読みやすさの正体だと思います。石けんだけだと切れが良すぎて乾き、アミノ酸系だけだとぬるつく。両方入れて真ん中に置いている。
安い洗顔料は片側に寄せて作られることが多い。だから日によって振れます。成分表を見てから使うと、体感が理屈と一致していて納得できました。

泡立ちと、洗い上がり
少量でしっかり泡立ちます。手のひらで20秒ほど転がすと、指が肌に触れない程度の密度になる。ここが安定しているので、こすらずに済みました。
すすいだあとが「軋まない」
洗顔後に鏡の前で30秒待っても、突っ張ってきません。安い洗顔だと、この30秒で頬がこわばることがあります。化粧水までの猶予が生まれるのは、朝の身支度では地味に効きました。
皮脂は残しすぎない
優しい設計のものは、皮脂が残ってぬるつくことがあります。これは残りません。落とすべきものは落として、必要なものは残すという線がはっきりしていました。
資生堂メンという価格帯の考え方
このブランドは、いちばん安いものがこの洗顔で3,300円。クリームになると9,130円、上は13,750円まで上がります。キュレルが1,500〜3,000円台なので、ざっくり3倍から5倍の世界です。
全部をこのブランドでそろえると、毎月の負担がはっきり変わります。僕のすすめは、いちばん効く1段だけをここにして、残りは安いもので固めるやり方。洗顔はその「1段」に選びにくいほうです。
洗顔に金をかける順位は低い
洗顔は肌に乗っている時間がいちばん短い工程です。20秒置いて流すものと、8時間乗せておくクリーム。どちらに金をかけるかと言われれば、後者になる。
それでもこの洗顔を使っているのは、毎日の結果が読めるからです。効き目ではなく、ばらつきの少なさに払っている。そこを納得できないなら、無理に選ぶ製品ではありません。
量と時間の目安
1.5cmほどをよく泡立てて、顔に置いて20秒。朝は10秒でも足ります。置く時間で強さを調整すると、季節が変わっても同じ1本で回せました。
多く出しても落ちが良くなるわけではありません。むしろ泡が余ってすすぎが長くなり、そのぶん乾きます。少なめに出して、足りなければ足す。
髭剃りとの順番
洗顔が先、剃るのが後です。皮脂が乗ったまま剃ると刃が滑りにくく、同じ場所に何度も当てることになります。
剃ったあとに洗顔料をもう一度使うのは避けてください。剃った直後の肌に洗浄成分を当てると荒れます。洗って、剃って、化粧水。この3手で止める。
乾燥する季節とそうでない季節
夏はこの1本で足ります。皮脂が出るぶん、洗ったあとの乾きが自力で戻る。問題は冬で、同じ20秒でも洗い上がりが硬くなりました。
冬は置く時間を10秒に落として、そのぶん化粧水を厚くする。洗顔を変えるより、使い方を変えるほうが安く済みます。1本を1年通して使うなら、この調整は要ります。
朝は洗顔料を使わない選択もある
夜にきちんと落としているなら、朝は湯だけでも成立します。皮脂が多い人は使ったほうがいいですが、乾燥が気になる時期は朝を湯だけにすると持ちが変わりました。
この使い方なら1本が4か月ほど保ちます。3,300円を月800円に薄められる。高いものは、使う回数を減らして延ばすのが現実的です。
ドラッグストアのもので足りる人
肌が丈夫で、洗顔後にすぐ化粧水を塗る習慣がある人は、正直これでなくても困りません。安いものを毎日続けるほうが結果は出ます。
差が出るのは、洗顔後に何分か放置してしまう人です。着替えたり髪を乾かしたりで数分空くなら、その数分で乾かないことに価値があります。
逆に、洗顔後すぐ化粧水を塗れる環境なら、このばらつきの少なさは体感しにくい。製品の良さが出る場面が限られているということです。万人向けではありません。
惜しいところ
チューブが小さめで、毎日朝晩に使うと2か月ほどで無くなります。1回あたりで割れば安く見えますが、買い替えの頻度が高いのは事実です。
それと香りがほぼありません。洗っている実感を香りで得たい人には物足りない。資生堂メンは全体にこの方向で、「使っている感」より「結果の安定」に寄せた作りです。
1本を使い切って
肌が変わったという実感はありません。変わったのは洗顔後の数分が怖くなくなったことです。それが3,300円に見合うかは、朝の何分を洗顔後に使っているかで決まります。
まとめ
洗浄成分の差ではなく、洗い上がりのばらつきの少なさに払う洗顔です。洗顔後すぐ化粧水を塗れる人には要りません。数分空いてしまう人には、その数分ぶんの価値があります。
※本記事はプロモーションを含みます

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