買う前に口コミを読むのに読めば読むほど決まらなくなることがあります。良いと書く人と悪いと書く人が同じくらいいるからです。
肌に乗せるものは使う人の条件で結果が変わります。星の平均を見ても自分に当てはまるかは分からない。読む場所を絞る話をします。
この記事でわかること
- 星の平均が当てにならない理由
- 本文で見る3か所
- 低い評価のほうが情報がある
- 読まなくていい口コミ
星の平均は条件の違いを平らにしてしまう
脂性の人が「重い」と書き、乾く人が「ちょうどいい」と書けば平均は真ん中になります。ところが真ん中に当たる人はどちらでもない人だけです。
自分がどちらかに寄っているなら平均は自分のための数字ではありません。寄っている側の人が何を書いているかを探すほうが役に立ちます。
件数が多いほど正確になる、という感覚もここでは当てになりません。件数が増えるほど条件はばらけます。母数が大きいほど平均は真ん中に寄ります。
本文で見る1か所目、書いた人の条件
脂性か乾燥か、季節はいつか、何と一緒に使っているか。この3つが書いてある口コミだけ読むと数はかなり減ります。
減ったぶん使える情報になります。100件の平均より条件の近い3件のほうが判断の材料になりました。
2か所目、使った期間
「届いてすぐ書いた」ものは使用感の感想です。香りや伸びやべたつきは分かりますが、それ以上のことは分かりません。
効き方の話は2週間以上使ってからでないと書けないはずです。期間が書いていない口コミはどちらの話をしているのか判別できません。
3か所目、何と比べているか
「前より良い」と書いてあっても前が何かで意味が変わります。何も使っていなかった人と高い製品から乗り換えた人では同じ言葉の重さが違う。
比較対象が書いてあると自分の位置に置き換えられます。書いていない場合は判断の材料としては弱い。
低い評価のほうが情報量がある
高い評価は「良かった」で終わることが多い。低い評価は何がどう合わなかったかを具体的に書きます。
しかも合わなかった理由が自分に当てはまらないならその低評価は自分にとって減点になりません。「香りが苦手」という低評価は無香料が条件でない人には関係がない。
僕は低い評価から読むようにしました。自分に当てはまる指摘があるかどうかだけ見る。無ければ候補に残します。
読まなくていい口コミ
| こういう口コミ | 理由 |
| 条件が何も書いていない | 自分に当てはめられない |
| 届いた直後の感想 | 使用感の話しかできない |
| 効能を断言している | 化粧品では言えない範囲 |
| 文章が定型的で具体が無い | 判断の材料にならない |
3つ目は特に注意が要ります。化粧品は効能をうたえません。口コミの形なら何を書いてもいいわけではなく、広告として扱われる場合があります。
サイトによって集まる人が違う
通販の口コミは実際に買った人が中心です。一方でSNSは提供を受けて書いている場合があります。
どちらが正しいという話ではなく集まっている人の性格が違う。同じ製品でも場所によって評価の傾向が変わるのはこのためです。
写真付きの口コミは条件が読める
文章に条件が書いていなくても写真から分かることがあります。テクスチャーの様子や容器の大きさは言葉より確実です。
特に色や質感は文章だと人によって表現が違う。「さらっとしている」の基準が書き手ごとにずれるので、写真のほうが誤解が少ない。
ただし光の当て方で見え方は変わります。複数の写真を見て共通している部分だけ信じるくらいがちょうどよかった。
件数が少ない製品をどう扱うか
新しい製品や取り扱いの少ない製品は口コミが数件しかないことがあります。判断の材料が足りません。
この場合は裏面の全成分に頼るほうが確実です。口コミがゼロでも成分表示は必ず付いています。区分と主な成分から性格はある程度読めます。
149品を数えたときも判断の根拠は全部表示から取りました。口コミを1件も見ていません。数えられる情報のほうが再現性があります。
同じ人が何本も書いている場合
1人が同じブランドの製品に連続して高評価を付けていることがあります。本当に気に入っている場合もありますが、判断の材料としては弱くなる。
見るなら違うブランドも書いている人のほうです。比較の中で言っているので相対的な位置が読み取れます。
自分の記録が最良の口コミになる
他人の条件を推測するより自分が使ったものを記録するほうが早い。製品名、期間、季節、合ったかどうかを1行ずつ。
3本も記録すると自分がどういう傾向かが見えてきます。そこから先は他人の口コミを読む量が減りました。
この読み方の弱点
条件が書いてある口コミはそもそも少ない。絞りすぎると0件になることがあります。
それと書いてある条件が本当かどうかは確かめられません。自己申告なので、脂性だと思っている乾燥肌の人もいます。
結局は自分で試す工程がなくならない。口コミでできるのは候補を減らすところまでで、決めるのは自分の肌の上でになります。
読む順番
低い評価から。条件・期間・比較対象が書いてあるものだけ。自分に当てはまる指摘が無ければ候補に残す。これで読む時間が3分の1になりました。
口コミを読む目的は安心するためではなく候補を減らすためです。読んで迷いが増えているならその時点でやめて裏面の表示を見るほうに切り替える。数えられる情報のほうが判断は速く済みます。
選び方の全体はメンズ美容の基本ガイドに、製品ごとの中身はランキング記事にまとめています。
※本記事はプロモーションを含みます

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