「歯は毎日みがいているのに、歯間に何か挟まっている気がする」「ニンニク料理のあとは、人と話すのが少し気まずい」。そんな小さな引っかかりから、口まわりの道具を見直したくなる人は多いと思います。このページでは、僕のサイトでレビューしてきた電動歯ブラシ、口腔洗浄器、薬用ハミガキ、ブレスケアを1つにまとめました。読み終えるころには、次の3つが決まるはずです。
- 歯ブラシのあとに足すのは、電動歯ブラシか口腔洗浄器か
- 毎日のハミガキを、どちらの薬用ハミガキにするか
- 食後や人と会う前の息のケアを、どの形にするか
選ぶ前に見る3つのこと
いつ、どこで使うか
まずは、使う時間と場所を思い浮かべてみてください。ソニッケアー 5300シリーズは、洗面台に立てておく電動歯ブラシです。モードが1つなので、朝も夜も同じ手順で磨けます。パワーフロッサー3000は防水がIPX7で、僕は夜のお風呂で使っています。洗面台の前で使っていたころは、鏡や床まで水が飛んで拭くはめになったからです。ハミガキも分かれます。ピュオーラ クリーンミントは、歩きながら磨く「ながら磨き」でも垂れにくい泡が売りです。ハグキプラス プレミアムは、僕が時間をかけて磨ける夜に回している1本です。ブレスケアは、外で使うものが中心になります。カプセルのブレスケアは水などと一緒に飲むので、飲み物が手元にある食事の席で使うことになります。
口のどこが気になるか
次は、気になっている場所です。歯間や、歯と歯ぐきのあいだならパワーフロッサー3000。X型の水流で、たまった歯垢を洗い流す作りです。歯の表面をしっかり磨きたいなら、C3 プレミアムクリーンブラシヘッドが付く5300シリーズが合います。歯ぐきのハレや出血、冷たいものでしみるのが気になってきたなら、ハグキプラス プレミアムに歯ぐき向けとしみる痛み向けの薬用成分が入っています。歯周病・むし歯・口臭の予防を1本で済ませたいなら、ピュオーラも候補です。息のケアは、5点でうたっている働きが違います。お腹の中から息リフレッシュとうたうのは小林製薬の2点です。NONIO マウススプレーは口臭原因菌の殺菌をうたい、ミンティアブリーズは清涼感の持続、フリスクは緑茶抽出物の配合を打ち出しています。
注意書きと買い足すもの
ここは買ったあとで気づきやすいところです。ハグキプラス プレミアムはフッ素1450ppmの高濃度配合で、6歳未満の子どもには使えません。ピュオーラは、口の中に傷があるときは使わないよう書かれています。ブレスケアの2点は原材料にゼラチンを含み、フリスク クリーンブレスボトルは小麦を使用した設備で製造されています。電動の2台は、あとから買い足すものも出てくるので覚えておいてください。パワーフロッサー3000のノズルは6か月ごとの交換がすすめられていて、5300シリーズには電源アダプターが付きません。
9点の早見表
| 商品 | 向く人 | 気になる点 | |
|---|---|---|---|
| {{philips-sonicare-5300-hx7108-06-review | ソニッケアー 5300シリーズ HX7108/06}} | 初めての電動歯ブラシで設定に迷いたくない人 | 電源アダプターなし、充電に約24時間 |
| {{philips-sonicare-cordless-power-flosser-3000-hx3826-31-review | コードレスパワーフロッサー3000 HX3826/31}} | お風呂で水を使って歯間を流したい人 | ノズルは6か月ごとに交換、1回は最大60秒 |
| {{pyuora-hamigaki-clean-mint-large-170g-review | 薬用ピュオーラ クリーンミント 大容量 170g}} | ながら磨きで泡を垂らしたくない人 | 口の中に傷があるときは使えない |
| {{systema-haguki-plus-premium-hamigaki-fresh-crystal-mint-95g-review | ハグキプラス プレミアム フレッシュクリスタルミント 95g}} | 歯ぐきとしみる痛みのケアを1本にしたい人 | 6歳未満は使えない、子どもの手の届かない所に保管 |
| {{breath-care-osusume | ブレスケア ストロングミント味 50粒}} | 食事や飲み会のあとに水で飲みたい人 | ゼラチン入り、まれにカプセル同士がくっつく |
| {{breath-care-osusume | 噛むブレスケア アソート パウチ100粒}} | 水を使わず噛んでケアしたい人 | ゼラチン入り、粒が割れている場合あり |
| {{breath-care-osusume | NONIO マウススプレー クリアハーブミント 5mL}} | すぐ口にシュッと使いたい人 | アルコール配合、車内など高温の場所に置かない |
| {{breath-care-osusume | ミンティアブリーズ リフレッシュブルー 30粒}} | すっとする感じを長く続けたい人 | うたっているのは清涼感の持続 |
| {{breath-care-osusume | フリスク クリーンブレスボトル フレッシュミント 105g}} | 机に置いて少しずつ口にしたい人 | 小麦を使用した設備で製造 |
歯ブラシのあとを変える2台
フィリップス ソニッケアー 5300シリーズ HX7108/06
モードがクリーンの1つだけなので、初めての電動歯ブラシでも設定で迷わない1本です。ソニッケアー 5300シリーズ HX7108/06の本体は、毎分約31,000ストロークで振動します。付属のC3 プレミアムクリーンブラシヘッドは、歯に触れる面積が従来のホワイトプラスブラシヘッドの約4倍。根元がやわらかく、歯ぐきのきわに当てても当たりがおだやかでした。強さは2段階で、僕は朝を強、夜を弱にしています。手みがきの癖が抜けないうちは、過圧防止センサーをよく反応させていました。強く当てすぎると振動とパルス音が変わるので、すぐ気づけます。そのたびに力を抜くうちに、ヘッドを歯に添える持ち方が身につきました。ブラシヘッドの替えどきをランプで知らせてくれるのも助かります。引っかかるのは充電です。電源アダプターが付かず、充電には約24時間かかります。出張の前の晩には、ランプを一度見ておいてください。重さは約122gです。同じソニッケアーで本体を軽くしたいなら、約97gの3100シリーズ HX3671/33と見比べる手もあります。
フィリップス ソニッケアー コードレスパワーフロッサー3000 HX3826/31
糸ようじを1本ずつ通す代わりに、水で歯間を流したい人に向くのがコードレスパワーフロッサー3000 HX3826/31です。ノズルの先が4方向に分かれていて、そこからX型の水流が出ます。モードは毎日の掃除向けのClean modeと、歯から歯へ案内してくれるDeep Clean modeの2つがあります。強さは3段階です。僕は弱いほうから始めて、慣れたら1段ずつ上げています。カドペーサーが15秒ごとに一時停止するので、それを合図に当てる場所を移せます。時間を自分で数えなくていいのは楽です。フル充電なら最大40日コードレスで使えて、出張にはトラベルポーチに入れて持っていけます。手間は3つあります。充電口のカバーは、防水のために充電時以外は閉じておく決まりです。ノズルは6か月ごとの交換がすすめられています。タンクは250mlで1回最大60秒なので、奥歯まで行き着かずに水を足す日もありました。替えノズルはF1 Standard nozzleがHX3042/00、F3 Quad Stream nozzleがHX3062/00です。半年ごとに買い足すなら、この2つの型番を控えておくと迷いません。
洗面所に置く薬用ハミガキ2本
花王 薬用ピュオーラ ハミガキ クリーンミント 大容量 170g
歯ブラシをくわえたまま部屋を歩く、ながら磨きの人に向く歯みがき粉です。花王は泡を「ながら磨きでも垂れにくい密着泡」と説明しています。僕は夜、風呂上がりに明日の服を出したり、机を片づけたりしながら磨きます。前の歯みがき粉では泡が垂れて部屋着の襟に白い跡をつけましたが、ピュオーラに替えてからは気にならなくなりました。ゆすぐと泡はすっと流れます。薬用成分はCPC・BGA・フッ素の3つで、効能は「歯周病(歯肉炎・歯周炎)・むし歯・口臭予防」です。目的ごとに歯みがき粉を分けずに済むのは楽ですよ。クリーンミントは舌がひりひりするほどの辛さがなく、寝る前の僕にはちょうどいい強さでした。口の中に傷があるときは使えません。170gは旅行のポーチで場所を取るので、持ち歩くなら同じクリーンミントのミニ(30g×2)が向きます。朝にもっとガツンとくるミントが欲しいなら、同じピュオーラのストロングミントを見てみてください。同じピュオーラの美白ケアは、薬用成分の顔ぶれが変わります。その違いを表にしたのが薬用ピュオーラ ハミガキ クリーンミント 大容量 170gのレビューです。
ライオン システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ フレッシュクリスタルミント 95g
歯ぐきのことと、しみる痛みのことを1本にまとめたい大人に合う薬用ハミガキです。ライオンが挙げている機能は8つあります。歯ぐきまわりにはトラネキサム酸、ビタミンE、GK2、IPMPの4成分。しみる痛みには硝酸カリウム、ムシ歯予防にはフッ素1450ppm、歯石の沈着予防にはポリリン酸Naが入っています。泡でステインを浮かせて落としやすくする、マイルドクレンジング処方も特徴です。使うときのコツは量とすすぎ方です。ライオンの目安は1〜2cmで、すすぎは1回程度がおすすめとされています。システマ ハグキプラス プレミアム フレッシュクリスタルミント 95gを使い始めたころの僕は、ブラシの端までたっぷり乗せていました。いまは1〜2cmにしていて、それでも泡は十分に立ちます。6歳未満の子どもには使えず、子どもの手の届かない所に保管するよう求められています。小さい子と洗面所を分け合う家だと、出しっぱなしにはしにくいでしょう。それから、僕は寝起きの口に使ってひんやり感を強く感じた日がありました。冷たさが苦手なら、夜に回すと使いやすいと思います。香味はほかにエレガント フルーティミントとロイヤルハーブミントがあり、名前が似ています。同じシリーズのハグキプラス ハミガキ 90gはメディカルハーブの香味で着色剤が入っていないので、色や香りで選びたい人はそちらと見比べてください。
外で息を整えるブレスケア5点
小林製薬 ブレスケア ストロングミント味 50粒
ニンニク料理やお酒のあとの息が気になる日に、水で飲むカプセルが小林製薬 ブレスケア ストロングミント味 50粒です。小林製薬も「ニンニク料理・アルコールの後に」と案内しています。カプセルの中身は、メントールとパセリオイルの清涼成分。水で飲むとカプセルがお腹に直接届き、お腹の中から息リフレッシュすると表記されています。口に吹きかけるスプレーや、なめるタブレットとはここが違います。1回の目安は2〜3粒で、気になるときは3〜4粒です。飲むときは、かまずに水などの飲み物と一緒にのみこみます。原材料にゼラチンを含み、血中のアルコール濃度には影響を与えないという注意書きもあります。50粒は、まれにカプセル同士がくっついて取り出しにくい場合があるそうです。ニンニク料理を食べた日の帰りに、まず1回分を試してみてください。
小林製薬 噛むブレスケア アソート パウチ100粒
カプセルを水で飲みこむより、噛むほうが気楽な人に向くグミです。噛んだ瞬間に、清涼成分(メントール、パセリオイル)とフレーバーが口の中に広がります。清涼成分はお腹まで届くと表記されていて、口とお腹の両方に向けた作りです。噛むブレスケア アソート パウチ100粒は、レモン味・ピーチ味・グレープ味の3つが1袋に入ったアソートです。100粒はチャック袋に収まっていて、開けたあともチャックで口を閉じておけます。1回の目安量は1〜2粒(気になるときは2〜3粒)で、カプセルの2〜3粒より少なめです。粒数はカプセルの50粒の倍の100粒です。こちらもゼラチン入りで、粒が割れている場合があるとされています。
ライオン NONIO マウススプレー クリアハーブミント 5mL
口臭の原因菌に働くものを選びたい人には、このスプレーがあります。殺菌成分のℓ-メントールが口臭原因菌を殺菌し、口臭の発生を防ぐと表記されていて、効能・効果は「口臭・気分不快」です。使い方は、口にシュッとスプレーするだけ。手のひらサイズなので、仕事中や外出先でもさっと取り出せるのがいいところです。香味はクリアハーブミントのほかに、スプラッシュシトラスミントとピュアフルーティミントの2種類で、好みで選べます。アルコール配合の製品で、乳幼児の手の届くところと、車の中のように高温になる場所には置かないよう書かれています。車のドリンクホルダーに入れたままにしがちな人は、ここは気をつけてください。カプセルやグミとうたっている働きがどう違うかは、ライオン NONIO マウススプレー クリアハーブミント 5mLを含む5点を1つの表にした比較記事で見比べられます。
アサヒグループ食品 ミンティアブリーズ リフレッシュブルー 30粒
口の中がすっとする感じを長く続けたい人の、大粒のミントタブレットです。うたっているのは「心地よい清涼感が持続」で、そのためにクーリング原料を新たに追加配合しています。アサヒグループ食品 ミンティアブリーズ リフレッシュブルー 30粒の内容量は30粒(22g)で、1製品あたりのエネルギーは70kcal、糖類は0gです。甘いタブレットの糖類が気になる人にも選びやすい数字です。甘味料にはソルビトールやアスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムKが使われています。原材料にゼラチンの記載はありません。ブレスケアの2点はゼラチン入りなので、それを避けたい人の候補になります。カバンに入れておいて、会話の前にさっと口にする使い方が合うでしょう。原材料には香料やショ糖エステル、クチナシ色素も使われています。パッケージは青と黒のツートンカラーの、シンプルなデザインです。
クラシエ フリスク クリーンブレスボトル フレッシュミント 105g
机の上に置いて、ちょくちょく口にしたい人に向くボトルです。クラシエは、人と話す前に手軽に自分の息をキレイにしたい人に向けた商品だと案内しています。クラシエ フリスク クリーンブレスボトル フレッシュミント 105gの粒は三角形の3層で、真ん中の層に息キレイ成分の緑茶抽出物を配合。口に入れた瞬間に、ミントの刺激と爽快感が広がると表記されています。105gに150粒入りで、缶の商品の約3.3倍の量です。1製品あたりの熱量は322kcalで、糖類は0gになっています。小麦を使用した設備で製造されているので、小麦が気になる人は先に確かめてください。ホームページと店頭、手元のパッケージで記載内容が異なる場合があるとも書かれています。買ったら箱の表示も見ておくと確実です。
迷ったときの選び分け
電動に替えるか迷っているなら、5300シリーズから入ると身構えずに済みます。イージースタート機能で、振動に少しずつ慣れていけるからです。歯間まで気になる人は、パワーフロッサー3000を浴室に置く使い方が合います。僕は歯ブラシを洗面台、歯間をお風呂と分けてから、鏡や床に飛んだ水を拭く手間がなくなりました。ハミガキは、磨き方で決めると早いです。歩きながら磨くことが多いならピュオーラ。時間をかけて丁寧に磨ける夜の1本を探しているなら、ハグキプラス プレミアムが向きます。僕もそういう夜に使っています。6歳未満の子がいる家では、ハグキプラス プレミアムは大人用として手の届かない所にしまってください。息のケアは、そのとき手元にあるもので選べます。飲み物があるならカプセルのブレスケア。何も無いならグミかタブレットで、すぐ口の中に使いたいならNONIOです。NONIOは、車の中のように高温になる場所には置かないよう書かれています。車で過ごす時間が長い人は、置き場所を決めてから選んでください。
注文画面で見る型番と名前
5300シリーズのホワイトはHX7108/06です。ブラックはHX7101/06で、末尾が/09の出品は充電器台とトラベルケースが付いた2025年モデルなので、付属品が違います。パワーフロッサー3000はHX3826/31を選んでください。HX3826/34はミントとして出ている別の型番で、HX3823/31も別物です。ピュオーラは、商品名の「170g」のあとに「×6個」のような数が付いていないかを見ておきましょう。ハグキプラス プレミアムは同じ95gで香味が3種類あり、10個セットも売られています。カートに入れる前に、香味の名前と個数が合っているかを確かめれば安心です。
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