高さ141.9mm、台座の直径89.3mm。僕がモニターの横に置いているRØDE NT-USB Miniは、24-bitで録れるコンパクトなUSBマイクです。USB-Cでつなぐだけで、声が録れます。ドライバーもソフトも要らないので、届いたらすぐ使えます。声をはっきり届けたい人に、まず推したい1本です。
この記事でわかることを書いておきます。
- 挿すだけで使える手軽さと声の拾い方
- 使って良かったところと合わない場面
- NT-USB+や無印NT-USBとの違い
- 型番を取り違えない見分け方
値段だけ先にのぞいておくと話が早いです。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
NT-USB Miniの基本情報
まずは大きさと録音のスペックを表で見てください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | RØDE(ロード) |
| 商品名 | NT-USB Mini |
| 大きさ・重さ | 高さ141.9mm・幅54.5mm・台座の直径89.3mm・585g |
| 録音 | 24-bit・48kHz・カーディオイド |
| 接続 | USB-C(ヘッドホン端子は3.5mm) |
| 価格(税込) | 17,330〜27,070円 |
値段は17,330〜27,070円の幅で出ています。今いくらかは、下のボタンから確かめてください。
NT-USB Miniでできること
NT-USB Miniは、パソコンやタブレットにつないで使うコンパクトなUSBマイクです。ゲーム、ボーカルや楽器のレコーディング、ストリーミング、ポッドキャスト制作、音声通話まで、使いみちはかなり広め。ここでは特徴を3つに絞って書きます。
NT-USB Miniはつないで録音ボタンを押すだけ
まず推したいのは、準備のいらなさです。USB出力がクラスコンプライアントなので、ドライバーもソフトも入れずにパソコンやタブレットで使えます。つないで録音ボタンを押せば、もう録れる手軽さ。
電源はUSBからもらうバスパワーです。マイクのためにコンセントを空ける必要はありません。
対応するOSは、macOS 10.12とWindows 10。USBでは、入力がモノラル、出力がステレオで、同時にやりとりします。録音は24-bit・48kHzです。
機材に詳しくなくても、USBにつなぐだけで始められる。ここがこのマイクの分かりやすい魅力です。
NT-USB Miniは前からの声にしぼって拾う
指向性はカーディオイドです。部屋の音を抑えながら、会話やボーカル、楽器といった録りたい音にフォーカスしてくれます。生活音のある部屋で話す人ほど、この性格はありがたいはずです。
破裂音をおさえるポップフィルターは、マイクの中に入っています。外付けのフィルターを別に用意しなくて済みます。
中身はエレクトレットコンデンサーで、周波数の範囲は20Hz〜20kHz。1% THDのときの最大入力は121dBあります。
RØDE Connectというソフトを入れると、ノイズゲート、コンプレッサー、APHEX Aural Exciter、Big Bottomといった処理も使えます。1台のMacやPCに、NT-USB Miniを最大4台までつなげるのもRØDE Connectでの話。ソフトのほうはmacOS 11以降、Windows 10 Version 1803以降が条件です。
NT-USB Miniは遅れないモニターと机向きのスタンド
本体には3.5mmのヘッドホン端子がついています。自分の声をゼロレイテンシーで聞けるので、声が遅れて返ってくるエコーに悩まされません。ヘッドホンアンプには細かく合わせられるレベルコントロールもあります。
スタンドは、マグネットで着脱できるデスクスタンドです。360度のスイングマウントで、マイクの向きを好きな角度に変えられます。
ボディはスチールと強化ナイロン樹脂で、仕上げはマットブラックです。

NT-USB Miniを机で使ってみて
僕がNT-USB Miniを使うのは、平日の夜のオンライン会議と、休日にパソコンで声を録るときです。どちらの場面でも、デスクのモニターの横に置きっぱなしにしています。
つないですぐ話せたのが楽だった
初めてつないだときは、USB-Cを挿して、会議アプリのマイクをNT-USB Miniに切り替えただけでした。何かをインストールした覚えはありません。設定画面を探し回らずに済んだのは、正直かなり助かりました。
見た目は小さいのに、持ち上げるとずっしりきます。机の上でケーブルに引っぱられても動きにくくて、置き場所が決まりやすいと感じました。台座はマグネットでくっついているので、掃除のときは本体だけ外して脇によけています。
置き方は、スイングマウントで少しだけ口のほうへ傾けるのが僕の定番です。正面から話すより、角度をつけたほうが声が素直に入る気がしています。
声を聞きながら話せるのが気に入っている
ヘッドホンをマイクにつないで、自分の声を聞きながら話しています。声が遅れて返ってこないので、しゃべるリズムが崩れません。長めに話す録音ほど、このありがたさが分かります。
ポップフィルターが中に入っているので、マイクとの間には何も挟んでいません。近くで話しても、録った音を聞き返して息の音が耳についたことはほとんどありませんでした。
しばらくはソフトなしで使っていて、あとからRØDE Connectを入れてノイズゲートを試しました。録った音を聞き返すと、話していない間のエアコンの音が目立たなくなっていて、これは入れてよかったと思った部分です。
NT-USB Miniの弱点と向かない使い方
気になる点もあります。まずはスペックの話からです。
サンプルレートは48kHzだけで、ビット深度は24-bit。USBでの入力はモノラルなので、1台で左右に分けたステレオ録音はできません。楽器を左右に広げて録りたい人には物足りないはずです。
ノイズゲートやコンプレッサーなどの処理は、RØDE Connectを入れて使う形です。マイク本体の動作条件はmacOS 10.12とWindows 10ですが、RØDE ConnectはmacOS 11以降、Windows 10 Version 1803以降が条件。OSが古いパソコンでは、マイクは動いても処理のほうが使えないことがあります。
マイクから出る口はUSB-Cで、3.5mmの端子はヘッドホン用です。パソコンかタブレットにUSBでつなぐ前提のマイクだと考えておいてください。
使っていて合わなかったのは、椅子の背にもたれてマイクから離れて話したときです。声が細くなって、部屋の響きのほうが目立ちました。キーボードをマイクのすぐ近くで強く打つと、打つ音も入ります。重さもあるので、カバンに入れて持ち歩く気にはなりませんでした。
NT-USB Miniが向く人・向かない人
- 向く:ドライバーを入れずにすぐ声を録りたい人
- 向く:机の上に小さく置けるUSBマイクがほしい人
- 向かない:1台でステレオ録音をしたい人
- 向かない:48kHz以外のサンプルレートで録りたい人
NT-USB+や無印のNT-USBとはどう違う?
RØDEのUSBマイクで名前が似ているのが、NT-USB+と無印のNT-USBです。3台とも指向性はカーディオイドで、周波数の範囲は20Hz〜20kHzでそろっています。
NT-USB+は24-bit・48kHzで、つなぎ方はUSB-C。電源はUSBバスパワーの5V・500mAです。重さは540gで、大きさは長さ184×幅62×奥行50mm。値段は31,680〜35,200円の幅で出ています。
無印のNT-USBは、ビット深度が16-bitで、最大SPLは110dB。USBと3.5mmのヘッドホン端子がつき、重さは520g、大きさは高さ184×幅62×奥行50mmです。
24-bitで録りたいなら、候補はMiniかNT-USB+。無印のNT-USBは16-bitなので、24-bitで録るならMiniかNT-USB+から選ぶことになります。
マイクのほかに、パソコンの周りをまとめて整えたい人はPCまわりのガジェットの記事も参考にしてください。
迷ったら、まずビット深度と大きさの2つを見比べると決めやすくなります。
注文のときに見る型番とJAN
名前が似ているので、通販ではNT-USB+や無印のNT-USBと取り違えないように気をつけてください。商品名の「Mini」まで目で追ってから選ぶと安心です。NT-USB MiniのJANは0698813006687です。
Yahoo!ショッピングでは、海外並行品や中古と書かれた出品も混ざっています。国内正規品と明記している店もあるので、正規品にこだわるなら商品名と説明を読んでから注文すると安心です。
本体の色はマットブラックです。何台か並べて使うなら、NT-USB Mini用のカラー識別クリップセット「RØDE COLORS1」も別売りで出ています。
NT-USB Miniをすすめたい人
NT-USB Miniは、USB-Cで挿すだけで録れる小さなコンデンサーマイクです。カーディオイドで前の声にしぼって拾い、ポップフィルターも中に入っています。ヘッドホンで自分の声を遅れなく聞けて、RØDE Connectを入れればノイズゲートなどの処理も足せます。
弱点は、サンプルレートが48kHzだけなことと、入力がモノラルなこと。机の前でひとりで話す声を録るなら、ここで困ることは少ないはずです。
注文の前に見てほしいのは1つだけ。商品名が「NT-USB Mini」になっていて、NT-USB+や無印のNT-USBではないかを確かめてから選んでください。
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