空気清浄機の仕様に「~畳」が2つ並んでいたら、どっちを見ればいいんでしょう。このレビューは、その畳数を軸にSHARPのFU-S50-Wを見ていきます。寝室とリビングで使ってきた僕が、加湿はいらないから静かに空気をきれいにしたい人にすすめたい1台です。
この記事でわかることは、下の3つにしぼりました。
- 2つの畳数がそれぞれ指しているもの
- フィルターと運転音、電気代の目安
- 使って見えた弱点と、F-PX55Dとの違い
寝室用の1台を探しているなら、候補に入れてみてください。
SHARP プラズマクラスター7000 空気清浄機 FU-S50-W
参考価格 19,350円前後
リビングや寝室で、花粉やホコリ・ニオイ対策に空気清浄機を置きたい人向け。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
FU-S50-Wの基本スペック
数字をざっと押さえておきます。畳数が2つあるので、そこだけ気をつけて見てください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | SHARP(シャープ) |
| 型番 | FU-S50-W(ホワイト系) |
| 適用床面積 | プラズマクラスター 約14畳(約23m²)/空気清浄 ~23畳(38m²) |
| 外形寸法・質量 | 幅383×奥行209×高さ540mm・約4.9kg |
| フィルター | 静電HEPAフィルター・脱臭フィルター(交換目安は各約10年)、抗菌・防カビプレフィルター |
| 価格(税込) | オープン価格(目安は19,350〜21,780円) |
奥行き209mmが置き場所に収まりそうなら、今の値段をのぞいてみてください。
SHARP プラズマクラスター7000 空気清浄機 FU-S50-W
参考価格 19,350円前後
リビングや寝室で、花粉やホコリ・ニオイ対策に空気清浄機を置きたい人向け。
薄型のFU-S50が得意なこと
FU-S50は、シャープが「リビング・寝室などにおすすめ」としているスタンダードタイプの薄型空気清浄機です。加湿の機能は付いていません。部屋の空気をきれいにすることだけを受け持つ1台です。
FU-S50の2つの畳数
迷いやすいのがここです。畳数は、約14畳と~23畳の2つが出ています。
約14畳(約23m²)のほうは、プラズマクラスター適用床面積です。本体を壁際に置いて「中」で運転したとき、部屋の中央、床から1.2mの高さで7,000個/cm³のイオンが測れる広さを指します。シャープがおすすめ畳数として出しているのも、この~14畳です。
~23畳(38m²)のほうは、空気清浄適用床面積の目安。日本電機工業会の規格(JEM1467)で決められた項目で、決まった濃さのホコリを30分で基準の値まで減らせる部屋の広さを表しています。8畳の部屋なら、清浄時間は12分です。
プラズマクラスターまで部屋全体に届かせたいなら14畳まで。ホコリを集める力の目安は23畳まで。こう分けて読むと、数字が2つあっても混乱しません。
FU-S50の静電HEPAフィルターと脱臭フィルター
中に入っているフィルターは3つです。静電HEPAフィルター、脱臭フィルター、そして抗菌・防カビプレフィルター。
静電HEPAフィルターは、0.3µmの微小な粒子を99.97%以上集じんします。10,000個の微小な粒子を吸い込んで、通すのは3個だけ。ただ、この数字はフィルターの除去性能です。部屋全体への除去性能とは違うので、そこは分けて受け取ってください。
PM2.5については、0.1~2.5µmの粒子を99%キャッチするとされています。これは32m³(約8畳)の密閉空間での効果で、実使用空間での結果ではありません。0.1µm未満の粒子は除去の確認ができていない、という注記も付いています。
脱臭フィルターは、空中に漂うタバコ臭やペット臭、料理臭などを脱臭するためのものです。静電HEPAと脱臭の2つは、どちらも交換目安が約10年。この10年はJEM1467に基づく試験方法で出した、1日にタバコ5本吸った場合の目安です。使う環境によっては寿命が早まる場合があります。
FU-S50の気流と3つの運転モード
風の出し方は「スピード循環気流」。部屋全体に風の流れを素早く行き渡らせて、遠くのホコリも引き寄せます。吸い込むのは、本体の背面全体に広がる大きな吸込口です。
運転は強・中・静音の3つ。それぞれの数字はこうなっています。
| モード | 風量/運転音/消費電力 | 1時間あたりの電気代 |
|---|---|---|
| 強 | 5.1m³/分/52dB/49W | 約1.5円 |
| 中 | 2.9m³/分/40dB/13W | 約0.40円 |
| 静音 | 1.0m³/分/21dB/2.6W | 約0.08円 |
1日24時間つけっぱなしにした場合でも、静音なら電気代は約1.9円。中で約9.7円、強で約36円です。待機時の消費電力は約0.3Wです。
別に「パワフル吸じん運転」もあります。最初の10分間は最大運転でプラズマクラスターを集中的に出し、そのあと50分間は強めの風量で吸じんを続けるモードです。
花粉については、プラズマクラスターが「+」と「-」両方の静電気を除去することで、花粉や微小な粒子が壁などへ付着するのを抑制する、とシャープは説明しています。浮遊花粉のアレル物質の作用を抑制したという試験もあります。試験機関はITEA(株)で、約25m³(約6畳空間)の試験空間で、FU-S50と同等性能機種のKC-F50を風量「強」で運転し、約29分で抑制したという結果です。
センサーはニオイ用で、モニターには「きれいモニター」を備えています。

FU-S50を寝室とリビングで使ってみて
最初に合わないと感じたのは、冬の乾いた寝室でした。加湿の機能がないので、部屋の乾燥はそのままです。僕は加湿器を別に置いて、FU-S50と一緒に動かしています。
焼肉やニオイの強い料理をした日も、FU-S50だけに任せるのはやめました。強いニオイがあるときに使い続けると、フィルターからニオイが出て交換が必要になる場合がある、と注意書きにあったからです。そういう日は窓を開けて、換気しながら回しています。
寝る前は静音に切り替える
寝るときは静音運転にしています。耳を澄ませば動いているのが分かるくらいで、眠りを邪魔されると感じたことはありません。モニターランプも消せるので、部屋を真っ暗にしたい夜は切っています。
朝は窓を開けて換気したあと、しばらく「強」で回します。出かける前に「中」に戻すのが、僕のいつもの流れです。
リビングは壁際に置いて、掃除のついでに手入れ
リビングでは、テレビ台の横の壁際に置いています。奥行きが浅いので、通り道にはみ出さないのは助かるところです。
部屋に掃除機をかけたあとは、パワフル吸じん運転のボタンを押しておきます。手入れは、プレフィルターについたホコリを掃除機で吸い取るくらい。後ろのパネルを外さなくていいので、床の掃除のついでに本体の背中もさっと吸っています。面倒くさがりの僕でも続いています。
ひとつだけ言うと、約4.9kgあるので片手でひょいとは運べません。寝室とリビングを行き来させるときは、両手で抱えて移しています。
FU-S50には加湿機能がありません
ここははっきり書いておきます。乾いた部屋を潤す機能は、この1台にはありません。冬の乾燥まで1台でどうにかしたいなら、加湿の付いたタイプを選ぶほうが合います。そういう人は、加湿空気清浄機の記事から選ぶほうが早いです。
それ以外にも、取りきれないものがはっきり決まっています。
- タバコの有害物質(一酸化炭素など)は、すべては除去できない
- 建材臭やペット臭のように出続けるニオイは、すべて取れるわけではない
- 吹き出す風が当たらない場所のニオイは取れない
- 使い捨てプレフィルターは別売
使っていても、風が届きにくい部屋の隅や、キッチンの奥のニオイまでは追いついていないと感じる日があります。ニオイが気になる場所の近くに置くほうが、僕の部屋では合っていました。
FU-S50が合う人・合わない人
- 14畳くらいまでの寝室やリビングに1台置きたい人
- 加湿器はもう持っている人
- 夜は静かに回しておきたい人
- 加湿まで1台で済ませたい人には合わない
F-PX55DやMC557Aとの違い
見比べやすいのは、同じく加湿なしの空気清浄機、パナソニックのF-PX55Dです。ダイキンのストリーマ空気清浄機 MC557Aも、仕様だけ紹介しておきます。ほかのメーカーまで広げて探したいなら、空気清浄機のおすすめの記事が便利です。
| 項目 | FU-S50 | F-PX55D |
|---|---|---|
| 加湿 | なし | なし |
| 適用床面積 | 空気清浄 ~23畳(38m²) | 新基準 15畳(25㎡)・旧基準 25畳(41㎡) |
| 8畳の清浄時間 | 12分 | 約12分 |
| 風量(強) | 5.1m³/分 | 5.5 |
| 質量 | 約4.9kg | 4.8kg |
| 外形寸法 | 幅383×奥行209×高さ540mm | 500×125×380mm |
F-PX55Dは、JEM1467(2015)と最新のJEM1467(2026)の2つの規格に合わせて、適用床面積を新基準の15畳と旧基準の25畳に分けて書いています。FU-S50の~23畳には規格の版が書かれていないので、23と25をそのまま比べないほうが安全です。
8畳の清浄時間はどちらも12分前後。質量も4.9kgと4.8kgで、ほぼ同じです。
ダイキンのMC557Aは、「圧迫感のないコンパクトタイプ」と紹介されている機種です。0.1μm~2.5μmの粒子を99%除去、TAFUフィルターは10年間交換不要とされています。
FU-S50とFU-S50-W、型番の見方
シャープの公式ページでの型番はFU-S50で、色はホワイト系の「-W」だけです。通販の販売ページでは、色まで付けたFU-S50-Wの名前で出ています。
検索すると、FZ-D50HFなどの互換フィルターや、中古の出品も一緒に出てきます。本体のつもりでフィルターだけを注文しないように、商品名に「空気清浄機」と型番が入っているかを見てください。「中古」や「未使用品」の表記がないかも、あわせて見ておくと安心です。
価格はメーカーが決めていないオープン価格です。値段は販売ページで確かめてください。
FU-S50レビューのまとめ
FU-S50は、加湿の付いていない薄型の空気清浄機です。プラズマクラスターの目安は約14畳まで、空気清浄の目安は~23畳まで。静電HEPAと脱臭のフィルターは交換目安が約10年で、静音なら1時間あたりの電気代は約0.08円です。僕は寝室では静音で、リビングでは壁際で、特に迷わず使えています。
加湿なしの1台どうしでF-PX55Dと迷うなら、適用床面積を新しい基準の数字で確かめて選びたいときはF-PX55D、部屋にプラズマクラスターを行き渡らせたいときはFU-S50、と分けると決めやすいはずです。
SHARP プラズマクラスター7000 空気清浄機 FU-S50-W
参考価格 19,350円前後
リビングや寝室で、花粉やホコリ・ニオイ対策に空気清浄機を置きたい人向け。
※本記事はプロモーションを含みます

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