甘酒やヨーグルトを家で作るのに、専用の家電はどこまで役に立つのでしょうか。手元にあるのが500mlの牛乳パック1本だけでも、ビタントニオの発酵メーカー VFM-10-Wなら、そのパックを使ってヨーグルトが作れます。僕は台所の隅にこれを置いていて、発酵食品を家で始めたい人には迷わずすすめています。
この記事でわかることは、仕込みの温度から弱点までです。
- 塩麹・甘酒・ヨーグルトの温度と時間
- 容器2個と牛乳パックの使い分け
- 本体を洗えないなどの弱点
- VYG-60やBONIQとの違い
まずは、ここから見てみてください。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
VFM-10-Wの基本情報
VFM-10-Wは、ビタントニオが2024年に出した発酵メーカーです。2月29日に公式オンラインストアで売り出され、3月1日から全国の百貨店や家電量販店にも並びました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Vitantonio(ビタントニオ) |
| 商品名・品番 | 発酵メーカー VFM-10-W |
| 温度・時間 | 25〜65℃・30分〜48時間 |
| 付属品 | 容器(1000ml)×2個・スプーン・牛乳パック用クリップ・カラーレシピブック |
| サイズ・重さ | 約175×D220×H200mm・約670g(本体、フタのみ) |
| 価格(税込) | 7,590円(公式) |
消費電力は30Wで、電源コードは約1.0mあります。本体はPP、フタはAS、容器もPPという樹脂でできています。
発売のときに案内された想定価格は6,930円(税込)でした。いまは公式で7,590円(税込)です。今いくらかは、こちらで見てみてください。
VFM-10-Wでできること
温度と時間を自分で決められるぶん、作れるものの幅が広い発酵メーカーです。ここでは特徴を3つに絞りました。
VFM-10-Wは25〜65℃・最長48時間まで設定できる
使い方はシンプルで、調節ボタンで温度と時間を決めたら、スタートボタンを押すだけです。温度は25〜65℃、時間は30分から48時間まで選べます。30分・40分・50分は10分単位、1時間から先は1時間単位で合わせる仕組みです。
初期設定は40℃・5時間になっています。ヨーグルトの目安と同じ数字なので、ヨーグルトなら設定を変えずにスタートを押せます。
ほかのものを作るときの目安は、こちらです。
- 塩麹:55℃で8時間
- 味噌:55℃で8時間
- 甘酒:55℃で7時間
- ヨーグルト:40℃で5時間
- 発酵あんこ:60℃で10時間
- パン生地:30℃で50分(一次発酵)、30℃で60分(二次発酵)
塩麹や甘酒は55℃、ヨーグルトは40℃、パン生地は30℃と、作るものによって温度はかなり違いますよね。それでもどれも25〜65℃の中に収まるので、1台でまかなえます。手ごねでパンを焼く人なら、生地の発酵を任せる使い方もできるでしょう。
VFM-10-Wの容器は1000mlが2個
付いてくる容器は、1000mlのものが2個。形は四角で、冷蔵庫に入れやすく作られています。フタは2か所で留める二点ロックなので、取りやすいのも助かるところです。
この容器は、できあがったものをそのまま保存するのにも使えます。保存用の容器を消毒したり、中身を移し替えたりする手間はかかりません。容器は電子レンジで消毒でき、水を100ml入れて500〜700Wで5分が目安です。
容器が2個あるので、片方を冷蔵庫で保存に回しながら、もう片方で次を仕込めます。両方埋まったときは、500mlの牛乳パックが使えるのも心強いです。牛乳パックでヨーグルトが作れて、専用のクリップも付属しています。
VFM-10-Wは低温調理にも使える
名前は発酵メーカーですが、低温調理にも使えます。作れるものとして挙がっているのは、甘酒やヨーグルトのほかに、砂肝のコンフィ、玉ねぎやトマトの野菜麹、カッテージチーズ、発酵あんこです。
食材は本体に直接入れず、容器に入れて使います。付属の容器以外で作るなら、耐熱性があってふたの閉められる容器を選んでください。低温調理で火の通りが足りないと感じたら、温度を上げるか、時間を長くして調整します。
発酵食品のついでに、砂肝のコンフィのような料理もときどき作ってみたい人には、1台で両方こなせるのは大きいと思います。

発酵メーカーを使ってみて
使い始めてまず気づいたのは、仕込んだ容器をそのまま冷蔵庫に入れられる気楽さでした。ヨーグルトができたら、フタを閉めて冷蔵庫の棚へ移すだけです。器に移し替えないぶん、洗い物がひとつ減りました。四角い容器なので、冷蔵庫の中でほかの保存容器と並べても場所を取りすぎません。
甘酒は寝る前に仕込む
甘酒は、寝る前に仕込むことが多いです。目安が7時間なので、朝起きるころにはできあがっています。夜にボタンを押しておけば、あとは寝ているだけなのがラクなんです。
ボタンは温度と時間を合わせるものとスタートだけなので、操作で迷うことはほとんどありませんでした。何度か使ううちに、取扱説明書を開かなくても設定できるようになりました。できあがった甘酒はやさしい甘さで、そのまま飲んでもおいしいと感じています。
容器がふさがった日は牛乳パック
甘酒が容器に残っている日にヨーグルトも作りたくなったら、牛乳パックの出番です。牛乳パックにクリップを付けて、そのまま仕込みます。容器を洗う手間がないので、思い立ったときにすぐ始められるのがうれしいところでした。
ヨーグルトをよく食べるなら、容器2個と牛乳パックを順番に回していくと、切らさずに続けやすいはずです。
合わないのはどんな使い方?
使っていて気になった点も、正直あります。取扱説明書の注意も合わせて、順に見ていきましょう。
まず、本体は水洗いできません。取扱説明書でも、本体の水洗いは絶対にしないよう書かれています。牛乳を少しこぼしたときは、ふきんで拭き取るしかありませんでした。丸洗いできる家電に慣れていると、ここは引っかかるかもしれません。
次に、牛乳の種類によってはヨーグルトがうまく固まりません。低温殺菌牛乳、加工乳、乳飲料、成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳がそれに当たります。普段飲んでいる牛乳がこのどれかなら、ヨーグルト用は別に用意することになるでしょう。
続けて作るときの順番にも、決まりがあるんです。高い温度から低い温度に変えてヨーグルトを作るときは、本体が室温に戻ってから使います。僕も甘酒のすぐあとにヨーグルトを仕込もうとして、本体が冷めるのを待ったことがありました。55℃の甘酒から40℃のヨーグルトへ続けたい日は、少し時間をあけてください。
低温調理を考えているなら、温度の上限が65℃という点も見ておきたいところです。取扱説明書には、低温調理は妊婦の方やお子様、ご高齢の方、抵抗力が弱くなっている方などは控えたほうが好ましいと言われている、という記載もあります。熱湯を使う調理では、やけどにも気をつけてください。
設置は、壁やコーナーから20cm以上離すのが条件です。風が直接当たらない場所を選び、屋内で使います。日本国内専用なので、海外へ持っていって使うこともできません。どれも先に知っておけば避けられる弱点なので、僕はそれほど困っていません。
VYG-60やBONIQとの違い
比べたくなるのは、同じビタントニオのヨーグルトメーカー VYG-60-Wと、低温調理器のBONIQ 3.0でしょう。
VYG-60-Wは7,920円(公式ストア)で、温度は25〜70℃、タイマーは30分〜99時間です。消費電力はVFM-10-Wと同じ30Wで、重さは810g(本体+カバー)あります。外形は約125×145×280mmです。付属品は容器1個、スプーン、牛乳パックカバー、水切りフィルター、レシピブック。
温度の上限が高く、時間も長めに取れて、水切りフィルターまで付くのはVYG-60-Wのほうです。一方で容器は1個なので、2個を回して作り置きしたいならVFM-10-Wが合います。
BONIQ 3.0は、24,000円(公式ストア)の浸漬型の低温調理器です。温度は5〜95℃、設定時間は1分〜99時間59分、湯煎容量は5〜15Lあります。定格電力は100V・最大1000Wで、重さは約1kg。Wi-Fiでつないで専用アプリから操作でき、冷却機能は付いていません。
甘酒を作る前に、市販の甘酒の味を知っておきたいなら甘酒のおすすめも参考になります。
発酵食品を容器2個で作り置きしたいならVFM-10-W、長い時間の発酵や水切りもしたいならVYG-60-W。低温調理がメインなら、BONIQ 3.0が向いています。僕は甘酒とヨーグルトが中心なので、VFM-10-Wで足りています。
品番と別売の容器セット
VFM-10-Wは品番が1種類だけで、JANコードは4968291314670です。色や容量で分かれた型番はないので、探すときは品番かJANコードがそろっているかを見れば足ります。
容器を増やしたくなったときのために、別売の容器セット(品番PVFM-10-CS)が用意されています。希望小売価格は1,650円(税込)です。本体に付いてくる容器2個に足せば、仕込みと保存に回せる容器の数が増えて、甘酒とヨーグルトを並べて作り置きしやすくなります。
売っている場所は、全国の百貨店や専門店、バラエティショップ、家電量販店と、ビタントニオの公式オンラインストアだと発売のときに案内されています。
結局、VFM-10-Wは買いか
VFM-10-Wが合う人・合わない人
- 合う:甘酒やヨーグルトを家で作り置きしたい
- 合う:できたものを容器ごと冷蔵庫で保存したい
- 合わない:65℃より高い温度で低温調理をしたい
- 合わない:本体まで丸洗いしたい
VFM-10-Wは、甘酒や塩麹、ヨーグルトを家で気軽に始めたい人にちょうどいい発酵メーカーです。25〜65℃・30分〜48時間の設定で、パン生地の発酵や砂肝のコンフィまで1台でこなせます。容器2個と牛乳パックを回して、できたものをそのまま冷蔵庫にしまえるのも気に入っています。
注文するときに見てほしいのは、1点だけ。品番がVFM-10-Wになっているかを確かめてから選んでください。
※本記事はプロモーションを含みます

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