宅録で使ったbeyerdynamic DT 770 PRO Xのレビューと弱点

ミキシングコンソールのフェーダー

beyerdynamic DT 770 PRO Xは、僕が家で録った歌やギターを聴き返すときに着ける密閉型ヘッドホンです。録音用のヘッドホンを1台すすめるなら、僕はこのDT 770 PRO Xを挙げます。自分の声や楽器の音を細かく聴き返したい人に、まず手に取ってほしいモデルです。

この記事でわかること

  • STELLAR.45ドライバーと48Ωでできること
  • 宅録で分かった着け心地とケーブルの扱い
  • 有線と3mケーブルの弱点
  • 旧型やDT 700 PRO Xとの使い分け

録音のたびに手を伸ばすのがこれです。通販の額はここからのぞけます。

beyerdynamic DT 770 PRO X 48Ω(密閉型スタジオヘッドホン)

beyerdynamic DT 770 PRO X 48Ω(密閉型スタジオヘッドホン)

参考価格 39,600円前後

録音やモニタリング用に、密閉型の有線ヘッドホンがほしい人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

DT 770 PRO Xの基本スペック

項目内容
ブランドbeyerdynamic(ドイツ製)
モデルDT 770 PRO X(48Ω)
形式オーバーイヤー・密閉型・有線
重さ298g(ケーブル除く)
周波数特性5〜40,000Hz
価格(税込)公式ページに記載なし
数字は各商品ページの表記にもとづきます

表に入れなかった数字では、側圧がプロ用途で5.5Nとされています。

値段はメーカーのページに出ていないので、買うときは通販の表示が頼りです。決める前に、いまの額をボタンの先で確かめておいてください。

beyerdynamic DT 770 PRO X 48Ω(密閉型スタジオヘッドホン)

beyerdynamic DT 770 PRO X 48Ω(密閉型スタジオヘッドホン)

参考価格 39,600円前後

録音やモニタリング用に、密閉型の有線ヘッドホンがほしい人向け。

音・ケーブル・着け心地の特徴

このモデルは、何十年もプロに信頼されてきたDT 770 PROの音を受け継いで、ドライバーとケーブル、着け心地を新しくしたものです。メーカーは、レコーディングとモニタリングのための密閉型スタジオモニターヘッドホンとして出しています。

DT 770 PRO XのSTELLAR.45ドライバー

音を鳴らすのは、STELLAR.45というドライバーです。ネオジム磁石と、銅メッキをほどこした精度の高いボイスコイルを使っていて、大きな音量でも歪みの少ないクリアな音を出せるように作られています。

メーカーの説明では、このモデルは力強い低音、繊細な高音、優れたインパルスレスポンスを受け継いでいます。録った音をそのまま聴き返して、どこを直すか決めたい人には、この3つがそろっているのはありがたい話です。

インピーダンスは48Ωです。公式には、出力の小さいデバイスでもスタジオクオリティのオーディオを楽しめると書かれています。録音の機材とは別に、手元の機器でも気軽に聴きたい人は、ここを見ておくと安心です。

DT 770 PRO Xはケーブルを外して付け替えられる

ケーブルは本体から外せます。端子はロック機構の付いたミニXLRです。付いてくるケーブルは3mで、先は3.5mmのステレオミニプラグ。6.3mmの変換アダプターも付いているので、6.3mmの端子しかない機器にもつなげます。

公式のFAQには、PRO X LightningケーブルとPRO X USB-CケーブルがDT 770 PRO Xに完全対応していると書かれています。ケーブルを差し替えれば、つなぐ機器を広げられるということです。

ケーブルが外せると、傷んだときもケーブルだけ替えれば済みます。

DT 770 PRO Xの着け心地とつくり

耳に当たるのはベロアのイヤーパッドで、ヘッドバンドはスプリングスチール製です。ヘッドバンドは交換でき、頭のてっぺんが当たる部分にはフォンタネルリセスというくぼみが新しく入りました。敏感な頭部への快適性を高めるために加わったものです。

つくりはドイツ製で、金属のパーツが使われています。ドライバーはとても厳しい公差で作られ、ほとんどのパーツは交換できる作りです。メーカーはこれを「一生ものの品質」と呼んでいます。

傷んだところだけ取り替えて使い続けられるので、1台を長く使いたい人には心強いところです。

宅録でDT 770 PRO Xを使ってみて

このヘッドホンを手に取ったのは、家で歌やギターを録るようになって、マイクの横で使える密閉型が欲しくなったからです。録りながら自分の声を返して聴くなら、耳をしっかり覆うタイプのほうが落ち着いて歌えると考えました。DT 770 PROの音を受け継いだ新しい版で、しかもケーブルを外せる。決め手はそこでした。いまは録った日の夜に、机で静かに聴き返す時間に使うことがほとんどです。

着けたときの感じ

ベロアのパッドは肌に当たる感じがやわらかく、耳のまわりを包むように収まります。側圧はしっかりめで、録音中に首を振ってもずれにくいと感じました。

それでいて、頭のてっぺんに当たる感じは少なめです。スプリングスチールのヘッドバンドは頭に沿ってほどよく広がってくれて、着け外しで気をつかうこともありません。しばらく着けたまま歌を録り直していても、外したくなることはあまりありませんでした。

音とケーブルの扱い

音は低いほうがしっかり出ていて、ベースやキックが埋もれずに聴こえます。高いほうも細かく、息つぎの音やギターの弦がこすれる音まで耳に入ってきます。録った音に余計な音が混ざっていないかを確かめるとき、この細かさに何度も助けられました。

歌を録り直したときは、テイクを並べて聴き比べます。声のかすれや口の音の違いが聴き分けやすいので、どのテイクを残すかを迷わず決められるようになりました。

ノートパソコンのイヤホン端子に直接挿しても、音量が足りないと感じたことはありません。オーディオインターフェースにつなぐときは、付属の6.3mm変換アダプターを付けて使っています。

ロックの付いた端子は、椅子を引いた拍子にケーブルを引っかけても本体側で抜けませんでした。3mのケーブルは机まわりだと長めなので、余ったぶんは束ねて机の脚に掛けています。

DT 770 PRO Xの弱点はどこ?

まず気になるのは、外へ持ち出す使い方には向かないことです。つなぎ方は有線なので、線なしでスマホとつないで電車で聴きたい人には合いません。付いてくるケーブルも3mあり、机の前では余裕があっても、持ち歩くと長さをもてあまします。僕も、このヘッドホンは家の机から動かしていません。

次に、暑い時期のベロアです。パッドの内側に熱がこもる感じがあって、汗をかく季節はこまめに外して休ませています。

側圧のしっかりした作りも、人によっては締めつけに感じるところです。僕も使い始めは少し挟まれる感じがありましたが、着けているうちに慣れました。

家の机で録って聴き返す道具と割り切れば、どれも困るところではありません。持ち出し用のヘッドホンを別に探している人は、そこだけ頭に入れておいてください。

旧型やDT 700 PRO Xとの違い

同じbeyerdynamicで名前の近い2台と比べてみます。重さと周波数特性は、下の表で見比べられます。

モデルインピーダンス重さと周波数特性
DT 770 PRO X48Ω298g(ケーブル除く)・5〜40,000Hz
DT 770 PRO32Ω/80Ω/250Ω270g(ケーブルなし)・5〜35,000Hz
DT 700 PRO X48Ω350g・5〜40,000Hz
数字は各商品ページの表記にもとづきます

DT 770 PRO(旧型)との違い

旧型のDT 770 PROは、インピーダンスを32Ω・80Ω・250Ωの3つから選ぶモデルです。公称音圧レベルは96dBで、つなぎ方は同じ有線です。

公式のFAQによると、PRO Xは旧型より音質と快適性がさらに向上し、新しく着脱式の3mミニXLRケーブルと、頭頂部のくぼみ(フォンタネルリセス)が加わりました。つなぐ機器に合わせてインピーダンスを選びたい人は旧型、ケーブルを外して付け替えたい人はPRO X、という分け方になります。

DT 700 PRO Xとの違い

こちらも48Ωで、イヤーパッドはベロア、周波数特性は5〜40,000Hzです。数字の上では近い2台ですが、ケーブルの選び方が違います。DT 700 PRO Xは3mか1.8mのストレートケーブルで、取り外せる3ピンのミニXLRです。公称音圧レベルは100 dB SPL(1mW/500Hz)とされています。

使い分けの目安になるのは、ケーブルの長さと本体の重さです。ケーブルを3mと1.8mから選べるのはDT 700 PRO X、本体が298gと軽めなのはDT 770 PRO Xのほうです。

beyerdynamic以外のヘッドホンとも比べてから決めたい人は、ヘッドホンのおすすめも合わせて見てみてください。

旧型DT 770 PROとの見分け方

名前のよく似たモデルに、旧型のDT 770 PROと、同じ48ΩのDT 700 PRO Xがあります。どちらも別の商品なので、注文するときは商品名に「770」と「PRO X」の両方が入っていて、インピーダンスが48Ωかを見てください。

旧型は32Ω・80Ω・250Ωのどれかなので、この3つの数字が書かれていれば旧型です。DT 770 PRO X(48Ω)のJANコードは4533940359342です。商品ページにJANが載っていれば、突き合わせておくと間違えません。

DT 770 PRO Xをすすめたい人

家で録った声や楽器の音を細かく聴き返したい人に、僕が迷わずすすめる密閉型がDT 770 PRO Xです。インピーダンスは48Ωで、出力の小さい機器にもつなぎやすくできています。ケーブルは外して付け替えられ、パーツも替えられるので、長く使う1台にできます。

外へ持ち出すより、机の前に置いて使うヘッドホンです。旧型やDT 700 PRO Xと迷っているなら、3台の重さと周波数特性は「旧型やDT 700 PRO Xとの違い」の表で見比べられます。そのうえで記事の頭の基本スペックの表に戻って、298gの重さと有線のつなぎ方が自分の机まわりに合うかを確かめてから決めてください。

beyerdynamic DT 770 PRO X 48Ω(密閉型スタジオヘッドホン)

beyerdynamic DT 770 PRO X 48Ω(密閉型スタジオヘッドホン)

参考価格 39,600円前後

録音やモニタリング用に、密閉型の有線ヘッドホンがほしい人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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