年賀状や慶弔で筆の字が必要になったとき、筆ペンは何を見て選びますか?
僕が最初の1本に挙げたいのは、ぺんてる筆の中字です。本格的な毛筆タイプの穂先で、インクが減っても替えカートリッジで使い続けられます。ただ、筆の扱いに自信がない人や、水に強いインクがほしい人には別の候補もあるので、5本それぞれの強みを紹介します。
この記事でわかることは、このあたりです。
- 5本の筆ペンで、穂先とインクがどう違うか
- 筆が苦手でも字に強弱を出しやすいのはどれか
- 水に強いインクを選びたいときの候補
- 年賀状や慶弔にも使える毛筆タッチの1本
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
5本の穂先とインクを一覧で比べる
まずは5本の違いを表で見てください。穂先が何でできているかと、インクの種類がひと目で分かります。穂先の欄では素材と硬さの言い方を、インクの欄では染料か顔料かを見比べてください。
| 商品 | 穂先 | インク |
|---|---|---|
| ぺんてる筆 中字 XFL2L | 高品質のナイロン毛・毛筆タイプ | 水性染料・替えカートリッジあり |
| 筆之助 しっかり仕立て GCD-111 | エラストマー芯・しっかり仕立 | 水性顔料・耐水・耐光 |
| くれ竹筆ぺん 軟筆かぶら(33号) | 軟筆・弾力性があり柔らかタッチ | 水性染料インキ |
| 筆まかせ 細字 SFM-20F | 新開発のハードチップ | 水性染料・直液式 |
| あかしや新毛筆 SA-300 | 特殊せんいの穂先・コシが強い | 水性染料インク |
表の穂先の欄を見ると、ナイロン毛、エラストマー芯、軟筆、ハードチップ、特殊せんいと、5本で作りがばらばらです。インクの欄で水性顔料なのは筆之助で、耐水・耐光をうたうインクです。
迷ったときの選び分け
- 毛筆に近い穂先で書きたい:ぺんてる筆 中字、あかしや新毛筆
- 筆圧が強くて字がつぶれがちな人は、筆之助 しっかり仕立て
- 柔らかタッチの軟筆なら、くれ竹筆ぺん 軟筆かぶら
- 文字にもイラストにも使う:筆まかせ 細字
穂先とインクで何が違うのか

では、作りの違いで何が変わるのか。穂先から順に見ていきます。
毛筆に寄せているのは、ぺんてる筆とあかしや新毛筆です。ぺんてる筆はナイロン毛を一本一本細く処理した穂先で、天然毛を使わずに毛筆の書き心地を再現したと説明されています。あかしや新毛筆は、書道筆と同じ製法で手づくりした穂先に、弾力に富んだ特殊せんいを使っています。
呉竹の軟筆かぶらは、その名のとおり軟筆です。弾力性があり、柔らかタッチの書き味をうたっています。
筆の扱いに慣れていない人のために作られているのが、筆之助と筆まかせです。筆之助のエラストマー芯は、過剰な筆圧を吸収して文字のツブれを防ぎます。筆まかせは新開発のハードチップで、トメ・ハネ・ハライを簡単に表現できるとしています。筆之助は「メリハリある筆文字」、筆まかせは文字に強弱を持たせられる作りと、どちらも字の強弱を前に出した説明です。
穂先の硬さで見ると、しっかりめなのは筆之助のしっかり仕立てと、コシが強いとうたうあかしや新毛筆。柔らかめは、柔らかタッチの書き味をうたう呉竹の軟筆です。筆まかせはハードチップのペン先で、硬さは下の紹介で触れます。ぺんてる筆の穂先は、弾力性と耐久性に優れたナイロン毛です。
インクで性格が分かれるのは筆之助です。耐水・耐光性の水性顔料インクで、郵便物や保存物にも安心して使えるとされています。ぺんてる筆、くれ竹筆ぺん、あかしや新毛筆は水性染料です。
使う場面まで書かれているものもあります。年賀状や慶弔にも最適とうたうのはあかしや新毛筆、郵便物や保存物にも安心して使えるとするのは筆之助です。ぺんてる筆の染料インキは、インクジェット紙にも書けるのが強みです。
補充のしかたで選ぶなら、ぺんてる筆には替えカートリッジ XFR-AD(198円・税込)があります。インクを入れ替えて、同じ本体を使い続けられます。
水に強いインクがほしいなら筆之助、毛筆らしい穂先がほしいならぺんてる筆かあかしや新毛筆。柔らかタッチの軟筆を試すならくれ竹筆ぺん、文字とイラストの両方に使うなら筆まかせです。気になった1本は、下の紹介で中身を確かめてください。
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おすすめの筆ペン5本と、それぞれの強み

ぺんてる筆 中字 XFL2L|ナイロン毛の毛筆タイプ
ぺんてる筆は、1976年の発売以来選ばれ続けてきた筆ペンです。穂先は高品質のナイロン毛で、イタチ毛などの天然毛は一切使っていません。
ナイロンと穂先の先端技術で、天然毛を使わずに毛筆の書き心地を忠実に再現したと説明されています。ナイロン毛は一本一本細く処理されています。弾力性や耐久性にも優れ、本物の筆を越えた品質をうたうほどです。筆ペンらしい筆ペンを1本持っておきたい人には、ここがそのまま選ぶ理由になります。
この中字 XFL2L は、インキが水性染料です。インクジェットプリンターと同様の染料インキを採用しているので、インクジェット紙にも書けます。ボールペンが弾かれてしまうような紙でも、滑らかな文字が書けるのが強みです。
毛筆タイプで最初の1本を選ぶなら、まずはこの中字から始めると迷いません。
インクが減ったら、替えカートリッジ XFR-AD(198円・税込)に入れ替えて使い続けられます。本体を買い直さずに済むので、1本を長く使いたい人にも合います。本体の小売価格は638円(税込)で、通販では358〜415円で出ていました。
筆圧が強い人に、筆之助 しっかり仕立て GCD-111
筆之助は、公式の呼び名が「筆文字お助けサインペン」です。分類は水性マーキングペンで、「不慣れな人でも簡単、キレイに書ける」とうたう、筆文字のためのペンです。
芯には、筆文字の風合いを手軽に再現できるエラストマー芯を採用しています。過剰な筆圧を吸収して文字のツブれを防ぐので、筆ペンが苦手な人でもメリハリのある筆文字が書けるとされています。筆之助には「しっかり仕立」と「しなやか仕立」の2タイプがあり、この記事で紹介しているのはしっかり仕立てのGCD-111です。2タイプは筆記感の違いで選べるようになっていて、こちらは名前のとおり、しっかりめのほうです。
インクは、耐水・耐光性の水性顔料インク。郵便物や保存物にも安心して使えるとされています。書いたものを長く残したい人や、水に強いインクを選びたい人には、ここが選ぶ決め手になります。
筆の字に苦手意識があって、まずは失敗しにくいペンから始めたい人に試してほしい1本です。
付属のお助けプレートを使うと、文字のバランスがとりやすく、まっすぐきれいに書けます。プレートが付いてくるので、ほかに道具をそろえなくても始められます。色は墨色で、価格は165円(税込)です。
くれ竹筆ぺん 軟筆かぶら(33号)の柔らかな穂先
くれ竹筆ぺん 軟筆かぶら(33号)は、かぶら形状の本体軸が特徴の筆ぺんです。にぎりやすく、もちやすい形に作られています。軸の形まで選びたい人には、ここが目印になります。
筆先は、呉竹が「基本的な軟筆」と位置づけるものです。書き味は柔らかタッチ。弾力性もあり、筆先は耐久性抜群とされています。呉竹が「基本的な」と位置づける軟筆なので、軟筆の筆ぺんを1本目に選ぶ人にも合います。
インキは水性染料インキで、鮮やかな発色となめらかな書き心地が特長です。
通販では140〜275円の幅で出ていました。柔らかい穂先の筆ぺんを、気軽に1本試してみたい人に合います。
型・色はセリース、品番はDC161-33Sです。
筆まかせ 細字 SFM-20F はイラストにも使える
筆まかせは、通常の筆ペンとして使えるのはもちろん、サインペン感覚で気軽に文字やイラストが描けるカラー筆ペンです。細字の SFM-20F は、色は黒・うす墨・ブルーブラックの3色。黒も入っているので、通常の筆ペンとして使うときは黒、ほかの書きものにはうす墨やブルーブラックが使えます。
ペン先は新開発のハードチップで、トメ・ハネ・ハライや文字の強弱を簡単に表現できるとされています。筆使いが苦手な人でも気軽に使えるように作られている点は、筆之助と同じ方向です。
同じシリーズの極細 SVFM-20EF は、キャップ式の直液式で、インクは水性染料、全長140mm。ペン先は「ほどよい硬さ」と説明されています。
強弱のある字を、サインペンの気軽さで書いてみたい人に向いています。
価格は220円(税込)。文字だけでなくイラストにも使えるので、字にちょっとした絵を添えたい人の手元にも置いておけます。
あかしや新毛筆 SA-300、奈良筆の老舗が作る1本
あかしや新毛筆は、奈良筆の老舗製造メーカーが心をこめて作った、本格的な毛筆タッチの筆ペンです。穂先は書道筆と同じ製法による手づくりです。
穂先の素材は、弾力に富んだ特殊せんい。コシが強く、トメ・ハネ・ハライが美しく表現できるとうたっています。楷書でも行書でも思いのままで、年賀状や慶弔にも最適という触れ込みです。
インクは水性染料インクで、サイズは9径×170mm、色は黒で、価格は385円(税込)です。
年賀状や慶弔の字を、コシのある毛筆らしい穂先で書きたい人には、この1本をすすめます。
書道筆と同じ製法の穂先を、筆ペンの手軽さで使えるところが、あかしや新毛筆の強みです。
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