ディオール ヒプノティック プワゾンをレビュー、夜の約束がある日に選んでいます

キャンドルを灯したレストランのディナーテーブル

1998年に生まれて、いまも現役で売られ続けている香水です。ディオールのヒプノティック プワゾンは、それだけの時間を生き延びた強さを持っています。結論から言うと、甘い香りが苦手な人ほど一度は試す価値のある1本でした。ビターアーモンドとバニラの甘さのまん中を、ジャスミンの色気が芯になって貫いています。1年近く使ってきた僕の目線で、香りの動き方から弱点まで書きます。

この記事でわかること

  • 香りがどの順番で動いて、どこに落ち着くのか
  • 1回に何プッシュ使っていて、どれくらいもつのか
  • 服装と時間帯の選び方、そして苦手な季節
Dior ヒプノティック プワゾン オードゥ トワレ 50mL

Dior ヒプノティック プワゾン オードゥ トワレ 50mL

参考価格 16,280円前後

苦いアーモンドとバニラの濃厚な甘さで、印象に残る個性的な香りをまといたい人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

結論:ヒプノティック プワゾンは「甘さを大人側へ引き戻す1本」

甘い香水はどうも苦手で、という人にこそ試してほしい1本です。ヒプノティック プワゾンの甘さは、入口がビターアーモンドですから。苦みをふくんだアーモンドが先に立つので、砂糖の印象に転ばないまま甘さだけが伸びていきます。ここが、この香水のいちばん面白いところでした。僕がこの1本を長く使っているのも、この入口があるからです。

まん中にはジャスミンが座っています。この白い花があるおかげで、甘さが幼い方向へ流れません。最後に残るのはバニラで、肌の温度に沿った濃さになります。僕の腕の上では、この3つがきれいに縦へ積み上がりました。3つが混ざって一色になる前に、時間ごとに強く出るものが入れ替わります。だから同じ1プッシュでも、朝と夜では受け取り方がまるきり別もの。ここを面白がれるかどうかで、評価が分かれる香水だと思います。

ディオールはこの香りを「妖艶で魅惑的な香りで肌を包み込みます」と言い切っています。買う前は大きく出たなと思っていたのですが、手首に1プッシュしてシャツの袖を戻した瞬間、言いたいことは分かりました。甘さが皮膚の上に薄く貼りつくような密度があります。空気へ散らばる前に、肌の側へ寄っていく甘さだと言えば近いでしょうか。ここが好き嫌いの分かれ目になります。

総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆

香りの良さ ★★★★★
アーモンドの苦みが甘さを締める
色気 ★★★★★
ジャスミンが芯として通る
万人受け ★★★☆☆
甘さの密度が高く、量の加減がいる
持続 ★★★★☆
僕の腕で体感5〜6時間

Ryo

甘い香水は無理だと決めている人ほど、手首で1プッシュ試してみてほしいです。

ディオール ヒプノティック プワゾンの基本情報

僕がこの瓶に手を伸ばすのは、週に2回あるかないかです。夜に予定が入った日だけ出番が来る役回りで、毎日の相棒とは少し違います。この頻度だと、容量の選び方が変わってきます。毎日使う香水と、ここぞという日だけの香水では、1本を抱える期間がまるきり違ってくるからです。

買ったのは50mLで、1年近く使ったいまも半分以上残っています。減りの遅さを見ていると、次の1本を買う日はずいぶん先だなと思えて、そこは気が楽です。逆に毎日つける予定の人なら、50mLでちょうど使い切れる速さになるはずです。ここは自分の使い方を先に決めてから選ぶと失敗しません。30mLと50mLの2つがあるので、強さを先に確かめたい人には30mLという入口も用意されています。

項目 内容
ブランド ディオール
商品名 ヒプノティック プワゾン オードゥ トワレ(Hypnotic Poison)
発売年 1998年
濃度 オードゥ トワレ
容量 / 価格 30mL:10,120円/50mL:16,280円(税込)
香調 トップ:ビターアーモンド/ミドル:ジャスミン/ベース:バニラ
数字は各商品ページの表記にもとづきます

ひとつだけ注意を。名前の近い派生がいくつか出ていますが、この記事で書いているのはオードゥ トワレの基幹ラインについてです。派生は今回の対象に入れていないので、名前の後ろまで見て選んでください。僕が長く使ってきたのも、ずっとこのオードゥ トワレのほうです。選ぶものさえ間違えなければ、あとは量をどうするかの話だけになります。

Dior ヒプノティック プワゾン オードゥ トワレ 50mL

Dior ヒプノティック プワゾン オードゥ トワレ 50mL

参考価格 16,280円前後

苦いアーモンドとバニラの濃厚な甘さで、印象に残る個性的な香りをまといたい人向け。

香りの変化

STEP 1|0〜30分

ビターアーモンド

砂糖より先に苦みが出る

STEP 2|〜3時間

ジャスミン

甘さのまん中に白い花

STEP 3|それ以降

バニラ

肌に寄った濃い甘さ

トップ:ビターアーモンド

腕に乗せてすぐ来るのはアーモンドです。お菓子のアーモンドではなく、皮のついたまま噛んだときのあの苦みが先に立ちます。最初の30分がいちばん強い時間帯。腕を動かすたびに自分のところまで届きます。

ここで「甘すぎる」と感じて棚に戻してしまう人がいるかもしれません。ただ、この苦みは長くは続きませんでした。僕の腕では30分ほどで角が取れて、次のジャスミンに席をゆずります。最初の印象だけで判断すると損をする香りです。最初のひと嗅ぎと、自分の肌に乗せて30分置いたあとでは、名前が変わるくらい違いました。

ミドル:ジャスミン

アーモンドの苦みが引くと、そこにジャスミンが座っています。ジャスミンはそれだけで色気に振れる花ですが、ここではアーモンドの苦みが土台にあるぶん、べたつかずに立ち上がってきます。

この時間帯がヒプノティック プワゾンの本番。僕の鼻にはひっきりなしには届かず、腕を持ち上げた拍子にだけ甘さが上がってきます。肌に直接つけたときのほうが、この花がよく分かりました。手首の内側に1プッシュ、それだけで足ります。首元まで足した日は、自分の呼吸のたびに甘さが上がってきて、途中で落ち着かなくなりました。

ベース:バニラ

夜まで居残るのはバニラです。3時間を過ぎたころから、これだけになります。甘いのに重たくならないのは、アーモンドの苦みが最後まで薄く残っているからだと思います。僕の腕での体感は5〜6時間で、夜に1プッシュすれば寝るころまでは続きました。

このバニラは自分のすぐそばで香るので、脱いだ服よりも手首に耳を寄せたときのほうが濃く感じます。甘さの終わり方が丸いので、途中で洗い流したくなる場面はありませんでした。翌朝、前の晩に着ていたニットからうっすら残り香が上がってくることもあります。

正直な注意点

人にすすめる前に、僕が必ず言い添えている話が2つあります。夏場の扱いと、量の加減です。知らずに買うと、最初の1か月で持て余すことになります。

注意

① 真夏の昼は重い。気温が上がるとバニラの甘さが前に出て、自分でも持て余します
② 1プッシュでも密度が高い。いつもの感覚で3プッシュすると、腕を動かすたびに自分が甘さに追いかけられます

夏場の僕は、この瓶を引き出しの奥へ移してしまいます。5月を過ぎたら夜だけ、それも1プッシュまで。これが自分なりの折り合いでした。逆に気温が下がる時期は、この密度がちょうどよく収まってくれます。空気が乾いて冷たいほど、アーモンドの苦みが前に出て、全体が引き締まって感じられました。気温が下がると、量を変えていなくても自分で気になる場面が減ります。

合う人・合わない人

こんな人に合う

  • ✓ 甘い香りが好きで、幼く見えるのだけは避けたい
  • ✓ 肌の上だけで静かに香らせたい

合わないかも

  • × シャツにひと吹きして一日中さらっと香らせたい

この香水が向くかどうかは、つけ方の好みで決まります。僕は手首の内側に1プッシュだけと決めていて、それ以上は足しません。広い空間に香りを漂わせたい人には、この使い方だと物足りないはずです。反対に、向かい合って座る食事や車の助手席のように、動かずに長く話す時間が多い日には頼りになります。誰かと会う日でも、服にはつけず肌だけに置くようにしています。そのほうが、自分で量を把握できるからです。

使う場所と時間

使う場面

仕事・オフィス △ 昼の時間帯には甘さが勝ちます
夜デート ◎ アーモンドとジャスミンがいちばん生きる時間
休日 ○ 夕方から出かける日なら合います
真夏 × バニラが前に出て量の加減が難しい

服装でいうと、僕はとろみのある黒のシャツか、厚手のニットに合わせています。素材に厚みがあるほうが、この甘さの密度と釣り合いが取れる感じがしました。反対に、洗いざらしの綿シャツに1プッシュした日は、香りだけが前に出て手元がちぐはぐになりました。

時間帯は日が落ちてからがおすすめです。同じ1プッシュでも、昼にやると甘さの角が立って自分で気になります。夕方以降なら、同じ量が静かに収まってくれました。日が落ちて気温が下がる時間帯のほうが、この香りはきれいに出ます。

置き場所は決めています

いま僕はこの瓶を、リビングのサイドボードの扉の中に入れています。出しっぱなしにしないのは、夜しか使わない香水だからです。目につくところに置いておく理由がありません。使う日の前に取り出して、使い終わったら戻す。この往復が面倒に感じないくらいには、出番が限られた1本です。

置き場所と影響

直射日光の当たる窓際 × 夜専用の1本を昼の光の下に置く意味がない
浴室・洗面所 × 湯気のこもる場所は温度が振れて落ち着かない
暖房の近く × 冬に出番が増える香水こそ、暖房から離す

年に何度も出番がある瓶ではないので、置き場所を決めておくと使いたい日にすぐ見つかります。僕は箱ごとその奥へ入れて、夏のあいだはそのまま触りません。秋になって上着を出すタイミングで一緒に取り出すのが、毎年の流れになりました。

買う前に引っかかっていた3つ

買う前、僕が検索窓に打ったのは「ヒプノティック プワゾン 評判」でした。画面をいくら眺めても、いちばん知りたかった甘さの強さだけは分からずじまいだったのを覚えています。

買う前に迷った点

甘すぎないか ビターアーモンドの苦みが先に立つので、僕には砂糖の甘さには感じられませんでした
服に残らないか 肌にだけ1プッシュしていますが、前の晩のニットからうっすら上がってくる日はありました
1プッシュで足りるのか 手首の内側だけと決めてからは、1プッシュで足りています

とくに量の話は、買ってから考えが変わりました。足せば長く続くと思っていたのですが、この香水に関しては足すほど自分がつらくなりました。少なく始めて、足りなければ翌日に増やす。それだけで印象がずいぶん変わります。半プッシュ分を空中に吹いて、そこをくぐるようにして身につける日もあります。

ヒプノティック プワゾンをすすめたい人

甘い香りを、幼く見えないかたちで着たい。その注文にきちんと応えてくれる香水でした。ビターアーモンドの苦み、ジャスミンの色気、バニラの濃さ。この順番で顔が替わるので、朝と夜で違う表情に会えます。1本で3つの表情を持っているので、飽きるまでの時間がずいぶん長い香水でした。値段だけを見ると迷う人もいると思いますが、出番を夜に絞れば1本がなかなか減りません。そう考えると、思っていたより現実的な買い物です。

この記事のまとめ

  • 甘さの入口がビターアーモンドなので、砂糖っぽさに転ばない
  • 体感は5〜6時間。夜の1プッシュで寝るころまで続く
  • 真夏の昼だけは苦手。気温が下がる時期に本領が出る

ディオールをもう1本読むなら

Dior ヒプノティック プワゾン オードゥ トワレ 50mL

Dior ヒプノティック プワゾン オードゥ トワレ 50mL

参考価格 16,280円前後

苦いアーモンドとバニラの濃厚な甘さで、印象に残る個性的な香りをまといたい人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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