ドルチェ&ガッバーナ デヴォーションをレビュー|体感6〜7時間の甘さ

コーヒーとクロワッサン

小さいほうの瓶を空にして、大きいほうを買い直しました。ドルチェ&ガッバーナ ディヴォーション オードパルファムは、僕にとってそういう一本です。結論から言うと、砂糖漬けの柑橘で明るく入って、最後はバニラの甘さが肌に腰を据えます。三つの層に沿った香りの動き、僕の腕での体感の持続、甘さの量でやらかした話まで書いていきます。

この記事でわかること

  • 三つの層に沿った香りの動きと、僕の腕での体感の持続
  • 甘さの量と入り口の短さ、買う前に知りたい二つの弱点
  • 合う季節と服装、置き場所でやらかした話
DOLCE&GABBANA ディヴォーション オードパルファム 100mL

DOLCE&GABBANA ディヴォーション オードパルファム 100mL

参考価格 17,930円前後

バニラとオレンジフラワーの甘いグルマン調を好む人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

結論:デヴォーション は「食べ物の一歩手前で止まる甘さ」

一年半つけてきて残ったのは、甘いのに菓子の匂いにならない、という感覚です。バニラが軸にある香水なので、開ける前は焼き菓子みたいな匂いを想像していました。肌に乗せてみると、甘さの手前に酸っぱさと青さが立っていて、食べ物になる一歩手前で踏みとどまります。

順番の作り方がうまいのだと思っています。入り口が砂糖漬けの柑橘、真ん中がオレンジの花、最後にバニラ。甘い素材が最後尾に置かれているので、つけ始めのうちは酸のほうが前に立ちました。この並びが、甘さを重くしすぎない役をしています。

公式の説明文には、ドルチェ&ガッバーナ初のブライトグルマンだと書かれていました。買う前は売り文句として読み流していたのですが、使ってみるとブライトのほうが実感に近いです。グルマンという言葉だけを見て嗅ぐと、入り口で肩透かしを食らうと思います。

だから僕は、甘い香水というより「甘さの出し方が上手い香水」として扱っています。甘さが得意でない人でも、入り口の柑橘までは気持ちよく嗅げるはずです。分かれ目になるのは、そのあとに腰を据えるバニラと長く付き合えるかどうかでした。

総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆

香りの良さ ★★★★★
酸と青さを前に置いてから甘さへ渡す順番が気持ちいい
色気 ★★★★☆
肌に残るバニラが体温と混ざる
万人受け ★★★☆☆
バニラの甘さで好みがはっきり割れる
持続 ★★★☆☆
肌の上は僕の腕で体感六〜七時間、上着に移るともっと長い

Ryo

砂糖漬けの柑橘は最初だけで、長く残るのはバニラのほうです。

ドルチェ&ガッバーナ デヴォーション の基本情報

100mL。これが、いま僕の手元にある瓶の容量です。数字だけ見るとただの多い少ないですが、香水の場合は「どのくらいの期間、同じ匂いで過ごすか」を決める数字になります。一日一回、多い日で二回押す僕の使い方だと、この容量は一年をゆうに超えて付き合う相手という意味になりました。

最初に買ったのは、小さいほうの50mLでした。甘い香水を自分の生活に入れられるか半信半疑だったので、様子見のつもりだったのです。ところが秋から冬にかけて手が伸び続けて、半年とちょっとで底が見えました。空になった日に迷わず注文したのが、大きいほうの100mL。買い直したのはこれで二本目になります。

濃度はオードパルファムです。一回押すと、胸の中心あたりから三十センチくらいの範囲がふわっと甘くなります。二回押したときの広がり方は、正直に言うと僕には多すぎました。だから買い直してからは一回で止めていて、その使い方だと100mLでも一年半は保ちます。季節を絞って使うつもりなら、小さいほうでも足りるはずです。

項目 内容
ブランド DOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)
商品名 ディヴォーション オードパルファム
剤形 スプレー(オードパルファム)
容量 100mL/50mL
価格 100mL 17,930円(税込)、50mL 12,760円(税込)
香調 トップ:キャンディードシトラス/ミドル:オレンジブロッサム/ラスト:バニラ
系統 ブライトグルマン
調香師 オリヴィエ・クリスプ
数字は各商品ページの表記にもとづきます
DOLCE&GABBANA ディヴォーション オードパルファム 100mL

DOLCE&GABBANA ディヴォーション オードパルファム 100mL

参考価格 17,930円前後

バニラとオレンジフラワーの甘いグルマン調を好む人向け。

香りの変化

香りの並びは三つの層で表記されていて、層ごとに素材がひとつずつ置かれています。素材が少ないぶん、どこで何が入れ替わったのかが鼻で追いやすい香水でした。ここでは表記の順に沿って、僕の腕で起きたことを重ねていきます。

STEP 1|0〜30分

キャンディードシトラス

砂糖漬けの柑橘が、酸と砂糖の両方を連れて立ちます

STEP 2|〜3時間

オレンジブロッサム

オレンジの花が前に出て、甘さに青さが混ざります

STEP 3|それ以降

バニラ

バニラが肌に腰を据えて、ここからが長くなります

トップ

吹いた瞬間に来るのは、皮ごと砂糖で煮た柑橘の匂いです。キャンディードシトラスという素材がひとつだけ置かれているのですが、これが酸と砂糖を同時に連れてきます。生の果汁の匂いとは別物で、鍋のふちで少し焦げた砂糖のほうに近い印象を受けました。

甘い香水を買ったつもりで嗅ぐと、ここで拍子抜けするかもしれません。僕も最初の一週間は、想像より酸っぱいなと思いながらつけていました。紙に吹いて数分だけ嗅いで判断していたら、たぶん「思ったより甘くないな」で終わっていたと思います。

そしてこの明るさは、僕の腕では二十分ほどで後ろに下がります。短いと感じるかどうかは期待の置きどころ次第で、入り口を買った人には物足りないし、甘さを待っている人にはちょうどいい長さ。どちらにしても、この受け渡しが終わるまでは判断を保留したほうがいいと思います。

ミドル

柑橘が引いたあとに前へ出てくるのが、オレンジブロッサムです。オレンジの花ですね。柑橘からオレンジの花へ渡るので、匂いの家系はつながったまま、質感だけが果実から花へ移っていきます。この受け渡しの作りが、僕はけっこう好きです。

花の甘さに、噛んだ茎みたいな青さがうっすら混じります。この青さのおかげで、甘さが一本調子になりません。公式の説明文でも、オレンジフラワーのフレッシュさという言い方をしていました。フレッシュという言葉から想像するほど爽やかではないのですが、確かに甘さの真ん中に風が通っています。

つけてから一時間から三時間あたりが、この層の時間です。腕に鼻を近づけると花の甘さが濃く、腕を下ろすと急に静かになるので、人と向かい合って座る場面で真価が出ました。食事の席でこの時間に入っていると、料理の匂いと喧嘩しないのもありがたいところです。

ベース

最後に残るのがバニラです。層の名前は、公式の表記だとラストノートになっています。ここまでの酸と青さが引いて、甘さだけが肌の上に残る時間が来ました。ここが長い。

バニラといっても、菓子の匂いにはなりませんでした。体温と混ざると甘さの境目が消えて、肌そのものが甘くなったような残り方をします。説明文にはマダガスカル産バニラとありますが、産地の違いを僕が言い当てられるわけではないので、そこは素材名として受け取っています。

僕の腕で体感六〜七時間というのが、この甘さが鼻に届いている時間です。ただし肌の話で、服はもっと長い。一回押した日のシャツを翌朝に洗濯かごから持ち上げると、まだ甘さが残っていました。脱いだあとのほうが分かりやすい、というのはこの香水でもそのとおりです。

正直な注意点

買う前に知っておいてほしいことが二つあります。どちらも一年半のあいだに、自分で踏んで覚えたものです。

ひとつめは量です。二回押した日に、そのまま人の家へ行ってしまったことがありました。座って三十分もすると、自分の周りだけ空気が甘ったるくて、上着を脱ぐかどうかで迷い続けることになったのです。翌朝その上着を羽織ったら、まだ甘さが出てきました。オードパルファムの濃さがバニラと組むと、一回と二回の差が想像以上に開きます。

ふたつめは入り口の短さです。砂糖漬けの柑橘の明るさに惚れて買うと、二十分後には別の顔が出てきます。柑橘の香水として毎日使うつもりで買うと、数か月で棚に戻すことになると思います。そうならないように、買う前は肌の上で一時間ほど様子を見てほしいです。紙の上では、この入れ替わりまで見せてくれません。

注意

① 二回押すと甘さが居座る。バニラが軸なので一回と二回の差が大きく、二回押した日は脱いだ上着から翌朝も甘さが出てきました
② 入り口の明るさが短い。砂糖漬けの柑橘は僕の腕で二十分ほどで引きます。そこから先はバニラ寄りの甘さだけが続きます

合う人・合わない人

向き不向きがはっきり出る一本です。一年半のあいだに何人かに嗅いでもらいましたが、感想の割れ方はきれいに二つでした。

気に入ってくれたのは、甘い香りを最後まで連れて歩きたいタイプの人たちです。夜まで肌に残ってくれたほうがいい、という人たちですね。その希望には、ベースのバニラがまっすぐ答えます。名前の同じプールオムという別ラインもありますが、うちではこの女性向けの瓶を僕も一緒に使っていて、秋冬の夜に一回だけ押すぶんには性別の線を引く必要を感じませんでした。

逆に、入り口の柑橘が続くと思って買う人には向きません。明るさは二十分で交代しますし、そのあと来るのは甘さです。それから、甘い匂いが体に合わない人。こればかりは層の順番でどうにかなる話ではないので、肌で試してから決めたほうが早いです。

こんな人に合う

  • ✓ 夜まで肌に残るバニラの甘さを探している人
  • ✓ 秋から冬に、一本で完結する香りを使いたい人

合わないかも

  • × 入り口の柑橘の明るさが続くと思って買う人

使う場所と時間

出番が多いのは、秋から冬にかけての夕方です。日が落ちてから人と会う日に、出かける三十分前へ一回。この時間に置くと、着いた頃には柑橘が引いてオレンジの花が前に出ているので、あいさつの距離でちょうどよく香ります。

つける場所は胸の中心にしています。上着の内側で温まった甘さが、首元からゆっくり抜けてくる感じが好きだからです。手首にも試しましたが、手を動かすたびに自分の鼻へ直撃して、食事のあいだ落ち着きませんでした。つけ直しはしていません。バニラが残っているところへ足すと、そこだけ濃さが積み上がってしまいます。

服装は、厚手の綿シャツや起毛したジャケットと相性がよかったです。繊維に甘さが引っかかって、動いたときにふわっと出ます。薄いシャツ一枚だと肌からまっすぐ立ち上がるので、同じ一回押しでも近い人には強めに届きました。真夏の昼だけは外しています。汗と混ざったバニラは、自分でも持て余す重さになるからです。

使う場面

仕事・オフィス △ 午後にバニラが立つので、机を挟んだ距離でも甘さが分かります
夜デート ◎ オレンジの花からバニラへ渡る時間が、食事の時間とそのまま重なります
休日 ○ 厚手の上着に一回だけなら、首元からゆっくり出てきます
真夏 × オードパルファムの甘さが汗と混ざって、自分で持て余します

保管で中身は変わる

夏の初めに、この瓶を車のドアポケットへ入れたまま二週間ほど忘れました。出先で足せるようにと置いたのですが、結局一度も使わないまま、日中の車内を何度も往復させたわけです。戻してから嗅いだら、入り口の砂糖漬けの柑橘の弾け方が、明らかに鈍くなっていました。

バニラの甘さは変わらず残っていたので、余計にたちが悪かったです。繊細な入り口だけが先に削れて、残りは元気。この香水は柑橘からバニラへ渡る順番が持ち味なので、入り口が痩せると全体の印象まで変わってしまいます。

いまの置き場所は、寝室のチェストの下から二段目です。100mLを一年半かけて使う速さだと、置き場所の悪さは一日ぶんで済まず、数百日ぶん積み上がって返ってきます。風呂上がりに一回押す日が多いので洗面台の端に置きたくなるのですが、湯気の温度差を毎日かぶせるのは避けました。暖房の吹き出し口の近くも同じで、この香水を使う季節と暖房を使う季節がまるごと重なるぶん、危なさが増します。

置き場所と影響

直射日光の当たる窓際 × 一年半かけて使う量なので、日の当たる場所だと残り半分から先で入り口の柑橘が鈍ります
浴室・洗面所 × 風呂上がりに一回押す日が多く、置くと湯気の温度差を毎日かぶせることになります
暖房の近く × 秋から冬が出番の香水なので、暖房を使う季節と置きっぱなしの季節がまるごと重なります
車のドアポケット × 夏の初めに二週間忘れて、柑橘の弾け方が鈍りました

口コミの読み方

僕が最初に検索窓へ打ったのは「ドルチェ&ガッバーナ デヴォーション 甘い」でした。買う前に引っかかっていたのは、その甘さを自分が許せるかどうか、そこだけだったからです。一年半つけてみて出た答えを書くと、甘さの本番は三時間目から先でした。そこへ行き着くまでに酸と青さの時間が挟まるので、最初から最後までずっと甘いわけではありません。一回押しに抑えているかぎり、甘さを持て余して困った日はほとんど来ませんでした。

次に確かめたかったのが、秋冬以外に出番があるのかどうかです。50mLと100mLのどちらを買うかで迷っていた時期だったので、使える季節が短いなら小さいほうで十分だと考えていました。結果から言うと、真夏だけは僕も棚に戻しています。ただ、そこを弱点と取るか、季節を決めてくれる香水と取るかで話は変わってきます。僕は後者でした。衣替えと一緒に瓶を出す使い方で、それでも半年ちょっとで50mLが空いています。

いちばん長く迷ったのは、女性向けの瓶を自分が使っていいのかどうかでした。ディヴォーションには同じ名前でプールオムという男性向けの別ラインがあるので、わざわざこちらを選ぶ理由があるのかと、注文の直前で手が止まりました。使ってみたいまは、秋冬の夜に一回だけ押すぶんには性別の線を引く必要を感じていません。ただ、注文するときは表記まで見てください。名前が同じで中身は別の香水なので、届いてから首をかしげることになります。

口コミの読み方

甘さを自分が許せるかどうか 本番は三時間目から先です。そこまでは酸と青さが前に立ちます
秋と冬しか使えないのではないか 真夏だけは僕も棚に戻しています。季節を決めてくれる一本として使っています
女性向けの瓶を自分が使っていいのか 秋冬の夜に一回だけなら線を引く必要は感じませんでした。プールオムという別ラインがあるので表記は確かめてください

まとめ

ドルチェ&ガッバーナ ディヴォーション オードパルファムは、甘さの出し方で得をしている香水でした。砂糖漬けの柑橘で入って、オレンジの花を挟んで、最後にバニラ。甘い素材をいちばん後ろに置いたおかげで、菓子の匂いに落ちずに済んでいます。

買うかどうかの分かれ目は、入り口ではなく終盤にあります。二十分で交代してしまう柑橘に惚れて選ぶと、残りの六時間が長く感じられるはずです。逆に、肌に残るバニラを探していた人には、ここまで素直な答えはそうありません。

小さいほうを空にして大きいほうを買い直した、というのが僕の出した結論です。次に空になったとき、また同じ瓶を注文するかと聞かれたら、秋の初めならすぐ頷きます。真夏に聞かれたら、少し待ってくれと言うと思います。

この記事のまとめ

  • 入り口は砂糖漬けの柑橘で、僕の腕では二十分ほど。あとはバニラ
  • 肌の上は体感六〜七時間。上着に移ると翌日まで残ります
  • 秋から冬の夜が本領。真夏だけは棚に戻しています
DOLCE&GABBANA ディヴォーション オードパルファム 100mL

DOLCE&GABBANA ディヴォーション オードパルファム 100mL

参考価格 17,930円前後

バニラとオレンジフラワーの甘いグルマン調を好む人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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