「服はきちんとしているのに、香りだけ普段着のまま」——出かける前にそう感じる日のために、棚へ残してある1本です。結論から言うと、エリザベス アーデンのフィフスアベニューは、白い花をまっすぐ咲かせて、最後を乾いた木で受け止めるオードパルファムでした。125mLを使ってきた僕の体感の持続、似合う場面と服、買う前の弱点まで書きます。
この記事でわかること
- マグノリアとベルガモットで入る香りが、肌の上でどんな顔になるか
- 体感の持続と、1日に使うプッシュの数
- 30mLと125mL、どちらを選ぶか
- 手が伸びる場面と、開けない日
Elizabeth Arden 5th Avenue Eau de Parfum 125mL
参考価格 4,148円前後
マグノリアとベルガモットの上品なフローラルで、90年代の華やかさを求める人向け。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
結論:フィフスアベニューは「白いシャツの襟元に挿した花」
一言で言うなら、アイロンをかけたばかりの白いシャツに、花を1本挿したときの匂いです。花屋の店先をそのまま持ってきたような濃さではありません。布の清潔さが先にあって、その上に花が乗っている。そういう順番になっている香りでした。
説明文は「モダンでフレッシュなフローラル」から始まります。世界でいちばん有名な通りの魅力をとらえた香り、という言い方ですね。名前がそのまま五番街ですから、ずいぶん大きく出たなと思いながら読んだのを覚えています。
ところが肌に乗せてみると、この説明がわりと正確なんです。華やかなのに、べたついた甘さが残りません。マグノリアとベルガモットが薄い膜のように広がって、その下で花がふくらんで、最後に乾いた木が全体を支えます。上品という言葉が、そのまま当てはまる作りでした。
濃度はオードパルファムで、スプレー式です。僕が使っているのは125mL。1プッシュでも、つけた自分にはっきり分かる濃さで立ちます。量の加減が、そのまま印象の加減になる香水でした。
総合評価:4 / 5.0 ★★★★☆
Ryo
花の香水は重くなると決めつけていた僕が、朝の支度でいちばん先に手を伸ばす瓶になりました。

エリザベス アーデン フィフスアベニューの基本情報
毎朝これをつかむと決めたところから、置き場所の話が始まりました。洗面台ではなく、寝室のチェストの上が定位置です。高い棚にしまうと、急いでいる日にそもそも手が届きません。そこは早い段階であきらめて、腰の高さに落ち着きました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | エリザベス アーデン |
| 商品名 | フィフスアベニュー オードパルファム(5th Avenue Eau de Parfum) |
| 容量 / 価格 | 125mL:4,148円(税込) |
| 濃度 | オードパルファム(Eau de Parfum)/スプレー |
| 香調 | トップ:デューイマグノリア/ライラック/リンデンブロッサム/ミュゲ/マンダリン/ベルガモット ミドル:バイオレット/ブルガリアンローズ/イランイラン/ジャスミン/インディアンチュベローズ/ピーチ/クローブ/ナツメグ ベース:アンバー/チベタンムスク/サンダルウッド/アイリス/バニラ |
| 系統 | フレッシュ フローラル |
サイズは、本国のサイトで1.0fl.oz・2.6fl.oz・4.2fl.ozの3つが並びます。日本向けに出回っているのは30mLと125mLの2つで、125mLが4.2fl.ozにあたる大きさです。毎日つける前提なら125mL、季節を決めて使うなら30mL、という分け方で考えると迷いが減ります。
香調の欄を見てもらうと分かるとおり、素材の数がとにかく多い香水です。トップだけで6つ、ミドルには8つ並びます。素材が多い香水はごちゃつくこともありますが、これは最初から最後まで白い花でした。
香調の広さが分かったら、あとは30mLと125mLのどちらにするかを決めるだけです。いまの価格はこちらから確かめてみてください。
Elizabeth Arden 5th Avenue Eau de Parfum 125mL
参考価格 4,148円前後
マグノリアとベルガモットの上品なフローラルで、90年代の華やかさを求める人向け。
香りの変化
つけてから肌に落ち着くまで、3つの段が順に顔を出します。段の切り替わりは急ぎません。前の段を引きずりながら、次が上に乗ってくる作りでした。
トップ
入口はデューイマグノリア、ライラック、リンデンブロッサム、ミュゲ、マンダリン、ベルガモットです。白い花と柑橘が、どちらが前ということもなく一緒に来ます。
薄い、という言葉がいちばん近いと思っています。花の匂いなのに濃度が低くて、透かしが入っている感じですね。マンダリンとベルガモットが入るぶん、花が重くなりません。この入口の軽さが、フィフスアベニューを一日つけていられる理由でした。僕の腕ではマグノリアの白さがいちばん大きく出て、ライラックとミュゲはその周りに散っているように感じます。
朝、玄関で吹いてエレベーターに乗っても、自分でひるむ瞬間がありません。ここは素直にありがたいところです。
ミドル
中心はバイオレット、ブルガリアンローズ、イランイラン、ジャスミン、インディアンチュベローズ、ピーチ、クローブ、ナツメグの8つ。この香水の顔はここにあります。
ここから白い花が一気に厚くなるんです。ジャスミンとチュベローズが並ぶと甘さが南国寄りへ転びそうなところ、バイオレットの粉っぽさがそれを上品なほうへ引き戻します。面白いのはクローブとナツメグです。スパイスが少しだけ差し込まれているおかげで、花だけの平たい甘さにならずに済んでいます。
この段が長いです。朝につけて、昼を回ってもまだこの顔のままでいます。途中で別人になる香水を想像して買ったので、変わらなさは僕にとって発見でした。
ベース
残るのはアンバー、チベタンムスク、サンダルウッド、アイリス、バニラです。ここから先は肌の側の匂いになります。
説明文にある「センシュアルなドライウッドのベース」というのが、まさにこの部分です。乾いた木、という言い方がぴったりでした。バニラも入っていますがお菓子にはならず、サンダルウッドとムスクに包まれた温かさとして出てきます。アイリスの粉っぽさがミドルから続いているので、地続きのまま静かになっていく感覚です。
夕方、シャツの襟もとに鼻を寄せると残っているのは、だいたいこの段でした。ここまで来ると、自分から探しにいかないと見つからない濃さです。そこから先が長いんですね。
STEP 1|0〜30分
デューイマグノリアとベルガモットが薄い膜のように広がります
白い花なのに透かしが入っていて、自分でひるむ強さにはなりません
STEP 2|〜3時間
バイオレットとジャスミン、チュベローズを中心に花が厚くなります
クローブとナツメグが少しだけ差し込まれ、平たい甘さになりません
STEP 3|それ以降
アンバーとサンダルウッド、ムスク、アイリスが肌に残ります
体感5〜6時間。夕方の帰り道、襟元にまだ残っているのはこの顔です
正直な注意点
長く使ってきた瓶ですが、手放しで勧められるわけではありません。買う前に知っておいてほしいことが2つあります。
ひとつめは、量の加減がシビアなことです。素材の数が多いぶん、2プッシュすると空気の密度が変わります。僕は首まわりに吹くのをやめて、シャツの胸元へ1プッシュと決めました。入れすぎた日は、午後になっても自分で気になります。取り返しがきかないタイプなので、最初は少なめから試すほうが安全です。
ふたつめは、真夏との相性でした。気温が上がると、ミドルの白い花が汗と一緒にふくらみます。炎天下を歩いた日に、自分の腕から少し距離を取りたくなる瞬間がありました。6月を過ぎたあたりから出番が減って、7月と8月はほとんど棚に置きっぱなしになります。
注意
① 1プッシュと2プッシュで印象が別物になります。素材の数が多いので、入れすぎると花の密度が一気に上がります
② 真夏は白い花が重くなります。気温が上がるとミドルの厚みが汗と混ざり、屋外では持て余します
合う人・合わない人
白い花の香りを、白い花だからという理由で選べる人には気持ちよく刺さります。マグノリアもジャスミンもチュベローズも並んでいて、しかもそれが散らかっていません。
きちんとした格好をする日に、服と釣り合う香りが欲しい方にも向きます。透明で存在を消していくタイプとは逆で、フィフスアベニューは朝に入れた1プッシュが夕方まで自分の側にいてくれます。フローラル系をもう1本探しているなら、ロエベ ウーマン オードパルファンのレビューも置いてありますので、読み比べてみてください。
逆に、石けんのような無色の清潔感を探している方には向きません。ここで感じるのは、ほとんど花です。甘さが苦手というより「花そのものが得意ではない」という方は、最初から別の系統を見たほうが早いと思います。好みの問題であって、良し悪しの話ではありません。
こんな人に合う
- ✓ 白い花の香りを、迷わず選べる人
- ✓ きちんとした服装の日に、服と釣り合う香りが欲しい人
合わないかも
- × 存在を消していく無色の清潔感を探している人
使う場所と時間
出番がいちばん多いのは、人前に立つ予定が入っている日の朝です。

家を出る15分前に、シャツの胸元へ1プッシュ。うなじや手首には吹きません。上着を着る格好だと、胸元に入れておくほうが動いたときにだけ立ってくれて、ちょうどよく収まります。足すのは基本的になしです。体感5〜6時間もつので、朝の1回で夜の帰り道まで届きます。
合わせるのは、襟のあるシャツにテーラードのジャケット。きちんとした素材の服です。デニムにパーカーという日には、僕はこの瓶を開けません。香りのほうが立派になりすぎて、自分の中で釣り合いが取れなくなるからです。場所は昼の食事、改まった席、少し緊張する打ち合わせ。ひとりで家にいる日に手が伸びたことは、ほとんどありませんでした。
使う場面
| 仕事・オフィス | ○ | オードパルファムなので、胸元に1プッシュまでと自分で決めています |
| 夜デート | ○ | ベースのアンバーとムスクが肌へ寄る時間帯と、予定の時間が重なります |
| 休日 | △ | きれいめの服の日は合いますが、ラフな格好の日はふたを開けません |
| 真夏 | × | 白い花の厚みが汗と混ざってふくらむので、屋外では持て余します |
置き場所ひとつで扱いが変わる
やらかしたのは、暖房のあるリビングのテレビ台に置きっぱなしにしたことでした。
冬のあいだ、出かける前に急いで吹けるようにと思って居間に移したんです。ところがその位置は、エアコンの温風がまっすぐ当たる場所でした。ひと冬まるごと置いてから気づいて、あわてて寝室へ戻しました。125mLは使い切るまでの付き合いが長い瓶ですから、置き場所は最初にきちんと決めておくほうがいいですね。
いまは寝室のチェストの上に、箱ごと出してあります。毎朝つかむものを引き出しの奥にしまうと、結局また出しっぱなしにするので、手の届く場所で温度が動かないところを探しました。
置き場所と影響
| 直射日光の当たる窓際 | × | 125mLは使い切るまでが長いので、光の当たる場所を定位置にはしていません |
| 浴室・洗面所 | × | 毎朝つかむ場所ですが、湯気と温度差があるので125mLの置き場には選びませんでした |
| 暖房の近く | × | 冬に居間へ移して温風の通り道に置いてしまい、それ以来テレビ台の上は避けています |
買う前に引っかかっていたこと
いちばん不安だったのは、花の香水は自分には甘すぎるんじゃないか、ということでした。
僕が持っている白い花の1本は、つけた日に自分でも「今日は花だな」と意識するタイプで、正直そこに少し疲れていました。同じ棚にもう1本増やす意味があるのか。買う直前まで、そこで止まっていたのを覚えています。実際に使ってみて分かったのは、甘さの出どころが違うということでした。フィフスアベニューは柑橘とスパイス、それに乾いた木で花を支えているので、砂糖のような甘さになりません。結果として、手持ちの1本の出番はそのままにして、こちらは服がきちんとしている日の担当になりました。
125mLを選んで飽きないか、というのも引っかかっていた点です。ここは心配していたほどではありませんでした。毎日つける香水ではないので、減り方はゆっくりです。飽きるところまでは行かず、季節が来ると自然に手が止まります。夏のあいだ棚に置いておいて、涼しくなると戻ってきました。
オードパルファムという濃度も不安でした。持続が長いぶん、間違えたときに逃げ場がないからです。ここは1プッシュで解決しました。量さえ守れば、濃度の高さは味方になります。
買う前に迷った点
| 花の香水は甘すぎないか | 柑橘とスパイス、乾いた木で支えているので、砂糖のような甘さにはなりませんでした | |
| 125mLは飽きないか | 毎日使う香水ではないので減り方はゆっくりで、季節で手が止まるだけでした | |
| オードパルファムは強すぎないか | 胸元に1プッシュと決めてから、濃度の高さは味方に変わりました |
服がきちんとしている日の担当
エリザベス アーデンのフィフスアベニューは、デューイマグノリアとベルガモットで入り、バイオレットとジャスミンで花を厚くして、アンバーとサンダルウッドで肌に落ち着く香水でした。体感の持続は5〜6時間。朝に胸元へ1プッシュ入れれば、足さなくても夜まで届きます。
僕にとっては、服がきちんとしている日の担当です。真夏とラフな格好の日には開けません。毎日つけるなら125mL、季節を決めて使うなら30mL。そこだけ先に決めておけば、あとは気持ちよく付き合える1本だと思います。
この記事のまとめ
- マグノリアとベルガモットで入り、白い花を通ってアンバーと乾いた木に着く125mLのオードパルファム
- 体感の持続は5〜6時間。朝に胸元へ1プッシュで夜まで届きます
- きれいめの服の日向き。真夏は花の厚みがふくらむので棚に戻しています
Elizabeth Arden 5th Avenue Eau de Parfum 125mL
参考価格 4,148円前後
マグノリアとベルガモットの上品なフローラルで、90年代の華やかさを求める人向け。
※本記事はプロモーションを含みます

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