買って三か月で、瓶の肩のところまで液面が下がっていました。グッチ ギルティ プールファムは、僕の棚のなかでいちばん手癖でつかんでいる一本です。結論から言うと、玄関で何も考えずに一吹きできる、普段着みたいな香りでした。腕の上でどのくらい保つのか、買う前に知っておきたい弱点、合う服装と季節まで順に書いていきます。
この記事でわかること
- 三か月でどのくらい減ったのか
- 僕の腕での持続は何時間くらいか
- 買う前に知っておきたい弱点が二つ
- 合う服装と、外したほうがいい季節
売り場の並びを先に見ておきたい人は、ブランド名から入るのが早いです。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
結論:グッチ ギルティ プールファム は「手が勝手に伸びる一本」
毎日つけても飽きが来ない、という一点でこの香水を推します。理由は、香りの主張が真ん中でぴたりと止まっているからです。グッチはこの香りについて、自由で型にはまらない愛から生まれたフレグランスだと書いています。ボトルはメンズのフレグランスと同じシルエットで作られていて、対等な女性と男性の姿を表そうとしたそうです。売り場ではレディースの棚に並んでいますが、その成り立ちを知ると、男が使うことに引け目を感じる理由がひとつも見当たりません。実際、僕は三か月ふつうに使い続けています。
総合評価:4.0 / 5.0 ★★★★☆
そして、この記事でいちばん書きたかったのが減り方です。買った月の終わりには、もう肩のカーブに液面が来ていました。一日一吹き、多い日で二吹き。それだけでこの速さなので、我ながら少し呆れました。理由は単純で、迷わないからです。棚には他にも瓶が並んでいるのに、朝の三十秒で決めなければならない場面では、いつもこれに手が伸びていました。
残量を見て思うのは、香水の良し悪しは残り具合に出るということです。買ったときに気に入った一本が、半年経っても八分目のまま光っていることは珍しくありません。僕の棚にもそういう瓶が二つあります。それに比べると、この一本の減り方はあきらかに異常でした。減っていく瓶を見るのは、少しさびしくて、けっこう気分がいいものです。
グッチ ギルティ プールファム の基本情報
50mL。僕が使っているのはこの容量です。数字だけ見ると小さく感じますが、一日一吹きの人なら一年近くは付き合える量だと思います。ところが僕の場合、三か月で三分の一ほどが消えました。香りに飽きるより先に、瓶のほうが軽くなっていったわけです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | グッチ |
| 香水名 | グッチ ギルティ プールファム |
| 濃度 | オードトワレ |
| 容量 | 50mL |
| 価格 | 10,780円 |
| 香調 | 公式サイトに記載なし |
濃度の欄はオードトワレです。この表記は商品名そのものに入っています。オードトワレと聞くと軽い、すぐ消える、という連想が働きがちですが、実際の残り方はもう少し粘ります。肌のすぐそばで静かに香りつづけます。遠くまでは飛びませんが、そのぶん長いあいだ消えません。
もうひとつ、買う前に知っておくと迷わずに済むことがあります。グッチのサイトでこの香水のページを開くと、出てくるのは90mLの一種類だけです。50mLの個別ページは僕には見つけられませんでした。売り場では50mLが当たり前に並んでいるので、公式の表示と店頭の品揃えが必ずしも同じではない、と思っておくといいです。
香りをつくっている素材
グッチはこの香水に何が入っているかを公表していません。手がかりは自分の腕だけです。三か月つけて残ったのは、明るさと重さと温かさという三つの手ざわりでした。この三つは順番に入れ替わりません。ずっといっしょに香っていて、嗅いだ瞬間と三時間後で印象がほとんど変わりません。変わるのは強さだけでした。
STEP 1|0〜30分
いちばん濃い
腕から少し離れた距離にも届きます
STEP 2|〜3時間
半分ほどの濃さ
手首を近づけると分かる量に落ちます
STEP 3|それ以降
肌のすぐ上だけ
服に移ったぶんは翌朝も残っています

外側の明るさ:甘さを縁取るアクセント
いちばん外側に立っているのは、乾いた明るさです。スパイスを軽くはたいたような刺激が、鼻の先でちりちりと動きます。全体が甘いだけにならないよう、ここで引き締めてくれています。この縁取りが無かったら、たぶん僕は毎日使えていないでしょう。
重さ:全体を支えます
明るさの後ろに、ずっしりした重さが置かれています。重たく香る部分です。これだけを取り出したら好みが分かれるでしょう。ところがこの香水では、全体を後ろから支える壁として働いています。前に出てこないぶん、香り全体に重心を与えてくれる位置です。男が使っても違和感が出ないのは、この重さがしっかりしているからだと僕は考えています。
温かさ:いちばん強く香ります
中心に座っているのが、体温に近い温かさです。この温かさが香りの性格そのものだと言っていいと思います。カシミアのニット越しに人の体温を感じたときの、あの感じにいちばん近い匂いでした。外側の明るさと奥の重さに挟まれて、真ん中のここがずっと動きません。
正直な注意点
薦めておいて何ですが、買う前に引っかかりそうな点を二つ挙げておきます。どちらも僕が実際に手を止めた部分でした。
注意
① 同じ名前で二つのラインが売られている。オードトワレとオードパルファムが別の商品として売られていて、売り場で取り違えます
② 真夏はぼやけます。気温が高いと温かさの部分が汗と混ざって、狙った距離感より近く感じられます
ひとつめは、買い物のときの話です。ギルティという名前の下には、プールファムのほかにも枝分かれした種類があります。さらに同じプールファムでも、オードトワレとオードパルファムが別の商品として並んでいました。名前だけを頼りに注文すると、届いた瓶が思っていたものと違う、という事故が起こり得ます。僕は表記のどこを見れば区別できるかを覚えてから買いました。
ふたつめは季節です。七月と八月に使った日は、夕方に自分の香りが妙にぼんやりしていました。温かさが持ち味の香りです。そこに気温が足されると、香りがぼやけます。暑い時期は量を半分に落とすか、別の一本に持ち替えたほうが気持ちよく過ごせるはずです。
合う人・合わない人
万人向けではありません。甘さと重さがいっしょに香るので、ここで好みがはっきり割れます。線引きを先に書いておきます。
こんな人に合う
- ✓ 毎日つけられる一本を一つに絞りたい人
- ✓ 香りで主張するより、近づいた人にだけ伝わればいい人
合わないかも
- × すれ違った瞬間に気づかれる強さを求める人
とくに向いているのは、香水を何本も回すのが面倒になってきた人です。朝に迷わないというのは、思っている以上に大きな価値だと使ってみて分かりました。逆に、部屋に入った瞬間に空気が変わるような一本を探しているなら、これは物足りなく感じるはずです。届く範囲がせまいぶん、届いた相手にはきちんと残ります。
使う場所と時間
僕がよく使うのは、秋の日曜、昼過ぎに家を出て夕方に戻ってくるような日です。十月の午後、気温が二十度を切りはじめたころの空気と、この香りの温度がよく合います。
使う場面
| 仕事・オフィス | ○ | 一吹きなら距離感を保てます |
| 夜デート | ◎ | 近い距離でいちばん働きます |
| 休日 | ◎ | 私服の日にいちばん合います |
| 真夏 | △ | 汗と混ざると、ぼやけた匂いになります |

服装で言うと、起毛したシャツやコーデュロイのような、表面に毛羽のある生地と相性がいいです。ニットの襟元から立ちのぼる感じが、真ん中の温かさとよく噛み合います。反対に、つるりとしたシャツやスポーティな素材の日は、香りだけが浮いて聞こえることがありました。つける場所は手首より胸元のほうが落ち着きます。量は一吹き、多くても二吹きまで。
平日に使う日は、家を出る二十分前に吹いておきます。香りが濃い時間を家のなかで済ませてから席に着くと、周りに気を遣わせずに済むからです。
保管で中身は変わる
香水は買ったあとの置き場所で寿命が変わります。この一本のように温かさが持ち味の液体は、熱の影響をとくに受けやすいと感じています。避けたいのは次の三つ。
置き場所と影響
| 直射日光の当たる窓際 | × | 紫外線と一日の温度差で香りが崩れます |
| 浴室・洗面所 | × | 湿気と温度の上下が中身を傷めます |
| 暖房の近く | × | 熱がこもると温かい部分から質が落ちます |
僕は買ったときの箱に戻して、寝室の引き出しにしまっています。もっとも、この一本にかぎっては保管をあまり心配していません。減りが速いので、傷む時間より先に瓶が空くからです。使い切れる速さで回っている香水は、置き場所の失敗に強い。棚で眠っている瓶ほど神経を使わなければならない、というのは皮肉な話だと思います。
口コミの読み方
「レディースって書いてあるけど、男がつけていいの」。この香水の感想を探していると、この形の質問に何度もぶつかります。買う前の僕が知りたかったのも、まさにそこでした。
口コミの読み方
| 男が使うと違和感が出そう | 僕は三か月ふつうに使っています | ボトルはメンズと同じシルエットで作られています |
| 甘すぎる | 肌の温度が高い人ほど甘く出ます | 量を半分にすると印象が変わります |
| どれを買えばいいか分からない | 名前の枝分かれが多いのは事実です | オードトワレかオードパルファムかを先に決めます |
「甘すぎる」と書いている人と、「ちょうどいい」と書いている人は、たぶん量が違います。この香りは一吹きと二吹きで印象がはっきり変わる種類で、僕も最初の一週間は多く付けすぎていました。手首に二吹きして、その日ずっと自分の香りが気になっていた日があります。合わないと感じたら、量を半分にしてもう一度だけ試してみる価値はあります。
もうひとつの「どれを買えばいいか分からない」は、正直そのとおりです。ギルティという名前は枝が多く、パッケージも似ています。ここで焦って決めるより、ブランド名から取り扱いをひととおり眺めて、表記を確かめてから決めたほうが後悔しません。
まとめ
毎日つけられる一本を一つに絞りたい人にとって、これは素直に薦められる香水です。
Ryo
気に入っているかどうかは、口で言うより残量に出ます。この瓶がいちばん速く減りました。
この記事のまとめ
- 明るさと重さと温かさがいっしょに香って、途中で入れ替わりません
- 僕の腕では体感5〜7時間、服には翌朝まで残る
- 弱点は名前の枝分かれと真夏。秋から春にかけての普段使いなら文句なし
レディースの棚に並んでいる一本ですが、性別で線を引く必要はまったく感じませんでした。近い距離にいる人にだけ届く温かさを探しているなら、候補に入れて損はないと思います。取り扱いのある売り場は、ブランド名から探せます。
※本記事はプロモーションを含みます

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