結論から言います。ハンドクリームで失敗するのは保湿力だけで選んだときです。保湿力の高いものほどベタつくので、日中に塗ると手を使うたびに気になって、結局引き出しの奥に入ります。
場面で分けると続く
- 日中 … 軽くて無香料。スマホや書類を触っても気にならないもの
- 寝る前 … こってりで構わない。塗ったあと何も触らない時間に使う
- 職場に1本 … 香りが残らないもの。食事の前に手が香ると困る
僕は乾燥しやすく、ささくれができやすいタイプです。いろいろ試したうえで行き着いたのが、1本で全部やろうとせず、置き場所ごとに変えるという分け方でした。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
保湿力が高い=毎日使いやすい、ではない

ベタつくと、そのあと何も触れない
こってりしたハンドクリームは、塗った直後がベタつきます。そのあとスマホや書類を触る場面には向きません。これが「良いものを買ったのに使わない」の正体です。
だから日中は軽いもの、寝る前だけ濃いもの、という分け方が現実的です。保湿力のランキングと、使いやすさのランキングは一致しません。
香りは職場で問題になる
香りのいいハンドクリームは気分が上がりますが、食事を作る前や飲食店では、手に残った香りが料理と混ざります。職場に置くなら無香料を1本持っておいたほうが無難です。
塗り直す回数のほうが効く
手洗いの回数が多い人は、どれを塗っても流れてしまいます。効き目を決めるのは値段ではなく、塗り直せる回数です。
だから選ぶときは「1本にいくら出すか」より、置き場所を何か所つくれるかで考えたほうが結果が良くなります。デスク、洗面台、カバンの中。3か所に置ければ、塗る回数は自然に増えます。
場面で選ぶ3本

寝る前にたっぷり塗るなら:アベンヌ 薬用ハンドクリーム
医薬部外品のハンドクリームです。乾燥や外部刺激から手肌をまもり、うるおいが長く続く使用感が気に入っています。
僕の使い方は寝る前にたっぷり塗るのが定番。ベタつきは残りますが、寝るだけなので気になりません。朝までしっとりしているので、翌日のささくれが減りました。
無香料寄りなので香りの好みは分かれますが、職場や食事の前に使うぶんにはむしろ都合がいい。102gの大容量で1,650円前後と、コスパも良く、惜しまず使えます。
総合評価は4.5。保湿の持ちとコスパで、この3本のなかでは最上位です。
しっとり感を最優先するなら:カルテHD モイスチュア ハンドクリーム
コーセーのカルテHDシリーズです。僕が使っていたのは前の「高保湿ハンドクリーム」という名前のときですが、同じラインです。
保湿力の体感はかなり高い一方、ややベタつきます。ただ「もっちり感」と捉えれば気になりにくいレベルで、しっとり感を最優先したいならここが合います。
100gで1,650円前後。ドラッグストアで手に入るので、切らしたときにすぐ買い足せます。洗面台に置いて、手を洗うたびに塗る使い方に向いています。
総合評価は4.0。しっとり感とコスパは高く、ベタつきが気になる人だけ日中を避けてください。
定番を1本持つなら:ロクシタン カリテコンフォート シア ハンドクリーム
ハンドクリームの超定番です。手に入れやすく、リピートしやすいのが魅力。
保湿の体感が高いのにベタつきは少なく、塗ったあとの不快感が少ない。正直に言うと香りは個人的に好みではありませんが、極端に主張する香りでもないので、総合的にはとてもおすすめです。
150mLで4,400円前後。金額だけ見ると重いのですが、容量が大きいので1mLあたりで見ると割高ではありません。プレゼントにも選ばれる定番なので、人に渡す用としても外しません。
総合評価は4.3。保湿と入手しやすさで、迷ったときの1本になります。
質感と続けやすさ
質感・向いている使い方・評価で並べます。評価は保湿力ではなく、続けやすさを含めた体感です。
| ハンドクリームと質感 | 向いている使い方 | 評価と価格 |
|---|---|---|
| アベンヌ 薬用ハンドクリーム医薬部外品/無香料寄り | 寝る前にたっぷり | 4.5102g/1,650円 |
| カルテHD モイスチュア ハンドクリームしっとり感が強め/ややベタつく | 洗面台に置いて塗り直す | 4.0100g/1,650円 |
| ロクシタン カリテコンフォート シアベタつきが少ない/香りあり | 日中も使う定番が欲しい | 4.3150mL/4,400円 |
保湿力の順位と、使いやすさの順位は一致しません。日中に手を使う仕事なら、ベタつきの少ないほうを選んだほうが結局よく塗ります。
大容量とチューブを1本ずつ持つ
置き場所を増やすなら、大きいものと小さいものを1本ずつ持つのが効率的です。洗面台には大容量、カバンには小さいチューブ。同じものを2本買う必要はなく、質感の違うものを分けたほうが使い分けられます。
特に冬は、外出先で手を洗ったあとに何も塗らない時間が長くなります。カバンに1本あるだけで、その空白が埋まります。
日中に手を使うなら、もっと軽いもの
この3本より軽い仕上がりが欲しいなら、別の選択肢もあります。イソップのレスレクション ハンドバームは、しっかり保湿しつつベタつきにくい仕様で、日中に手を使うシーンでも使いやすい。香りが良いのも特徴です。
SHIROのハンド美容液は、クリームではなく美容液という形状。しっかり保湿しながらもサラッとしたテクスチャー。ベタつきが苦手だけど保湿もしたい、という要望に合います。価格はやや高めです。
香りで選ぶ方向なら、ラグジュアリーなハンドクリームの記事もまとめています。
手が荒れる原因は、乾燥だけではない
冬に手が荒れるのは空気の乾燥だけが理由ではありません。大きいのは、お湯と洗剤で皮脂が落ちること。お湯は皮脂を溶かすので、冷たい水で洗うより荒れやすくなります。
食器を洗ったあとに手がつっぱるのは、洗剤が皮脂ごと落としているからです。塗る前に、触れる回数を減らせないかを考えたほうが早い。ハンドクリームは落ちたぶんを補う役割で、原因そのものは減らせません。
ささくれができてからでは遅い
ささくれや指先の割れは、乾燥が続いた結果として出てくるものです。できてから塗り始めても、治るまでに1〜2週間かかります。
冬に入る前、11月のうちから塗り始めるのがいちばん楽です。荒れてから対処するより、荒れる前に塗るほうが使う量も少なくて済みます。
塗り方で変わる3つ
効かせるコツ
- 濡れた手を完全に拭かない … 少し湿った状態で塗るとのびが良く、水分も閉じ込められる
- 爪のまわりまで塗る … ささくれは爪の脇から始まる
- 寝る前は手袋を足す … 布の手袋を1枚かぶせるだけで朝の状態が変わる
特に手洗いのあと、少し湿った状態で塗るのがいちばん効きます。タオルで完全に拭き取ってから塗るより、水分が残っているほうが結果は良くなります。
それと、荒れの原因が食器洗いや掃除なら、ゴム手袋を使うほうが先です。洗剤に触れる回数を減らすほうが、塗り直すより早く落ち着きます。
冬を越すための置き方
ハンドクリームで結果を分けるのは、性能より置き場所の数です。1本を大事に使うより、3か所に置いて塗る回数を増やすほうが効きます。
洗面台に大容量、デスクにチューブ、カバンに小さいもの。この3か所があれば、手を洗ったあとに塗らない場面がほぼなくなります。
爪のまわりは別に考える
ささくれや甘皮の乾燥は、ハンドクリームだけだと追いつかないことがあります。爪のまわりは皮膚が薄く、油分が少ない場所だからです。
気になるならネイルオイルを1本足すと変わります。夜、ハンドクリームを塗ったあとに爪の根元へ1滴。これだけで、冬のささくれはかなり減ります。
手袋は保湿の道具になる
外出時の手袋は防寒だけでなく、乾燥から手を守る道具でもあります。風に当たる時間が減るだけで、乾燥の進み方が変わります。
寝る前に厚めに塗って布の手袋をかぶせる方法も効きます。クリームが寝具に付かず、朝までしっかり残る。ひどく荒れているときだけでも、この一手間をかける価値はあります。
まとめ
ハンドクリームは場面で分けると続くものです。保湿力だけで選ぶと、日中に使えなくて続きません。
寝る前にたっぷり塗るならアベンヌ、しっとり感を最優先するならカルテHD、定番を1本持つならロクシタン。
まずは1本を洗面台に置いて、手を洗うたびに塗ってみてください。塗り直す回数が増えるだけで、冬の手の状態は変わります。
※本記事はプロモーションを含みます

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