敏感肌のボディクリーム6本|うるおいの守り方で選ぶ

タオルの上に置かれたクリームジャー

ボディクリームを塗ったあとにヒリつきやかゆみが出た経験があると、次の1本を選ぶ手が止まります。敏感肌向けと書かれた商品は棚にいくつも並びますが、公式が何をどう説明しているかは商品ごとにかなり違います。今回は敏感肌のボディクリームを6点集めました。

方向は大きく3つに分かれます。肌荒れを防ぐ効果を公式が明記しているもの、顔から全身まで1本でまかなえる大容量のもの、処方に入れる成分そのものを減らしているもの。自分の肌が今どこで困っているかによって、入る場所が違ってきます。

選ぶときに見るのは、公式が保湿の柱として何を挙げているかです。セラミド機能成分、シア脂、高濃度のグリセリン。同じ「敏感肌向け」でも、うるおいの守り方はそろっていません。

まず見るところを整理してから、6点を1つずつ見ていきます。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

敏感肌のボディクリームはここを見る

似た顔をした商品が並ぶ棚でも、判断のしかたは3つに絞れます。

敏感肌のボディクリームを選ぶ軸

  • 保湿の柱に何を挙げているか。成分名か処方名かは、商品ページの説明文にあります
  • 顔にも使えると書いてあるか、体だけか
  • 塗る範囲が広い人ほど、容量は多いほうへ

保湿の柱は、商品ページの説明文をひとつ読めば見つかるはずです。セラミド機能成分を前に出すメーカーもあれば、シア脂やグリセリンを柱に据えるメーカーもあります。今回の6点でも、そこは見事に分かれました。

もうひとつ、表示の読み方も知っておきたいところです。セタフィルの公式商品ページには「無香料」「アレルギーテスト済み」「パラベンフリー」「ノンコメドジェニックテスト済」「低刺激性・皮膚刺激性テスト済み」が並びます。ファンケルは「皮膚科専門医監修による使用テスト済み」としています。これらは各社が自社の基準でそう表記しているもので、肌に合うかどうかを保証する言葉ではありません。

商品名挙げられている保湿の柱容量と価格の目安
キュレル クリーム ジャーセラミド機能成分・ユーカリエキス90g/1,298円前後
ユースキン シソラ クリームバランスエモリエント処方110g/1,540円前後
セタフィル モイスチャライジングクリームモイスチャーバリア3X処方566g/2,335円前後
ニュートロジーナ インテンスリペア純度99%の医療グレードグリセリン950mL/3,980円前後
ファンケル 乾燥敏感肌ケア ボディミルクうるおいのヴェール60mL/1,650円前後
松山油脂 シア脂の全身保湿クリームシア脂170g/1,485円前後
税込。ユースキンは公式の希望小売価格、ほかは販売ページの価格です

顔まわりのケアから見直したい人は、敏感肌のスキンケアもあわせてご覧ください。

ここからは表の並びのまま、6点を順に見ていきます。

肌荒れが出やすい肌をいたわる2点

赤みやかゆみが先に出るタイプの肌には、うるおいを足すだけでは足りません。荒れそのものへの効果を公式が挙げている商品のほうが、目的に近いところにあります。ここでは2点を取り上げます。

荒れる前に手を打つキュレル クリーム ジャー

花王の公式通販サイトの商品ページには「潤い成分(『セラミド機能成分』・ユーカリエキス)が、角層の深部まで浸透。カサつく肌もしっとりなめらかに整えます。」と書かれています。角層のうるおいを支える成分を外から補う、というのがこのシリーズの立て方です。

同じページには「荒れ性に。肌荒れを防ぎます。(消炎剤配合)」という一文も並びます。乾燥そのものだけでなく、そこから進む荒れまで手当てしたい人には、この記載が判断の材料になります。毎年おなじ時期に肌が荒れる人ほど、この一行は見逃せません。

処方まわりは「弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリー(エチルアルコール無添加)」と明記されています。香料でヒリついた経験がある人、アルコールの入ったものを避けている人には、ここが大きいところです。「赤ちゃんのデリケートな肌にもお使いいただけます」とも書かれていて、家族で1つを共用する形も取れます。使用上の注意には「傷、はれもの、湿疹等異常のある所には使わない」とあります。

90gのジャーで、顔とからだの両方に使える表記です。実売は1,298円前後。肌荒れを防ぐ効果まで公式が書いているものから当たりたいなら、ここが出発点になります。

キュレル クリーム ジャー 90g(顔・からだ用)

キュレル クリーム ジャー 90g(顔・からだ用)

参考価格 1,298円前後

季節の変わり目に肌が荒れやすい人向け

ユースキン シソラ クリームは外からの刺激に向き合います

乾燥よりも先に、外からの刺激でピリピリする感覚が来ることがあります。ユースキン製薬の公式サイトには「低刺激でベタつかない、白色の保湿クリームです。外部刺激に敏感なピリピリ肌にうるおいを与え、バリア機能をサポートします。」と書かれていて、まさにその状態に向けた説明になっています。

その中身として挙げられているのが「さらっとした使用感と、しっとりとしたカバー力を実現したバランスエモリエント処方(皮膚を保護するオイル成分をバランス良く配合)」です。皮膚を保護するオイル成分を組み合わせて、肌の表面に守りをつくる考え方になります。「のびが良いので全身に塗りやすい」という一文も添えられています。

110gのボトルタイプで、公式サイトの希望小売価格は税込1,540円でした。容器についても「お家でしっかりケアできるボトルタイプです」と説明されていて、腕や脚のように面積の広いところへ回す前提が読み取れます。

使用上の注意は「お肌に異常が生じていないかよく注意して使用してください。お肌に異常があるとき、または合わないときは、ご使用をおやめください。」です。刺激に敏感だと自覚している人ほど、ここは先に読んでおきたい欄になります。

乾くとかゆみが出て、つい掻いてしまう人に届きやすい1本です。

ユースキン シソラ クリーム 110gボトル

ユースキン シソラ クリーム 110gボトル

参考価格 1,540円前後

乾くとかゆくなって掻いてしまう人向け

全身にたっぷり塗れる大容量の2点

腕も脚も背中もとなると、小さな容器はすぐ底が見えます。ここでは広い面をまかなえる2点を見ます。顔にも使える表記があるものと、脚の乾きに的を絞ったものです。

セタフィル モイスチャライジングクリームは顔まで同じ1本で

顔と体を同じものでそろえたい人に、まず名前が挙がる1本です。公式商品ページには「皮膚専門の製薬会社が開発した、弱酸性保湿クリーム。モイスチャーバリア3X処方に加え、ビタミンE誘導体(酢酸トコフェロール)*アーモンドオイル*配合。高保湿ヴェールでベタつかず、しっかりうるおい、バリア機能をサポート。」と書かれています。

対象は「乾燥肌・敏感肌向け保湿クリーム」と明記されています。表示には「無香料」「アレルギーテスト済み」「パラベンフリー」「ノンコメドジェニックテスト済」「低刺激性・皮膚刺激性テスト済み」が並び、確かめる材料は多いほうです。テストの表記を手がかりに選びたい人には、読むところがそろっています。

容量は566gで、実売は2,335円前後。腕や脚だけでなく顔まで同じ1本で済ませたい人にとっては、この量がありがたいところです。ビタミンE誘導体とアーモンドオイルを配合と書かれている点も、乾きが強くなる季節の後押しになります。

一方で、公式ページには「全ての方にアレルギー、コメド(ニキビのもと)、皮膚刺激が発生しないというわけではありません。」という注記も添えられています。ここまで書いたうえで敏感肌向けと名乗っているところが、この商品ページの姿勢です。

顔と体でクリームを分けるのをやめたい人は、まず候補に入れてみてください。

セタフィル モイスチャライジングクリーム 566g

セタフィル モイスチャライジングクリーム 566g

参考価格 2,335円前後

体も顔も同じもので済ませたい人向け

すねの粉ふきにはニュートロジーナ インテンスリペア ボディエマルジョン

すねが白く粉をふくところまで乾く肌には、水を抱えこむ成分の濃さがものを言います。ブランドの公式サイトには「純度99%の高濃度*1の医療グレードグリセリン*2が、超乾燥肌や肌荒れなどのダメージ肌をヴェールのように包み込み、なめらかでうるおいに満ちた肌へ。」と書かれています。グリセリンの純度を数字で出しているのが、この商品の分かりやすいところです。

塗る場所も公式が名指ししています。「肌なじみが良く、すぐに衣類を着られるような使い心地。足、ひざ、ひじなど、特に乾燥したところには、マッサージするようにご使用ください。」という一文があり、どこに使ってほしい商品なのかがはっきりしています。「アラントイン、パンテノール配合(整肌成分)」の記載も同じページにありました。

公式の分類は「ボディローション」で、タグラインには「高保湿 なめらかローションタイプ」とあります。商品名はエマルジョンですが、公式が置いている棚はローションのほうです。

原産国は韓国製と、公式サイトにも販売ページにも書かれています。すねやひじの乾きが年じゅう続くなら、量と成分の両方でこの1本が応えてくれるはずです。

今回選んだのは950mLの大容量ボトルで、実売は3,980円前後でした。6点の中では価格がいちばん高くなりますが、脚も腕も毎日塗るとなると、1本に入っている量は無視できません。

ニュートロジーナ ノルウェーフォーミュラ インテンスリペア ボディエマルジョン 950ml

ニュートロジーナ ノルウェーフォーミュラ インテンスリペア ボディエマルジョン 950ml

参考価格 3,980円前後

すねが粉をふくほど乾く人向け

添加をできるだけ減らした2点

化粧品でヒリついた経験があると、入っているものを1つでも減らしたくなるものです。ここでは、使わない成分を名指しで開示している2点を取り上げます。どちらの説明も、足すものより引くものを先に書いているのが特徴です。

ファンケル 乾燥敏感肌ケア ボディミルクは引き算の1本

入れるものを絞る方向で作られたシリーズです。ファンケルが自社で運営する公式ショップの商品ページには「スーッとなめらかにのびて肌表面をしっかりとうるおいのヴェールで包みます。肌の水分の蒸発を防いで、外的刺激から肌を守ります。肌に負担をかけず、なめらかにのび、しっとりやわらかな肌に整えます。」と書かれています。

無添加の中身は、ブランドの公式ページで「防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤を一切使っていません」と具体的に開示されています。何を入れていないかが名指しで分かるので、過去に合わなかったものに心当たりがある人は照らし合わせられるはずです。

容量は60mLで、実売は1,650円前後です。あわせて「皮膚科専門医監修による使用テスト済み。すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起きないというわけではありません。」という注記が添えられています。

さらに「通院や薬が必要な状態の方は、皮膚科専門医にご相談のうえ、ご使用くださいますようお願いいたします。」という案内も出ています。肌の調子が落ちているときの線引きまで書いてあるのは、選ぶ側にはありがたい作りです。

化粧品でヒリついた経験があるなら、何が入っていないかを先に見るこの絞り込み方が近道になります。

ファンケル 乾燥敏感肌ケア ボディミルク 60mL

参考価格 1,650円前後

化粧品でヒリつきを感じたことがある人向け

松山油脂 シア脂の全身保湿クリームは膜でふたをします

説明文は、楽天の商品ページに載る製造元提供のものを引きます。「シア脂(シアバター)*が角質層にすみやかに浸透しながら、肌の表面で弾力のある膜をつくり潤いの蒸散を防止します。」とあります。水分を足すというより、逃がさないほうへ寄せた設計です。

同じ説明は「乳幼児やお子様のデリケートな肌や、敏感肌、乾燥肌、また刺激を受けやすい顔の保湿ケアにも◎。」と続きます。体に塗ったついでに顔まで、という使われ方まで想定して書かれた文章です。

使わない成分も「パラベン・鉱物油・着色料・香料・シリコーンフリーで安心。」と名指しされています。香料を避けたい人には、ここが決め手になります。170gで実売は1,485円前後。

注記には「シア脂高配合のため、経時でかたくなる場合があります。」とあります。シア脂を多く入れた結果ですから、売りの裏返しでもある部分です。

うるおいを足すことより、逃がさないほうを重く見る人に向きます。

松山油脂 Mマークシリーズ シア脂の全身保湿クリーム 170g

参考価格 1,485円前後

さらっとしたものでは物足りない人向け

買う前に読んでおきたい注意書き

敏感肌向けと書かれていても、肌に合うかどうかは人によって変わります。セタフィルの公式ページには「全ての方にアレルギー、コメド(ニキビのもと)、皮膚刺激が発生しないというわけではありません。」と添えられています。ファンケルも同じ趣旨で「すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起きないというわけではありません。」と書いています。テスト済みの表記は、そう読むのが正確です。

使用上の注意は、商品ごとに書きぶりが違います。キュレルは「傷、はれもの、湿疹等異常のある所には使わない」、ユースキン シソラは「お肌に異常があるとき、または合わないときは、ご使用をおやめください。」。松山油脂には「シア脂高配合のため、経時でかたくなる場合があります。」という注記が付きます。

ニュートロジーナは、公式ページにも販売ページにも、使用上の注意にあたる記載が見当たりませんでした。書いていないから安全という意味ではなく、確かめられなかったというだけです。

体の乾きが強いときは、塗るものだけでなく洗うものも関わってきます。気になる人は乾燥肌向けのボディソープをどうぞ。注意書きは短い文ばかりですから、気になる1本が決まったら、商品ページのその欄まで目を通しておきましょう。

迷ったときの選び分け

肌荒れが出やすい時期に備えるならキュレル、外からの刺激でピリつくのが先に来るならユースキン シソラです。この2つは、荒れやすい肌に向けた説明を公式が出しています。

顔と体を1本でまかないたいならセタフィル、すねやひじの粉ふきが強いならニュートロジーナ。量を使う人ほど、この2つが候補に残ります。

入っているものを減らしたいならファンケル、逃がさない膜がほしいなら松山油脂です。前者は使わない成分を名指しで開示し、後者はシア脂を柱に据えています。

どこが乾くのか、どれくらいの範囲に塗るのか。この2つが決まると、6点の中で残る候補は1つか2つに絞れます。

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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