「ヒアルロン酸Na 化粧品」で調べはじめると、出てくる形がばらばらで戸惑います。オールインワンのジェル、化粧水のあとに使う乳液、顔にも体にも塗れるバーム、目もとに貼るパッチ、手と首に塗るクリーム、洗顔石けん。塗る場所も使う場面も違うのに、検索窓には同じ言葉を打ち込んでいます。
この記事では、そこから7種を選んで並べました。顔全体に使うもの、目もとと手もとを狙うもの、夜と洗顔で使うものの順に見ていきます。
先に一つ書いておきます。公式ページに載っている成分の表記を1点ずつ見ていくと、「ヒアルロン酸Na」という名前がそのまま並んでいたのは5点でした。残る2点は、加水分解ヒアルロン酸やヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムといった別の名前が載っているか、全成分の表示そのものが見あたらないかのどちらかです。
名前の違いは、選ぶときの手がかりになります。どこに塗りたいのかと一緒に見ていくと、7種の中から自分の1本が絞れるはずです。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
ヒアルロン酸Naはどこに書いてあるのか
同じ「ヒアルロン酸」でも、公式ページに載っている名前は点ごとに違います。キユートピア ヒアロワンの原材料・成分には「加水分解ヒアルロン酸、加水分解ヒアルロン酸Na、カルボキシメチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル、ヒアルロン酸Na」が並びます。肌ラボ 極潤プレミアム ヒアルロン乳液は「ヒアルロン酸Na*、加水分解ヒアルロン酸*(ナノ化ヒアルロン酸)」で、注記に「*8種のヒアルロン酸」と添えられていました。
資生堂アクアレーベル マルチアクアバームでは「アセチルヒアルロン酸Na」と「ヒアルロン酸Na」が続けて載っています。キラリエ・ナイトトリートメントには「ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸、グリコール酸、アセチルヒアルロン酸Na」が並びました。デアウ ピールソープブライトは特徴の欄に「その他 ナイアシンアミド、ヒト型セラミド、ヒアルロン酸Na 等の製肌成分も医師監修の上ベストバランス配合を実現。」の一文があります。
残る2点は書き方が違いました。キユートピア ハンデコルテに並ぶヒアルロン酸系の名前は「加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸Na」の3つで、「ヒアルロン酸Na」単独の表記はありません。北の快適工房 ヒアロディープパッチは、公式サイトにもブランド直営の楽天店にも全成分の表示が見あたらず、成分の書き方は「ヒアルロン酸※」と注記の「※ヒアルロン酸:ハリを与える成分」までです。
つまりこの2点は、ヒアルロン酸系の成分が入っていることは読み取れても、「ヒアルロン酸Na」という名前そのものは公式の文面に出てきません。名前まで確かめたい人と、使う場所を優先したい人とで、選ぶ順番が変わってくるところです。
| 商品名 | 成分欄に載っているヒアルロン酸系の名前 | 実売の目安 |
|---|---|---|
| キユートピア ヒアロワン 50g | ヒアルロン酸Na/加水分解ヒアルロン酸Na/カルボキシメチルヒアルロン酸Na ほか | 7,920円前後 |
| 肌ラボ 極潤プレミアム ヒアルロン乳液 140mL | ヒアルロン酸Na/加水分解ヒアルロン酸 | 1,100円前後 |
| アクアレーベル マルチアクアバーム 100g | ヒアルロン酸Na/アセチルヒアルロン酸Na | 1,078円前後 |
| 北の快適工房 ヒアロディープパッチ 2枚入り×4袋 | 表記は「ヒアルロン酸」まで(全成分の表示なし) | 4,864〜4,980円 |
| キユートピア ハンデコルテ 35g | 加水分解ヒアルロン酸Na/ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム ほか | 3,080〜3,850円 |
| キラリエ・ナイトトリートメント 50g | ヒアルロン酸Na/アセチルヒアルロン酸Na/加水分解ヒアルロン酸 | 1,618円前後 |
| デアウ ピールソープブライト 100g | ヒアルロン酸Na | 1,980円前後 |

顔全体をまとめてうるおす3点
まずは顔に広く使う3点から。手順を1本にまとめたい人、化粧水のあとを閉じ込めたい人、顔も体も同じもので済ませたい人で行き先が分かれます。化粧水のほうを探している場合は ヒアルロン酸の化粧水 に別でまとめてあります。
キユートピア ヒアロワンは、これ1本で済ませたい日に
キユーピーウエルネスが出しているオールインワンの美容ジェルです。公式ページには「自社で独自に開発した高機能ヒアルロン酸を5種類配合した、オールインワン美容ジェル。ふっくらハリを生む、健康な肌を導きます。」と書かれています。化粧水、乳液、クリームと重ねていた手順を1本にまとめたい人が、最初に候補に入れる形です。
公式が挙げている悩みは一つではありません。「ハリ不足、キメの乱れ、乾燥肌、くすみ、ごわつきなど、老け顔の原因は1つではありません。」とあり、そこから「たった一つで叶うエイジングケアにこだわりました。」と続きます。原材料・成分の欄では、加水分解ヒアルロン酸やカルボキシメチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムと一緒に、ヒアルロン酸Naの名前も並んでいます。
内容量は50g、公式の案内では1個で約1ヵ月分です。税込7,920円前後で、店によって変わります。洗ったあとに何本も塗り重ねるのが続かなかった人には、手数の少なさがそのまま続けやすさになる1本です。
肌ラボ 極潤プレミアム ヒアルロン乳液で、化粧水のあとをふさぐ
ロート製薬の肌ラボから出ている乳液で、容量は140mL。公式は「うるおいを密封する高保湿乳液。たっぷり8種類のヒアルロン酸(うるおい成分)*を配合。」と説明しています。成分の欄は水、グリセリン、DPGから始まり、そのあとに「ヒアルロン酸Na*」と「加水分解ヒアルロン酸*(ナノ化ヒアルロン酸)」が続けて並びます。
使い心地についても言葉が出ていて、「なめらかでコクのある濃厚な使い心地です。」との記載。あわせて「弱酸性。無香料・無着色・アルコール(エタノール)フリー・パラベンフリー。」とも書かれています。無香料でそろえたい人、アルコールを避けて選びたい人は、この行が判断材料になります。使用上の注意には「○衣服等につかないよう注意すること。(材質によっては落ちにくいことがある)。」の一文もありました。
税込1,100円前後です。化粧水だけでは夕方につっぱると感じている人が、そのあとに角質層のうるおいを閉じ込める一枚として足すのに向いています。
顔にも体にも使えるアクアレーベル マルチアクアバーム
資生堂アクアレーベルのバームです。公式ページには「ジュワッとなじむ新感覚で、うるおった健やかな肌へ導くクリーム。顔、身体、手にお使いいただけます。」の記載。顔用と体用を分けて買うのが面倒だった人は、これ1つで顔にも身体にも手にも使えます。
成分の欄では、オクラ果実エキスに続いてアセチルヒアルロン酸Naとヒアルロン酸Naが並びます。公式は変化のしかたも書いていて、「パウダーに変化するジェルが ジュワッとなじんで、スー。水状に変化して浸透*します。」と書かれ、注記は「*角層まで」。ここまでが公式の言葉です。
100gで税込1,078円前後(公式の参考小売価格)。ほかに「アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。)」「刺激性評価済み成分のみを使用」の記載もあります。とりあえず1つ置いて、顔に使うか手足に使うかを後から決められるのが、この形の気楽なところです。
目もとと手もとを狙って使う2点
気になっている場所だけに手をかける形も2つ入れました。顔用の1本を塗るついでには手が回らない、目もとや口もと、手まわりに使うものです。手だけを集中してケアしたい場合は ハンドクリーム の記事も用意しています。
北の快適工房 ヒアロディープパッチは目もとと口もとに
ブランド直営の楽天店の商品説明には「貼って寝るだけの簡単ケアで気になる目元・口元をピンポイントで対策する ヒアルロン酸パッチ です」とあり、続けて「ヒアルロン酸※を主成分とする美容成分の針を、直接肌に貼って刺すことで、角質層まで浸透させます。」と書かれています。注記は「※ヒアルロン酸:ハリを与える成分」。
ここは正直に書きます。公式サイトにもブランド直営の楽天店にも、全成分の表示が見あたりませんでした。成分の書き方は上の「ヒアルロン酸※」までで、「ヒアルロン酸Na」という名前は出てきません。成分名まで確かめたうえで買いたい人にとっては、ここが分かれ目になります。
同じ店には「(週1回の使用がおすすめ)」の注記も添えられています。2枚入り×4袋で、公式は約1ヵ月分と案内。4,864円から4,980円ほどで、目の下の乾燥だけが気になっている人が、そこにだけ時間をかけたいときの選択肢になります。
手と首を1本で。キユートピア ハンデコルテ
公式は「3種の独自ヒアルロン酸を配合した、手・首周り用のエイジングケアクリーム。年齢の出やすい手とデコルテを1本で同時にケアができ、若々しいふっくらとしたハリを導きます。」と説明しています。その3種は「ハリ生成ヒアルロン酸、高浸透ヒアルロン酸、保護ベールヒアルロン酸」という呼び方です。
原材料・成分の欄に並ぶヒアルロン酸系の名前は、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸Naの3つ。「ヒアルロン酸Na」単独の表記はありません。名前の違いまで見て決めたい人は、この点を頭に置いてから比べてください。
ほかに「保湿力の高い「米ぬかセラミド」と肌の弾力に必要不可欠な「エラスチン」を配合」、そして手や首まわりのマッサージを想定した「クダモノトケイソウエキス」の記載もあります。35gで3,080円から3,850円ほど。手洗いのたびに手がかさつく人が、ついでに首まわりまで塗ってしまえる1本です。

夜と洗顔で使う2点
残る2点は、塗る時間帯と塗る前の段階に手を入れるものです。日中は何も足したくない人、そもそも洗ったあとのつっぱりから直したい人に向きます。
キラリエ・ナイトトリートメントは寝ている間のケアに
公式ページの商品説明には「睡眠と共に肌を休ませるためのナイトトリートメント。美容成分・保湿成分をたっぷりと配合することで肌を潤いのベールに包み込み、朝起きた時の肌をつやのあるもっちりとした肌に整えます。」とあります。
内容成分にはドクダミエキスやビルベリー葉エキスに続いて、ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Naが並びました。ヒアルロン酸のつく名前が3つ、それぞれ書き分けられて載っている形です。
香りについても説明があります。「ネロリの香りをベースに、ベルガモット果実油やダマスクスバラ花柚などの精油をオリジナルブレンドした香りです。」とのことなので、無香料でそろえたい人とは合いません。使い方には「翌朝ぬるま湯で軽く洗い流してください。」の記載があり、朝の手順が一つ増えます。
朝はべたつきが苦手で、夜にまとめてケアしたい人の枠です。内容量は50gで、税込1,618円前後になります。
角質ケアから入るデアウ ピールソープブライト
塗る前の段階、洗う側から入る1点です。公式は「皮膚の専門家により開発されたピーリング(※1)石鹸」と書いていて、「角質ケア成分AHA(グリコール酸)3.5%、パルミチン酸レチノール(ビタミンA誘導体)整肌成分、ティートゥリーオイル(整肌成分)を配合」と続きます。
ヒアルロン酸Naが出てくるのはこの流れの後ろです。「その他 ナイアシンアミド、ヒト型セラミド、ヒアルロン酸Na 等の製肌成分も医師監修の上ベストバランス配合を実現。」という書き方で、洗い流すものの側に名前が載っています。狙いについても「古い角質をはじめとした不要な汚れをしっかりと落とし、美容成分が届きやすいよう肌のリズムを整えます。」との記載。
ただし公式は使う人をはっきり選んでいます。「ピーリング(※1)中級者から上級者の方、ちょっと強めの角質ケアをしたい方向けの商品です。」とあり、使用上の注意にも「アトピー性皮膚炎、ケロイド体質、皮膚に傷、湿しん、炎症、アレルギーその他皮膚疾患、過去にスキンケア用品で大きなトラブルが生じた方は医師にご相談の上ご使用ください。」の記載があります。
100gで税込1,980円前後。角質ケアを一度も試したことがない人は、まず上の一文を読んでください。洗顔後のつっぱりが強くて、そこから見直したい人が手を伸ばす1点です。
塗りたい場所から決めていく
7種は形も使う場所も違うので、成分名だけで並べても決めきれません。どこに何をしたいのかを先に決めると、候補は1つか2つに絞れます。
塗る場所と時間から選ぶ
- 顔全体を1本で済ませたい → キユートピア ヒアロワン
- 化粧水のあとにふたをしたい → 肌ラボ 極潤プレミアム ヒアルロン乳液
- 顔も体も手も同じもので → アクアレーベル マルチアクアバーム
- 目もとと口もとに使いたい → 北の快適工房 ヒアロディープパッチ
- 手と首まわりに使いたい → キユートピア ハンデコルテ
- 夜のあいだにまとめたい → キラリエ・ナイトトリートメント
- 洗う段階から見直したい → デアウ ピールソープブライト
注意書きは先に読んでおきたい
肌に直接のせるものなので、公式が出している注意書きは買う前に一度読んでおくと安心できます。ヒアロワンとハンデコルテには「傷やはれもの、湿疹、かぶれ、ただれ、色素異常などの症状がある部位にはお使いにならないでください。」の記載があり、どちらも「アレルギーテスト済み(全ての人にアレルギーがないというわけではありません)」と添えられていました。極潤プレミアム ヒアルロン乳液は「○傷、はれもの、湿疹等、異常のある部位には使用しないこと。」、キラリエ・ナイトトリートメントは「○キズ、しっしん等肌に異常のある時は使用しないこと。」という書き方です。
気をつけたいのはデアウ ピールソープブライトで、医師に相談したうえで使うよう案内されている条件がいくつも挙がっています。角質ケアに慣れていないうちは、ここを読み飛ばさないでください。
マルチアクアバームには「刺激性評価済み成分のみを使用(客観的に皮ふ反応を評価しています。全ての方に皮ふ刺激が起きないというわけではありません。)」との記載もありました。合う合わないは人によって変わります。気になる成分がある人は、買う前に成分の欄まで目を通してください。
迷ったときはここから
決めかねているなら、いまの手順のどこを変えるのかから考えてみてください。手数そのものを減らしたい人はヒアロワンで1本にまとめられますし、手順は変えずに1つ足すだけなら、顔にも身体にも手にも使えるマルチアクアバームが動かしやすいところです。
塗る形そのものを変える手もあります。貼って寝るヒアロディープパッチと、洗う側から入るデアウ ピールソープブライト。塗るものをこれ以上増やしたくない人は、この2点から見てみてください。
成分の名前まで見て決めたい場合は、「ヒアルロン酸Na」の表記があった5点から入る手もあります。表記の書かれ方と塗る場所、この2つを重ねると候補はかなり絞れるはずです。
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