家具を買おうと思っても、店が多すぎて どこから見ればいいか分かりません。ただ、店は価格帯と系統でだいたい分類できます。そこを押さえると、行くべき店が絞れて時間が節約できます。
価格帯で3つに分かれる
まず大きな分類は価格です。同じ棚でも、店によって金額が一桁違います。
| 層 | 価格の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 量販 | 1〜5万円 | 手に入りやすい。同じ物が多く出回る |
| 中間 | 5〜20万円 | 素材と作りに差が出る |
| 高価格 | 20万円以上 | 長く使う前提。修理も可能 |
最初の一人暮らしなら量販で十分です。生活が固まってから、使い続けるものだけ上の層に替えていくのが無駄がない。
全部を高価格帯にする必要はありません。毎日長時間触れるものだけ良くする、という考え方が現実的です。
系統の違い
価格が同じでも、店によって並ぶものの雰囲気が違います。これは店の方針の差です。
| 系統 | 特徴 | 合う部屋 |
|---|---|---|
| 北欧寄り | 明るい木と白 | 狭くても広く見せたい |
| 無骨・工業寄り | 黒い金属と濃い木 | 天井が高い・広い |
| 和寄り | 低い家具と自然素材 | 畳がある・落ち着かせたい |
| 生活雑貨寄り | 小物と収納が中心 | まず整えたい |
系統を混ぜると、部屋がまとまらなくなります。最初に1つ決めて、そこから外れないように買うほうが失敗しません。
迷ったら一番上です。明るい木と白は、日本の狭い部屋と相性がいい。
系統を見分けるのは、慣れないうちは難しく感じます。手がかりになるのは木の色と脚の形の2つです。明るい木で脚が細ければ北欧寄り、濃い木で脚が太ければクラシック寄り、金属と黒が多ければインダストリアル寄り。この3つを覚えておけば、店の写真を数枚見るだけで見当がつきます。
すでに部屋が混ざってしまっている場合は、全部を買い替える必要はありません。面積の大きいものから合わせるのが早い。ソファとカーテンとラグを揃えれば、小物が多少ばらついても部屋はまとまります。
逆に、小物だけを揃えても大物が浮いていると効果がない。予算を配分するときは、大きいものに寄せたほうが見た目の変化は大きく出ます。
北欧寄りで揃えるなら
CAGUUU(カグー)
チェア・ソファ・テーブル・ベッドを扱っていて、系統としては北欧寄りでまとまっています。価格は5千円台から2万円弱。上に書いたとおり系統を混ぜると部屋がちぐはぐになるので、一つの系統で一通り揃う店を知っておくと、あとの判断が楽になります。
在庫状況は時期で変わります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
店ごとに得意な品目がある
同じ店で全部揃える必要はありません。得意な品目で分けるほうが結果が良くなります。
| 買うもの | 向いている店 | 理由 |
|---|---|---|
| 大型の家具 | 実店舗のある店 | 現物を見ないと分からない |
| 収納・小物 | 雑貨に強い店 | 種類が多い |
| 照明 | 照明を扱う店 | 明るさを実際に見られる |
| 寝具 | 寝具の専門店 | 横になって試せる |
| 消耗品 | 量販・通販 | 安く早く |
照明は特に、現物を見ないと明るさと色味が分かりません。写真では判断できない品目です。
逆に消耗品は通販で十分です。見に行く時間のほうがもったいない。
店に行く前にやること
何も決めずに行くと、見て回るだけで時間が終わります。
行く前に決めておくこと
- 置く場所の寸法を測る。幅・奥行き・高さ
- 搬入経路の幅を測る。玄関と廊下
- 予算の上限を決める
- 系統を1つに決める
2つ目を忘れて買うと、部屋に入らないという事態が起きます。玄関のドア幅と廊下の曲がり角は必ず測ってください。
写真を撮っておくのも有効です。部屋の現状を見せられると、店員も具体的な提案ができます。
通販だけで済ませるとき
実店舗が近くにない場合、通販が中心になります。その場合の見方があります。
通販で見るところ
- 寸法の数字。写真ではなく数値で判断
- 素材の表記。木の種類まで書いてあるか
- 組み立てが必要か。工具は付くか
- 返品の条件。大型は送料が高い
4つ目が重要です。大型家具の返送料は数千円から数万円かかります。「気に入らなければ返せる」とは限りません。
小物から試して、その店の質が分かってから大型に進むのが安全です。
買う順番を決めておく
全部同時に揃えると予算も判断力も足りなくなります。
| 順番 | 買うもの | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 寝るもの | 毎日一番長く使う |
| 2 | 座るもの | 次に長い |
| 3 | 収納 | 散らかりを止める |
| 4 | 机・棚 | 生活が固まってから |
| 5 | 飾るもの | 最後でいい |
寝具と椅子を優先するのは、接している時間が圧倒的に長いからです。
飾るものを先に買うと、肝心なところに予算が残りません。見た目は最後で構いません。
店に行かずに決める方法
近くに店がない場合でも、判断材料は集められます。
集め方
- 部屋の写真を撮って、置いた状態を想像する
- 同じ家具を使っている人の投稿を見る
- 寸法を紙に書いて床に貼る
- 返品条件を先に読む
2つ目が実用的です。店の展示写真より、実際の部屋に置かれた写真のほうが参考になります。
広い展示室で撮られた写真は、自分の部屋の参考にはなりません。天井の高さも照明も違うので、同じ家具でも別物に見えます。参考にするなら、間取りが近い部屋の写真を探してください。
店選びで気をつけること
まず、雰囲気の良い店ほど気分が上がりますが、それは部屋の完成度とは関係ありません。店で見た印象と、自分の部屋に置いた印象は違います。
次に、展示は広い空間で組まれています。同じ家具を狭い部屋に置くと、想像よりずっと大きく感じます。
それと、セットで買うと統一感は出ますが、全部同じ店で揃えると個性がなくなります。軸になる1点だけ良いものにして、残りは安く済ませるほうが結果的に自分らしくなる。
最後に、急いで揃えないこと。生活してみないと何が必要か分かりません。空いている状態で数週間過ごしてから、足りないものを買うほうが無駄が出ません。
あわせて読みたい
- 小物から整えるなら収納用品の記事もどうぞ。
- 雰囲気を足すならフェイクグリーンの記事もどうぞ。
店を決めたあとは、品目ごとに買い方を分けます。座るものは実店舗、寸法で決まるものは通販というように分けると失敗が減るので、家具を実店舗と通販で分ける判断もあわせてどうぞ。
まとめ
価格帯と系統でまず絞ってください。全部を良いものにする必要はありません。
搬入経路の幅を必ず測ること。玄関と廊下の曲がり角で入らない事故が起きます。
展示は広い空間で組まれています。狭い部屋では想像より大きく感じます。
※本記事はプロモーションを含みます









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