コートを羽織る前にシャツの胸元へひと吹き。この瓶が来てから、朝の支度の最後はずっとこの順番です。結論から言うと、ジョー マローン ロンドン シルバー バーチ & ラベンダーは、甘さを足さずに平日を一緒に歩ける一本でした。僕の腕での出方と持続、どこに足しているか、弱点まで書きます。
この記事でわかること
- 僕の腕でどう香って、体感でどれくらい持つのか
- 何時間おきに、どこへつけ直しているか
- 買う前に知っておきたい弱点が2つ
- 伸びる時間帯と、手が伸びなくなる季節
ブランドの棚をまとめて眺めたい方は、こちらから探せます。
Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン) シルバー バーチ & ラベンダー コロン 100mL
参考価格 24,860円前後
朝の森のような、冷たく澄んだラベンダーとウッディの香りを纏いたい人向け。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
結論:シルバー バーチ & ラベンダー は「乾いたラベンダーで平日を押していく一本」
甘くありません。湿ってもいません。ラベンダーと聞いて浮かぶ、あの枕元のポプリのような柔らかさとは方向がまるで違いました。雨がやんだ直後の林に入ったときの、冷たくて少し苦い空気。あれを服の上から一枚かけ直す感覚が近いと思います。
僕の腕では、最初の十数分だけグレープフルーツが前に出ます。そこから先は乾いた木とラベンダーが横に並んだまま、静かに薄くなっていきました。清潔なのに素っ気ない、という不思議な立ち位置です。スーツでもニットでも浮かないかわりに、香りで気分を持ち上げたい日には物足りなく感じます。
体感の持続は3〜4時間ほど。つまり、つけ直しを前提にした一本です。そこさえ受け入れられれば、100mLという大きな瓶が一気に頼もしくなります。
Ryo
冷たい空気を一枚、服の上からかけ直すような香り。平日の朝にだけ手が伸びる瓶です。
総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆
ジョー マローン ロンドン シルバー バーチ & ラベンダー の基本情報
自分用に買ったのに、包んでもらっている最中に「これ、人にあげてもよかったな」と思いました。箱とリボンだけで贈り物として完結してしまうブランドなので、相手の好みが読み切れないときの逃げ道になります。ただしこの香りは甘い花でもバニラでもありません。贈るなら、香水を何本か持っていて、甘くない一本を面白がってくれる人のほうが当たります。ブランドの他の香りと迷ったら、ジョー マローン ロンドンの香水をひと通り見てから絞るのが早いです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ジョー マローン ロンドン |
| 商品名 | シルバー バーチ & ラベンダー コロン |
| 品番 | LGG901 |
| 香調 | トップ ノート グレープフルーツ/ハート ノート イングリッシュ ラベンダー/ベース ノート シルバー バーチ |
| 濃度 | コロン |
| 容量 | 100mL |
| タイプ | スプレー |
| 価格 | 24,860円(税込) |
100mLは、手に取るとちょっと笑ってしまう大きさです。毎朝使っても一年では終わりませんでした。30mLのサイズも出ているので、甘くない香りが自分に合うか分からないうちは小さいほうから入る手もあります。剤形はスプレーで、押し込みは軽め。狙ったところに素直に乗ってくれるので、量の加減がしやすいタイプです。
いま出ている容量と値段を確かめたい方は、こちらの一覧からどうぞ。
Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン) シルバー バーチ & ラベンダー コロン 100mL
参考価格 24,860円前後
朝の森のような、冷たく澄んだラベンダーとウッディの香りを纏いたい人向け。
香りの変化
つけた直後と、一時間後と、夕方と。同じ瓶から出したとは思えないくらい、表情が入れ替わります。買う前にいちばん知りたかったのもここでした。店頭でトップだけ嗅いで決めると、この香水はたぶん外します。
STEP 1|0〜30分
グレープフルーツが前に出る
肌から離れた距離まで香りが届く、香りが元気な時間
STEP 2|〜3時間
イングリッシュ ラベンダーが中心
腕を上げたときに自分でちゃんと分かる濃さ
STEP 3|それ以降
シルバー バーチの乾いた木
肌のすぐ上だけ。シャツには翌朝まで薄く残る
トップ ノート:グレープフルーツ
しぼった果汁の甘酸っぱさではありません。皮を折ったときに細かく飛ぶ、あのしぶきのほうです。爪に残る苦さまで一緒に来る感じで、最初のひと吹きは想像よりずっと鋭く立ちます。ここが好きで買った人は、十数分で切り替わるのを少し寂しく思うかもしれません。
ハート ノート:イングリッシュ ラベンダー
ラベンダーと聞いて身構えた僕が、いちばん拍子抜けしたのがここでした。柔らかくありません。乾いていて、すっきりしています。生花より、茎ごと干して束ねたほうのラベンダーです。石けんの香りとも重ならないので、同じ「清潔系」でくくると印象がずれます。この段の時間が長く続くので、この香水の顔と言っていいと思います。
ベース ノート:シルバー バーチ
白樺です。ここに焼いた樫の香ばしさが横に並んで、夕方まで薄く残りました。煙たくはありません。焚き火より、薪を割ったあとの木口に鼻を近づけたときの匂いに近いでしょうか。僕の腕では、この木のほうがラベンダーより長く粘りました。シャツに移った分は翌朝まで残っていて、脱いだものを畳むときにふっと香ります。
正直な注意点
先に弱点から書きます。買ってから気づくと、地味に痛い2つです。
注意
① 体感の持続が短い。コロンの濃度で、僕の腕では3〜4時間で肌のすぐ上だけになります。昼をまたぐ日はつけ直しが要ります
② 甘さと華やかさが無い。香りで気分を上げたい日には素っ気なく感じます。100mLをいきなり一本目に選ぶのは、少し思い切りが要る買い方です
ひとつ目は、朝につけて夜まで持たせる使い方に向かないこと。これは濃度の性格なので、量を増やしても解決しませんでした。二度、三度と重ねて吹くと最初の30分が濃くなるだけで、消えるタイミングはあまり動きません。
ふたつ目は、この香りが「分かりやすく良い匂い」ではないところ。甘さも花の華やかさも入っていないので、香水に高揚を求めて嗅ぐと、地味に感じると思います。僕は毎日つけられる素っ気なさが気に入りましたが、ここは好みがはっきり割れる部分です。
合う人・合わない人
一年つけてみて、この一本を人に勧めるかどうかは、その人の香水の使い方しだいだと思うようになりました。香りの好みより先に、使い方が合うかどうかで分かれます。
こんな人に合う
- ✓ 毎日同じ香りで通したい人
- ✓ 自分の手元でだけ分かる濃さが好きな人
合わないかも
- × ひと吹きで一日じゅう持たせたい人
同じ木の香りでも、この一本は重さの出方がかなり軽いほうです。手持ちのウッディ系と並べると、こちらは湿り気が無いぶん季節を選びません。木の香りが自分に合うかどうかを先に確かめたい方は、ウッディ系の香水を見ておくと迷いが減ります。
毎朝おなじ瓶に手を伸ばすのが好きな人には、これ以上ないくらいはまると思います。飽きる要素が少なくて、僕はこの一本を使い切るまで他の香水にほとんど触りませんでした。朝に迷う時間が消えるのは、思っていたよりずっと快適です。
逆に、香りで印象を強く残したい人にはおすすめしにくいです。この瓶は相手に届くより先に、自分の襟元で完結してしまいます。

使う場所と時間
朝はシャツの胸元に一吹き、それだけです。コートやジャケットを羽織る前に入れておくと、歩くたびに襟のあいだから持ち上がってきます。
服は乾いた素材と相性がいいと感じました。ウールのジャケット、厚手のコットンシャツ、グレーのニット。とくに秋から冬にかけて、起毛のある上着を着ている日はよく伸びます。ツヤのあるシャツや化繊のアウターだと、香りが布に留まらずに上へ抜けていく感じがありました。革のジャケットにも乗りますが、そちらは革の匂いが勝つ日もあります。時間帯でいえば、朝の八時台から夕方まで。夜の食事に向けて選ぶ瓶ではないと思っています。
つけ直しは、だいたい昼をまたぐタイミング。13時前後に半プッシュ足すのが僕のリズムです。足す場所は胸元ではなく、袖口の内側に変えました。午後は座っている時間が長くて、手を動かすたびに袖から上がってくるほうが自然に香るからです。ここを変えてから、夕方に「もう無くなったな」と感じる回数がはっきり減りました。
一日に足すのは一回だけです。二回目を足したくなる日もありましたが、そういう日は香りより体調のほうに原因があって、量を増やしても落ち着きませんでした。夜まで予定が続く日は、朝を軽めにして、夕方にもう半プッシュ足しています。
使う場面
| 仕事・オフィス | ◎ | 甘さが無いので隣の席まで届きません。昼に袖口へ半プッシュ足す前提なら一日通せます |
| 夜デート | △ | 食事の時間には肌のすぐ上まで引いていて、相手に届く場面はほとんどありません |
| 休日 | ○ | 風のある屋外だと木の部分がよく伸びます。近所の用事程度なら朝の一吹きで足ります |
| 真夏 | △ | 汗ばむとグレープフルーツが強く出て、100mLの減りが目に見えて速くなります |
保管で中身は変わる
100mLにするか30mLにするかで、置き場所の考え方まで変わります。大きいほうを選んだ時点で、その瓶は一年以上は家にいる家具のようなものです。
置き場所と影響
| 直射日光の当たる窓際 | × | 一年以上かけて使う100mLは、日射しに当たる時間の合計が桁違いになります |
| 浴室・洗面所 | × | 朝の身支度のついでに使う瓶なので置きたくなりますが、湯気で肩のガラスが曇って指の跡が残りました |
| 暖房の近く | × | この香りは寒い時期ほど手が伸びるので、暖房をつける季節にいちばん長く近くへ置いてしまいます |
僕は箱に戻して、廊下の収納の棚に置いています。スプレーは押すたびに空気が入るので、大きい瓶ほど最後の数十mLに置き場所の差が出ます。朝に使うものを廊下まで取りに行くのは面倒でしたが、慣れると支度の動線に組み込めました。
口コミの読み方
僕が最初に検索窓へ打ち込んだのは「シルバーバーチ ラベンダー 持続」でした。値段より先に持続を調べたのは、ジョー マローン ロンドンの香りが軽いと聞いていたからです。実際に一年使ってみると、あのとき読んだ言葉の意味がようやく分かりました。
買う前に迷った点
| 香りが弱い | 肌から30センチのところで探すと弱いです。襟元で完結する香りだと分かってから評価が変わりました | |
| 地味 | 甘さも花も無いので最初は地味に感じます。毎日つけても飽きないのは、この地味さのおかげでした | |
| 高すぎる | 軽い買い物ではありません。ただ100mLは一年で終わらず、朝の一枠が固定されたので元は取れました |
「地味」という言葉もよく見かけます。これは半分当たっていて、届いた日に嗅いだときの僕の感想もほぼ同じでした。派手さを探すと、確かに何も見つかりません。三日ほど続けてつけたあたりから、その地味さが扱いやすさに変わっていきました。
「弱い」と書かれているものの多くは、たぶん距離の話です。この一本は他人に届かせる方向へ振っていません。自分の襟のあたりでしか匂わないので、人に気づいてほしくて買うと確かに物足りないと思います。
まとめ
この記事のまとめ
- ✓ 甘くない乾いたラベンダーで、働く日の朝にいちばん似合います
- ✓ 体感の持続は3〜4時間。昼に袖口へ半プッシュ足す使い方が前提です
- ✓ 香りで印象を残したい人より、毎日同じ香りで通したい人に向きます
一年つけてみて、この瓶は「気分を変える香水」ではなく「服の一部になる香水」でした。朝の支度に組み込めた時点で、僕のなかでは当たりです。逆に、特別な日のために一本選ぶつもりなら、もっと分かりやすく甘い香りのほうが働いてくれます。
100mLと30mL、どちらにするかは使う頻度で決まります。ジョー マローン ロンドンの並びから確かめてみてください。
Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン) シルバー バーチ & ラベンダー コロン 100mL
参考価格 24,860円前後
朝の森のような、冷たく澄んだラベンダーとウッディの香りを纏いたい人向け。
※本記事はプロモーションを含みます

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