くせ毛の広がりは、僕も中学生のころからずっと悩んできました。結論から言うと、抑えられるかどうかはオイルの種類よりどれだけ付けてどこに付けるかで決まります。オイルはくせを別の髪質に入れ替える道具ではなく、扱いやすいまとまりに持っていくための下地です。役割の違う5本を、髪質に合わせて選び分けられるように整理しました。
この記事でわかること
- 広がりを抑える量と付ける場所が分かります
- 髪質別に合うオイルの選び方が分かります
- タオルドライのコツが分かります
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
くせ毛の広がりは、ヘアオイルで抑えられる
くせ毛にヘアオイルは効きます。僕は中学生のころから左側だけ大きくうねる髪で、朝に整えても昼には横へ膨らんでいました。オイルを何本も替えて分かったのは、仕上がりを決めているのがオイルそのものより、どれだけ付けるかとどこに付けるかだということです。
やることは単純で、タオルドライした濡れた髪に、毛先から中間だけへ1〜2プッシュ。根元には付けません。これだけで、乾いたあとの膨らみ方がはっきり変わります。
くせ毛は乾いていく途中で形が決まるものです。水分が抜けきる前に油分でふたをしてやると、ふくらむ前の形のまま落ち着かせやすくなります。逆に、完全に乾いてから慌ててオイルを足しても、すでに広がった形の上に油を乗せるだけなので、重くなるわりに収まりません。付けるのは乾く前、というのが順番の話です。
もちろん、オイルはくせそのものをどうこうするものではありません。うねりが無くなるわけでも、髪質が入れ替わるわけでもありません。あくまで、扱いやすい状態に持っていく道具です。そこを期待しすぎなければ、コストパフォーマンスはかなり高い部類だと思います。

量を間違えると、同じオイルでも結果が逆になる
僕が長いあいだ失敗していたのは、量の感覚でした。「オイルは付けすぎるとベタつく」という話ばかり聞いていたので、いつも遠慮した量しか出していなかったんです。
少なすぎると、乾く途中で広がる
足りない量で伸ばすと、手のひらの摩擦でほとんど消えてしまい、髪にはうっすらしか残りません。その状態でドライヤーを当てれば、ふたが効かないので普通に膨らみます。「オイルを付けたのに広がった」という日は、たいてい足りていないほうです。
多すぎると、束ではなく貼り付いた髪になる
反対に出しすぎると、毛束がまとまるのを通り越して、頭に沿って濡れたまま固まったような見え方になります。特に細い髪や量が少ない人は、一気にボリュームが死にます。ここは一度やってみないと感覚がつかめないところです。
髪の長さで基準を作り直す
短髪で1〜2プッシュ、耳が隠れる長さなら2プッシュから、というのが僕の手元の目安です。大事なのは、少なめから始めて足すこと。減らすことはできませんが、足すのはいつでもできます。
付ける場所は「毛先から中間」まで
量と同じくらい効くのが場所です。ここを外すと、量が正しくても失敗します。
根元に付けると、髪が立ち上がる前に寝てしまうんです。くせ毛は根元の向きがそのまま全体の形に出るので、ここが潰れると、毛先だけツヤのある、上からぺたんとした髪になります。特に頭頂部と前髪の生え際は、オイルが触れないように意識したほうがいい場所です。
順番としては、手のひら全体に広げてから、まず髪の内側に入れます。えりあし、耳のうしろ、内側の中間。表面はいちばん最後に、手に残った分をなでるだけで十分です。表面から付けると、外側だけ重くなって内側は乾いたまま、という差が出ます。
前髪は最後の最後で、指先に残った分を毛先だけつまむ程度。ここに手のひらの残りをそのまま乗せると、束が割れて額が透けます。僕はこれで何回か外に出られない朝を作りました。
| 商品 | 向いている人 | 使うときの目安 |
|---|---|---|
| ルシードエル #EXヘアオイル うねり・くせケア | 毛先の広がりだけ先に抑えたい | 濡れた髪の毛先から中間へ1〜2プッシュ |
| 椿油100%「大島椿」 | 硬い髪・量が多い髪に重さを足したい | 少量を手のひらでよく広げてから内側へ |
| N. ポリッシュオイル | ツヤと束感まで自分で作りたい | 乾かしたあとの髪に付け直す |
| ミルボン エルジューダ FO | 細くてコシが無く、重くしたくない | 毛先から中間へ少量、表面は手に残った分だけ |
| モロッカンオイル トリートメント | 乾燥とパサつきが強い | タオルドライのあと内側から入れる |
タオルドライの精度で、オイルの効きが変わる
同じ量、同じ場所に付けても、日によって仕上がりが違います。その差の出どころは、たいていオイルの前の工程にあります。
髪がびしょ濡れの状態でオイルを入れると、水と一緒に流れていくので、髪に残る量が読めません。逆に乾かしすぎてから入れると、前に書いたとおり、広がった形の上に乗せることになります。ちょうどいいのは、タオルで押さえて水滴が落ちなくなった、けれどまだしっとりしている段階です。
タオルの当て方も地味に効きます。ごしごしこすると、くせ毛はその摩擦だけで表面が乱れて、乾かす前から膨らむ準備が整ってしまうんです。上から押さえる、はさむ、を繰り返すだけで十分に水は取れます。僕はここを変えたとき、オイルの量を増やしていないのに収まりが良くなって、少し拍子抜けしました。
もうひとつ、手のひらでオイルを広げる工程を省かないこと。手のひら、指の間、指先まで薄く伸ばしてから髪に入れると、一か所に固まらずに散ります。出したオイルをそのまま髪に落とすと、その部分だけ重くなって、残りは素通しです。広げてから触る、これだけで同じ量の効き方が変わります。
まずは広がりだけ抑えたいなら、うねり向けの一本から
「オイルを毎日使う習慣がまだ無い」という段階なら、最初から高いものを買う必要はないと思います。むしろ、量と場所の感覚をつかむまでは、遠慮なく使い切れる価格帯のほうが上達は早いです。
ルシードエルの#EXヘアオイル うねり・くせケアは、その最初の一本として素直な選択肢です。うねりと広がりを抑えてまとまりを出す方向で作られていて、毛先から中間に1〜2プッシュという使い方がそのまま合います。ドラッグストアで手に取れるのも、続けやすさとしては大きいです。
弱点もはっきりしています。オイルそのものにスタイリング力は無いので、これを付ければ形が作れるわけではありません。強いうねりを一度で収めてくれる類でもありません。あくまで乾かす前の下地です。容量は60mLの一種類だけなので、髪が長い人だと減りが速く感じるはずです。
もう一点、買う前に知っておくといいことがあります。このシリーズは2025年11月中旬ごろから順次パッケージが切り替わっていて、香りもクリアフローラルに変わりました。通販の写真が旧デザインのままの店もあり、この記事に載せている写真も切り替え前のものです。届いた現物と画像が違っても慌てなくて大丈夫です。
マンダム ルシードエル オイルトリートメント #EXヘアオイル うねり・くせケア 60mL
参考価格 1,070円前後
予算重視です。まずは広がりだけ抑えたい人の一本目
硬い髪・量が多い髪には、重さのある単一油が刺さる
僕のように毛が太くて量も多いタイプだと、軽いオイルでは正直まったく足りません。付けた直後は落ち着いて見えても、乾かし終わるころには元の体積に戻っています。こういう髪には、重さそのものが要ります。
椿油100%「大島椿」は、全成分がカメリア種子油のみという潔い作りです。余計なものが入っていないぶん、油としての手応えがはっきりあります。洗い流さないトリートメント、スタイリング、オイルパックと、公式が挙げている使い道も幅があり、髪だけでなく頭皮の乾燥が気になるときに回せるのも、一本で済ませたい人には都合がいいところです。
そのかわり、補修成分の類は入っていません。単一の油なので、量を誤ると素直に重くなるし、根元に付ければ確実に潰れます。この記事でしつこく書いている「量と場所」が、いちばん露骨に結果へ出るのがこのタイプです。ワンプッシュ式ではないぶん、最初は出しすぎに注意してください。
サイズは40mL・60mL・120mLがあり、120mLは公式通販限定です。使い方が固まるまでは、小さいほうで様子を見るのが無難でしょう。

細くてコシが無い髪は、重さではなく軽さで抑える
前の節とは正反対のタイプもいます。細くて張りの無い髪は、広がっているからと重いオイルを足すほど、うねりが落ち着く前に頭へ沿って潰れてしまいます。根元は立ち上がらないのに、毛先はまだ膨らんだまま。オイル選びでいちばん設計が難しいのが、この髪質です。
ミルボンのディーセス エルジューダ FOは、そこに向けて作られた一本です。コシが弱い髪用のデザインベースオイルで、やわらかくしなやかな方向へ寄せるタイプ。容量は120mLあります。重さで押さえ込むのではなく、乾かしたあとの質感を軽いまま整える側の道具だと考えると、使いどころがはっきりします。
量は、この記事で書いてきた基準よりもう一段だけ絞って始めてください。少なめに出して、足りないと感じてから足してください。軟毛はこの順番を守れるかどうかで結果が変わります。場所のほうはもっと厳密で、毛先から中間まで、表面は手に残った分をなでるだけ、根元には触りません。根元にオイルが回った時点で、その日の立ち上がりはもう戻らないからです。
弱点も書いておきます。コシが弱い髪に合わせた軽い処方なので、太くて硬いくせ毛や、パーマで広がっている髪を一本で抑え切るタイプではありません。もうひとつ、通販は取扱店によって価格の差があり、正規品の表記が無いまま極端に安く出ている商品も見かけます。国内正規品と書かれている店を選ぶのが安全です。
軟毛で、ボリュームが死ぬのが怖くてオイルの量をずっと遠慮してきた人ほど、この一本は相性がいいはずです。いまの取扱店と価格はここから確認できます。
乾かしたあとに、束とツヤまで作りたいなら
ここまでは「乾かす前のオイル」の話でした。ただ、くせ毛はうまく抑えられても、それだけだと形が無い髪になりがちです。僕は乾かす前に一度、乾かしたあとにもう一度、と二段構えにしています。
後半に置くオイルとして名前が挙がりやすいのが、ナプラのN. ポリッシュオイルです。公式サイトでは全成分が公開されていないので、中身の内訳まではここでは書きません。ただ分類はあくまでスタイリング側で、乾いた髪に少量ずつ足しながら、毛束の位置を決めていく使い方が本来の姿です。
注意したいのは、これはケアとスタイリングを一本で兼ねる万能品ではないということ。作りとしてはスタイリング寄りなので、これ一本で下地まで賄おうとすると期待が外れます。ツヤとウェット感が強めに出るので、乾いた質感で今日は行きたい、という日には使いにくいです。公式はサロンでの購入を案内している商品なので、通販は取扱店によって価格も状態も上下します。急がないならサロンで、価格を見て選びたいなら通販で、と分けて考えるのが安全です。サイズは150mLと30mLの二種類。まず試すなら小さいほうが安全だと思います。
乾燥でパサついている髪は、乾かす前に厚く仕込む
広がりの原因は、くせだけとは限りません。手ざわりがざらつく、毛先が白っぽく見える、湿度が高くない日でも表面の毛が浮いてきます。こういう髪は乾燥のほうが先に来ているので、量と場所を直しても手応えが出にくいです。
モロッカンオイル トリートメントは、パサついた髪に油分を厚く入れたいときの一本です。公式は「全てのヘアケアのベースとなる洗い流さないトリートメント」と位置づけていて、スタイリングにもコンディショニングにも使えると案内しています。アルガンオイル配合で、容量は100mL。ベースという言い方のとおり、乾かす前に仕込む側の道具です。
付け方は、この記事の前半で書いた順番がそのまま当てはまります。タオルで押さえて水滴が落ちなくなったところで、手のひら全体に広げてから内側へ入れます。えりあし、耳のうしろ、内側の中間まで行き渡らせて、表面は最後に残った分だけ。乾いたあとに足したくなっても、指先に残る程度で十分です。乾いていく途中の髪を落ち着かせるのが目的なので、ドライヤーの前に入れておくかどうかで差が出ます。
注意点は質感です。ツヤと保湿力が強く出るぶん、軽い仕上がりが好きな人や、頭皮の皮脂が多い人には重く感じられることがあります。
価格に開きがある商品なので、買う前に取扱店を見比べておくとそのまま損を減らせます。現在の価格はこちらで確認してください。
モロッカンオイル モロッカンオイルトリートメント 100mL
参考価格 4,249円前後
乾燥・パサつきが強い人向けの本格保湿です。ドライヤー前のダメージケアを重視する人
五本を価格と容量で振り分ける
役割の話をしてきましたが、最初の一本を実際に決める段になると、続けられる価格かどうかのほうが効いてきます。オイルは一日で答えが出る道具ではなく、量と場所の感覚がつくまで何十回か繰り返す前提の消耗品だからです。
| 商品 | 価格の目安 | 容量 |
|---|---|---|
| ルシードエル #EXヘアオイル うねり・くせケア | 1,000円台前半 | 60mL |
| 椿油100%「大島椿」 | 1,000円台後半 | 60mL(40mL・120mLもあり) |
| ミルボン ディーセス エルジューダ FO | 2,000円弱 | 120mL |
| N. ポリッシュオイル | 3,000円台後半 | 150mL(30mLもあり) |
| モロッカンオイル トリートメント | 4,000円台 | 100mL |
こう並べると、一本目は上の二つから選ぶのが素直だと分かります。1,000円台なら、出しすぎて失敗する日があっても痛みません。ただし、どちらも60mLが基準の容量なので、髪が長い人だと減りの速さは感じるはずです。
毎日の使用量が読めてきたら、そこで容量あたりの見方に切り替わります。エルジューダ FOの120mL、N.の150mLあたりは、一回の出費こそ上がるものの、朝に量を迷わず出せる安心感があります。モロッカンオイルは価格帯としては上ですが、パサつきのほうを先に何とかしたい人にとっては、合わないオイルを二本買うより早い道です。
順番としては、安いものから試して、量と場所が固まってから質感の好みで上げていってください。この流れなら、僕のように使い切らないオイルを棚に並べる遠回りは避けられるはずです。
乾かす前と後で、2回に分ける
流れを一本にまとめておきます。タオルドライのあと、毛先から中間へ1〜2プッシュ入れて、内側から手ぐしを通します。ドライヤーは根元から当てて、毛先は最後に下へ引きながら乾かしてください。ここまでで広がりの土台は決まります。
そのあと、形が足りないと感じたら、乾いた状態で米粒ほどを指先に取って、束にしたい部分だけをつまみます。全体に伸ばし直す必要はありません。前半で入れた分がまだ残っているので、後半は本当に少しで構いません。
オイルだけで足りない日は、ワックスを重ねるという手もあります。オイルで方向を整えてから軽いワックスを少量、という順番なら、ベタつかせずに動きが出せます。オイルそのものの選び方をもう少し広く知りたい人は、髪質別のオイルの選び方も参考になるはずです。
オイルでは届かない範囲について
正直に書いておくと、うねりが強い日や湿度が高い日は、オイルだけではどうにもならない場面があります。僕の場合、梅雨どきは何を付けても午後には元通りでした。
そこから先は、熱でいったん形を作る領域です。オイルは形を保つ側の道具で、形を変える側の道具ではありません。この線引きを持っておくと、「良いオイルを買えば解決するはず」と探し回る時間を減らせます。
逆に言えば、熱を使う道具を持っている人ほど、オイルの役割は絞れます。アイロンで整えた形を夕方まで残す、という一点に使えばいいからです。
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湿度が高い日に、僕がやっていること
雨の日は、そもそもの前提が変わります。空気中の水分が多いと、乾かしたあとの髪もそれを受け取ってしまうので、朝の形が保ちにくいです。ここで量をむやみに増やすと、重いだけで広がる、という最悪の組み合わせになります。
やっているのは二つです。ひとつは、乾かす前のオイルをいつもどおりにしたまま、乾かし方を丁寧にすること。根元をしっかり乾かして、毛先まで水分を残しません。半乾きの部分が一か所でもあると、そこから膨らみが出ます。
もうひとつは、外に出る直前に、乾いた髪へ本当に少しだけ足すこと。表面の毛が浮いてくるのを押さえる目的なので、量ではなく回数でごまかします。全体に伸ばすのではなく、浮いた部分だけを指先でなでてください。この足し方なら、重くならずに夕方まで持たせやすくなります。
反対に、僕がやめたのは「朝の一発で完璧に仕上げる」という考え方でした。くせ毛は時間とともに動くものなので、途中で少し直せる余地を残しておいたほうが、結果的に一日を通した見え方は安定します。
買い足す前に、まず量と場所を変えてみる
手元にオイルがすでにあるなら、次の3日は量を1プッシュ増やして、付ける位置を内側の中間に下げてみてください。それで変わらなければ、質感の方向が髪に合っていないということなので、そこで初めて買い替えの検討に入ればいいと思います。
僕は遠回りをして、合わないオイルを何本も棚に並べました。最初に量と場所を疑っていれば、そのうち何本かは要らなかったと思います。
五本の役割をもう一度だけ整理しておきます。下地として毎日回すのがルシードエル、重さで抑え込むのが大島椿、乾いた髪に足して形を作るのがN.、軟毛を潰さずに整えるのがエルジューダ FO、乾燥した髪に油分を厚く入れるのがモロッカンオイルです。全部を同時に揃える必要はまったくなくて、いま困っているのが広がりなのか、形の無さなのか、それとも乾燥なのかで、最初の一本は決まります。
※本記事はプロモーションを含みます

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