メンズコスメは何から買う?初めての1つを間違えないための順番

メンズコスメを始めたい、という相談で毎回ぶつかるのが「種類が多すぎて何から買えばいいか分からない」です。実際、店頭に並んでいるものを全部そろえたら数万円になります。ただ、最初に買うべきものはそんなに多くありません。スキンケアの記事を書いてきた立場から、優先度の高い順に、何を、なぜ買うのかを整理します。

目次

最初に買うのは、肌をきれいにするものではない

意外に思われるかもしれませんが、最初の1本は美容液でも化粧水でもありません。洗顔と保湿です。順番としては、この2つが土台になります。

理由は単純で、土台がないところに何を足しても効果が乗らないからです。洗いすぎて乾燥している肌に高価な美容液を足しても、そのぶんの効果は感じられません。

そして、この2つは価格を上げなくても十分に機能します。1,000〜3,000円の範囲で選んで問題ありません。価格を上げる意味が出てくるのは、これらが習慣になってからです。

買う順番と、それぞれの役割

優先度の高い順に並べます。上から順に買っていけば、無駄になりません。

順番アイテム役割
1洗顔料余分な皮脂と汚れを落とす。落としすぎないものを選ぶ
2化粧水または保湿ジェル洗顔後の乾燥を止める。ここが抜けると全部崩れる
3日焼け止め将来の見た目に効く。屋内中心でも塗る価値がある
4リップクリーム安いのに印象への効果が大きい。荒れた唇は目立つ
5目的別アイテムテカリ・ニキビ跡など、悩みが明確になってから

4番目のリップクリームを入れているのは、費用対効果が異常に高いからです。数百円で買えて、荒れた唇が改善されるだけで清潔感の印象が変わります。スキンケアを始めた人が最初に「変わった」と言われやすいのも、実はここだったりします。

初めての1つを選ぶときの基準

商品を選ぶとき、成分表を読み込む必要はありません。最初は次の3つで十分です。

最初の1本の選び方

  • 無香料または香りが弱いもの。香水を使うなら特に重要
  • 詰め替えか大容量があるもの。続けるなら費用が効いてくる
  • ドラッグストアでも買えるもの。切らしたときにすぐ補充できる

3つ目は続けるうえで地味に効きます。通販限定の商品を切らすと、届くまでの数日が空白になり、そこで習慣が切れることがあります。最初の1本は、入手しやすさを優先していいと思っています。

メンズ専用にこだわる必要はあるか

よく聞かれるのが「メンズ用と書いてあるものを買うべきか」です。結論としては、こだわらなくて構いません。

男性の肌は女性に比べて皮脂量が多く水分量が少ない傾向がある、とはよく言われます。ただ個人差のほうが大きいので、性別より自分の肌質で選ぶほうが合理的です。脂性肌の男性向けに作られた製品を、乾燥肌の男性が使えば当然合いません。

メンズ用を選ぶ実質的なメリットは、香りとパッケージ、そして「洗浄力が強めに設定されている製品が多い」ことです。ヒゲ剃り後の肌を想定した設計になっているものもあります。そこに価値を感じるなら選べばいいし、感じないなら気にしなくていい、という程度の話です。

下記はメンズ向けに展開されているコスメブランドのひとつです。僕は使ったことがないので使用感の評価は書きませんが、上に挙げた基準で条件を確認する材料にはなります。

メンズ向けから選ぶなら

メンズコスメ ダメリーノ

商品ラインナップを見る

価格・在庫・キャンペーン内容は変動します。詳細は商品ページでご確認ください。

続けるための仕組みを先に作る

メンズコスメを始めた人がやめる理由は、効果がないからではなく、忘れるからです。3日空くと戻れなくなります。だから、続ける仕組みを先に作っておくほうが確実です。

習慣にするための3つ

  • 洗面所の、歯ブラシの隣に置く。取り出す手間があるとやらなくなる
  • 既存の習慣にくっつける。「歯を磨いたら塗る」と決める
  • 旅行用の小さいボトルを1つ作る。外泊で途切れるのを防げる

3つ目の旅行用ボトルは、出張が多い人ほど効きます。外泊のたびに現地のアメニティで済ませていると、そこで肌の調子が崩れて、帰ってからも立て直しに数日かかります。詰め替え用の小さい容器を1セット作っておくだけで防げます。

2つ目が特に効きます。新しい習慣を単独で作るのは難しいのですが、すでに毎日やっていることの直後にくっつけると定着率が上がります。歯磨きは全員が毎日やるので、接続先として優秀です。

ヒゲ剃り後のケアは、優先度が高い

メンズ特有の事情として、毎日のヒゲ剃りがあります。これは肌にとって、かなり負荷の高い行為です。刃が当たるとき、ヒゲだけでなく表面の角層も一緒に削っています

だから、剃ったあとの肌は乾燥しやすく、外からの刺激に弱くなっています。ここを放置していると、どれだけ他のケアを足しても追いつきません。

ヒゲ剃りの負担を減らす3つ

  • 剃る前に蒸しタオルか、風呂上がりに剃る。ヒゲが柔らかいほど刃の負担が減る
  • 刃を早めに替える。切れない刃で何度も往復するのがいちばん肌を削る
  • 剃ったあとすぐ保湿する。アルコール入りのローションはしみるなら避けていい

2つ目は費用がかかるので敬遠されがちですが、肌荒れの原因の多くはここにあります。切れない刃で同じ場所を3回往復するより、新しい刃で1回で終わらせるほうが、結果的に肌へのダメージは小さくなります。

また、電気シェーバーとカミソリのどちらが良いかもよく聞かれますが、肌への負担で言えば電気シェーバーのほうが軽い傾向があります。深剃りは劣りますが、毎日剃るなら負担の軽さを優先する価値はあります。

やらなくていいこと

始めたばかりの人がやりがちで、必要のないことも挙げておきます。

やりがち実際のところ
最初から5点そろえる続くか分からない段階で買うと、使い切れずに残る
毎日パックをする週1回で十分。刺激が強すぎて逆効果になることがある
洗顔を朝晩ともしっかりやる乾燥するなら朝はぬるま湯でいい
高価格帯から入る土台ができていない段階では差が出にくい

始めるときのハードルを上げるほど、続かなくなります。洗顔と保湿の2つだけでいいので、まず3か月続けてみてください。そのあとで足りないものを足すほうが、結果的に安く済みます。

あわせて読みたい

次の一手を足すなら、導入化粧水の記事もあわせてどうぞ。

肌が弱いと感じるなら、オーガニックコスメの記事もあわせてどうぞ。

細部まで整えるなら、耳・うなじのケアの記事もあわせてどうぞ。

年代で変わる優先順位

同じケアが全年代に最適ではありません。

年代起きやすいこと優先すること
20代皮脂・ニキビ洗いすぎない・保湿
30代毛穴・くすみ・乾燥保湿と紫外線対策
40代たるみ・ハリの低下保湿+目的別の成分
50代〜乾燥が全体に油分を増やす

どの年代でも、日焼け止めの優先度は最も高い。肌の見た目の変化のかなりの部分が紫外線由来だからです。

20代で「まだ早い」と思っていると、30代後半で差が出ます。そして一度できたものは戻りにくい。

逆に言えば、今から始めれば10年後が変わります

肌に効く生活側の要素

塗るものだけでは限界があります。

要素肌への影響できること
睡眠◎ 大きい時間より規則性
食事極端な偏りを避ける
飲酒△ 翌日に出る量と頻度
ストレス○ 皮脂とニキビに出る
紫外線◎ 最も大きい日焼け止め

睡眠不足の日は、何を塗っても効きません。肌が回復する時間そのものが足りていないからです。

スキンケアの効果が感じられないとき、製品を変える前に生活側を疑う価値があります。

特に寝る時刻の規則性。総時間が同じでも、バラバラだと調子が落ちます。

期待していいことと、そうでないこと

化粧品の役割には範囲があります。

こういう悩み化粧品で本来の対処
乾燥・キメの乱れ◎ 改善する
皮脂バランス○ 整えられる
軽い色ムラ・くすみ○ 時間はかかる
深いシワ・たるみ△ 限定的医療の領域
ニキビ(炎症)皮膚科
シミ医療の領域

化粧品は治療をするものではありません。肌の状態を整えて、良い方向に保つのが役割です。

だから治したい症状があるなら医療を選ぶほうが早い。化粧品で数年かけるより、数回の施術で解決することもあります。

役割を分けて考えると、無駄な出費が減ります。

口周りが荒れるなら、髭剃りとマスクのニキビの記事もあわせてどうぞ。

何色を買うかは、色選びの記事もあわせてどうぞ。

まとめ

メンズコスメで最初に買うべきは洗顔料と保湿の2つです。価格は1,000〜3,000円で十分。ここが習慣になる前に高価な美容液を足しても、効果が埋もれて判断できません。

選ぶ基準は、無香料であること・詰め替えがあること・すぐ買い足せること。そして続けるために、歯磨きの直後など既存の習慣にくっつけてしまうのが確実です。まず3か月、2つだけで続けてみてください。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

「かっこよくなりたい」を、ファッション・香水・美容・ガジェット・インテリア・仕事・健康まで丸ごと。大事にしているのは、実際に自分で買って使った"本音レビュー"——良い点も悪い点も包み隠さずお伝えします。テーマは「人生を豊かに生き抜く」。MEN'S EDIT を運営、YouTubeでも動画で発信中です。

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