「ネクタイは値段が高いほど良いもの」——実はこれ、必ずしも正しくありません。
今回は、店頭でその場でできる品質のいいネクタイの見分け方を紹介します。ビジネスマン必見の内容です。
ポイントを知っておけば、安くてもコスパのいいネクタイをしっかり選べるようになります。作りの良さを確認する4つのポイントを順に見ていきましょう。
この記事でわかること
- 店頭でできる、作りのいいネクタイの見分け方4つ
- 「45度のバイアス」が結び目の美しさを決める理由
- ねじれにくい・シワになりにくいネクタイの特徴
- 価格が高い=良い、ではないという考え方
作りの良さを確認する4つのポイント
- 大剣の先端を内側に折り返す
- 大剣を強く握ってみる
- 小剣の端を持って軽く振ってみる
- ネクタイ裏の黒い糸を引っ張る
大剣の先端を内側に折り返す
大剣の先端を確認してください。
三角形になった端を内側に折り返して、内側の三角形の部分にしっかりと収まれば、そのネクタイは45度の美しいバイアスで作られているといえます。
美しいバイアスで作られていれば、結び目が美しく見えてねじれにくいネクタイになります!
大剣を強く握ってみる
お店では控えめに! この方法は堂々とやると迷惑になるので、店員さんに一声かけるか、購入後に自宅で確かめるのがおすすめです。笑
ネクタイの大剣を強く握って、シワの戻りを確かめてください。
上質なネクタイであればシワになりにくいので、シワの戻りが早いです。
素材の復元力が優れている証にもなりますね。
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小剣の端を持って軽く振ってみる
小剣の端を軽く持ち、ネクタイを上から吊るすような形で、軽く数回振ってみてください。
上質なネクタイであれば、ほとんどねじれが生じないです。
その理由は、糸の密度が濃く、加工に手間をかけているからです。
素材の悪いネクタイだと首回りの細かい部分にねじれが発生します。
ネクタイ裏の黒い糸を引っ張る
ネクタイの裏側には黒い糸が通っています。
糸が見つからない場合も、大剣をしっかり開けば糸が見えてくると思います。(糸がないネクタイもあるかもしれません)
その糸を引っ張ってみてネクタイにシワが出るかどうか確かめてみてください。
糸はネクタイの復元力を増すためのもので、糸の動きにつれてネクタイにシワが出ればそのネクタイは上質といえます。
失敗しないネクタイ選びのコツ
見分け方に加えて、素材・幅・色を押さえると、シーンに合った1本を選びやすくなります。
素材で選ぶ
シルクは上品な光沢があり、ビジネスやフォーマルの定番。ウールやニットはマットでカジュアル、秋冬向きです。ポリエステルは安価で手入れが楽。まず1本ならシルクのネイビーが万能です。
幅で選ぶ
ジャケットのラペル(下襟)幅と合わせるとバランスよく見えます。標準は剣先7〜9cmのレギュラータイ。細めのナロータイはカジュアル・モード寄りの印象になります。
色・柄で選ぶ
ネイビーやエンジは誠実で万能な定番色。無地・小紋・レジメンタル(ストライプ)を数本そろえると、着回しの幅が広がります。
コスパのいいネクタイはどこで買う?
ここまでの見分け方を踏まえると、「そこまで高くないのに作りがしっかりしているネクタイ」が理想です。
僕が実際に使っていておすすめなのが鎌倉シャツのネクタイ。無地であれば手頃な価格帯で手に入り、作りも上で紹介したポイントをきちんとクリアしています。詳しくは鎌倉シャツのネクタイをレビューした記事にまとめているので、あわせてどうぞ。
まずは実物を手に取って、今回の4ポイントで確かめてみてください。
ネクタイのよくある質問
まず何本持っておくべき?
ネイビーとエンジの無地・小紋を中心に、3〜5本あればビジネスは十分回せます。慣れてきたら柄物を足すと表情が出ます。
ネクタイは洗える?
基本はクリーニングが安心です。特にシルクは自宅洗いで風合いが損なわれやすいので避けましょう。使用後は結び目をほどいて吊るすと、シワや型崩れを防げます。
高いネクタイほど良い?
必ずしもそうではありません。この記事の4つの見分け方を使えば、価格が高くなくても作りのしっかりした「コスパのいい1本」を選べます。
どこで買うのがいい?
百貨店や専門店なら、見分け方の4ポイントをその場で試せます。ネットで買う場合は、素材表記やレビューを確認してから選ぶと失敗しにくいです。
作りの良さだけでは決まらない
見分け方を4つ書きましたが、これで全部が決まるわけではありません。
まず顔まわりとの相性。作りの良いネクタイでも、幅と柄が体格や襟型に合っていなければ締めたときに間延びして見えます。店で結んで、鏡から2メートル離れて見るのが確実。
手入れの手間も増えます。上質なシルクほど水と摩擦に弱く、雨の日に締めると輪染みが残ることがある。結び目も毎回ほどいて休ませないと形が戻りません。
それと本数。1本を大事に使うより、数本を回すほうが結果的に長持ちします。良いものを1本だけ買って毎日締めると、一年で疲れが見えてくる。
まとめ
これらを全て確認した上でクリアしているネクタイは、作りがいいネクタイであると言えます。
逆に満たしていなくても、いいネクタイはあるかもしれません。
冒頭にも言いましたが、ネクタイは価格が高いものがいいわけではなく安くてもいいネクタイはたくさんあります。
この記事のまとめ
- ✓ 大剣を折り返して「45度のバイアス」か確認する
- ✓ 握ってシワの戻りの早さを見る
- ✓ 吊るして振り、ねじれにくさをチェック
- ✓ 裏の黒い糸を引いて復元力を確かめる
今回紹介した方法でコスパのいいネクタイを探してみてくださいね!
ネクタイと合わせるシャツ選びに迷ったら、おすすめのビジネスシャツを価格別にまとめた記事も参考になるかと思います。
以上、品質のいいネクタイの見分け方紹介でした!!
メンズスーツのおすすめ完全ガイド で、シーン・タイプ別に詳しく解説しています。
自分の使う場面に当てはまったなら、こちらです。
素材・シーン別のおすすめ度
同じネクタイでも、素材が変わると似合う場面が変わります。手持ちを増やすときの参考にしてください。
| 素材 | 汎用性 | 得意なシーン |
| シルク(無地・小紋) | ◎ | 商談・式典・面接。1本目に選ぶならこれ |
| ウール | ○ | 秋冬のジャケパン。スーツにも合うが式典には不向き |
| リネン・コットン | △ | 春夏のカジュアル。ビジネスではやや軽く見える |
| ニットタイ | ○ | 休日のジャケパンや私服。フォーマルには使えない |
迷ったら紺の無地シルクを1本。冠婚葬祭以外はほぼ乗り切れます。2本目にえんじ、3本目に小紋柄と増やすと、着回しに詰まりません。
ネクタイを長持ちさせるコツ3つ
- 結び目は必ずその日のうちにほどく:締めたまま置くとシワが取れなくなります
- 吊るして2日休ませる:シルクは重力で自然にシワが戻ります。丸めて引き出しに入れるのは最終手段
- シミは自宅で擦らない:シルクは輪ジミになりやすいので、乾いた布で押さえたらクリーニングへ
※本記事はプロモーションを含みます

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