結論から言います。パジャマで寝心地が変わるのは、生地の織り方と、縫い目の位置です。デザインより先に、この2つを見てください。
見るのはこの3つ
- 織り方 … ガーゼは軽くて通気がいい。サテンは滑りがよく肌に引っかからない
- 縫い目の位置 … 脇の縫い目が当たると、寝返りのたびに気になる
- 前開きかどうか … かぶるタイプは襟が首に当たりやすい
Tシャツとスウェットで寝ていた時期が長かったのですが、パジャマに替えてから夜中に目が覚める回数が減りました。この記事では、価格帯ごとに3本を挙げます。
この記事を書いた人
30代前半メンズ、都内在住。大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業と、現在3社目です。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものを発信しています。
洋服にはこれまで累計2,000万円ほど使ってきました。年間300万円ペースです。仕事でも大手EC企業と大手メーカー企業でブランド側・売る側の両方を経験しています。
綺麗めで大人っぽいシンプルな服装が好きですが、幅広く着ます。実際に買って着たうえで、値段に見合うかどうかを書いています。
パジャマで寝心地が変わる理由

部屋着とパジャマは、作りが別物
スウェットやジャージで寝ると朝に体が重いのは、生地が厚くて熱がこもり、寝返りで生地が突っ張るからです。部屋着は動くために作られていて、寝返りのために作られていません。
パジャマは寝返りを前提に設計されています。袖と身頃のつながり方、ゴムの強さ、裾の幅。どれも「寝ているあいだに邪魔をしない」ための作りです。
生地は季節ではなく、汗のかき方で選ぶ
ガーゼは織りが粗く、空気を含むので軽くて通気がいい。汗をかいてもすぐ乾くので、寝汗が多い人に向きます。二重・三重と重ねたものは、軽さを保ったまま保温性が上がります。
綿サテンは表面が滑らかで、肌の上をすべるように動きます。寝返りのときに生地が引っかからないので、動きの多い人に合います。肌当たりが好きで、冬でもサテンを選ぶ人は少なくありません。
縫い目は、実際に着ないと分からない
意外に効くのが縫い目です。脇に縫い目があると、横向きで寝たときに当たります。縫い目をなくした設計のパジャマがあるので、気になる人には大きな違いになります。
価格帯ごとに1本ずつ

まず試すなら:無印良品 脇に縫い目のない 二重ガーゼ長袖パジャマ
パジャマを初めて買う人の定番です。名前のとおり脇に縫い目がなく、横向きで寝ても当たりません。
生地は二重ガーゼ。軽くて通気がよく、洗濯後の乾きも早い、洗うほどやわらかくなっていきます。前開きなので、脱ぎ着のときに首まわりが引っかかりません。
4,990円。この価格でガーゼと縫い目なしが揃うので、「パジャマで本当に変わるのか」を試す1本として無理がありません。合わなければ部屋着に回せます。
サイズは少しゆとりのある作りです。寝返りのゆとりを見込んであるので、普段のサイズで問題ありません。
滑らかな肌当たりなら:ワコール 睡眠科学 綿サテン シャツパジャマ
下着メーカーとして体の動きを見てきたワコールが作っているパジャマです。綿サテンの表面が滑らかで、寝返りのときに生地が肌に引っかかりません。
シャツ型で襟が付いているので、パジャマに見えすぎないのが利点。宅配便が来ても、そのまま出られる見た目です。
綿100%のサテンは、化繊のサテンと違って汗を吸ってくれます。冬は暖かく、夏は汗を吸います。1年を通して使えるので、結局いちばん出番が多くなるタイプです。
14,850円。数年使う前提で、1着に投資するという買い方をする帯です。洗い替えに2着そろえると、毎日パジャマで寝る習慣がつきます。
寝心地を最優先するなら:極眠 by NAIGAI 三重ガーゼ 日本製
この3本でいちばん生地に振った1本です。ガーゼを三重に重ねてあり、軽さを保ったまま空気の層ができます。
三重ガーゼの良さは、軽いのに保温するところ。冬でも重ね着なしで足りることが多く、夏は汗を吸って乾きます。厚みがあるのに軽い、という感覚がガーゼ特有です。
日本製で、コットン100%%。洗濯を繰り返すほど生地がやわらかく育っていくタイプなので、長く着るほど良さが出ます。
20,900円。寝ているあいだの快適さに投資する価値を感じているなら、ここまで来る価値があります。
3本を並べて比べる
生地・向いている人・価格で並べます。生地が変わると寝返りの感触が変わります。
| パジャマと生地 | 向いている人 | 価格 |
|---|---|---|
| 無印良品 脇に縫い目のない 二重ガーゼ長袖パジャマ二重ガーゼ/前開き・脇の縫い目なし | まず試したい | 4,990円 |
| ワコール 睡眠科学 綿サテン シャツパジャマ綿サテン/シャツ型・襟あり | 1年を通して使いたい | 14,850円 |
| 極眠 by NAIGAI 三重ガーゼ 日本製三重ガーゼ/コットン100%・日本製 | 寝心地を最優先したい | 20,900円 |
ガーゼかサテンか、この2択がいちばん寝心地を左右します。ガーゼは軽さと通気、サテンは滑らかさ。どちらが好みかは実際に触れば分かるので、店頭で見られるなら生地だけ確かめてみてください。
サイズは、普段より1つ上げなくていい
パジャマは最初から寝返りのゆとりを見込んで作られています。そこにさらに大きいサイズを選ぶと、生地が余って寝返りのときに巻き付きます。普段のサイズで問題ありません。
迷うのは身長が高い人の袖丈と裾丈です。同じLでもブランドによって着丈が5cm以上違いますので、公式の実寸表を見てから決めると失敗しません。
冬に足りないと感じたら、重ねる
真冬にパジャマ1枚では寒い、という場合は、厚いパジャマに買い替えるのではなく、上に1枚羽織るのが正解です。厚手のパジャマに替えるより、薄いパジャマ+上着のほうが温度を調節できます。
寝ているあいだに暑くなったら脱げばいいだけです。厚手のパジャマだと、暑くなったときに調節する手段がありません。
スウェットで寝るのをやめる、その前に
いきなり2万円のパジャマを買う必要はありません。まず5千円のものを1着買って、2週間続けて着てみるから始めてください。
2週間で分かるのは、寝返りのときに生地が突っ張るかどうかと、朝起きたときに首まわりが汗で湿っているかどうかです。この2つが改善すれば、生地に投資する価値があると判断できます。
逆に何も変わらなければ、原因はパジャマではありません。寝具や部屋の温度、寝る前のスマホのほうを疑ったほうが早い。
洗う頻度は「2日に1回」を基準にする
パジャマは下着に近い衣類です。寝ているあいだにコップ1杯ぶんの汗をかくと言われます。週1回の洗濯だと、汗を吸ったままの生地で6日間寝ることになります。
生地の傷みが気になるかもしれませんが、洗濯ネットに入れて陰干しにすれば、2日に1回でも数年はもちます。汗を吸ったまま置くほうが、生地にはよほど負担がかかります。
買ったあとに効く3つ
パジャマを長く使うコツ
- 2着で回す … 毎日洗えて、1着あたりの傷みも減る
- 洗濯ネットに入れる … ボタンと生地の傷みが目に見えて減る
- 乾燥機は避ける … ガーゼもサテンも縮む。陰干しが基本
特に2着で回すのは効きます。1着だと洗濯の日に着るものがなくなって、結局スウェットに戻ります。毎日洗えるようになると、汗を吸ったまま着続けることがなくなります。
それと、寝具のほうが合っていない場合もあります。朝起きて首や肩が痛いなら、枕の高さを先に見直したほうが早いこともあります。
まとめ
パジャマは織り方と縫い目の位置で選びます。
まず試すなら無印良品の二重ガーゼ、滑らかな肌当たりならワコールの綿サテン、寝心地を最優先するなら極眠の三重ガーゼ。
どれを選んでも、2着そろえて毎日洗える状態にするところまでやると効果が出ます。
※本記事はプロモーションを含みます

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