先週、トカードの2本目が空になりました。100mLを2本、つまり200mLぶん使ったことになります。結論から言うと、これは陽気なローズです。しんみりした薔薇でも、高級店の薔薇でもなく、機嫌のいい人の隣にいるような明るさがあります。
この記事でわかること
- 柑橘からローズ、バニラへと落ち着くまでの流れ
- 100mLを使い切るまでに分かった適量と場面
- 3週間迷って買った僕が、いま思っていること
- オードトワレの値段と、選ぶときの注意
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
トカードは、機嫌のいいローズでした
2本続けて買った香水は、そう多くありません。トカードがそうなったのは、香りの明るさが理由です。ブランド側は「あえて挑む香水」という言い方をしていて、いたずらっぽさのある官能性、と説明を続けています。実際につけてみると、その説明どおりの気配があります。
ローズは入っていますが、しめった薔薇ではありません。柑橘とフリージアが最初に立つので、全体が乾いて明るく聞こえます。そこにバニラが加わるので、甘さもきちんと残りました。
だから僕は、この香水を「気分を上げる日の1本」として扱っています。落ち着いた席に合わせるより、人と会って喋る日のほうが合いました。
2本目に手を出したときは、自分でも少し笑いました。同じ香水を買い直すのは何年ぶりだろう、と思ったからです。それくらい、この明るさが手になじんでいました。

トカードの数字はふたつだけ覚えれば足ります
100mLとオードトワレ。この2つが分かっていれば、選ぶのに迷いません。
まず100mLという容量ですが、これは1日1〜2プッシュで使っても半年以上かかる量です。僕は2本目を空にするのに、かなりの月日を使いました。毎日つける香水として買うなら、この大きさはむしろありがたいところです。
次にオードトワレという濃度です。ブランド側がはっきりそう表記していて、つけた感じもそのとおりでした。肩に置いたぶんが夕方まで残るくらいで、一日中つきまとうことはありません。だからこそ、朝から晩まで人と会う日に使いやすいです。値段は5,005円(税込)でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ロシャス |
| 商品名 | トカード(Tocade) |
| 容量 / 価格 | 100mL:5,005円(税込) |
| 濃度 | オードトワレ |
| 香調 | トップ:柑橘/フリージア/ローズゼラニウム/ベルガモット、ハート:マグノリア/ジャスミン/ローズ/ナツメグ、ベース:バニラ/アンバー |
柑橘から始まって、バニラで止まります
香りは3つの区間に分かれています。それぞれで前に出てくるものが違うので、順に書いていきます。
トップ(柑橘とフリージア)
最初はみずみずしい柑橘です。そこにフリージアとローズゼラニウムの色が乗って、ベルガモットのグリーンな感じが横切ります。吹いた直後だけで判断すると、ローズの香水だとは思わないかもしれません。
僕がこの区間で気をつけているのは、吹く場所です。首筋に直接やると柑橘が跳ねすぎるので、胸の前あたりに2プッシュ落としています。
柑橘が跳ねている10分ほどは、正直そわそわします。ここで判断されると損をする香水だと思っているので、初めて試す方には20分だけ待ってみてほしいです。
ハート(マグノリアとジャスミン、ローズ)
しばらくするとマグノリアとジャスミンが入ってきて、そこからローズが顔を出します。ナツメグの気配も混ざっていて、薔薇だけで押してこないのがこの香水のいいところです。
この区間がトカードの本体だと思っています。花が何種類も乗っているのに、団子にならずに広がって聞こえます。2本目を買った理由も、ここがもう一度嗅ぎたかったからでした。
ナツメグの気配は強くありませんが、僕にはきちんと届きました。花だけで進んでいかないおかげで、この数時間のあいだ飽きずに済んでいます。
ベース(バニラとアンバー)
夕方になると、バニラとアンバーが残っていました。ここだけは、ほかの区間より体温に近い温度になります。甘いのですが、べったりではありません。
持続は体感で5時間前後。2プッシュなら夕方に薄くなり、3プッシュした日は夜まで持ちました。翌朝、枕カバーにわずかに残っていたこともあります。肌の上では5時間ほどでも、布に移ったぶんは長く居座るようです。ただ3プッシュは自分でも多いと感じたので、いまは2プッシュで止めました。
STEP 1|0〜30分
柑橘とフリージア
ベルガモットのグリーンさが横切る。ローズはまだ前に出ない
STEP 2|〜3時間
マグノリアとジャスミン、ローズ
ナツメグが混ざり、ここがトカードの本体
STEP 3|それ以降
バニラとアンバー
体温に近い甘さが残る。体感5時間前後
総合評価:4.0 / 5.0 ★★★★☆
Ryo
薔薇の香水で失敗した人こそ、これを一度かいでみてほしいです。
手放しでは勧められない2点
2本使ってきたぶん、引っかかるところもはっきりしています。2つ書きます。
ひとつは、最初の10分が本体と違うことです。柑橘とフリージアが跳ねるので、店先で吹いて数秒で判断すると、まったく別の香水だと思ってしまいます。僕も最初はそれで見送りました。ローズを期待して試すと、肩透かしをくらう入り口です。
もうひとつは、静かな場所との相性です。明るい香りなので、しんとした会場や、目上の方との会食では、少し賑やかに感じます。そういう日は1プッシュに落とすか、別の香水に替えました。
注意
① 最初の10分が本体と違う。柑橘とフリージアが跳ねるので、数秒で判断すると別物に思える
② 静かな場所では賑やかに感じる。明るい香りなので、しんとした席では1プッシュに落としている
向いている人と、たぶん向かない人
薔薇の香水を何度か買って、どれも重たく感じて手放した方には、この香水がはまる可能性があります。乾いていて明るく、しかもバニラで甘さが残るので、薔薇そのものが苦手だったのか重さが苦手だったのかがはっきりします。
僕自身、薔薇の香水は重いものだと決めつけていました。その決めつけを外してくれたのが、この1本です。
逆に、しっとりした薔薇を探している方には物足りないはずです。トカードは湿り気の方向には行きません。100mLという量も、たまにしか香水をつけない方には持て余す大きさになります。
こんな人に合う
- ✓ 薔薇の香水を重たく感じて手放したことがある
- ✓ 毎日つけられる明るい1本を探している
合わないかも
- × しっとりした薔薇を求めている
人と会って喋る日に選んでいます
出番がいちばん多いのは、日中から夕方にかけて人と会う日です。打ち合わせが続く日、友人と食事に行く日、そういう予定に合わせて2プッシュしています。
季節は秋から冬にかけてが好きです。空気が乾いているときのほうが、柑橘とローズがよく出ます。真夏は柑橘が膨らみすぎるので、つけるとしても1プッシュに減らしました。
朝いちばんに家を出る日は、玄関で1プッシュだけ足すこともあります。日中に人と会う予定がずれ込んだときの、ちょっとした保険です。
服装は明るいものと合わせています。淡い色のシャツや、軽いジャケットのある日に手が伸びました。重い生地の日は香りと釣り合わない気がして、僕は手を伸ばしませんでした。

使う場面
| 仕事・オフィス | ○ | オードトワレなので日中に使いやすい |
| 夜デート | ○ | 明るさが会話の邪魔をしない |
| 休日 | ◎ | 人と会って喋る日にいちばん合う |
| 真夏 | △ | 柑橘が膨らむので1プッシュに減らす |
床に近い場所にしまっています
2本目が半分を切ったころから、置き場所を変えました。100mLの瓶は背が高くて、棚に立てると目立ちます。
いま置いているのはリビングのソファ脇にある収納ボックスの中です。床に近いので日が当たらず、蓋を閉めれば埃もかぶりません。使うのが夕方の出がけなので、リビングにあるほうが手が伸びやすいという理由もあります。
100mLを使い切るまでには時間がかかるので、持ち歩き用に小分けしたくなる方もいるはずです。その場合は香水アトマイザーの記事が参考になります。
蓋を開けたときに2本目の瓶が倒れていたことがあって、それ以来は奥ではなく手前に立てています。
箱は2本とも捨てました。収納ボックスに立てるだけなら、箱がないほうが取り回しがいいからです。
置き場所と影響
| 直射日光の当たる窓際 | × | 100mLを半年以上かけて使うぶん、窓から日が入る棚には置けない |
| 浴室・洗面所 | × | 背の高い瓶は洗面台に立てると倒しやすく、湯気も直接かかる |
| 暖房の近く | × | 背の高い100mLの瓶を、温風の通り道に立てたままにしたくない |
買うまでに3週間かかりました
最初に気になってから買うまで、3週間ほど迷いました。その間に何をしていたかというと、ローズの香水を片っ端から調べ直していました。薔薇の香水で一度失敗していたからです。
迷っていた点のひとつは、甘すぎないかということでした。バニラが入っていると聞いて身構えたのですが、実際はアンバーと一緒に肌の近くに残るだけで、前に出てきません。
もうひとつは、100mLを使い切れるのかという不安でした。これは杞憂でした。日中に使いやすい濃度なので出番が多く、2本目まで行きました。
最後まで残ったのが、男が使っていいのかという迷いです。僕の肌の上では、柑橘とナツメグのおかげで甘さが立ちすぎませんでした。ここは実際に肩に置いてみるまで分かりませんでした。
買う前に迷った点
| バニラが入っていて甘すぎないか | 肌の近くに残るだけで、前には出てきませんでした | |
| 100mLを使い切れるか | 日中に使いやすい濃度なので出番が多く、2本目に入りました | |
| 男が使っていいのか | 僕の肌では柑橘とナツメグのおかげで、甘さが立ちすぎませんでした |
2本目を買った理由
理由はひとつで、ハートの区間をもう一度嗅ぎたかったからです。マグノリアとジャスミンにローズが乗るあの数時間が、この香水でいちばん好きなところでした。
明るいローズを探している方、薔薇の香水で一度つまずいた方には、5,005円で試してみる価値があります。逆に、しっとりした薔薇や、静かな場面だけで使う1本を探している方は、別を当たったほうが早いです。
3本目を買うかどうかは、まだ決めていません。ただ、切れたら困ると思っている時点で答えは出ている気もします。少なくとも、次に花の香水を探すときの基準は、この1本になりました。
この記事のまとめ
- 柑橘とフリージアで始まり、ローズとバニラに落ち着く明るいオードトワレ
- 最初の10分だけで判断すると、別の香水だと思ってしまう
- 100mLとオードトワレ。日中から夕方に使いやすい
※本記事はプロモーションを含みます

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