30mLの瓶が、うちではだいたい4か月で空になります。アクア ディ パルマのブルー メディテラネオ アランチャ ディ カプリは、それくらい手が伸びる香りでした。はっきり言ってしまうと、朝のひと吹きで一日の出だしを軽くするための1本です。どんな香りで、どこまで持って、どんな日に外したのかを書きます。
この記事でわかること
- 香りが時間でどう動き、体感でどれだけ持つか
- 30mLがどのくらいのペースで減るか
- よく似合う時間帯と季節
- 惜しいと思っている2点
アクア ディ パルマ ブルー メディテラネオ アランチャ ディ カプリ オーデトワレ 30mL
参考価格 14,850円前後
オレンジとカルダモンの明るい柑橘香で、地中海の快活さを日常に取り入れたい人向け。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
結論:アランチャ ディ カプリは「皮をむいた直後のオレンジが残る手」
最初に頭へ浮かんだ景色が、これでした。果汁の甘さというより、皮を割ったときに飛ぶあの細かい香りのほうです。食べ物っぽさより先に、明るさと爽やかさが来ます。
理由ははっきりしていて、頭に置かれているのがオレンジ、マンダリン、レモンの3つだからです。柑橘だけで組んだ立ち上がりは、当然ながら迷いがありません。吹いた瞬間に「これは柑橘です」と分かる、その分かりやすさがこの香水の強みだと思っています。
ただ、ここで終わらないのが面白いところでした。プチグレンとカルダモンが中盤を受け持って、最後はキャラメルとムスクに着地します。柑橘の水気が引いたあと、かすかに甘くて温かいものが残る。この落差が気に入って、僕は4か月で1本目を空にしました。
明るい香りが欲しいけれど、子どもっぽくはしたくない。そういう線を探している人には、かなり刺さると思います。柑橘の香水はどうしても元気な方向に寄りますが、この1本は最後の着地でちゃんと大人の顔をします。買った当時の僕が探していたのは、まさにその両立でした。

総合評価:4.2 / 5.0 ★★★★☆
30mLは4か月で空になりました
僕の場合、この香りを吹くのは週に4回か5回です。ほぼ平日の朝だけ、しかも1プッシュ。それでも30mLが4か月で空になったので、毎日使う人ならもっと早いはずです。
そこを踏まえて容量を選ぶと迷いません。用意されているのは30mL、50mL、100mL、180mLの4つで、税込で順に14,850円、21,450円、30,800円、40,260円です。僕は最初に30mLを選びましたが、いま2本目を買うなら50mLにすると思います。減るペースが分かってしまったからです。
販路は楽天とYahoo!ショッピングに広がっていて、僕が見た時点ではどちらにも在庫がありました。並行輸入の表記が出ている出品も混じっているので、そこだけ見てから決めています。とはいえ手に入りやすい香りなので、欲しいと思った日に買えないということはまずありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | アクア ディ パルマ |
| 商品名 | ブルー メディテラネオ アランチャ ディ カプリ オーデトワレ |
| 容量/価格 | 30mL:14,850円/50mL:21,450円/100mL:30,800円/180mL:40,260円(すべて税込) |
| 濃度 | オーデトワレ |
| 系統 | シトラス ムスク |
| 香調 | トップ:オレンジ、マンダリン、レモン/ハート:プチグレン、カルダモン/ベース:キャラメル、ムスク |
アクア ディ パルマ ブルー メディテラネオ アランチャ ディ カプリ オーデトワレ 30mL
参考価格 14,850円前後
オレンジとカルダモンの明るい柑橘香で、地中海の快活さを日常に取り入れたい人向け。
柑橘は3段階でおとなしくなります
トップ(オレンジ・マンダリン・レモン)
最初の一発が、いちばん景色の明るいところです。オレンジとマンダリンの甘さに、レモンの角が混ざって、僕の腕では最初の15分ほど、かなり元気に立ちます。目が覚める、という言い方が近いかもしれません。
朝の支度中に吹くと、玄関を出るころまでこの明るさが続いています。寝起きの重さが少し軽くなる感じがあって、僕はこの15分のためにこの香水を置いているのかもしれません。
ハート(プチグレン・カルダモン)
30分を過ぎたころから、プチグレンとカルダモンが出てきます。僕の腕では、ここで葉っぱのような緑がすっと差し込んできました。そこへカルダモンが重なると、柑橘だけだった香りに少しスパイスの温かさが乗ります。
正直、この帯がいちばん好きです。明るいのに落ち着いている、という妙な両立が起きていて、僕はここを長く味わっていたくて腕を近づけることがあります。仕事中に一度だけ手首を顔に寄せて、まだいるな、と確かめる。そういう使い方をしている香りは、手持ちの中でもこれくらいでした。
ベース(キャラメル・ムスク)
3時間を過ぎると、残るのはキャラメルとムスクです。キャラメルといっても菓子のような甘さは出ず、ほんのり温かいものが肌の上に薄く残る程度。ムスクがそれを包んで、体感の持続は3〜4時間で静かに終わります。
この終わり方が上品なんですよね。柑橘の香水は、最後に酸っぱさだけが取り残されるとどうにも寂しくなるのですが、この1本はきちんと温度を持って引いていきます。消えぎわが好きで買い足した、と言ってもいいくらいです。
STEP 1|0〜30分
オレンジ、マンダリン、レモン
柑橘が元気いっぱいに立つ
STEP 2|〜3時間
プチグレン、カルダモン
緑の影とスパイスの温度が乗る
STEP 3|それ以降
キャラメル、ムスク
かすかに甘く温かいものが残る
Ryo
朝の1プッシュで一日の出だしが変わる、というのは大げさではありませんでした。
惜しいところも正直に書いておきます
まず持続です。僕の腕では3〜4時間で、昼過ぎには自分ではほとんど分からなくなります。一日つけていたいなら、かばんに入れて昼にもう一度吹くことになります。
もうひとつは冬です。気温が下がると柑橘の立ち上がりが弱くなって、あの明るさが出きらない感じがありました。1月と2月はほとんど手に取っていません。
どちらも、使い方で回避できる種類の弱点ではあります。持続はかばんに入れておけば済みますし、冬は他の香りに任せてしまえば困りません。ただ、1本で一年じゅう通したい人には向かない香りだ、という点だけは先に書いておきます。
注意
① 持続が短い。僕の腕では体感3〜4時間で、一日通すならつけ直しが前提になります
② 真冬は香りが立ちにくいです。気温が下がると柑橘の立ち上がりが弱まり、明るさが出きりません
買ってよさそうな人、やめたほうがいい人
柑橘が好きで、かつ持続の短さを許せる人。この2つがそろえば、かなり長く付き合える香りだと思います。1プッシュで景色が変わる手軽さは、毎朝のことなので効きます。
こんな人に合う
- ✓ 朝から明るい柑橘で気分を上げたい人
- ✓ 香りに甘さを求めすぎない人
合わないかも
- × 夜まで残る香りを1本で済ませたい人
逆に、朝に吹いて夜まで持たせたい人には向きません。これは香りの善し悪しではなく設計の話で、そこを分かって買うかどうかで満足度が変わります。
香水を初めて買う人にも向いていると思っています。柑橘ははっきり香るぶん、自分がいまどれくらい香っているのか分かりやすいからです。量の加減を覚える最初の1本としては、かなり扱いやすい部類でした。
いつ、どこに吹くと生きるか
この香りの出番は、家を出る直前です。上着を羽織ったところで、シャツの袖口あたりに1プッシュだけ。手を動かすたびに柑橘が上がってくる位置なので、自分でちょうどよく感じられます。
合わせる服は、白か淡い色のシャツの日が多いです。リネンのシャツや、麻の混ざったジャケットの日に吹くと、香りと服の軽さが噛み合います。厚手のウールの日に吹いたことがあるのですが、あのときは香りだけが先に立って、服と噛み合っていない感じがしました。
季節でいえば春と初夏。気温が上がりはじめて、上着を脱ぐようになる時期がよく景色と合いました。真夏の炎天下でも重くはならないので、暑い日に使いにくいということはありません。

使う場面
| 仕事・オフィス | ◎ | 朝に1プッシュなら昼過ぎには落ち着きます |
| 夜デート | △ | 夜まで残るタイプではありません |
| 休日 | ◎ | リネンのシャツと相性がいい |
| 真夏 | ○ | 暑くても重さが出ません |
サイドボードの引き出しが定位置です
いま瓶を入れているのは、ダイニングにあるサイドボードの引き出しです。朝食を済ませて、上着を羽織って、そこで袖口に1プッシュしてから出かけます。この順番が体に入っているので、いちばん手を伸ばしやすい場所に置いています。
引き出しの中なので光も当たりません。4か月で使い切るとはいえ、出しっぱなしにして毎朝の日差しを浴びせる意味はないですし、木の引き出しは夏でも中がひんやりしています。
置き場所と影響
| 直射日光の当たる窓際 | × | 柑橘がいちばん強く香る香水を、光の当たる場所に出しておく理由がありません |
| 浴室・洗面所 | × | 朝しか触らない瓶なのに、もっとも湿気の多い場所に置くことになります |
| 暖房の近く | × | 冬は出番が減るぶん置きっぱなしになりやすく、暖房の熱を受け続けます |
寒い季節に外したときの話
2月の寒い日に、久しぶりに吹いて出かけたことがあります。家を出るときは確かに香ったのに、駅に着くころにはもう自分では分からなくなっていました。寒さで立ち上がりが鈍るというのを、あの日にはっきり理解しました。コートの襟に吹き直しても、あの明るさは戻ってきません。以来、寒い時期は瓶ごと出番から外しています。
持続が短いという点は、買う前からいちばん気にしていたところでした。オーデトワレで柑橘中心なら短いだろう、と覚悟はしていて、実際そのとおりです。ただ僕の使い方だと朝から昼までもてば十分なので、困ってはいません。
甘さが強すぎないかも迷った点でした。ベースにキャラメルが入っていると聞くと身構えますが、実際はほんのり温かいものが残るだけで、菓子のような甘さにはなりませんでした。
もうひとつ、明るすぎて仕事の場に合わないのではないかとも思っていました。これは吹く量で片がつきます。1プッシュなら、昼過ぎには自分でも忘れているくらいの濃さです。
30mLで足りるのか、というのも買う前の疑問でした。答えは使う頻度しだいでした。僕は4か月でしたが、週に2回くらいのペースなら1年近くもつ計算になります。小さいほうから試して、気に入ったら大きい容量へ移ればいいと思います。
買う前に迷った点
| 持続が短いのでは | そのとおりで体感3〜4時間でした。朝から昼までなら足ります | |
| 甘くなりすぎないか | キャラメルは温かさが残る程度で、菓子のようにはなりませんでした | |
| 仕事の場に明るすぎないか | 1プッシュに留めれば、昼過ぎには落ち着きます |
結局、買ってよかったか
よかったです。4か月で1本空けたという事実が、いちばん正直な答えだと思っています。持続の短さも、真冬に出番が減ることも、使う前から分かっていれば欠点になりません。
明るい柑橘から入って、プチグレンとカルダモンを通り、最後は温かいものが少しだけ残る。この流れを毎朝味わえるなら、僕は次も30mLではなく50mLを買います。
この記事のまとめ
- オレンジから入って、最後にキャラメルとムスクが残る柑橘の香り
- 朝に1プッシュ、袖口へ。春と初夏がいちばん似合います
- 夜まで1本で通したい人には向きません。持続は体感3〜4時間
アクア ディ パルマ ブルー メディテラネオ アランチャ ディ カプリ オーデトワレ 30mL
参考価格 14,850円前後
オレンジとカルダモンの明るい柑橘香で、地中海の快活さを日常に取り入れたい人向け。
※本記事はプロモーションを含みます

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