支度の最後に手首へ二回ふきかけてから、玄関を出ます。それが僕の朝で、アクア ディ パルマのコロニア インテンサはその二回にいちばん多く選ばれてきた瓶です。結論から言うと、柑橘で明るく開いて、最後は革と木で静かに終わる香水でした。読み終えるころには、僕の腕での持続と、買う前に知っておきたい弱点、そして三本とも50mlを選び続けている理由まで見当がつくはずです。
この記事でわかること
- 肌にのせてから消えるまで、時間ごとに何が立ってくるのか
- 三本目も同じ50mlにした理由と、実際の減り方
- 10,670円という入口を1mlに割ったときの受け止め方
- この香りが働いてくれる場面と、僕が外してしまった場面
Acqua di Parma Colonia Intensa (コロニア インテンサ) オーデコロン 50mL
参考価格 10,670円前後
定番コロニアより大人びた渋さを求める人向け。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
結論:コロニア インテンサは「朝と夕方で顔が変わる」
コロニア インテンサは、明るさと渋さを一本の中で往復する香水です。そう言い切れるのは、表示されている三層の並びが、そのまま肌の上で再現されるからでした。トップにカルダモン、カラブリア産ベルガモット、シチリア産レモン、ジンジャー。ハートにミルテ、アルテミシア、ネロリ。ベースにレザーアコード、シダーウッド、パチュリ、ベンゾイン、ムスクが置かれています。系統の表記は CITRUS LEATHER WOODY、つまり柑橘と革と木の三本柱です。
実際に一日追いかけてみると、この並びのとおりに動いてくれます。家を出て駅までの十数分はレモンとベルガモットが前に立ち、カルダモンとジンジャーがそこへぴりっとした角を足してくれるんです。ところが夕方、書類を抱えたまま自分の袖口に鼻を近づけると、返ってくるのは革と木の匂いに変わっています。同じ日の同じ一本とは思えないほど、入口と出口の表情が違いました。僕がこれを何度も買い直しているのは、この落差そのものが気に入っているからです。
総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆

アクア ディ パルマ コロニア インテンサの基本情報
50mlで10,670円。1mlに割ると、およそ213円という計算になります。この数字だけを見ると身構えてしまいますが、一回に肌へのせる量はごくわずかなので、一日あたりの負担は受ける印象よりずっと小さくなるはずです。とはいえ、最初にまとまった額を出す事実は動きません。気軽に試せる買い物ではない、とはっきり書いておきます。
容量は公式サイトに50ml・100ml・180mlの三つが並んでいます。僕が三本とも50mlを選んできた理由は単純で、大きい瓶にすると使い切るまでの時間が延びて、そのぶん保管の影響を長く受けることになるからです。50mlでも、毎日使ってだいたい一年強かかりました。一本目が空になったとき、次こそ大きいほうにしようかと店の前で少し迷ったのですが、結局また同じ50mlをかごに入れています。三本目も同じ判断でした。
濃度の表記も先に押さえておきたいところです。公式には EAU DE COLOGNE、日本語にすればオーデコロンと書かれています。ここを知らないまま買うと、朝つけた香りが夜まで居座ってくれることを期待してしまいます。僕の腕では、そこまでは持ってくれません。日中に一度足しながら使う一本だと考えておくと、気持ちよく付き合えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | アクア ディ パルマ |
| 香水名 | コロニア インテンサ(Colonia Intensa) |
| 濃度 | オーデコロン(公式表記 EAU DE COLOGNE) |
| 系統 | シトラス・レザー・ウッディ(公式表記 CITRUS LEATHER WOODY) |
| トップ | カルダモン、カラブリア産ベルガモット、シチリア産レモン、ジンジャー |
| ハート | ミルテ、アルテミシア、ネロリ |
| ベース | レザーアコード、シダーウッド、パチュリ、ベンゾイン、ムスク |
| 実売 | 50mlで10,670円 |
| 容量展開 | 50ml・100ml・180mlの三サイズ |
Acqua di Parma Colonia Intensa (コロニア インテンサ) オーデコロン 50mL
参考価格 10,670円前後
定番コロニアより大人びた渋さを求める人向け。
香りの変化
肌にのせてからの動きが、この香水はとても分かりやすいです。柑橘とスパイスで開き、緑の効いた花を通って、革と木へ着地していきます。公式の説明文にも、カラブリア産ベルガモットとシチリア産レモンの明るさが調子を決め、カルダモンとジンジャーがそこへ大胆でスパイシーな縁を足す、と書かれています。腕の上で追いかけると、その順番がそのまま出てきました。
STEP 1|0〜30分
シチリア産レモンとカラブリア産ベルガモット
カルダモンとジンジャーが同時に立って角を作る
STEP 2|〜3時間
ミルテ、アルテミシア、ネロリ
緑の効いた素材と白い花が同じ時間帯に並ぶ
STEP 3|それ以降
レザーアコード、シダーウッド、パチュリ、ベンゾイン、ムスク
乾いた革と木に、うっすら甘さが混ざる
トップ
つけて最初の三十分、鼻に届くのはレモンとベルガモットの明るさです。ただし、ジュースのように甘い柑橘とは別物でした。カルダモンとジンジャーが同じタイミングで立ってくるので、皮ごと削った柑橘に乾いた香辛料をふりかけた、という感触に近いです。台所でレモンを絞ったあと、そのままの手で胡椒挽きに触れたときの指の匂いに近いと思っています。
この段階は勢いがある反面、続いてくれる時間はごく短いです。僕の腕では二十分ほどで角が丸くなりはじめます。玄関を出るときに感じた明るさは、駅の改札を抜けるころにはもう次の顔へ移っています。トップの派手さを期待して買うと、そこは肩透かしになるかもしれません。
ミドル
三十分を過ぎると、香りの重心がハートに移ります。ここにはミルテ、アルテミシア、ネロリの三つが同じ層に並んでいて、緑の効いた素材と白い花が肩を並べたまま香ってきます。柑橘の明るさは草の匂いの向こう側にうっすら残っていて、完全に消えてしまうことはありません。僕がこの香水でいちばん長く楽しんでいるのは、この時間帯です。
僕の鼻に強く残ったのは、アルテミシアの少し薬草めいた苦みでした。これがあるおかげで、明るいだけの柑橘に落ちずに済んでいるんだと思います。手持ちのウッディ系と比べると、この時間帯はまだ軽いほうです。人と向かい合って話す予定は、できればここに当てたいところです。
ベース
三時間を回ったころから、レザーアコードとシダーウッド、パチュリ、ベンゾイン、ムスクが表に出てきます。ここが公式の言う「伝統と現代の洗練」の部分なんだろうな、と勝手に思っています。革といっても、なめしたばかりの生々しさではありません。乾いた木と、ベンゾインの甘さが薄く混ざった、落ち着いた革でした。
自分の鼻で追えるのは、だいたいここまでです。全部合わせて四時間前後、シャツの襟に顔を寄せてやっと分かる程度になります。そこで僕は、昼の一時前後に一度だけ足すようにしました。足す場所は朝と変える。朝は手首、昼は胸元です。同じ場所に重ねると、そこだけ濃くなって、腕を動かした瞬間に強く立ってしまうからです。この一手間は、二本目からずっと続けています。
正直な注意点
良いところだけ並べても買う判断の役には立たないので、先に知っておいたほうがいい点を書きます。どれも致命傷ではありませんが、期待の向きがずれていると確実にがっかりする部分です。
注意
① 持続は控えめ。公式表記どおりのオーデコロンで、僕の腕では四時間前後。夜まで持たせたい日は昼に一度足す前提になる
② 真夏の日中は重い。ベースの革とパチュリが汗と一緒に立ってきて、首まわりが暑苦しく感じられる
③ 入口が10,670円。50mlでこの額なので、柑橘から革へ移る方向が自分に合うかを先に確かめておきたい
二つめは、僕が実際に外した日の話です。八月の帰宅どき、混んだ車両で立っていたら、首まわりに残っていた革の匂いが自分の鼻に戻ってきて、降りるまで気まずい思いをしました。量を増やしたわけでもないのに、湿度が上がるとベースの出方がここまで変わります。それ以来、真夏は朝の早い時間帯か、室内で過ごす日に寄せています。三つめについては、金額に見合うかを迷うより、革と木で終わる香りを本当に求めているのかを先に確かめるほうが早いはずです。
合う人・合わない人
この香水は、好き嫌いというより「何を期待して買うか」で評価が割れます。香り自体の完成度は高いのに、求める方向が違うと噛み合いません。だから、はっきり分けて書いておきます。
こんな人に合う
- ✓ 柑橘の明るさと革の渋さを、一本の中で行き来したい人
- ✓ 長く残すことより、つけ直しながら香りを整えたい人
- ✓ 立ち上がりのスパイスを楽しめる人
合わないかも
- × 朝つけたら夜まで放っておきたい人
僕が残しているのは一つめと三つめの理由からです。朝の柑橘とスパイスで気分を上げて、夕方の革で落ち着かせる。この往復がそのまま一日のリズムになっています。逆に、香りを長く保たせることを最優先にしたい日には向きません。そういう日は別の瓶に手が伸びます。
使う場所と時間
よく噛み合ってくれるのは、空気が乾きはじめた十月の平日、朝八時前でした。濃紺のジャケットに白いシャツ、足元は革靴。この組み合わせのときに、この香りが素直に立ってくれます。首元の開いた服より、襟のあるもののほうが合います。立ち上がりのスパイスが布に一度受け止められて、穏やかに出てくれるからです。
使う場面
| 仕事・オフィス | ◎ | 近距離で香る作りなので、打ち合わせでも量を増やさずに済む |
| 夜デート | ○ | ベースの革が出てから会えると印象が変わる |
| 休日 | ○ | 昼に人と会う予定のある日と噛み合う |
| 真夏 | △ | 汗と一緒に革が立って重くなる |
休日なら、午前十一時ごろにつけて美術館へ向かう日に当てています。館内に着くころにハートへ移っていて、静かな場所でちょうどよく収まってくれるんです。夜に人と会う予定があるなら、家を出る一時間ほど前につけておく。ベースが出そろってから会うほうが、この香水は本領を発揮します。
保管で中身は変わる
香りの立ち方が鈍ったと感じたときは、肌より先に置き場所を疑ったほうがいいです。中身は光と温度と湿気で確実に動きます。50mlでも使い切るまで一年以上かかるので、置き方の影響はじわじわ積み上がっていきます。
置き場所と影響
| 直射日光の当たる窓際 | × | 紫外線と一日の温度差が同時にかかる |
| 浴室・洗面所 | × | 湿気と温度の上下を毎日受ける |
| 暖房の近く | × | 温まった状態が続くと軽い成分から先に抜ける |
僕は寝室のチェストの引き出しへ、箱ごと入れました。箱を残しておくと光をひと重ぶん遮れるので、それだけで気が楽になりました。特別な工夫は何もしていませんが、この置き方に変えてから、開けたてと今の印象がずれた感覚はありません。
口コミの読み方
買う前、僕が検索窓に打ち込んだのは「コロニア インテンサ おじさん」という言葉でした。革と木で終わる香りに、当時の僕は年齢の重さを勝手に重ねていたんです。実際に使ってみると、そう感じるかどうかは服装でほとんど決まりました。スーツで固めた日は確かに年齢が乗って聞こえます。ところがスウェットにスニーカーの休日につけると、同じ革の匂いが軽く転がってくれるんです。香りの側ではなく、合わせる側の問題だったと今は思っています。
口コミの読み方
| おじさんっぽい | 革とパチュリが出てからの印象。服装をカジュアルに寄せると同じ香りが軽く聞こえる | |
| 最初のスパイスが強い | カルダモンとジンジャーが柑橘と同時に立つため。二十分ほどで角は取れる | |
| 値段が高い | 50mlで10,670円は軽い額ではない。一回に使う量と減り方まで含めて考えたい |
スパイスが強いという声も、僕自身が最初にそう感じました。買った日、店を出てすぐの数分は「少しやりすぎたかな」と思ったくらいです。ただ、これは慣れというより時間の問題でした。角が取れたあとのハートまで待てば、印象はまるごと入れ替わります。買った当日の第一印象だけで判断すると、この香水は損をします。

まとめ
コロニア インテンサは、朝と夕方を別々の香りで通してくれる一本です。柑橘とスパイスで明るく出て、緑の効いた花を通り、最後は乾いた革と木に落ち着きます。長く残すための香水ではないので、放っておきたい人には向きません。逆に、一日の途中で自分の匂いが変わっていくのを楽しめる人には、これ以上ないくらい素直に応えてくれます。
Ryo
朝は柑橘の顔で出かけて、夕方には革の顔で帰ってくる香水です。
この記事のまとめ
- 柑橘とスパイスで開き、緑の花を経て、革と木へ着地する
- 体感は四時間前後。昼に一度、朝とは違う場所へ足すと夕方まで通る
- 50mlで10,670円。三本とも同じ容量を選び直している
季節でいえば、乾いてくる十月から春の入口まで。服でいえば、襟のあるもの。時間でいえば、朝つけて昼に一度足す。この三つが噛み合った日のコロニア インテンサは、本当に気持ちよく働いてくれます。在庫と今の金額は、ブランド名から探すのが確実なので、下から見てみてください。
Acqua di Parma Colonia Intensa (コロニア インテンサ) オーデコロン 50mL
参考価格 10,670円前後
定番コロニアより大人びた渋さを求める人向け。
※本記事はプロモーションを含みます

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