アシックスのスニーカーはメンズなら走れる靴から選ぶ、6型の違い

パーカー姿で屋外をランニングする男性

靴屋でアシックスの棚の前に立つと、白い箱が似た顔で並んでいて、違いは値札くらいしか見えてきません。ここで見た目から入ると、だいたい半年後に後悔します。アシックスは走る靴を作ってきたブランドで、街で履く型もその技術のどこかを引き継いだ位置に置かれているからです。

そこで順番を逆にしてみてください。まず走る予定があるかを決めて、あるなら週にどれくらい走るのかを決めます。この2つが決まった瞬間に、店頭で迷っていた6型は静かに層へ分かれていきました。

今回はアシックス公式の商品ページで確認できた型番・ミッドソール・幅の表記だけを使って、6型を並べ直しています。走る量が多い順に4型、走らない日のための2型という並びです。

価格は楽天市場で在庫を確認できた実売を添えました。セールの回り方で上下するので、目安として読んでください。

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30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

ミッドソールの名前を3つ覚えると、6型の性格が見えます

アシックスの型番は数字の羅列に見えますが、性格を決めているのはミッドソールの名前のほうです。公式ページには必ず書いてあるので、そこだけ拾えば選ぶには十分です。

まずGELテクノロジーで、着地の衝撃をやわらげる目的で長く使われてきた部材になります。GEL-CONTEND 10ではAMPLIFOAM PLUSフォームと組み合わせて入り、GEL-VENTURE 6では後足部に入っています。名前にGELが付く型は、ここが効いていると読んでください。

次がFF BLASTで、こちらは反発寄りのフォームです。EvoRide Speed 3にはFF BLAST PLUS、GEL-CUMULUS 28とGT-2000 15にはFF BLAST MAXが入ります。同じFF BLASTでも、PLUSは前へ進ませる方向、MAXはやわらかく受け止める方向と、狙いがはっきり分かれているところが面白いと感じました。

3つめの3D GUIDANCE SYSTEMは、フォームではなく構造の名前です。6型のうちGT-2000 15だけが持っていて、着地したときの内側への倒れ込みを抑える役割を担います。ここまで押さえたうえで、6型を表で並べ直してみましょう。

型番公式表記のミッドソール向いている場面
GEL-CONTEND 10GELテクノロジー+AMPLIFOAM PLUS走り始めと通勤の兼用
EvoRide Speed 3FF BLAST PLUS+3D SPACE CONSTRUCTIONタイムを狙う練習とレース
GEL-CUMULUS 28FF BLAST MAX週に数回のジョグ
GT-2000 15FF BLAST MAX+3D GUIDANCE SYSTEM距離を伸ばす日の安定
GEL-VENTURE 6後足部のGELテクノロジー雨の日と不整地
JAPAN Sランニング用の技術は非搭載スーツやきれいめの私服
ミッドソールの表記はアシックス公式の各商品ページによります

表にしてみると、JAPAN Sだけ技術の欄に書けるものがありません。これは手を抜いた型だからではなく、そもそも走るための靴として作られていないからです。街で履く前提の設計を、走る技術の物差しで測っても答えは出ません。

なお幅の表記は、6型とも公式ページ上ではSTANDARDでした。足の甲が高い人や幅の広い人は、同じ型でも配色違い・仕様違いで幅の設定が変わることがあるので、購入ページの表記を必ず見てください。

走る量で決まる4型

ここからは走る前提の4型です。走る距離とペースが上がるほど、靴に求めるものはクッションから安定、そして反発へと移っていきます。順番に見ていきましょう。

走り始めの1足目なら GEL-CONTEND 10

いちばん手前に置きたいのがGEL-CONTEND 10です。公式ページではミッドソールにGELテクノロジーとAMPLIFOAM PLUSフォーム、アッパーに合成繊維と合成樹脂、幅はSTANDARDと記載されています。定価は8,800円で、6型の中では入口の価格になります。

この型の役割は、これからランニングを始める人と、通勤や通学と兼用したい人の両方を受け止めることです。走る靴の形をしているので歩いても疲れにくく、それでいて価格が抑えられているため、続くかどうか分からない段階でも手を出しやすくなっています。

ただし上位モデルと比べると、クッション性も反発性も控えめな設定です。走り込みの距離が伸びてきたら、後述のGEL-CUMULUS 28やGT-2000 15へ移るのが自然な流れになります。最初の1足として割り切るなら、この価格でこの作りは素直に良い買い物だと思いました。

まずは走る習慣を作るところから始めたい人は、こちらの入口の1足から見てみてください。

アシックス GEL-CONTEND 10 ランニングシューズ 1011C249

アシックス GEL-CONTEND 10 ランニングシューズ 1011C249

参考価格 8,800円前後

初めてのランニングや普段履きとの兼用に向く、価格帯の入口を担うエントリーモデル

週に数回のジョグを続けるなら GEL-CUMULUS 28

走る習慣がついてくると、次に効いてくるのは足が受け止める衝撃の量です。GEL-CUMULUS 28は公式ページでミッドソールにFF BLAST MAXフォーム、アッパーに合成繊維、幅はSTANDARDと記載された定価16,500円のモデルで、やわらかい着地を最優先に置いた設計になっています。

FF BLAST MAXは、同じFF BLASTでもPLUSより受け止める方向に振ったフォームです。週に数回のジョギングを楽な足運びで続けたい人、とにかくクッション性を優先したい人にはここが合います。楽天市場のアシックス公式ストア楽天市場店では14,000円で在庫を確認できました。

弱点も裏返しではっきりしています。反発力よりクッション寄りの設計なので、スピード練習に持ち出すとやや重く感じることがあります。日々のジョグを気持ちよく積み上げる用途に絞れば、迷いは出ません。

距離ではなく回数を積みたい人は、このクッション寄りの1足を候補に入れてみてください。

アシックス GEL-CUMULUS 28 ランニングシューズ 1011C143

アシックス GEL-CUMULUS 28 ランニングシューズ 1011C143

参考価格 16,500円前後

FF BLAST MAXのやわらかい着地で、日々のジョグを気持ちよく続けたい人向けの定番クッションモデル

距離を伸ばして足がぶれるなら GT-2000 15

走る距離が伸びると、疲れてきた後半で着地がぶれ始めます。ここを構造で抑えにいったのがGT-2000 15で、公式ページにはミッドソールがFF BLAST MAXフォームと3D GUIDANCE SYSTEM、アッパーが合成繊維、幅はSTANDARD、定価16,500円と記載されています。

3D GUIDANCE SYSTEMという名前のとおり、着地のブレを抑えて足運びを導くのがこの構造の役割です。距離を伸ばしても足がぶれにくい靴が欲しい人、体重があってオーバープロネーション気味の人には、この構造の意味が大きく出ます。実売は楽天市場のステップスポーツ楽天市場店で14,900円を確認しました。

同じFF BLAST MAXを使うGEL-CUMULUS 28と迷ったら、走る距離で決めてください。短い距離を気持ちよく走りたいならクッション寄り、長い距離で崩れたくないなら安定寄りという分け方が分かりやすいはずです。なおクッション系のモデルより重量はやや重めになるため、短距離のスピード練習には向きません。

長い距離で後半に崩れる自覚がある人は、この安定寄りの1足を見ておいてください。

アシックス GT-2000 15 ランニングシューズ 1011C235

アシックス GT-2000 15 ランニングシューズ 1011C235

参考価格 16,500円前後

3D GUIDANCE SYSTEMが着地のブレを抑える、安定性重視のロングディスタンス向けモデル

タイムを取りにいく日には EvoRide Speed 3

4型の最後が、レースを意識したEvoRide Speed 3です。公式ページではミッドソールにFF BLAST PLUSと3D SPACE CONSTRUCTION、アッパーに合成繊維、幅はSTANDARDと記載され、定価は15,400円になります。カーボンプレートを使わずに軽く走らせる方向のモデルです。

サブ4からサブ5あたりのペースで走り込みたい人、初めてのレーシングシューズを探している人が主な狙いどころになります。カーボン入りの高価格帯へ行く前の一段として置くと、練習とレースの両方で使い回しが効きます。楽天市場のアルペン楽天市場店では色違いの特価として8,999円で在庫を確認できました。

反発が強めに出るので、安定性を重視する人には合わないことがあります。日常の街履きに下ろすのも向きません。走る目的をはっきり決めてから手に入れるモデルです。

練習で一段ペースを上げたい人は、この軽さの1足から試してみてください。

アシックス EvoRide Speed 3 ランニングシューズ 1011B969

参考価格 15,400円前後

カーボンプレート無しで軽量に走れる、タイムを狙う練習とレース兼用の一足

走らない日に履く2型

残る2型は、走ることを前提にしていません。同じアシックスの棚に並んでいても目的がまるで違うので、ここは分けて考えたほうが選びやすくなります。

スーツにも合わせたいなら JAPAN S

JAPAN Sは1981年に登場したFABRE JAPAN Sを、今のタウンユースに合わせて作り直したローカットのコートスニーカーです。公式ページではアッパーが人工皮革と合成皮革、幅はSTANDARD、カップソール仕様、定価11,000円と記載されています。

ロゴが目立たないシンプルな見た目なので、スーツにもきれいめの私服にも収まります。ランニングモデルの主張が強いデザインを避けたい人には、この静かさはちょうどよく効くはずです。楽天市場のSuperSportsXEBIO楽天市場店では10,450円で在庫を確認しました。

はっきりさせておくと、この型にランニング用のクッション技術や反発技術は積まれていません。運動用途には使わないでください。街で履く靴として割り切れば、価格に対する満足度は高いと感じました。

きれいめの服に合わせる1足を探しているなら、この定番から見てみてください。

アシックス JAPAN S コートスニーカー 1191A163

アシックス JAPAN S コートスニーカー 1191A163

参考価格 11,000円前後

1981年発の「FABRE JAPAN S」を今のタウンユースに合わせた、シンプルなローカットコートスニーカー

雨の日と不整地には GEL-VENTURE 6

最後がGEL-VENTURE 6で、トレイルシューズ譲りのグリップソールを持つアウトドア対応の型になります。公式ページには後足部のGELテクノロジー、トレイル用トラクションパターンのアウターソール、人工皮革と合成繊維と合成樹脂のアッパー、幅はSTANDARD、定価13,200円と記載されています。

通勤や通学で屋外や不整地を歩く機会がある人、ゴツめのデザインが好きな人に向く1足です。雨の日に履ける靴を1足持っておくと、他の靴の寿命まで伸びるので、結果的に得をしやすい買い方になります。楽天市場のbeacleでは旧配色の1203A297が20%OFFのセール価格10,560円で在庫ありでした。

こちらもランニング専用モデルではないため、長距離走には不向きです。歩く距離が長い日と、天気が読めない日のための靴として持ってください。

雨や砂利道で滑って困った覚えがある人は、このグリップの1足を見ておくと安心できます。

アシックス GEL-VENTURE 6 スニーカー 1203A297

アシックス GEL-VENTURE 6 スニーカー 1203A297

参考価格 13,200円前後

トレイルシューズ譲りのグリップソールで、雨の日や屋外イベントでも歩きやすいアウトドア対応スニーカー

サイズと幅で外しやすいところ

型が決まっても、サイズで外すと結局は履かなくなります。通販で買うときに確認しておきたいところを、先に3つ挙げておきましょう。

注文する前に見ておく3つ

  • 6型とも公式表記の幅はSTANDARDです。幅が必要な人は購入ページの幅表記を必ず確認してください
  • 走る用途の4型は靴下の厚みで足入れが変わります。走るとき用の靴下でサイズを決めてください
  • JAPAN Sはカップソール仕様で、ランニングモデルとは足入れの感覚が違います

もう1つ、サイズが決まらない原因が靴そのものではなく中敷にあることもあります。手持ちの靴の足入れを調整したい人は、インソールでの足入れ調整の記事もあわせて読んでみてください。

向かない用途をはっきりさせておきます

良いところだけを並べると、届いたときに落差を感じます。6型の短所をここでまとめて置いておきます。

GEL-CONTEND 10は、上位モデルと比べてクッション性も反発性も控えめです。長距離の走り込みには物足りなさが出ます。

EvoRide Speed 3は反発が強めなので、安定性を重視する人には合わないことがあります。街履きへの流用も向きません。

GEL-CUMULUS 28はクッション寄りの設計で、スピード練習ではやや重く感じることがあります。GT-2000 15も安定を優先している分だけ重量はやや重めで、短距離のスピード練習には向きません。

JAPAN Sはランニング用の技術を積んでいないため、運動用途には使えません。GEL-VENTURE 6もランニング専用モデルではないので、長距離走には不向きです。

つまり6型のどれにも、外してはいけない用途がはっきりあります。走る量から逆に決めてほしいと最初に書いたのは、この線を踏み越えないためです。

走る量ごとに、どの型を選ぶか

最後にもう一度、走る量の順で並べ直しておきます。走らないなら街用のJAPAN S、天気と路面が読めないならGEL-VENTURE 6です。走り始めるならGEL-CONTEND 10、続いてきたらGEL-CUMULUS 28、距離が伸びたらGT-2000 15、タイムを取りにいくならEvoRide Speed 3という並びになります。

価格は8,800円前後から16,500円前後までで、実売はセールの回り方によって動きます。値段の差はそのまま技術の差というより、想定している走る量の差だと考えると納得しやすいはずです。

靴選びで次に読むなら

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30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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