美容液と聞くと、気になるところに点で置くイメージがあります。ただこのシリーズの美容液は、できてしまったものを狙う道具ではありません。防ぐ側の製品なので、使い方も変わります。
この記事でわかること
- 「防ぐ」美容液と「消す」美容液の違い
- 点置きではなく面で塗る理由
- いつ足すのがいちばん効くか
- 期待しすぎないための目安
この美容液が何をするものか
医薬部外品の美白は、メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐ働きです。つまりこれから濃くなるものに効く。既にあるものを薄くする働きは書かれていません。
だから点で置いても意味が薄い。紫外線は顔全体に当たるので、塗るのも顔全体、というのが理屈に合っています。
成分表から読めること
有効成分と全成分
| カモミラET(有効成分) | メラニンの生成をおさえ、シミ・そばかすを防ぐ有効成分(花王が開発した成分) |
| グリセリン | 水を抱える保湿成分。配合量順で上位にあるほど、しっとり側に振ってある |
| ユーカリエキス | 公式が「潤い成分」として名指ししている植物エキス。セラミド機能成分と必ずセットで入っている |
| パラベン | 防腐剤。キュレルは防腐剤フリーではない。ここを誤解したまま勧めている記事が多い |
成分は花王 キュレル公式サイトの表示による(医薬部外品)
| ブランド | キュレル(花王) |
| 商品名 | キュレル シミ・ソバカス予防ケア 美容液【医薬部外品】 |
| ねらい | メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ |
| 使う順番 | 化粧水のあと、乳液やクリームの前 |
| 肌への配慮 | 無香料・無着色・アルコールフリー (エチルアルコール無添加) |
使用感
とろみはありますが、伸ばすと軽い。顔全体に広げても厚みが残らないので、面で使うことに無理がありません。朝に使っても日焼け止めが乗ります。
化粧水の直後に入れる
乾いてから重ねると、表面に乗るだけになります。化粧水がまだ少し残っているうちに広げるほうが、伸びも入りも良い。
どのタイミングで足すか
順番としては、化粧水だけで半年続けてから足すのがすすめです。最初から全部そろえると、合わなかったときにどれが原因かわからなくなる。
季節でいうと、春から夏に入るところで足すのが自然です。浴びる量が増える手前で仕込んでおく、という考え方になります。
使い始めてから半年でわかったこと
いちばん変わったのは、肌の色ではなく日焼け止めを塗る意識でした。美容液を足すと「せっかく塗ったのだから守ろう」という気持ちが働きます。製品そのものより、この行動の変化のほうが効いている気がしています。
実際、美白の有効成分がどれだけ働いたかは自分では測れません。測れるのは、日焼け止めを塗った日数だけ。そこを増やすための投資だと考えると、この美容液の値段の見え方も変わってきます。
肌が荒れているときは止める
赤みやヒリつきが出ているときに美白を続けると、刺激が乗って悪化することがあります。荒れているあいだは保湿だけに戻して、落ち着いてから再開する。止める判断ができるかどうかが、続けられるかどうかを決めます。
痛みや赤みが引かない状態が続くようなら、自分で製品を足し引きするより皮膚科で見てもらったほうが早いです。
欠点
価格はシリーズの中で高いほうです。化粧水と乳液で足りていると感じているなら、無理に入れる必要はありません。
それと、繰り返しますが今あるシミには働きません。そこを何とかしたいなら、これではなく皮膚科で相談したほうが早い。製品選びで迷い続けるより、そのほうが結果は近いです。
数字で追えるものは日焼け止めの本数だけ
肌の変化は測れませんが、日焼け止めを何本使ったかは数えられます。年に何本使ったかを記録しておくと、やったことの量だけは事実として残ります。結果が見えないものを続けるときは、行動のほうを数えるのが精神衛生にも良い。
どれくらい続けたら判断するか
美白の判定を1か月でやろうとすると、ほぼ確実に「わからない」で終わります。メラニンが表に出てくるまでにも時間がかかるし、季節でそもそもの日焼け量が変わるからです。
現実的なのは同じ季節どうしで比べること。去年の夏の終わりと今年の夏の終わりを、同じ場所・同じ光で撮った写真で見比べる。これなら日焼け量の条件がある程度そろいます。
鏡で判断しない
鏡は光と体調で印象が変わりすぎます。「今日は濃く見える」で製品を替えていると、どれも続かないまま棚が増えていく。判断の道具を写真に固定しておくと、揺れなくなりました。
美容液を足す前に見直すこと
順番でいうと、美容液より前にやることがあります。日焼け止めを毎日塗っているか。帽子をかぶるか。車の窓から入る光を意識しているか。ここが抜けたまま美容液を足しても、穴の空いたバケツに水を注いでいる状態になります。
僕は美容液を買う前に、日焼け止めを2本使い切りました。それで日焼け止めを塗る習慣が固まってから足した。順番を逆にしていたら、たぶん続いていません。
塗り忘れを減らす置き方
洗面台に並べる順番を、使う順番と同じにしておく。左から化粧水・美容液・乳液・日焼け止め。手が自然に左から右へ動くので、飛ばしたときに気づけます。地味ですが効きました。
顔のどこから塗り始めるか
紫外線がいちばん当たるのは、頬の上のほうと鼻の頭です。車に乗る人は右の頬、外を歩く時間が長い人は額。生活の形で当たる場所が変わるので、自分がどこから焼けるかを知っておくと塗り方が決まります。
僕は右の頬から塗り始めます。運転する時間が長いぶん、そこがいちばん濃くなるからです。手のひらに出した美容液を、最初に置く場所を決めておくと量が偏りません。
日焼け止めとの順番
美容液 → 乳液 → 日焼け止め。この順番を崩すと、日焼け止めがムラになります。油分の上に油分を重ねるとよれるので、間に乳液を挟んで馴染ませるのが安全です。
急いでいる朝は、美容液を飛ばして日焼け止めを優先してください。美白の美容液より、日焼け止めのほうが先です。順位を間違えると、足したぶんが打ち消されます。
読み終えたあとに
防ぐ側の美容液なので、点ではなく面。化粧水を半年続けて物足りなくなってから足す。今あるものを何とかしたい人は、別の道を考えたほうがいい。
キュレルの他の製品では、シミ・ソバカス予防ケア 乳液と並べて読むと違いが見えます。
※本記事はプロモーションを含みます

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