売り場はメンズと女性向けで分かれています。成分がそんなに違うのかと思ったことがありました。
4ブランド149品の全成分を見ていると土台の部分はほとんど同じです。違うのは別のところにあります。どこで分けるべきかを整理します。
この記事でわかること
- 土台の成分は変わらない
- 本当に違う3つ
- 男の肌の条件
- 使ってよい場面・向かない場面
土台の成分は男女で変わらない
水を抱える成分と留める油分という構成はどちらも同じです。149品でグリセリンは94品、BGは92品、水は123品に入っていました。
肌の仕組みが男女で別物というわけではありません。違うのは量と条件のほうで、成分そのものの選択肢は共通です。
本当に違う1つ目、皮脂の量
男性のほうが皮脂の分泌は多い傾向があります。だからメンズ向けはさっぱりした設計に寄りがちです。
149品でエタノールが入っていたのは66品。バルクオムは19品中15品で、さっぱりさせる方向に振っています。これは男性向けブランドの傾向として読めます。
ただし皮脂が少ない男性もいます。その場合は女性向けのしっとりした製品のほうが噛み合う。性別ではなく自分の量で決める話です。
本当に違う2つ目、髭剃り
毎日剃る人は顔の下半分だけ条件が違います。刃が当たるぶん表面が削れています。
メンズ向けの製品が剃ったあとを想定しているのはここが理由です。これは女性向けには無い前提なので、毎日剃るなら考慮する意味があります。
本当に違う3つ目、香りと見た目
女性向けは香りの付いた製品が多い。容器も置いたときの見え方を意識した作りになっています。
これは処方の話ではなく好みの問題です。気にならないなら使わない理由になりません。
使ってよい場面
自分の肌が乾燥に寄っていてメンズ向けの製品がどれもさっぱりしすぎると感じるなら、女性向けを見る価値があります。
保湿に振った製品の選択肢は女性向けのほうが圧倒的に多い。売り場の広さがそのまま選択肢の差になります。
家族が使っているものを借りて試すのも手です。1回で合うかは分かりませんが、感触の方向は掴めます。
向かない場面
毎日剃っていて剃った直後に塗るなら、そこを想定した製品のほうが安全です。刺激になる成分を外している設計が多い。
それと色を付ける製品は色の設計が違います。肌の色味の想定が異なるので、同じ番号でも合わないことがある。
容量あたりの価格は女性向けが高い傾向
同じような処方でも容量が小さい製品が多い。1mLあたりで比べるとメンズ向けのほうが安いことがあります。
これは中身の差ではなく売り方の差です。男性向けは大容量で回転させる設計、女性向けは種類を増やす設計になりがちです。
毎日たっぷり使う工程なら大容量のあるほうが噛み合う。狙いのある1品を足すだけなら小容量でも問題になりません。
シャンプーとボディソープは分ける理由が薄い
顔に使うものより男女差が小さいのがこの2つです。洗い流すものなので触れている時間も短い。
家族と共有しても大きな問題は起きにくい。香りが好みかどうかだけが実際の判断材料になります。
区分は男女で共通
化粧品と医薬部外品という区分は男女で分かれていません。同じルールで作られています。
149品では医薬部外品が82品、化粧品が67品でした。有効成分も同じ10種類から選ばれています。女性向けだから特別な成分が使える、ということはありません。
日焼け止めは条件がほぼ同じ
紫外線を防ぐ働きに男女差はありません。同じ成分で同じ仕組みです。
違うのは色が付いているかどうかと使用感の好み。149品では酸化チタンが22品、酸化亜鉛が8品に入っていて、これは男女どちらの製品でも同じ成分です。
白浮きが気になるなら色の付いた製品を選ぶという解決は男女で共通します。売り場が分かれているだけで中身の選択肢は同じです。
価格は女性向けのほうが幅が広い
数百円から数万円まで選択肢の幅が大きい。メンズ向けは中間の価格帯に集まっています。
安く済ませたい場合も高いものを試したい場合も女性向けの棚のほうが見つかります。選択肢を広げる意味では見る価値がある。
家族と共有するときの注意
同じ容器を複数人で使うと指から菌が入る回数が増えます。ジャータイプは特にそうです。
ポンプやチューブならその心配はほとんどありません。共有するなら容器の形で選ぶという判断ができます。
それと合わなかったときに誰の反応か分からなくなります。肌が弱い人がいる家なら分けておくほうが切り分けやすい。
この考え方の弱点
売り場で手に取りにくい、という現実があります。気にする人にとっては壁になるので、通販のほうが向いている場面です。
それと女性向けは種類が多すぎて絞りにくい。メンズ向けの棚のほうが候補が少ないぶん決めやすいという利点もあります。
僕は冬だけ家族の保湿クリームを借りていました。メンズ向けでは足りなかったからです。通年で使うものは自分用に戻しましたが、足りない時期の穴埋めとしては噛み合いました。
皮脂の量の測り方は肌質の判定の記事にまとめています。
店頭で確かめる範囲はテスターの記事にまとめています。
決め方
性別ではなく皮脂の量・髭剃りの有無・香りの好みの3つ。この3つが合えばどちらの棚のものでも構いません。
選び方の考え方はメンズ美容の基本ガイドに、製品ごとの中身はランキング記事にまとめています。
※本記事はプロモーションを含みます

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