年代別のスキンケアという話をよく見ますが、実際に年齢で変える必要があるものはそう多くありません。変えるのは2つ、残りは何歳でも同じというのが整理した結論です。
何を変えて何を変えないかがはっきりすると、年齢を理由にした買い替えに振り回されずに済みます。
この記事でわかること
- 年齢で変える2つ
- 何歳でも同じでいいこと
- 「エイジングケア」という言葉の意味
- 切り替えの判断のしかた
変えるのは洗浄力と保湿量
| 項目 | 若いころ | 年齢が上がると |
| 洗浄力 | 強めでも問題ない | 落とす |
| 保湿の量 | 軽くてよい | 増やす |
| 順番 | 同じ | 同じ |
| 日焼け止め | 毎日 | 毎日 |
| 摩擦を避ける | やる | やる |
皮脂の量と水分を保つ力が変わるので、それに合わせて洗浄力と保湿量を調整する。変えるのはこの2つだけです。
年齢ではなく状態で決める
とはいえ、皮脂の量には個人差があります。40代でもテカる人はいますし、20代でも乾く人はいる。年齢は目安にしかなりません。
判断は洗顔の10分後にできます。つっぱるなら洗浄力を落とす。テカるなら保湿の量を調整する。この確認は数秒で、季節ごとに答えが変わります。
何歳でも同じでいいこと
順番は変わりません。洗う、入れる、蓋をする。これは20代でも50代でも同じです。
日焼け止めも同じです。早く始めるほど得ですが、始めるのに遅すぎることはありません。いつ始めても、そこから先の紫外線は防げます。
摩擦を避けることも同じ。タオルで擦らない、コットンで強く拭かない、顔を触らない。年齢に関係なく効きます。
「エイジングケア」という言葉
化粧品の広告で使える「エイジングケア」は、年齢に応じたお手入れという意味に限られます。若返るとか、できてしまったものが元に戻るという意味ではありません。
だから「エイジングケア」と書いてあっても中身が特別とは限らない。見るべきなのは区分と有効成分で、言葉そのものには効果の情報は含まれていません。
高価格帯に替えるべきか
価格は原料だけでなく容器、広告、流通で決まります。高いから効くとは限りません。
比べるなら区分(化粧品か医薬部外品か)、有効成分、全成分の前半。この3つが同等なら安いほうを選んで問題ありません。
年齢で足すもの
変える2つとは別に、年齢とともに範囲が広がることはあります。
| 時期の目安 | 広がる範囲 |
| 20代 | 顔だけで足りることが多い |
| 30代 | 目元が加わる |
| 40代 | 体の保湿が加わる |
| 50代以降 | 頭皮も含めて全身 |
やり方が変わるのではなく、やる場所が増えるということです。方法は同じまま適用範囲が広がっていきます。
切り替えの合図
年齢で機械的に切り替えるより、体からの合図で切り替えるほうが正確です。
| 合図 | 意味 | やること |
| 洗って10分でつっぱる | 洗浄力が強すぎる | 穏やかなものへ |
| 夕方につっぱる | 保湿が足りない | 蓋を厚く |
| 痒みが出る | 体の乾燥 | ボディ保湿を始める |
| 赤みが数日残る | 回復が遅くなっている | 刺激を減らす |
どれも年齢とは無関係に判断できます。数字ではなく反応を見るほうが自分に合った答えになります。
やらなくていいこと
年齢を理由に工程を増やす必要はありません。洗う・入れる・蓋をするの3つが揃っていれば土台としては十分です。
工程が多いと、合わなかったときに原因を特定できなくなります。調子が悪いときは意図的に減らして様子を見るほうが切り分けとしては正しい。
惜しいと感じたところ
「年齢で変えるのは2つだけ」という結論は、年代別の記事を探していた人にとって拍子抜けかもしれません。
ただ、年齢を理由に製品を買い替え続けるより実利があると思っています。洗浄力と保湿量。この2つを自分の反応に合わせて調整すれば、何歳でも成立します。
季節で変えるほうが年齢より効く
年齢による変化はゆっくり進みますが、季節による変化は数週間で来ます。冬に乾くのは年齢のせいではなく空気が乾いているからです。
だから「40代向け」と書かれた製品を選ぶより、いまの季節に合っているかを見るほうが実用的です。夏に選んだ製品が冬に合わなくなるのは自然なことです。
部位で変えるほうがもっと効く
顔の中でも、Tゾーンと頬では状態が違います。年齢より部位の差のほうが大きいことも珍しくありません。
| 部位 | 性格 | 調整 |
| 額・鼻 | 皮脂が多い | 保湿は薄く |
| 頬 | 乾きやすい | 普通に、または厚く |
| 目元 | 最も皮膚が薄い | 重ねる |
| 口の周り | 髭剃りで削られる | 剃ったあとに必ず |
1本の製品を全面に同じ量で塗るより、場所によって量を変えるほうが費用をかけずに結果が変わります。
買い替えの合図
製品を替えるべきタイミングは年齢ではなく、合わなくなったときです。それは季節の変わり目に来ることが多い。
つっぱる、痒い、赤みが引かない。この3つが出たらいま使っているものを疑う。逆に何も起きていないなら替える理由はありません。「そろそろ年齢的に」で買い替える必要はない、というのがこの記事の言いたいことです。
年代ごとの中身は20代のスキンケアにまとめています。
年代ごとの中身は50代のスキンケアにまとめています。
つっぱるかどうかで決める
年齢で変えるのは洗浄力と保湿量の2つだけ。順番も、日焼け止めも、摩擦を避けることも何歳でも同じです。
判断は洗顔の10分後にできます。数字ではなく反応で決める。順番の考え方は基本ガイドにまとめています。
年代別の記事は世の中に多くありますが、そこに書かれている年齢は平均でしかありません。自分の肌が何を返してくるかのほうが正確な情報になります。
数年ごとに一度、いま使っているものが今の状態に合っているかを確かめる。それだけで大きく外すことは無くなります。
※本記事はプロモーションを含みます

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