オバジもメラノCCも同じロート製薬のビタミンCです。価格帯は違いますが狙っている方向は近いはず。
37品の全成分を並べたら作り方が正反対でした。同じ会社が2つのやり方を持っています。
この記事でわかること
- 区分が真逆だったこと
- ビタミンCの形の違い
- 価格帯との関係
- どちらを選ぶか
区分が真逆だった
| オバジ | メラノCC | |
| 品数 | 25品 | 12品 |
| 医薬部外品 | 0品 | 7品 |
| 化粧品 | 25品 | 5品 |
オバジは1つも医薬部外品がありません。逆にメラノCCは半分以上。同じ会社でここまで分かれるとは思っていませんでした。
ビタミンCの形が違う
オバジのCシリーズはアスコルビン酸そのものを全成分の前のほうに置いています。C25では1番目でした。
メラノCCはL-アスコルビン酸2-グルコシドという誘導体が中心です。安定しやすい形に変えてあります。
生のビタミンCは効きが直接的な代わりに壊れやすく刺激も出やすい。誘導体はその逆です。どちらを取るかの違いになります。
前半に何が並んでいるか
| 順 | オバジC25セラム |
| 1 | アスコルビン酸 |
| 2 | 水 |
| 3 | プロパンジオール |
| 4 | エタノール |
水より前にビタミンCが来ています。化粧品の全成分は配合量の多い順に書くので、かなりの量だと読めます。
C5からC25まで並べるとアスコルビン酸の位置が6番目→4番目→2番目→1番目と動きました。製品名の数字と順番が一致しています。
メラノCC側は医薬部外品なのでその他の成分が配合量の順に並んでいません。同じ読み方はできない。比べられる土俵が違います。
なぜ区分が分かれるのか
医薬部外品は承認された処方の枠内で作ります。効能を表示できる代わりに量や成分の自由度が下がる。
オバジは量を取ったと読めます。アスコルビン酸を水より前に置く入れ方は化粧品でないと取りにくい。
メラノCCは表示を取った。有効成分を3つも4つも持っていて、効能を書ける形にしています。
有効成分の数では逆転する
オバジは化粧品なので有効成分そのものがありません。メラノCCは7品が医薬部外品で、うち2品は4つ持っています。
メンズ4ブランド149品では医薬部外品82品のうち2つ以上を持つのは4品だけでした。メラノCCは12品で6品。
価格が安いほうが有効成分の数では上という逆転が起きています。高いほど強いとは限りません。
価格帯との関係
| オバジ | メラノCC | |
| 置き場所 | 専用棚が多い | ドラッグストアの棚 |
| 狙い | 量で押す | 表示と手軽さ |
| 区分 | 化粧品 | 医薬部外品が中心 |
安いから弱いという話ではありません。設計が違うだけです。メラノCCは有効成分の数ではオバジを上回っています。
同じ会社が両方を持つ意味
会社としては片方に絞る必要がありません。棚も客層も違うので両方あったほうが取りこぼしが減ります。
だから「ロートのビタミンCはどっち」という問いには答えが2つある。会社で選ぶのではなく設計で選ぶことになります。
ロート183品全体では医薬部外品が59品、化粧品が124品。会社としてはどちらにも寄っていません。
どちらを選ぶか
効能表示を根拠にしたいならメラノCC。量を取りにいくならオバジ。ここで分かれます。
刺激に弱い自覚があるなら誘導体のほうから入る。生のビタミンCは合わない人がいます。
両方を同時に使う必要はありません。効いたかどうかが切り分けられなくなります。
価格の差もあるので、安いほうを3か月続けてから上を見るという順番が現実的です。判断できるまで使い切れないと比べようがありません。
メラノCCには男性向けが別にある
メラノCCにはMen と付いた3品が別に出ています。中身を見ると有効成分は本家と同じ方向でした。
美容液のほうはアスコルビン酸・ピリドキシン塩酸塩・サリチル酸・イソプロピルメチルフェノールの4つ。ビタミンB6とサリチル酸が足されています。
皮脂が多い前提の組み立てです。男性向けは皮脂側に寄せるという設計の違いが成分表示にそのまま出ていました。
組み合わせて使うなら
どちらも同じ方向を狙っているので、重ねる意味は薄い。同じ成分を2回のせるだけになります。
分けるなら朝と夜、あるいは顔と体で分ける。同じ工程に2本入れるのは刺激が増えるだけになりがちです。
どちらも日中に使うなら日やけ止めを上に重ねる。ビタミンCは光で変わりやすいので塗ったまま日に当たる時間を短くします。
メンズ棚にはどちらも無い
メンズ向け4ブランド149品ではビタミンC系が5品だけでした。しかも後半にあります。
男性向けの棚だけを見ているとこの2つに出会いません。使ってはいけない理由は無いので、売り場を分けて探す価値があります。
この比べ方の物足りない点
区分と並び順は分かりますが配合量は分かりません。1番目にあることと何パーセントかは別の話です。
それと医薬部外品はその他の成分が配合量の順に並んでいません。メラノCC側は前半からも量が読めない。
処方は入れ替わります。2026年8月時点の表示なので、買う前に裏面で確かめてください。
有効成分の数はメラノCC12品を数えた記事にまとめています。
並び順の詳しい話はオバジCの数字を数えた記事にまとめています。
オバジ側の区分は区分を数えた記事にまとめています。
迷ったときの決め方
はじめてなら安いほうから試すのが無難です。合わなかったときの損が小さく、刺激の出方も先に分かります。
成分の読み方はメンズ美容の基本ガイドに、製品ごとの中身はランキング記事にまとめています。
※本記事はプロモーションを含みます

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