ディプティック フルール ド ポー レビュー 肌に近い香りを探す人におすすめ

砕いたパウダーのクローズアップ

肌の匂いみたいな香りが欲しい。けれど売り場をまわっても、石けんか甘いバニラで終わってしまいますよね。結論から言うと、ディプティック フルール ド ポー は、その探しものにいちばん近いところまで来てくれた一本でした。ムスクの届き方、体感の持続、昼の席で浮いた失敗まで、使っている側から書いていきます。

この記事でわかること

  • ムスクとアイリスが僕の腕でどう届くか、体感での持続時間
  • 昼の事務的な席で浮いた話と、外したほうがいい場面
  • 夜と休日に寄せると噛み合う理由、似合う服
  • 75mLで税込31,460円という、入口の重さ
diptyque(ディプティック) フルール ド ポー オードパルファン 75mL

diptyque(ディプティック) フルール ド ポー オードパルファン 75mL

参考価格 31,460円前後

ムスクとアイリスを重ねた、肌に触れるような柔らかい香りが好きな人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

プロフィールを見る ▶ YOUTUBE

目次

結論:フルール ド ポー は「風呂あがりの肌に残る匂い」

買ってから2年、週に2回くらいのペースで使っています。毎日ではないのに、手が伸びる回数がとびぬけて多いのがこの瓶です。

つけても、香水をつけたという感じがしません。石けんでも柔軟剤でもなく、体温で少し温まった肌の匂いが、自分のものより一段きれいになって返ってくる。そういう届き方をします。白くて、少し粉っぽくて、甘さは砂糖ではなく皮膚の側の甘さでした。ディプティックはこの香りを「まるで肌に触れられているかのようなセンシュアルなノート」と書いています。買う前は言葉が先に立っているだけだと思っていましたが、腕にのせて納得しました。

ブランドはこの香りを、魂(プシュケ)と愛(エロス)が出逢うギリシャ神話になぞらえて説明しています。神話と聞くと身構えますが、実際に使ってみると壮大さのほうはどこにもありません。人と人の距離の話をしている香り、と言ったほうが近いです。

名前が挙がっている素材は、ムスク、アイリス、アンブレットシード、ピンクペッパーの4つ。どれが先でどれが後ろ、という並びは付いていません。僕の腕でも、素材が入れ替わる感じはありませんでした。4つとも同じように香っています。

総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆

香りの良さ ★★★★★
白い粉っぽさと肌の甘さだけで作られていて、嗅いだ瞬間に手が止まります
色気 ★★★★★
主張は小さいのに、向かい合った距離でだけはっきり色を持ちます
万人受け ★★★☆☆
甘さが肌に近いぶん、昼の事務的な場では好みが割れます
持続 ★★★☆☆
僕の腕で体感4〜5時間

Ryo

誰かに気づかせる香水ではなく、その日の自分の機嫌を静かに上げてくれる一本です。

ディプティック フルール ド ポー の基本情報

僕が買ったのは75mLの瓶です。

濃度の表記はオードパルファンで、公式の税込価格は31,460円。原産国はフランス製と書かれています。週2回の僕の使い方だと、75mLは減るのがかなり遅くて、瓶の肩のあたりで止まったまま2年目の秋を迎えました。

この金額を一度に払う形になるので、買う前は電卓を叩きました。ただ、使い始めてからは1回あたりいくら、という考え方をしなくなります。減らないぶん、棚に置いてある時間そのものを買った感覚が近いです。

項目 内容
ブランド diptyque(ディプティック)
商品名 フルール ド ポー オードパルファン(Fleur de Peau)
濃度 オードパルファン
容量 75mL
香調 ムスク、アイリス、アンブレットシード、ピンクペッパー
原産国 フランス製
価格 税込31,460円
数字は各商品ページの表記にもとづきます

いま実際にいくら払うことになるかは、そのとき棚を持っている店によって変わります。ディプティックの名前で開いて、並んでいるものを見比べてから決めてください。

diptyque(ディプティック) フルール ド ポー オードパルファン 75mL

diptyque(ディプティック) フルール ド ポー オードパルファン 75mL

参考価格 31,460円前後

ムスクとアイリスを重ねた、肌に触れるような柔らかい香りが好きな人向け。

香りをつくっている素材

さきほど書いたとおり、4つの素材に順番はありません。ぜんぶまとめて香ります。ここから先は、その塊を僕の鼻がどう聞き分けたかという話です。どこに惹かれたのかを自分の言葉で残しておきたいだけなので、正解合わせのつもりで読まないでください。

ムスク ── 洗ったばかりのシャツを畳むときの匂い

まっさきに聞こえてくるのがここでした。ムスクと聞いて身構える人もいると思いますが、動物的な生々しさはありません。日に当てて乾かしたシャツを畳むとき、腕の中で立ち上がるあの白い匂いに近いです。ふんわりした綿毛のような柔らかさ、というのがブランド側の言い方で、そこは僕の鼻でも裏切られませんでした。甘さはありますが、お菓子の甘さとはまるで別物で、肌そのものが持っている甘さのほうでした。

アイリス、粉っぽくて少し冷たい

アイリスはファンデーションのコンパクトを開けたときの、あの粉の匂いに近いところにいます。エレガントでパウダリー、と書かれるとおりの質感で、指で触れると冷たそうな白さがありました。僕が嗅いでいるかぎり、この粉っぽさと肌の甘さはいつも同じ濃さで一緒にいます。どちらかが勝つ瞬間が来ないので、甘いのが苦手な人でも意外と平気だったりします。

分かりにくいアンブレットシードとピンクペッパー

正直、買った当初はこの2つがどこにいるのか分かりませんでした。いま分かるのは、腕を顔に近づけたときに一瞬だけ鼻の奥がすっとする、あの感じがピンクペッパーだということ。胡椒の辛さというより、炭酸の泡がはじけたときの刺激に似ています。アンブレットシードのほうはもっとぼんやりしていて、白い匂いにざらりとした種っぽさが混ざる程度でした。分からないままでも損はしません。気づいたら少し嬉しくなる、その程度の話です。

正直な注意点

いい話ばかり書いてきたので、失敗した日のことも書いておきます。

使い始めて間もないころ、昼の社内の打ち合わせにこれをつけて行きました。20人ほどが長机に並ぶ部屋で、エアコンの風が真正面から当たる席。座って5分で、自分の匂いが机の向かいまで届いているのが分かりました。強かったからではありません。蛍光灯の下で数字の話をしている空気の中に、風呂あがりの肌の匂いがあることの落ち着かなさです。場所を間違えた、とはっきり思いました。それ以来、昼の事務的な席には持ち出していません。

もうひとつは入口の重さ。75mLで税込31,460円をまとめて払うことになります。肌に近い甘さは好みがはっきり分かれるところなので、その金額を先に出す形になるのは軽い話ではありません。僕も棚の前で何度か引き返しました。

注意

① 昼の事務的な席では浮く。蛍光灯の下の事務的な空気に、肌に近い甘さが噛み合いません
② 入口が重い。75mLで税込31,460円をまとめて払う形になり、軽い買い物ではありません

合う人・合わない人

肌の匂いの延長みたいな香りを探している人には、ほぼ外れないと思います。香水売り場で「もっと自分の匂いに近いものはないですか」と聞きたくなったことがあるなら、かなり近いところまで来てくれるはずです。粉っぽさが好きな人にも刺さります。

服のほうから考えても選べます。白いシャツ、洗いざらしのリネン、素肌に近い質感のニット。肌が透けそうな軽い服とよく揃いました。逆に、すれ違った人に振り向いてほしい人には向きません。香りで先に自己紹介をする種類の派手さがないので、そこを期待すると肩透かしになります。

同じムスクでも、もっと軽いものや石けん寄りのものまで見比べたい方は、ホワイトムスク系の香水をまとめた記事もどうぞ。

こんな人に合う

  • ✓ 肌の匂いの延長みたいな香りを探している人
  • ✓ 粉っぽさやパウダリーな質感が好きな人
  • ✓ 白シャツやリネンなど、素肌に近い服をよく着る人

合わないかも

  • × すれ違いざまに気づいてもらえる華やかさを求めている人

使う場所と時間

いちばん噛み合ったのは、夜に人と会う日でした。向かい合って座って、身を乗り出したときにだけ相手に届く。この距離の作り方が、この香りはとにかくうまいです。照明が暗い店ほど得をします。

休日もよく使います。昼から出かける土曜、首の後ろに一吹きだけ。自分でも日に何度か思い出す程度の残り方で、一日じゅう機嫌がいいまま過ごせます。仕事の日に使うなら、夜まで人と会わないことが分かっている日だけにしています。

体感の持続は4〜5時間ほど。オードパルファンの表記からすると短めで、夕方には自分ではほとんど分からなくなります。ただ、シャツの襟に鼻を近づけると翌朝まで残っていました。肌の上と布の上で、持ち時間がずいぶん違う香りです。

STEP 1|0〜30分

立ち上がりがいちばん濃い

粉っぽさと甘さがまとめて出て、自分でもはっきり分かります

STEP 2|〜3時間

全体の濃さが半分ほどに落ちる

腕を上げたときや、人が近づいたときだけ気づく程度になります

STEP 3|それ以降

肌の近くだけ

夕方には自分では分からなくなり、襟や袖にだけ残ります

使う場面

仕事・オフィス 蛍光灯の下の事務的な席では、肌に近い甘さが浮きます
夜デート 向かい合った距離でいちばん色が出る香りで、75mLの一吹きで足ります
休日 白シャツやリネンに一吹きすると、自分の機嫌が一日もちます
真夏 体感4〜5時間の軽さなので、汗をかいても重たくなりません

保管で中身は変わる

夏と冬で置き場所を変えるかどうか、迷ったことはありませんか。僕はこの一本だけ、季節を問わず同じ引き出しにしまっています。年じゅう出番があるので、出しっぱなしにしたくなるのを我慢している、というのが正しいです。

週2回のペースだと、75mLはいつまでも減りません。つまり、選んだ置き場所の条件を何年ぶんも浴びせ続けることになります。買った日の状態をできるだけ長く保ちたい一本ほど、置き場所は先に決めておいたほうが気が楽でした。

置き場所と影響

直射日光の当たる窓際 × 週2回では75mLが何年も残るので、光を浴びる時間だけが積み上がります
浴室・洗面所 × 湯気で温度と湿度が動く場所は、粉っぽい白さが持ち味のこの香りと相性がよくありません
暖房の近く × 年じゅう出番がある瓶なので、冬のあいだ風の当たる場所に置くと季節ぶんまとめて傷みます

口コミの読み方

買うまでに、この瓶の前を3回素通りしました。3回とも同じところで引っかかっていたので、そのときの自分に向けて答えを書いておきます。

税込31,460円を払う価値があるのか。これが最後まで残った迷いでした。2年使ったいまの答えは、週2回でも減らない瓶だと分かっていれば安い、です。毎日がぶがぶ使うつもりだった人には、別の結論になると思います。

甘いムスクを自分がつけて重くならないか。ここも気になっていました。実際に乗せてみると、粉っぽさが一緒にいるおかげで、甘さだけが膨らむ瞬間が来ません。重さの心配は杞憂でした。

持続が短いのではないか。これは半分当たっていました。体感4〜5時間で、肌の上からはわりと早く消えます。ただし服には残るので、一日の後半は服から匂うことになります。つけ直しの手間をどう見るかで、評価が分かれるところです。

ディプティックの他の香りも気になった方は、ディプティックの香水を並べた記事も置いてあります。

買う前に迷った点

税込31,460円の価値があるか 週2回でも減らない瓶だと分かってからは、高いと思わなくなりました
甘いムスクが重くならないか 粉っぽさが一緒にいるので、甘さだけが膨らむ瞬間は来ませんでした
持続が短いのではないか 肌の上は体感4〜5時間。ただし襟や袖には翌朝まで残ります

まとめ

ディプティック フルール ド ポー は、周りに気づかせるための香水ではありませんでした。風呂あがりの肌の匂いが、少しだけきれいになって返ってくる。その一点にほとんど全部を使っている香りです。

弱点もはっきりしています。昼の事務的な席では浮きますし、肌の上での持ちは体感4〜5時間。75mLで税込31,460円を先に払う形になるのも、気軽ではありません。裏を返せば、夜と休日に的を絞れる人には、長く付き合える相手になってくれます。

僕の瓶は2年たってもまだ肩のあたりです。今夜も人と会う予定があるので、たぶん引き出しから出すことになります。

この記事のまとめ

  • 白い粉っぽさと肌に近い甘さが同じ濃さで香る、風呂あがりの肌のような香り
  • 肌の上は体感4〜5時間。襟や袖には翌朝まで残ります
  • 夜と休日に寄せると噛み合い、昼の事務的な席では浮きます

値段も在庫も、開く店とタイミングで動きます。ディプティックの名前で棚をまとめて開いて、いまの並びから選んでみてください。

diptyque(ディプティック) フルール ド ポー オードパルファン 75mL

diptyque(ディプティック) フルール ド ポー オードパルファン 75mL

参考価格 31,460円前後

ムスクとアイリスを重ねた、肌に触れるような柔らかい香りが好きな人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次