肌ラボの箱には「◯種のヒアルロン酸」と書かれていることがあります。数字が製品ごとに違うので何がどう違うのか気になりました。
26品の全成分を取ってヒアルロン酸と名の付く成分を数えました。全部で10種類あり、1品あたりの数は1つから8つまで開いていました。
この記事でわかること
- 10種類の内訳
- 1品あたり何種類入っているか
- 種類が多い製品と少ない製品
- 数が多いほど良いのか
10種類の内訳
| 成分 | 26品での配合 |
| 加水分解ヒアルロン酸 | 24品 |
| ヒアルロン酸Na-2 | 14品 |
| ヒアルロン酸Na | 12品 |
| アセチルヒアルロン酸Na | 11品 |
| 乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液 | 8品 |
| ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム | 6品 |
| アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム | 5品 |
| ヒアルロン酸クロスポリマーNa | 5品 |
| 加水分解ヒアルロン酸Na | 4品 |
| 加水分解ヒアルロン酸アルキルグリセリル | 4品 |
加水分解ヒアルロン酸がほぼ全品に入っています。26品中24品なので、ここが土台だと読めます。
名前の違いが何を指しているか
「加水分解」は分子を小さく切ったもの。「アセチル」はくっつきやすい形に変えたもの。「クロスポリマー」は網目状につないだものです。
もとは同じヒアルロン酸ですが加工の仕方で振る舞いが変わります。大きいものは表面に留まり、小さいものは角層のあいだに入りやすい。
公式の表示にも「ナノ化」「スーパー」「3D」「肌吸着型」といった別名が括弧で添えられています。成分名としては別ですが全部ヒアルロン酸の仲間です。
1品あたり何種類入っているか
| 製品 | ヒアルロン酸の種類 |
| 極潤プレミアム ヒアルロンクリーム | 8種類 |
| 極潤プレミアム ヒアルロン液 | 8種類 |
| 極潤プレミアム ヒアルロン乳液 | 8種類 |
| 極潤プレミアム ヒアルロンアイクリーム | 7種類 |
| 極潤パーフェクトゲル | 5種類 |
| 白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水 | 2種類 |
| 薬用 極潤 スキンコンディショナー | 1種類 |
プレミアムと名の付く極潤が多い。一方で白潤プレミアムは2種類しかありません。同じ「プレミアム」でもシリーズが違えば中身の狙いが違います。
数が多いほど良いのか
種類が多いのは届く層を分けて狙っているということです。表面に留まるものと入りやすいものを両方入れる形になります。
ただし何パーセント入っているかは公開されていません。8種類でも合計の量が多いとは限らない。数だけで判断はできません。
白潤のように別の狙いを持つ製品はヒアルロン酸の数を増やす必要がありません。有効成分のほうに寄せているからです。
「低分子」と書いてあるものの正体
広告でよく見る「低分子ヒアルロン酸」は成分表示にその名前で出てきません。表示上は加水分解ヒアルロン酸です。
加水分解というのは水を加えて分子を切る処理のこと。切れば小さくなるので、結果として低分子になります。広告の言葉と表示の言葉が一対一で対応していない例です。
「ナノ化」「スーパー」「3D」も同じで、表示名ではありません。裏面では括弧の中に添えられている形になります。成分名のほうを覚えておくと棚で迷いにくくなります。
26品でどれを選ぶか
| 求めるもの | 見るところ |
| とにかく厚く水を抱えたい | 極潤プレミアム |
| 毎日たっぷり使いたい | 通常の極潤の大容量 |
| 工程を1つで済ませたい | パーフェクトゲル |
| 日やけ後のケアも足したい | 白潤(薬用) |
| 目のまわりだけ足したい | アイクリーム |
種類の数で選ぶならプレミアムの3品に絞れます。量を使いたいなら通常品の大容量のほうが、結果として肌に乗る総量は多くなります。
149品との比較
メンズ向け4ブランド149品を数えたときはヒアルロン酸が6品でした。肌ラボ26品だけで23品なので、ブランドの性格がはっきり違います。
149品はセラミドやワセリンといったふたをする側に寄っていました。肌ラボ26品中24品という比率とは設計が違います。どちらが良いという話ではありません。
この違いは使い方にも出ます。水を抱える側だけだと抱えた水が逃げていきます。乾きが強い人はふたをするものを上から重ねると差が出やすくなります。
数えるときに4回間違えた
そのまま数えると34種類あるように見えました。正しくは10種類です。
原因は4つ。注記記号の「*」や「★」が名前にくっついていたこと、括弧の別名が別成分として数えられたこと、「有効成分◯◯ その他の成分△△」が1語に繋がっていたこと、「8種のヒアルロン酸」という注記文まで拾っていたこと。
表示をそのまま機械にかけると種類が水増しされます。数字を書く前に正規化して数え直す工程が要ります。
この数え方の物足りない点
分かるのは入っているかどうかと種類の数だけです。量が分からないので効き方の比較はできません。
種類の数え方にも幅があります。アセチルヒアルロン酸Naとアセチル化ヒアルロン酸ナトリウムは同じもので、公式サイトの表示が2通りに分かれているだけ。同一とみなせば9種類になります。
それと医薬部外品はその他の成分が配合量の順に並んでいません。26品のうち14品が医薬部外品なので、半分以上で順番から量が読めない。
処方は入れ替わります。2026年8月時点の表示なので、買う前に裏面で確かめてください。
実際の使い心地は極潤ヒアルロン液を使った記事にまとめています。
選ぶときの見方
水を抱える側を厚くしたいなら種類の多いもの。狙いのある悩みがあるなら有効成分のほうを見る。この2つで棚の中が分かれます。
成分の読み方はメンズ美容の基本ガイドに、製品ごとの中身はランキング記事にまとめています。
※本記事はプロモーションを含みます









コメント