朝の支度の締めくくりに手が伸びるのが香水で、ここで迷うと家を出る時刻がずれます。僕はその「迷わなくていい枠」をずっと探していました。半年つけ込んだいま、その枠に収まっているのがヒューゴ マンです。結論から言うと、これは平日の朝に強い一本でした。青りんごの爽やかさと木の燻りがいっしょに香ります。量さえ守ればオフィスでも角が立ちません。僕の腕での持続と弱点、合う場面まで書いていきます。
この記事でわかること
- ヒューゴ マンがどんな香りで、僕の腕でどのくらい続いたのか。
- 125mLで5,910円という額を、どう受け止めればいいのか。
- 買う前に知っておきたい弱点と、避けたほうがいい場面はどこか。
HUGO BOSS HUGO Man オードトワレ 125mL
参考価格 5,910円前後
青りんごの爽やかな香り立ちから、乾いた木の落ち着きまで長く楽しみたい人向け。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
結論:ヒューゴ マンは「気負わずに使える青りんご」
この香水の性格は、看板の青りんごにそのまま出ています。公式の説明でも青りんごとファーバルサム、それにアロマティックノートが名指しされていて、三つがいっしょに香る作りです。僕の鼻で言うなら、洗い立てのシャツを着た人が、青い実を握ったまま隣に座っている感じでしょうか。果物の甘さは薄くて、代わりに木の乾いた燻りが奥行きをつくっています。香水らしい華やかさは正直ひかえめですが、そのぶん朝つけて誰にも気を遣わせません。
買うときに直前まで迷ったのは、同じ棚に並んでいた、もっと甘いウッディ系の一本でした。試香紙の上ではあちらのほうが断然華やかで、手はそっちに伸びかけています。決め手になったのは、平日の朝の自分がどっちの瓶を持つか想像できたかどうかでした。ちょうど手持ちの柑橘系のオードトワレが残り1センチほどになっていて、その枠を埋めるつもりでレジまで持っていったんですよね。つまり入れ替わったのは、その柑橘の一本です。半年経ったいま思うのは、甘いほうを選んでいたら週末しか使わなかっただろうな、ということでした。
総合評価:4.0 / 5.0 ★★★★☆
万人受けに5を付けたのは、この半年で一度も嫌な顔をされたことがないからです。色気が3で止まるのも理由は同じで、相手の記憶に爪痕を残す方向の香りではありません。記憶に残す香水というより、記憶の邪魔をしない香水。その言い方がしっくりきます。
ヒューゴ ボス ヒューゴ マン の基本情報
125mLという数字が、この香水との付き合い方をいちばん変えました。5,910円ですから、1mLあたりにすると47円ほど。毎朝2プッシュ使っても、財布が減っていく速度がとにかく遅いんです。「ここぞ」の日まで香水を温存してしまう人ほど、この容量のありがたみは大きいと思います。僕も最初のひと月は無意識に節約していましたが、いまは腰にも裾にも遠慮なく吹けるようになりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ヒューゴ ボス |
| 商品名 | HUGO Man オードトワレ |
| 剤形 | オードトワレ |
| 容量 / 価格 | 125mL:5,910円(税込) |
| 香調 | 青りんご / ファーバルサム / アロマティックノート |
| JAN | 3614229823806 |
ボトルはスキットル型で、ロゴが大きく入っています。棚に出しておいても香水特有の仰々しさがなくて、引き出しにそのまま放り込める気安さがありました。ただし125mLの瓶は素直に重たいので、旅行に丸ごと持っていく気にはなりません。持ち出すならアトマイザーに移す前提で考えたほうが現実的でした。
HUGO BOSS HUGO Man オードトワレ 125mL
参考価格 5,910円前後
青りんごの爽やかな香り立ちから、乾いた木の落ち着きまで長く楽しみたい人向け。

香りをつくっている素材
公式が名指ししている素材は三つです。三つがいっしょに香って、どれか一つだけが目立つことはありませんでした。順番に並べ替えて聞き分けるタイプではありません。動くのは全体の濃さだけで、最初の30分がいちばん濃く、そこから少しずつ肌に寄っていきます。
STEP 1|0〜30分
いちばん濃い
腕を動かすと周りにも届きます
STEP 2|〜3時間
半分くらいの濃さ
すれ違ったときに気づかれる程度
STEP 3|それ以降
肌の近くだけ
手首を鼻に寄せて分かるくらい
青りんご:いちばん強く香る
いちばん強く香るのが青りんごです。かじった果肉の甘さとは別ものです。まだ皮も剥いていない青い実を手のひらで転がしたときの、あの硬い匂いに近いと思ってください。糖度が低いおかげで、フルーツ系にありがちなベタつきがありません。英語の説明文に置かれた crisp という一語が、この青さを的確に言い当てています。この香りを決めているのは青りんごです。ファーバルサムとアロマティックノートは、青りんごほど強くは出ません。
ファーバルサム:奥に敷いてある影
もみの木の樹脂が敷いてあるのは、青りんごのすぐ奥です。燻りといっても焚き火のような強いものではありません。雨上がりの針葉樹林に入ったときの、湿った樹皮の匂いくらいの控えめさです。この香りを落ち着かせているのが、ここです。青りんごだけなら子どもっぽく響くところを、この影が一段だけ大人の側に引っぱってくれるんですよね。スーツにそのまま乗るのは、ほぼこの素材の働きだと思っています。
アロマティックノート:二つをつなぐ土台
三つめは、説明文に vibrant aromatic notes とだけ書かれている枠です。内訳は明かされていませんが、僕の鼻で拾えるのはハーブの青さでした。葉をすりつぶしたときの、少しスースーする青さ。これが果物と樹脂のあいだに入って、二つを地続きにしています。言い方としては土台が近くて、ここが無かったら青りんごと燻りは別々に浮いていたはずです。
Ryo
迷った末に甘いほうを諦めたのに、いま朝いちばんに手が伸びるのはこっちです。
正直な注意点
半年使ってなお良い香水だと思っていますが、買う前に知っておいてほしい点が二つあります。どちらも致命傷ではなくて、知ってさえいれば付き合い方でかわせる話です。
注意
① 持続は短め。僕の腕で4〜5時間。朝つけると昼過ぎには肌の近くだけになります
② 125mLは想像より減らない。瓶が重く、置き場所も塞ぎます
一つめが持続です。朝7時半につけると、昼を回ったあたりで肌の近くだけになりました。だから僕は、昼休みにもう1プッシュ足す前提で運用しています。オードトワレなので当たり前といえば当たり前ですが、朝つけたら夜まで、を期待すると肩透かしを食らいます。裏を返せば、香りを残したくない場面ではむしろ扱いやすい長さでした。
二つめが容量です。125mLは、毎日2プッシュ使っても年単位で残ります。僕の経験だと、封を切ってから何年も置いた瓶は香りの角が丸くなってきますから、大瓶を買うなら「毎日使う枠」に据えるのが前提になります。週末だけの一本として買うと、たぶん使い切る前に飽きるでしょう。棚のスペースを1本ぶん恒久的に取られる、という地味な問題もあります。
合う人・合わない人
線の引き方はシンプルで、香水に「効かせる」役割を求めるかどうかです。ここが合っていれば、値段も容量も全部味方になります。
こんな人に合う
- ✓ 毎朝ためらわずに使える定番が欲しい
- ✓ 香りで自己主張をしたくない
合わないかも
- × 人と被らない一本を探している
人と被らない香りを探している人には、素直に向きません。青りんごという分かりやすい看板があるぶん、嗅いだことのある人にはすぐ言い当てられます。僕自身、名前を当てられた経験が何度かありました。逆に、香りで話題を作りたいわけではなくて、清潔な人だと思われれば十分という考えなら、これ以上に扱いやすい一本はなかなかありません。香水を持っていない人の一本目としても勧めやすいです。
使う場所と時間
使う場面
| 仕事・オフィス | ◎ | 1〜2プッシュなら角が立ちません |
| 夜デート | △ | 色気の方向ではありません |
| 休日 | ◎ | カジュアルな服にそのまま乗ります |
| 真夏 | ○ | 1プッシュに減らせば涼しく収まります |

僕の定番は、平日の朝7時半、家を出る5分前に腰の後ろへ1プッシュ、シャツの裾の内側にもう1プッシュです。首から上には乗せません。低い位置から立ち上げると濃さが穏やかになりますし、打ち合わせで向かい合っても相手の前に押し出さずに済みます。ネイビーのジャケットに白シャツ、革靴という代わり映えのしない水曜日の格好と、気持ちよく噛み合いました。
休日は量も場所も気にせず使っています。土曜の午前、デニムに白いスニーカー、上はスウェットくらいのラフな格好で買い物に出るとき。青りんごの青さが日中の外光とよく合って、服のカジュアルさに引きずられません。真夏は1プッシュに絞ると、汗のなかでも青さのほうが前に立ってくれます。夜のデートに△を付けた理由は単純で、この香りが体温の方向へ寄っていかないからです。近い距離で効かせたい夜には、僕は別の瓶を持ちます。
保管で中身は変わる
置き場所で寿命が変わるのは香水の宿命ですが、125mLの瓶はとくにその影響を長く受け続けます。使い切るまでの期間が長いぶん、悪い場所に置いた時間もそのまま積み上がるからです。
置き場所と影響
| 直射日光の当たる窓際 | × | 光と熱で香りが濁ります |
| 浴室・洗面所 | × | 湿気と温度差がかかり続けます |
| 暖房の近く | × | 熱で中身が早く傷みます |
| 125mLの大瓶 | 要注意 | 使い切るまでが長く、置き場所の影響を受け続けます |
僕は買ったときの箱に戻して、寝室のクローゼットの棚に立てています。洗面所に出しておけば朝の動線は短くなりますし、その気持ちはよく分かるんですよね。ただ、あそこは一日に何度も温度と湿度が動く場所です。動線を1メートル短くする代わりに、これから1年以上つき合う中身を賭けることになります。ロゴの目立つボトルなので見せたくなりますが、飾るなら箱ごと、光の入らない場所を選んでください。
口コミの読み方
買う前に僕が検索窓へ打ち込んだ言葉は、「ヒューゴマン 子供っぽい」でした。青りんごと聞いた時点で、そこがいちばん引っかかっていたんですよね。同じ心配をしている人は少なくないようで、検索の下にもよく似た言葉が並びます。
口コミの読み方
| 子どもっぽい | 青りんごだけを聞いた印象です。奥に敷いた燻りを拾えると印象が変わります | |
| 他人と被る | 被ります。つける位置と量で立ち方は変えられます | |
| 香りが弱い | 強く香らせる設計ではありません。昼に1プッシュ足す前提で使います |
「子どもっぽい」は、店頭のムエットで判断した人の感想だろうと思っています。ムエットだと青りんごの青さばかりが際立って、奥に敷いた影までは拾いにくいんです。「他人と被る」は事実として受け入れる話で、そのうえで首元に吹く人と腰から立ち上げる人では、同じ瓶でもまるで違う香り方になります。三つめの「弱い」については、上の注意点に書いたとおりでした。昼にもう1プッシュ、それだけで解決します。
まとめ
この記事のまとめ
- 青りんご・ファーバルサム・アロマティックノートがいっしょに香る一本
- 腰の後ろと裾に1プッシュずつ。僕の腕では4〜5時間で昼に足す
- 125mLで5,910円。毎日の枠に据えてこそ活きる容量
ヒューゴ マンは、香水で何かを演出したい人よりも、朝の支度から迷いを一つ減らしたい人に向いています。青りんごの青さがはっきり香ります。そこに樹脂の燻りが大人っぽさを足して、ハーブの青さが二つをつなぎます。組み立てが分かりやすいので、香りの好き嫌いを言葉にする練習にも向いていると思います。弱点は持続と容量の二つだけでした。腰の後ろに1プッシュ、裾に1プッシュ、足りなければ昼にもう1プッシュ。125mLで5,910円という条件は、この使い方と相性がいいはずです。甘いほうを選ばなかった半年前の自分には、いちおう礼を言っておきます。
HUGO BOSS HUGO Man オードトワレ 125mL
参考価格 5,910円前後
青りんごの爽やかな香り立ちから、乾いた木の落ち着きまで長く楽しみたい人向け。
※本記事はプロモーションを含みます

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