「ラルフ ローレン ポロ」と調べると、ブラック、ブルー、レッドと色の名前がずらりと出てきます。この記事で書くのは、そのどれでもない緑の瓶、1978年に生まれた「ポロ」です。結論から言うと、甘さで人を寄せる香水ではありません。草と木でまっすぐ押してくる、濃い緑の一本です。使い込んだ僕が弱点まで書きます。
この記事でわかること
- 緑の瓶のポロがどんな匂いで、どのくらい強く出るのか
- 似合う服装と場面、そして重たく出てしまう相手
- ブラックやブルーと取り違えずに買うための見分け方
- 125mLという量を持て余さずに使えるかどうか
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
結論:ポロは背筋が伸びる緑の匂い
一言で言うなら、手入れの行き届いた庭の、雨上がりの匂いです。青い草の苦みがまっすぐ立って、その足元に乾いた木があります。甘い要素がほとんど前に出てこないので、僕がつけていても「香水を塗ってきました」という気分にはなりませんでした。デートのために盛る香りというより、身なりを整える側の香りです。
そのかわり、強さはしっかりあります。僕は瓶を体に向けず、空中に一度吹いてからその下をくぐるようにしています。手首に直接1プッシュ当てた日は、昼のオフィスではやりすぎでした。加減さえ覚えてしまえば、身支度の最後にひと吹きして気持ちを切り替える、そういう使い方が僕にはいちばん合いました。
持続は体感で8時間ほど。朝つけたものが夕方、シャツの襟が動いたときにふっと戻ってきます。翌朝の洗濯かごからも同じ匂いがするくらいなので、服に香りが残るのが苦手な方はそこだけ覚えておいてください。
総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆

Ryo
甘い香水に少し疲れた日にこれを吹くと、自分の姿勢まで変わるから不思議です。
ラルフ ローレン ポロの基本情報
僕の手元にあるのは125mLの大きい瓶です。毎日吹く種類の香りではないので、この量でも「早く使い切らなきゃ」と急かされる感じはありません。週に一度か二度の出番なら、何年も付き合う相棒になります。逆に、香水を1シーズンで飲み干すように使う方には大きすぎる買い物かもしれません。
濃度はオードトワレ。数字の上では軽いはずの濃度ですが、体感はそれよりずっと骨太です。オードトワレだから薄いだろうと思って多めに吹くと、まず失敗するはずです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ラルフ ローレン |
| 商品名 | ポロ(Polo) |
| 発売年 | 1978年 |
| 容量 / 価格 | 125mL:9,438円 |
| 濃度 | オードトワレ(EDT) |
いっしょに香る3つの匂い
ポロの匂いは、順番に出てくるというより、最初から3つとも香っています。どれかが強いということもありません。3つが混ざったまま、濃さだけが少しずつ薄くなっていきます。ここから書くのは、僕の腕の上で受け取った印象です。
草をちぎった直後の、青くて苦いところ
まっさきに鼻へ来るのがここです。庭の草を指でちぎったときの、あの青くて少し苦い匂い。フルーツの甘酸っぱさとは別物で、口に入れたら渋いだろうなと想像させる青さです。この苦みがあるおかげで、香水特有の作られた感じが薄まります。
つけた瞬間に「緑」という言葉が浮かぶ香りは、そう多くありません。僕の手持ちの中でも、ここまではっきり草の側に立っている一本は数えるほどです。
乾いた木と、かすかな煙っぽさ
草の青さだけだと、どこか青臭い少年の匂いになります。ポロがそうならないのは、乾いた木の匂いが同じ場所にいるからです。よく乾いた木材の、少しだけ焦げたような気配と言えば近いでしょうか。
この部分が、着ている服を選びます。綿のシャツにも合いますが、いちばん似合うのはウールやコーデュロイのような、目が詰まって少しざらつく生地です。
汗と混ざったときの、石けんに近い気配
面白いのが、肌の上でしばらく経ってからの表情です。汗と混ざると、緑の苦みの中に石けんのような清潔さが出てきます。汗で崩れて嫌な匂いになる香水もある中で、ポロは汗と手を組むほうでした。
だからこそ、つけすぎたときの破壊力も大きいです。動いて体温が上がるほど濃くなるので、量の加減は季節ごとに変えています。
STEP 1|0〜30分
いちばん濃い時間帯
腕を下ろしていても自分で分かる濃さです
STEP 2|〜3時間
ひとまわり小さくなります
向かい合って話すくらいの距離に収まる濃さです
STEP 3|それ以降
肌の近くだけに残ります
脱いだシャツからは翌朝も匂います
正直な注意点
買う前に知っておいてほしいことが2つあります。どちらも、僕が実際に困ったところです。
注意
① 真夏の屋外。汗と混ざると濃さが増して、自分の鼻が先に参ります
② 量の加減。1プッシュを肌に直接当てると、室内では相手に近づけません
もう1つ、買い間違いにも触れておきます。ポロという名前はラルフ ローレンの中で枝分かれしていて、ブラック、ブルー、レッド、アースと色の名前が付いたものがあります。緑の瓶の無印がほしいなら、商品名に色の名前が入っていないか、容量が125mLかどうかを注文前に確かめてください。ブランド名と「ポロ」だけで選ぶと、色の名前が付いたラインに当たることもありました。
国内の通販に並んでいるものには、並行輸入品として出ているものがあります。並行輸入の香水の扱いを先に知っておくと、届いた箱を見て慌てずに済みます。
見分け方さえ押さえてしまえば、あとは難しい買い物ではありません。緑の瓶かどうか、容量が合っているか。確かめるのはそこだけです。
合う人・合わない人
この香りが刺さるのは、甘い香りを一通り試したあとの人です。もっと素っ気ないものを身につけたい、そう思い始めた頃にポロはちょうどよく手に届く場所で待っていました。
買う前の僕が気にしていたのは、若い格好に合わないんじゃないか、というところでした。使ってみると、印象を決めるのは年齢よりも生地のほうでした。厚みのある服を着ている日は素直に収まりますし、軽い格好の日は香りだけが前に出ました。合う合わないは世代ではなく、その日に何を着ているかで決まると思っています。
こんな人に合う
- ✓ 甘い香水を一通り試して、素っ気ないものが欲しくなった人
- ✓ ウールやコーデュロイなど、厚みのある生地をよく着る人
合わないかも
- × 香っていることを周りに気づかれたくない人
逆に、無臭でいたい日が多い方には荷が重いです。ポロは存在を隠せません。そこを承知のうえで選べる人の香りです。
使う場所と時間
出番として僕が迷わず選ぶのは、休日の昼です。屋外で風が動く場所なら、多少強くても勝手に散ってくれます。ジャケットを羽織って人と会う日の午後にも向きます。
苦手なのは、閉じた部屋で長時間というかたちです。会議室や車の中は、香りが逃げ場を失ってどんどん濃くなります。夜の店で女性と向かい合う場面でも、甘さが無いぶん少し硬く出ることがありました。
時間帯でいうと、僕は昼から夕方にかけてが好きです。朝の早い時間に吹くと、通勤の混んだ車内で自分の緑を持て余します。逆に日が傾いてからだと、乾いた木の気配が少しだけ前に出て、上着の内側にちょうどよく収まってくれる感じがあります。
服装は、生地の厚みで選ぶと外しません。薄手のTシャツ1枚だと香りだけが浮きますが、ウールのニットやコットンのジャケットを着ていると、匂いが布に乗って落ち着きます。革の小物を持っている日も相性がいいです。
使う場面
| 仕事・オフィス | △ | 125mLの瓶から吹くなら、机の並んだ部屋では半量に |
| 夜デート | ○ | オードトワレでも骨が太いので、上着の内側へ軽く |
| 休日 | ◎ | 屋外で風が動く場所とはとても相性がいい |
| 真夏 | × | 125mLを持て余すのはこの季節だけ |

保管で中身は変わる
125mLを週に一度か二度のペースで使うと、1年でようやく半分くらい。つまり残りの半分は、瓶の中で1年以上待つことになります。この待ち時間をどこで過ごさせるかで、後半の香り立ちがずいぶん違ってきました。
僕は買ったときの箱をそのまま取ってあります。出番のない季節は箱に戻して、引き出しの奥へしまうだけ。手間に見えますが、何年も付き合う瓶ですから、これくらいはやる価値があるはずです。
置き場所で気をつけているのは3つだけです。日が差す窓辺、湯気の立つ場所、そして暖房の前。どれも一日二日で中身が変わるわけではありませんが、1年単位で置きっぱなしにすると話が違ってきます。
置き場所と影響
| 直射日光の当たる窓際 | × | 125mLは減るのが遅く、日に当たる時間だけが積み上がります |
| 浴室・洗面所 | × | 湿気の多い場所だと、緑の苦みの立ち上がりが鈍くなりがち |
| 暖房の近く | × | 冬に出番が増える香りなので、つい暖房の前に置いたままになります |
注文ボタンを押す前に迷ったこと
同じポロでも、どこでつけたかで印象はまるで変わりました。屋外で風に流れたポロと、暖房の効いた室内で漂うポロは、僕の鼻には別物に近いです。強すぎると思った日と、ちょうどよかった日が、どちらも同じ1本の記憶として残っています。
僕自身が買う前に迷ったところを、いま使っている側から答えておきます。どれも、注文ボタンを押す前にしばらく考えたことばかりでした。
買う前に迷った点
| 古くさい香りではないか | 緑の苦みは今でもむしろ新鮮でした。古さが出るとしたら、量を多く吹いたときだけ | |
| 125mLは多すぎないか | 毎日使う香りではないので多いのは事実。ただし焦って減らす理由もありません | |
| 男性専用の香りに見えないか | 瓶の見た目は確かに男性寄り。中身は草と木なので、性別より服装に左右されます |
迷いが残るなら、季節と場所を決めてから試してみてください。僕の場合、真夏の屋外では強すぎて、冬のコートの内側ではちょうどよく収まりました。同じ1本でも、それくらい振れ幅があります。
この香りを選ぶ人へ
緑の瓶のポロは、香水で自分をよく見せる道具というより、身支度の最後に整えるための一本です。甘さで惹きつけたい日には向きませんが、清潔にしている人だと分かってほしい日には、これ以上のものがなかなか見つかりません。
この記事のまとめ
- 草の苦みと乾いた木が同時に香る、甘さの少ない緑の香り
- 体感8時間と長め。1プッシュを直接肌に当てず、空中に吹いてくぐる使い方が合います
- 買うときは色の名前が付いていないか、125mLかどうかを確かめてください
甘い香りが並ぶ棚の中で、この一本だけが違う方向を向いています。そこに惹かれた時点で、たぶん相性は悪くありません。
在庫と価格は動くので、気になったタイミングで見ておくのが確実です。
※本記事はプロモーションを含みます

コメント