育毛トニックとスカルプエッセンスは何が違うのか

棚には似たようなものが並んでいます。トニック、エッセンス、ローション、セラム。名前が違うだけで中身は同じこともあれば、狙いがまるで違うこともある。見分け方と、使う順番を整理します。

目次

名前は分類ではない

これらの言葉に、法律上の区分はありません。作った側が付けた呼び名です。

だから「トニックだからこう」という読み方はできない。見るべきは、区分と成分です。

区分表示のされ方中身
化粧品化粧品と書かれる整える目的
医薬部外品薬用と書かれる有効成分が入る
医薬品第◯類などの表示効能が認められている

薬用と書かれているものは、有効成分の欄が別に存在します。そこを見れば何を狙っているか分かる。

化粧品の区分のものは、頭皮の環境を整えるところまでです。そこを越えた効果は書けません。

清涼感の役割

トニックと呼ばれるものには、つけた瞬間に冷たく感じるタイプが多い。

これはメントールなどの働きで、血流や毛根に作用しているわけではありません。感覚として涼しく感じているだけです。

だから清涼感の強さと効果は関係しません。むしろ強すぎると、乾燥している頭皮にはしみる。

夏場のさっぱり感を目的に使うなら合っています。そこは正直に、使い分ければいい話です。

何を狙っているかで分ける

名前ではなく、狙いで分けると分かりやすくなります。

狙い入っているもの期待する範囲
清涼感メントールなど使用感
環境を整える保湿・抗炎症の成分フケ・かゆみ
毛根に働きかける有効成分抜け毛の抑制など
生やす医薬品の成分発毛

上から3つは、頭皮の状態を整える方向です。一番下だけが、性質の違う話になります。

自分が何を求めているかを決めてから選ぶと、棚の前で迷わなくなります。

探すなら

スカルプエッセンス・頭皮用ローション

整える目的のものと生やす目的のものは、そもそも別のカテゴリだと考えたほうがいい。

複数の狙いを1本で兼ねている製品もあります。その場合、それぞれの成分量は控えめになる。

1つに絞ったものと兼ねたもの、どちらが良いかは目的によります。はっきりした症状があるなら絞ったほう、全体を整えたいなら兼ねたほうが向きます。

自分の目的が定まっていないうちは、何を買っても判断できません。先に、何を解決したいのかを決めてください。

つける順番

複数使う場合、順番があります。

基本の流れ

  • 洗って、タオルで水気を取る
  • 根元まで乾かす
  • 地肌に直接つける
  • 指の腹で広げる
  • そのあと整髪料を毛先に

濡れたままつけると、水で薄まります。根元を乾かしてからにしてください。

髪につけても意味がありません。分け目を数か所変えながら、地肌に落とします。

整髪料は最後、しかも毛先に。根元に油分を乗せると、つけたものが届かなくなります。

量と続ける期間

少なすぎて効かない、というケースが多い。

指定された回数と量は守ってください。節約して半分にすると、そもそも設計と違う使い方になります。

期間としては、最低でも3か月。髪の周期があるので、それより短い期間で判断はできません。

毎日つけたかどうかを覚えていないなら、続けた期間として数えられません。洗面所に置いて、目に入る形にしておく。

つけ忘れた日を記録するくらいでちょうどいい。あとで振り返るときに、判断材料になります。

容量と使う回数から、1本が何日持つかを計算しておくと続けられるかどうかが先に分かります。

1日2回使う設計のものを1回に減らすと、持ちは倍になりますが、想定された使い方ではなくなる。

そこまでして続けるなら、1日1回の設計のものに変えたほうが筋が通ります。

つけても届いていない場合

毎日つけているのに何も変わらない、というとき。そもそも地肌に届いていないことがあります。

届いていないときの原因

  • 髪の上からつけている
  • 髪が濡れていて薄まった
  • 整髪料が根元に残っている
  • 量が指定より少ない
  • つけたあとに広げていない

スプレー式のものは、髪に当たって止まりやすい。分け目を作って、地肌に向けて吹いてください。

整髪料が根元に残っていると、油分の膜ができて入りません。その日のうちに落としておく必要があります。

つけたあと指の腹で広げる工程を飛ばすと、一部分だけに集中します。全体に行き渡らせてください。

期待できる範囲を握っておく

整える目的のものに、生やす働きを期待すると裏切られます。

できるのは、環境を良くしておくこと。フケやかゆみが減れば、洗い方や他の対策も効きやすくなります。

ただ、進行している薄毛そのものを止める力はありません。そこは区分が違う話です。

だから「1年使ったのに変わらない」という感想は、製品の問題というより期待の置き方の問題であることが多い。

何のために使うのかをはっきりさせておくと、続けるべきかどうかも自分で判断できます。整えるためなら続ける価値があるし、生やすためなら別の手を並べる必要がある、というだけです。

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まとめ

トニックやエッセンスという名前に区分はありません。表示を見ます。

清涼感は使用感の話で、効果とは関係しません。

根元まで乾かしてから、地肌に直接つけます。整髪料は最後で毛先。

整える目的と生やす目的は別のカテゴリです。期待の置き方を決めてください。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

「かっこよくなりたい」を、ファッション・香水・美容・ガジェット・インテリア・仕事・健康まで丸ごと。大事にしているのは、実際に自分で買って使った"本音レビュー"——良い点も悪い点も包み隠さずお伝えします。テーマは「人生を豊かに生き抜く」。MEN'S EDIT を運営、YouTubeでも動画で発信中です。

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