気化式の加湿器は、水をヒーターで温めずに、送風だけで自然に蒸発させて部屋をうるおします。毎日使っても1か月の電気代が約60円(パナソニック FE-KX05Dの場合)という機種まであります。冬のあいだ電気代を気にせずつけておきたい人に向けて、パナソニック、SwitchBot、アイリスオーヤマ、ダイキンの5台を比べました。
この記事でわかること
- 気化式の加湿器で期待できること
- 5台の加湿量と、それぞれの強み
- 部屋の広さや使い方に合う1台
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
気化式にするメリットは?
気化式でまず見てほしいのは、加湿しすぎにくいところです。SwitchBotの気化式加湿器は、水が自然に蒸発するしくみで過剰な加湿を防ぎます。アイリスオーヤマのエネミストも、過剰に加湿されないぶん結露ができにくい作りです。
もう1つは電気代です。SwitchBotはヒーターを使わず送風だけで加湿するので、消費電力は約15Wに収まります。エネミストも定格消費電力は15Wです。
寝ている間も加湿器を止めたくない人にとって、消費電力の低さは見逃せないところです。
加湿器をほかの方式まで広げて比べたいときは、加湿器のおすすめ記事が参考になります。
とはいえ、同じ気化式でも加湿量や広さの目安は機種ごとにかなり違うんです。5台でどれくらい差があるのか、次で確かめてみます。
5台の加湿量と強み
まずは1時間あたりの加湿量と、それぞれの強みを見てください。
| 商品 | 1時間の加湿量 | 強み |
|---|---|---|
| パナソニック FE-KX05D-W | 500mL | 壁ぎわに寄せて置ける薄型 |
| SwitchBot 気化式加湿器 | 750mL(最大) | 洋室21畳までムラなく加湿 |
| アイリスオーヤマ エネミスト AHM-MVU55A | 550mL(最大) | ファンまで分解して丸洗い |
| ダイキン MCK505A | 460mL | 空気清浄と脱臭も1台で |
| パナソニック FE-KF07D-W | 700mL | のど・肌モードなど運転モードを選べる |
加湿量はSwitchBotの750mLが5台の中でいちばん多く、ダイキンの460mLがいちばん少なめです。ただ、ダイキンは空気清浄機を兼ねた1台なので、加湿量だけで比べると見誤ります。
パナソニックの2台は、タンクがどちらも4.2Lで、フィルターの交換目安も同じ10年。見分けるところは加湿量で、FE-KX05D-Wが500mL、FE-KF07D-Wが700mLです。
壁ぎわに置きたいのか、リビングを1台でまかないたいのか、空気清浄機も兼ねたいのか。置きたい場所と目的を先に決めておくと、この表から候補は自然と絞れてきます。
リビングのように広い部屋で使うなら、加湿量と畳数の目安をセットで見てください。

気化式加湿器のおすすめ5台
パナソニック FE-KX05D-Wは壁ぎわにぴったり置ける
加湿器を部屋の真ん中に置くと、通るたびによけることになります。FE-KX05D-Wは薄型ボディで、壁にぴったり寄せて置ける1台です。結露しにくく周りが濡れない気化式なので、壁ぎわに置いても大丈夫です。
加湿能力は500mL/hで、目安は木造8.5畳・鉄筋14畳。4.2Lのタンクで、連続加湿は約8.4時間もちます。同じパナソニックのFE-KF07D-Wより長く持つので、給水の回数を減らしたい人はここを見ておいてください。
電気代の安さも見どころです。ヒーターレスなので、毎日使っても1か月の電気代は約60円(FE-KX05Dの場合)に収まります。ナノイーを本体の内部に充満させる「フィルター清潔モード」を積んでいて、フィルターの交換目安は10年です。替えのフィルターを毎シーズン買い足さなくていいので、長く使うほど手間の差が出てきます。
アロマには対応していないので、香りも一緒に楽しみたい人は別の機種を探してください。価格は33,000円前後です。木造8.5畳までの部屋で、壁ぎわに1台置いておきたい人にぴったりです。
21畳のリビングまで届くSwitchBot 気化式加湿器
広いリビングで使うなら、SwitchBotの気化式加湿器が頼りになります。加湿量は750ml/h(最大)で、21畳のリビングをムラなく加湿できます。
タンクは4.5L入り、本体サイズは380×200×402.5mm、重さは5.8kgです。消費電力は約15Wで、1日中使っても経済的な省エネ設計になっています。Wi-FiとBluetooth Low Energyに対応したスマート加湿器でもあります。
気をつけたいのは、21畳が洋室の目安であること。和室なら13畳までになります。それでも、リビングを1台でうるおせれば、部屋ごとに加湿器を買い足さずに済むでしょう。
広い部屋に必要な加湿量は、20畳向けの加湿器の記事でくわしく書きました。
価格はSwitchBot公式店で19,800円です。アイリスオーヤマのエネミストと同額で並びます。家族が集まる広いリビングを、1台でまかないたいときの候補です。
アイリスオーヤマ エネミスト AHM-MVU55Aはファンまで丸洗いできる
掃除ができずに、カビや水アカの発生源になりがちなのがファンです。エネミストは全分解できるので、そのファンまで水で洗えます。汚れが気になったときに、奥まで手を入れて洗えます。
ヒーターレスで火傷の心配がないので、お子さんやペットがいる家でも置きやすい1台です。加湿の強さは静音・中・強の3段階で、最大加湿量は550ml/hです。広さの目安は木造和室9畳・プレハブ洋室15畳。タンクは約4L、質量は約2.8kgで、定格消費電力は15Wになります。3段階を切り替えられるので、部屋の乾き具合や時間帯に合わせて強さを選べるのもいいところです。
1つ知っておきたいのは、静音運転だと加湿量が約200ml/hまで下がること。中なら約350ml/hまで戻ります。
価格は19,800〜20,320円です。手入れのしやすさを何より大事にしたい人なら、まず候補に入れておきたい1台です。
加湿と空気清浄を1台で済ませるダイキン MCK505A
空気清浄機と加湿器を2台並べると、それだけで場所を取ります。MCK505Aは加湿ストリーマ空気清浄機で、1台で両方をこなします。加湿方式はダブルパスミキシング方式(気化式)で、加湿量は460mL/hです。
空気清浄の目安は〜15畳(〜24m2)。集塵は静電HEPAフィルター、脱臭はストリーマ放電と脱臭触媒(再生方式)の組み合わせです。部屋のにおいも一緒に気にしている人には、ここが加湿器単体にない強みになります。
見た目はスクエアフォルムのスリムタワー型で、部屋にさりげなくとけ込みます。タンクは約2.7L、本体質量は水なしで9.5kg。
注意したいのは、加湿の目安がプレハブ〜13畳、木造〜8畳と、空気清浄の〜15畳より狭いことです。加湿空気清浄機をほかのメーカーとも比べたい人は、加湿空気清浄機のおすすめもどうぞ。
価格は30,500〜32,970円です。空気清浄機をまだ持っていないなら、置き場所が1台分で済むのは大きいはずです。
パナソニック FE-KF07D-Wは場面ごとにモードを選べる
加湿能力は700mL/hで、目安は木造12畳・鉄筋19畳まで。同じパナソニックのFE-KX05D-Wより、ひと回り広い部屋まで対応します。
運転モードには、お急ぎ、おまかせ、のど・肌、おやすみがあります。場面に合わせて選べるので、昼と夜で運転を変えたい人にも使いやすいはずです。「のど・肌」という名前のモードがあるのも、乾燥が気になる季節には選ぶ理由になります。DCモーターを積んだ省エネ設計で、タンクは4.2L、連続加湿は約6.0時間です。
長寿命加湿フィルターは交換目安が10年で、すみずみまでお手入れしやすい作りになっています。
こちらもアロマには対応していません。価格は30,800円前後です。
FE-KX05D-Wでは少し足りないけれど、SwitchBotほどの広さはいらない。そんな部屋にちょうどいい加湿量です。

最初の1台ならFE-KF07D-W
寝室にもリビングにも置けて、あとから困りにくい1台を選ぶなら、僕はパナソニックのFE-KF07D-Wをすすめます。
理由の1つ目は、置ける部屋の幅です。目安は木造12畳・鉄筋19畳までなので、引っ越しや模様替えで置く部屋が変わっても使い回せます。加湿能力は700mL/hあり、5台の中ではSwitchBotに次ぐ加湿量になります。
2つ目は、フィルターの交換目安が10年あること。しばらくフィルターの買い替えを考えなくていいので、長く使う家電として気が楽でしょう。
運転モードも選べて、夜はおやすみ、帰ってすぐはお急ぎと、1日の中で使い分けられます。価格は30,800円前後。気化式の加湿器を初めて買うなら、パナソニックのFE-KF07D-Wから見てみてください。
※本記事はプロモーションを含みます

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