メゾン フランシス クルジャン 724 を使い込んで分かった実力と弱点

ミニマルで清潔な寝室

白いシャツを着る日って、香水がいちばん選びにくいですよね。甘い系だと浮くし、かといって無香だと少し寂しい気もします。結論から言うと、メゾン フランシス クルジャン 724 はその隙間にはまる一本でした。使い込んだ僕が、香りの変化と体感の持続、4万円台という値段の現実、買う前に知っておきたい弱点まで書きます。

この記事でわかること

  • 724 が実際どんな香りで、時間でどう変わるのか
  • 体感でどれくらい持って、どのくらいの距離まで届くのか
  • 4万円台を出す前の弱点と、35mLと70mLのどちらを選ぶか
  • どんな服装と場面に似合って、逆にどんな人が外すのか

メゾン フランシス クルジャン 724 オードパルファム 70mL

参考価格 44,000円前後

都会的で清潔感のある香りを毎日使いたい人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

結論:724は「都会の朝」の香りです

724が本領を出すのは、夜より朝、室内より外、それも街の中です。系統はムスキー フローラル。トップにベルガモットとアルデヒドが置かれ、真ん中でジャスミンアブソリュートやスイートピーがふわりと開いて、最後はサンダルウッドとホワイトムスクで着地します。並びだけ見ると難しそうですが、体感はもっと単純で、洗いたてのシャツに花の気配を一枚だけ足した香りです。

買うときは、同じ棚にあった石けん系のシトラスムスクと最後まで迷いました。清潔感だけで選ぶなら、正直そちらのほうがずっと安く済みます。それでも724にしたのは、清潔さの手前に薄い花の膜があるからでした。石けんだけだと「風呂上がりの人」で終わってしまうところを、724はちゃんと「香りを選んでいる人」に見せてくれます。

結果として、それまで平日の定番だった石けん系のムスクは、ここ半年ほとんど減っていません。棚の手前の位置が静かに入れ替わりました。毎日つける一本を探しているなら、724は相当強い候補です。

総合評価:4.0 / 5.0 ★★★★☆

香りの良さ ★★★★☆
清潔なのに平坦にならない
色気 ★★★☆☆
夜より昼に寄っています
万人受け ★★★★☆
嫌う人がほとんどいない
持続 ★★★☆☆
体感5〜6時間

Ryo

香水を褒められるより先に、感じのいい人だと思われる香水です。

メゾン フランシス クルジャン 724 の基本情報

項目 内容
ブランド メゾン フランシス クルジャン
商品名 724 オードパルファム
濃度 オードパルファム(EDP)
容量と価格 70mL 44,000円(税込)/35mL 24,310円(税込)
香調 トップ:ベルガモット、アルデヒド / ハート:ジャスミンアブソリュート、スイートピー、モックオレンジ / ベース:サンダルウッド、ホワイトムスク
系統 ムスキー フローラル
数字は各商品ページの表記にもとづきます

数字を見て手が止まりますよね。僕も止まりました。70mLで44,000円なので、1mLあたりにすると約630円です。35mLは24,310円で、こちらは1mLあたり約695円。量が多いほうが単価は下がる、という当たり前の形になっています。

それでも、はじめの一本なら35mLでいいと思います。724は主張の強い香りではないので、好きかどうかは三日つけてみないと分かりません。逆に、通勤で毎日使うと決めているなら70mLです。減り方はゆるやかで、ワンプッシュ運用ならかなり長く付き合えます。

ひとつだけ先に言っておくと、これは気軽に試せる値段ではありません。ムエットに吹いたときの印象と、肌に乗せた印象がけっこう違う香りでもあります。僕の腕の上では、紙の上よりずっと柔らかく、金属っぽさが早く引きました。近くに試せる場所があるなら、一度肌に乗せてみるのが確実です。そこで気に入れば、あとは何年も付き合える一本になります。

メゾン フランシス クルジャン 724 オードパルファム 70mL

参考価格 44,000円前後

都会的で清潔感のある香りを毎日使いたい人向け。

香りの変化

724は「最初と最後で別の顔になる」タイプです。とくに序盤の数十分が独特で、ここだけで判断されると本当にもったいないんです。時間ごとに何が起きているかを、僕の腕の上で起きたとおりにたどっていきます。

STEP 1|0〜30分

ベルガモットとアルデヒド

きゅっと締まった金属質の明るさ。ここがいちばん人を選びます

STEP 2|〜3時間

ジャスミンアブソリュート、スイートピー、モックオレンジ

白い花が薄い膜になって立ち上がる時間帯

STEP 3|それ以降

サンダルウッド、ホワイトムスク

肌のすぐ上に残る、乾いた清潔さ

トップ

つけた直後は、ベルガモットとアルデヒドの二枚看板です。つけてからだいたい20〜30分。ベルガモットの明るさよりも、アルデヒドの張りつめた感じのほうが前に出ます。

例えるなら、よく晴れた朝に窓を開けた瞬間の空気です。冷たくて、少し金属っぽくて、それでいて刺さらない。柑橘の甘酸っぱさを期待していると、たぶん一瞬「あれ?」となります。僕も最初はそうでした。

ここが724の入口であり、いちばん賛否が割れるところでもあります。「化粧品っぽい」と言われるのはほぼこの時間帯で、実際その通りの手触りです。ただ、この張りがあるおかげで、あとから来る花が甘ったるくならずに済んでいます。急がずに待ってください。

ミドル

30分を過ぎたあたりから、金属質の張りがゆるんで花に入れ替わります。ジャスミンアブソリュート、スイートピー、モックオレンジ。名前を並べると華やかですが、香りはまったく派手ではありません。

僕の体感だと、花束というより花のあった部屋です。誰かが花を活けていた部屋に、あとから入ったときのあの感じ。ぼやけていて、どの花とも言い切れない。この曖昧さが724の良さだと思っています。

服に近いところで香るので、自分では気づきにくい時間帯でもあります。エレベーターで一緒になったときに、ふっと気づかれるくらいの距離感。自分が目立つのではなく、その人の印象だけ良くしてくれる香りだと思います。

ベース

3時間を過ぎると、サンダルウッド&ホワイトムスクの世界に落ち着きます。ここからはもう「香水」というより、その人の肌のいい状態、みたいな残り方になります。

ウッディといっても、木の重さはほとんど出ません。サンダルウッドがミルクっぽい丸みを添えて、ホワイトムスクが全体を白く均していく感じです。真ん中まであった花の気配は、うっすらとだけ残って溶けていきます。

体感の持続は5〜6時間。朝つけて、夕方に袖口から自分で気づくくらいです。ただしここは距離が近くて、腕一本ぶん離れると分かりません。ここを物足りないと取るか、ちょうどいいと取るかで、この香水の評価は真っ二つに分かれます。

正直な注意点

いいところばかり書いても仕方がないので、買う前に知っておいてほしい点を二つ挙げます。どちらも724がそういう設計だから起きることで、好みの問題として先に知っておいてほしい話です。

注意

① 最初の10分で評価が分かれます。アルデヒドの金属的な明るさが先に立つので、この時間だけで判断されると損をします
② 香りの届く距離が短いです。ベースがホワイトムスク主体なので、体感5〜6時間残っても届くのは腕一本ぶんくらいの近さです

一つめは、店頭でムエットに吹いて「うーん」となりやすいこと。紙の上ではアルデヒドが尖ったまま止まってしまい、そのあとの花もムスクも出てきません。肌の上で30分待てるかどうかが、この香水と出会えるかどうかの分かれ目です。

二つめは、存在感で押したい人には向かないことです。すれ違った人が振り返る種類の香りではありません。強く香らせようとして量を増やすと、アルデヒドだけが前に出て、清潔どころか少しきつくなります。ワンプッシュか、多くても二回。それ以上は逆効果でした。

合う人・合わない人

724は万人受けする香りですが、「誰が買っても満足する」とはまったく別の話です。何を求めて香水を買うか、そこで向き不向きがはっきり出ます。

こんな人に合う

  • ✓ 白シャツやネイビーのジャケットをよく着る人
  • ✓ 香水をつけていると気づかせずに、感じよく見せたい人
  • ✓ 甘い香りが苦手で、シトラスだけでは物足りない人

合わないかも

  • × すれ違いざまに振り向かせたい人

とくに相性がいいのは、服がシンプルな人です。白、ネイビー、グレー。素材でいうとコットンとウール。香りに色がほとんど付いていないぶん、服の清潔感をそのまま持ち上げてくれます。逆に、香りで自分のキャラクターを立てたい人には、たぶん物足りません。

もうひとつ。香水を「一日一本」と決めている人にも合います。724は他人の香りとぶつかりにくく、時間が経っても崩れません。会議でも食事でも邪魔をしないので、朝つけたら夜まで気にしなくていい。この気楽さは、値段のわりに語られていないと思います。

使う場所と時間

僕がこの香水を一番よくつけるのは、月曜の朝です。髪がまだ半乾きのうちに、シャツの胸元へワンプッシュ。白シャツにネイビーのジャケット、革靴。駅のホームから会議室まで、昼の光の下にいる時間がずっと続く日によくはまります。

使う場面

仕事・オフィス これ以上ないくらいはまります
夜デート 色気で押す香りではありません
休日 昼の外出向き。カフェや買い物に
真夏 クリーンな系統なので崩れにくく、量だけ控えめに

夜に弱いわけではないのですが、暗いところだと香りの白さが行き場をなくします。食事の席では邪魔をしない代わりに、印象にも残りません。夜に一本だけ持っていくなら、724は選ばないというのが正直なところです。

休日なら昼です。土曜の午前、コーヒーを買いに出るくらいの外出に合います。真夏も意外と使えました。汗ばんだ肌の上でアルデヒドが立ちすぎないよう、量だけ半分に落としています。

保管で中身は変わる

香水は買ってからの置き場所で、けっこうあっさり変わります。とくに724はトップのアルデヒドが繊細です。傷んだときに最初に濁るのも、だいたいそこです。

置き場所と影響

直射日光の当たる窓際 × 紫外線と温度差で香りが濁ります
浴室・洗面所 × 湿気と温度の上下が大きく、トップの明るさから先に落ちます
暖房の近く × 熱で香りの立ち方が変わります
70mLを選んだとき 注意 使い切るまで時間がかかるので、箱に戻して暗い場所へ

70mLを買うなら、保管の差がそのまま出ます。毎日ワンプッシュでも数年単位で付き合う量なので、置き場所ひとつで後半の香りが変わります。箱を捨てずに取っておいて、クローゼットの中の棚に立てておく。それだけで十分です。

口コミの読み方

このブランドは名前が先行しているぶん、感想も強い言葉になりがちです。

口コミの読み方

高すぎる そのとおりです。ただ70mLなら1mLあたりの単価は下がるので、毎日使う人ほど納得しやすくなります
地味だと言われる 主張しない設計なので当たっています。派手さを求めて買うと確実に外します
石けんの匂いと言われる トップの数十分だけで判断するとそうなります。花とムスクが乗るのはそのあとです

「高すぎる」は、もっともな感想だと思います。4万円台は、迷わず出せる金額ではありません。それでも減りの遅さと出番の多さを考えると、僕の中では一年で元が取れた側に入りました。逆に、月に数回しかつけないなら35mLで十分です。

「地味」という感想も、当たっています。ただ地味さの中身が問題で、724の場合は薄いのではなく、あえて主張を抜いてあるという地味さです。ここを取り違えると、買ったあとで棚の奥に行きます。

まとめ

この記事のまとめ

  • ✓ 白シャツとネイビーに合わせる、昼と朝の香り
  • ✓ 体感の持続は5〜6時間。届く距離は腕一本ぶん
  • ✓ 毎日使うなら70mL、試すなら35mLから

724は、香水で目立ちたい人の一本ではありません。清潔感を一段だけ引き上げて、あとは黙っていてくれる香りです。僕が平日の定番を入れ替えたのも、香りの強さではなく、この扱いやすさが理由でした。

値段はやはり重いので、無理に薦める気はありません。ただ、白いシャツを着る日に毎回迷っているなら、その迷いは724でだいたい終わります。試せる機会があるなら、肌の上で30分だけ置いてみると、この香りの本体に会えます。

メゾン フランシス クルジャン 724 オードパルファム 70mL

参考価格 44,000円前後

都会的で清潔感のある香りを毎日使いたい人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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